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非主流の3DCGソフトを使う!

 『ALWAYS 三丁目の夕日』などでその実力を見せてくれた白組が、実写版『宇宙戦艦ヤマト』のためにスタッフを募集している。

 応募条件は「Maya」というソフトが使えること。


 円谷プロも以前からスタッフを募集していて、VFXデザイナーの応募条件には「3ds max、SOFTIMAGE|XSI 、MAYA(中略)等のアプリケーションを使用出来る方」とある。


 もちろん、私は上記のソフトなんて使えない。触ったことも無い。

 私が使っているのは「STRATA STUDIO Pro Ver.2.5」という10年以上前のソフト。一応モデリングからアニメーションまでこなせる総合ソフトではある。


 が、リアルな人体とか怪獣(笑)のモデリングはちょいと不得手。

 プロの作例に登場するキャラもデフォルメ系がほとんど…イラストレーターである駄場寛さんのサイト

を見るとこのソフトの得意分野がわかると思う。

 
 私の場合、背景を3DCGにしてキャラを2Dにするという使い方が多かった。

 例えば、こんなの。

studio7の映像実験室-アシカ


 人物とアシカは、床に落ちる影とか写り込み用に3Dの“仮モデル”を作ってある。
 それをプリントアウトしたものを「下描きの下描き」にしてアナログの線画を描き、最終的にPhotoshopで着色&合成。
 
 少なくとも私の力量では生物をリアルに作ることは不可能だし、手で描いた方が早いし。


 とにかくこの旧式ソフトでリアルな生物や凝ったアニメーションを作るのは私には至難の業である。
 どっちにしても、巷の主流はMayaであり3ds Max…。


 でも、このSTRATAでまだまだ出来ることはある、と思う。

 少しずつ実験は続けていく。

 とりあえず、こんなの作ってみました。


プロが遊ぶと、凄い!


…こりゃ敵わないですわ、センスも技術も…。

相変わらずマイノリティー

 我がスタジオも無線LANを導入しようと思い立った。
 
 iMacが現在のメイン機で、PowerMacG4はMacOS9でしか使えない音楽ソフトと3DCG専用機という位置づけなので、当初は特にLANを組む必要性は無かった。
 が、今年(学割で)MacBookPro17"を導入、メモリだの何だのを強化したもんでウチで最強最速のMacとなった。
 このMacBookは授業での使用と外出時のプレゼン用になっているが、そのままではもったいない。


 が、ちょいとNTT東日本から貸与されているルーターの取説を確認したら「無線LANはMacOS非対応」と書いてある。
 Mac専用の無線LANマシン「AirMac」を使えば何とかなるのかな~、と思って、先日銀座のアップルストアへ。
 店のスタッフにルーターのことを説明すると「ん~~~~~~~。その環境ですと…ちょっと無理だと思いますが…申し訳ございませんが、アップルとしては確実なお答えが出来ないのでNTT東日本さんにお問い合せいただいて…」

 銀座まで足を運んで、3分ほどで要件が済んでしまった…しかも不本意な形で。

 悔しいので、木村屋の酒種あんぱんと文明堂のバームクーヘンを買って帰宅。


 で、今度はNTT東日本に電話。

 結論から言うと、やはりダメだった。

 ウチはマンションタイプのBフレッツで、専用ルーターは我が家にあるものが唯一の機種だそうで。

 「Macユーザーさんからのご要望も沢山いただいてはいるんですが、最終的には当社の費用対効果の問題になってしまいまして…」

 
 悔しいので、デアゴスティーニの『東宝特撮映画DVDコレクション』の『モスラ対ゴジラ』を観てやった。
 全然解決になってないが。


studio7の映像実験室-モスゴジ



今回のびっくりどっきりメカ (後編)

 我がスタジオに新規投入したサンプラー「Roland SP-404」。

 無事にメディアのフォーマットも済み、実験開始!


 …ありゃ。


 ミッションがほぼ終了してしまった。

 あるイベントで、「ライブの動きに合わせて効果音を出したい」との依頼(命令?)を受けての作業である。
  
 SP-404の機能を以てすれば、本体と1GBのコンパクトフラッシュを合わせて最大120種類の音を取り込める。
 時間で言うと、標準音質の場合最大で386分の長さを取り込める。

 だが、そんなに沢山の音を一度にコントロールすることは私には不可能なので、パッと見で操作出来そうな限界である12音に絞り込むことにした。

 使用状況を想定して私の効果音ライブラリー(ってほどの数は無いが…)から12種類の音を厳選。必要に応じて音程を変えたりエフェクトをかけるなどの加工をしてサンプリングした。

studio7の映像実験室-PC周辺音響機器

 このサンプリングの作業が、予想以上に簡単だった。

 効果音ライブラリーはiMacに入っている。
 iMacの音はもともと全部USB接続のオーディオキャプチャー機を通しているのだが、その出力端子とSP-404の入力端子をつないでやれば準備完了。

 あとは、ソフトは何でもいいから必要な音を鳴らし、タイミングを合わせてSP-404の「REC」ボタンを押せば良いだけ。


 サンプリングした音でしばらく遊んだので、もう飽きちゃったし(うそ)。

 ああ、ヒマになっちゃったなあ(うそです、うそ!)

 今回のサンプリング作業は、プロジェクトのごく一部に過ぎないのであった…。

今回のびっくりどっきりメカ (前編)

【前回までのあらすじ】
 強制的に新たなプロジェクトに巻き込まれ、音響効果を担当することになった私。しかし、それはサンプラー(サンプリングマシン)が必要とする作業であった。物置から古いサンプラーを発見するが、電源アダプターもマニュアルも記録メディアも無くて使い物にならない。
 そんな中、睡眠導入剤を服用直後の判断力が低下したアタマでサンプラーの関連サイトを検索、気づいたらAmazonの「注文する」ボタンをクリックしていたのであった。


で、手元に届いたのである。

 RolandのSP-404というサンプラー。

 大きさは、ほれ、ウルトラアイと幅が同じくらい。

studio7の映像実験室-新サンプラー


 既にこの後継機種(&上級機種)も出ているのだが、機能としてはこいつで十分。
 それに、他と比べて安いし。


 サンプラーというのは、録音した音を鍵盤やパッドを叩くことで再生する機械である。

 特に鍵盤でコントロールするタイプのサンプラーを買ったヒトのほとんどは、「あ~」とかいう自分の声をサンプリングして、それを♪ドレミ…と鳴らして遊んだハズ。あとは「こんにちは」をサンプリングして「こここここんこんこんにちは」みたいに“演奏”してみたりとか。

 さて、SP-404。
 マニュアルを見ると、内蔵マイク&外付けマイク&外部入力端子から音を取り込めるだけでなく、コンパクトフラッシュを介してパソコンのデータ(WAVファイルとAIFFファイル)も読み込める。
 それらの音はそのまんまでも使えるし、内蔵のエフェクターで様々な効果をかけることもできる。

 サンプリングした音を任意のパッドに割り当ててそいつを叩くと音が出るわけだが、シーケンサーの機能も付いているので、やろうと思えばこの1台で音楽が作れてしまう。


 遊べる!


 …はず。


 え~っとですね。

 マニュアルを読んだら、本体メモリだけだと容量が少ないし、パソコンのデータを読み込むためにコンパクトフラッシュが必要であろうと。
 で、さくらやのポイントカードで買えそうな価格だったので新宿に行ったら、このサンプラーに使える“タイプI”なんて売ってなかった。今はタイプIIが普通なのだ(コンパクトフラッシュというメディア自体がぼちぼち絶滅するのではないか?)
 気をとりなおしてイシバシ楽器に行った。餅は餅屋、楽器は楽器屋である。が「すみません、メディアは扱って無いんです」との回答。

 結局、本体同様Amazonで買うこととなった。

 それが今日届いた。


 え~っとですね(またかいっ!)。

 コンパクトフラッシュはSP-404本体でフォーマットしないと使えないとマニュアルに書いてある。
 で、フォーマットしてみた。
 …いや、している最中…かれこれ2時間経っているのだが、まだ終わらない。
 マニュアルには「フォーマット中は電源を切らないでください。メモリー・カード(コンパクトフラッシュ)が破壊されて使用できなくなる恐れがあります」とあるので、ただ見守るのみ。


 いったい、どうなるんだ?

(つづく)