私のストリップ日記から、夏野かをりさんの引退の話を披露します。

 

夏野かをりさんが年内いっぱいで引退することを知って、H22年10月中のTSに何度も足を運んだ。そのときに、かをりさんに渡した手紙をこっそり披露します。私と一緒に惜別の気持ちを分かち合って頂けると嬉しいです。

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今回は個人的な手紙を書かせてもらいました。また、引退の話を聞いて、どうしても私のストリップ・メモリアルに夏野かをりさんのことを記憶させておきたくなりました。

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東洋の名花がまた1人引退してしまう・・・たまらなく悲しい!

 今週は、かをりさんの引退を聞いて、最初の劇場通いになります。今は仙台から関東に戻ってきているから、会社帰りに木更津から足繁く通っています。毎日TSに通うと午前様なので寝不足になりますが、今週は気合が入っていますよ。

 

 六年目のかをりさんのステージ、本当に素晴らしい。今回の出し物は‘ラテン・サンバ’。かをりさん、こんなに踊りが上手だっかなと思ってしまうほど(失礼!)、すてきな出来栄えです。初日に来たときに、たまたま私のストリップ仲間がいて、彼はロック系中心なので、かをりさんのステージを4~5年ぶりに見たと言っていたのですが、「別の踊り子さんの応援に来たのだけれど、今週のステージ№1は夏野かをりさんだ!」と絶賛していました。私も同感です。「かをりさん、引退するんだよ」と彼に話したら、びっくりしていました。「こんなにいいステージをするのにもったいない!!」誰もがそう思うでしょう。

 

 私は、かをりさんのステージを眺めながら、懐かしい記憶をたどっていた。私のストリップ日記から思い出話をしてみたい。

 夏野かをりさんは、2005年8月頭に大阪東洋ショーでデビュー。私との初顔合わせは、その翌月の9月中の浜劇。若さ溢れるチャーミングな笑顔に一目で参ったのを鮮明に覚えている。私は手紙でかをりさんの心をノックしたら、「かをりは、もっと2踊りたいと思ってしまい、家で練習して寝坊したり・・zzz・・でもスゴイ楽しくて。(中略) ファンの人とかがお手紙とかくれると目が潤んじゃってストリップやってよかったって思い、今感動していますよ。自分が頑張ったことを認められると嬉しいですもの」との丁寧なお返事を頂く。

 その翌週9月結は仙台ロックの東洋大会に出演。なんと私は10月から仙台転勤が決まってて、その週にアパートを決めるため来仙。アパートは早々に決めて、2日間仙台ロックに通いつめた。雨宮琴さん、本庄恵梨果さん、遠野こころさんというベテランの姐さん達に囲まれて新人のかをりさんが元気に踊っていた。「仙台ロックかなり楽しいよ~みんな良いお姐さんだから、うれしいピョン。まだ三週目だから緊張中。でも、頑張るぞ。仙台まで来てくれてありがとう!」

 それからというもの、関東の劇場にのるときには仙台から遠征し、ずっと応援してきた。もう一度仙台ロックにものってほしくてリクエスト・カードにせっせと名前を書いていたが、ようやく実現したのは、昨年H21年4月頭の仙台ロック東洋大会。このときには仲良しの純名ももさんと一緒。私は嬉しくて毎日通った。また大阪東洋にも遠征し何度かお会いしている。最近では今年H22年3月中に純名ももさんの引退に駆けつけた時に、かをりさんはももさんとチームをやっていた。息の合うチーム・ショー(Friends)がとても印象的だった。

 私のストリップ日記によると、今日(9/18)で、かをりさんに会うのが48日目になる。200枚近くたまったポラを見ていると、五年間の思い出がどんどん蘇ってくる。

 

 かをりさんは18歳でデビューしているから、六年目といっても23歳とまだ若い。今が踊り子として一番油がのってきた時期である。

 かをりさんの外見は、まさに、お隣の綺麗なお姉さんタイプ。これだけでも十分男性を夢中にさせる。そして20歳を超えた頃に大人の女性特有のたまらない色気が香り出した。「色っぽいって言ってくれてありがとう。2008年も頑張ります」

 若いこともあるが、ヌードは完璧なまでに綺麗で、うっとりさせられる。身体のすべてが綺麗と云えるが、特におしり好きの私には、かをりさんのヒップは絶賛もの。そのことを手紙に書いたときに、「おしり褒めてくれてありがとう。自分で言うのもなんですが、おしりには自信がありますよ。」 やっぱり~!! 「おしりは命です。いっぱい見てね。。」はい、しっかり見てました。引退するなら、おしりをお土産にほしいくらいです(笑)。

 私は寝不足でたまらなく眠いときでも、かをりさんの時には目がシャキーン!!となった(笑)。「私の時に目がシャキーん!! ってのが面白くって一人で笑ってました。」

 色気が増し、ステージがどんどん良くなってきた。もともとダンス・センスがいいので踊りも上手になってきた。今回のラテン・サンバの完璧さには脱帽する。まさに東洋を代表する踊り子に成長した。

 かをりさんの魅力はそれだけではない。なによりもファンに愛される人柄。ファンには愛嬌たっぷりに振舞ってくれる。私もいつも、ぬいぐるみでつんつんされた。私のことをファンとして認めてくれることが何よりも嬉しかったなぁ~。たくさん手紙交換もしてくれ、本当に仲良くしてもらえた。「太郎さんの手紙に励まされたりしますよ」こんなステキなレディと仲良くなれたなんて最高の幸せ。誠に感謝にたえない。

 

 かをりさんの魅力を私なりに述べてきたが、引退するにはあまりにも惜しい。なんで引退してしまうのか?

 かをりさんからのポラ・コメントに驚いた。 「そうですね。たしかにみんなに言われますが、でも・・・私そんなに自分が踊り子にむいてると思いません。お客さんに言われた一言ですごく凹むし・・・すぐ病んだりしますもの。でも今はふっきれてます。」

 かをりさんが踊り子に向いてないとなったら、いったい誰が向いてると言うのか、そんな人はいないぞ!と私は思わず叫びたくなった。

 ふと、以前、たしか、かをりさんの一周年イベントで、たまたま一緒に浜劇にのっていた東洋の先輩である朝倉希さんが挨拶した話が記憶に蘇ってきた。「かをりんがデビューしたときに、この子、本当に大丈夫かな?と正直、心配になりました。(笑) でも、今では、しっかりとファンも増えて温かく支えられ、こうやって立派に成長したかをりんの姿が見られて、本当に良かったです」 とくに最初の頃はずいぶん悩んだことでしょう。最初の頃のポラにこんなコメントもあったな。「東洋でちょっと体調悪くて、イヤなコトがあったんですケドネ。。べットでつい泣いてしまいました・・・。でも、よい演技だ、泣いたら大人っぽくなったと言われましたが。これからも頑張ります」

 ふだんは愛嬌たっぷり、天真爛漫に振舞っている彼女の心の内はとても繊細なんだなと改めて思いやられた。我々ファンとして、かをりさんの心の支えになり切れなかったことを反省させられる。

 引退するにあたり、悔いがあってはいけない。踊り子に向いていないと思い込み、踊り子を続けたいのに辞めるというのは、ファンとしても納得いかない。しかし、かをりさんのコメントを読みながら、私が気にするような悔いはないような感じを受ける。

 今回の引退は、かをりさん自身がいろいろ悩んだ末の結論なんだろうと思う。踊り子を続けていくよりも、引退する方がより幸せになるとしたなら、これは仕方ないことだと思う。最後は、かをりさん自身の問題であり、我々ファンがとやかく言うべきではない。ファンとしては、かをりさんの決断を温かく受け入れてあげたい。そして、これからのかをりさんの将来に幸あれと心から祈りたい。

 

 最後にもう一度言わせてもらいたい。

「あなたは、夏野かをりを立派に演じきりました。我々ファンの心の中で、夏野かをりという踊り子が永遠に踊り続けることでしょう。あなたは、まさに大阪東洋の名花でした。」

 私はこの文章を書きながら涙してます。これまでかをりさんが私のような者に優しくしてくれたことが嬉しくて胸が張り裂けそうです。心から感謝しています。

 すてきな思い出をたくさん作ってくれて本当にありがとうございました。

 

 引退するまでは、これまで通り精一杯応援させて頂きますのでよろしくです。

 

平成22年10月                             TSにて  

 

 藤森由夏さんから、親友の高柳あすかさんの応援をお願いされてたので、そのレポートを披露します。

 

 由夏さんとのお約束もありましたが、それ以前に、昔から東洋の踊り子さんとは仲良くさせてもらっているので、東洋ファンの私としては最初から新人のあすかさんを応援するつもりでいました。

 2月結に、長く応援している中條美華さんの8周年もあり大阪東洋に遠征した際、あすかさんのステージを初めて拝見しました。由夏さんと同時デビューした方なので注目していました。東洋のスト仲間から評判を聞いていましたが、長身の美人さんで広い東洋の舞台に映える踊り子さんだなぁ~が第一印象でした。

 あすかさんはセクシーなボディでお色気をふりまく大人のレディというイメージ、それに対し、由夏さんは若くて清純なお色気を醸す美少女という感じで、全くタイプが違う。脊丈も年格好も違うように見える二人が仲良しというのがなんとなく不思議でもありました。

 大阪東洋で、私はいつものように新人のあすかさんに手紙でご挨拶しました。私の手紙をしっかり読んでくれて、「太郎さんのレターは新人ダンサーに勇気をくれますね。私ここにいていいんだって思いました。」という嬉しい返事を頂きました。この反応に私は気をよくし、関東の劇場にのる時には是非とも応援したいと思いました。大阪東洋では丸一日4ステージ拝見し、その都度ポラを買い手紙を渡しました。「大阪で蒔いた種が、関東で花開けば」と願い・・。

 

 4月中、とうとうその機会がやってきました。

 初日(月曜日)に早速木更津から応援に行きました。三回目トップのポラ時に滑り込み、二番手あすかさんのラスト・ステージにどうにか間に合う。

 狭いTSでのステージは、狭いがゆえに、あすかさんの美しさが迫ってくる感じがしました。彼女も踊り子としての華をもっています。私は彼女の美しさに魅了されました。

ただ、動きを見ていて、慣れないステージに苦労しているのが分かりました。「最後に転んでしまいました。ステージが変わると不思議な感じですね。もっと頑張らないと。」

 最初のポラのとき、「こんにちは」と声をかけるも、あいまいな笑顔を返してきました。大阪でお会いしたのを覚えていないのかな。デジカメ用の紙に私が名前を記すのを見て、あすかさんが「あっ! 太郎さんですね」と気づきました。思わず苦笑い。私の顔はありきたりなので(笑)印象に残っていなかったのですね。まぁ、それだけ私の手紙の方がインパクトがあったと喜ぶべきか(笑)。

 翌日二日目(火曜日)も会社帰りに寄る。地震による節電協力から平日は三回公演になっている。そのため平日会社帰りだと、二番手あすかさんのステージは、三回目一ステージしか拝見することができず、、非常に残念。「今日もありがとうございます。少し変化はありましたか? 昨日より楽しく踊れてます。」「ちょっとずつ慣れてきました。ただ楽屋がなかなかスペースがあまりないのでくつろげないし、おしりが痛いんです、泣。あと・・・タバコが苦手な私にとってちょっと慣れるのに時間がかかりそうです・・。」

 次は一日置いて、四日目(木曜日)に行く。「太郎さんを見つけると「ホッ」とします。」 応援に来るのも三日目になり、あすかさんは私の顔を見つけると笑顔を向けてくれる。

 ポラの時、「昨日、由夏ちゃんとご飯食べましたよ。TSの先輩として話を聞いてもらいました。」と聞いて驚いた。羨ましい限り。私も二人とご一緒に食事できたらいいなと頭を過る。また、由夏さんは大阪ではなく、東京に住んでいるのか。。と思っちゃう。

 翌日金曜日から土日にかけての三日間は四回公演となった。私は、金曜日に東京で仕事を作り、会社帰りに三回目から入った。通常公演になったせいか、さすがに場内は混んでいた。「四回公演はTSでは今日が初!! 忙しいですね。」

 その翌日土曜日は朝一から入場。一番乗り。「おはようございます!! 今日も朝から元気もらいました。太郎さんの応援すごくリラックスできますよ!!」

 中日六日目まで五日間通ったお陰で、あすかさんの中で私の存在がどんどん大きくなっているのを感じた。フィナーレの時などに私を見つけるとパッと笑顔になってくれ、時に手を振ってくれた。私はそれだけでたまらなく嬉しかったし、あすかさんが愛おしくなっていった。

 いつも平日一ステージしか見れないところが、土曜日は四ステージ拝見できたので、たっぷり彼女の魅力を堪能することができた。

時間があったので、これまでステージで感じていたことをあすかさんにお願いしてみた。

 そのひとつは、オープンやフィナーレでもっと私のところに来て欲しい!ということ。私はかぶりつき大好きを隠したりしない(笑)。気に入った娘には鼻先をかすめるほどのオープンを希望したい。ところが、あすかさんとは距離を感じていた。そこで手紙でお願いしたら、「オープンいっぱい行きますね。待っていて下さい。」とのかわいい返事があり、実際二回目ステージではサービスしてくれ涙が出るほど嬉しかった。ところが次が続かない。「近くに行ってしまってすみません、笑。」なんか私のことを潔癖な男性と思い遠慮しているのか、それとも恥ずかしいのか。そこで、私はいかに自分がかぶりつき大好きかを彼女に分かってもらおうと、私の「かぶりつき論」を手紙でせっせと説明した。オープンのときの私の嬉しそうな顔を見なさい!と(笑)。ようやく、分かってもらえた! お陰で後半は、いっぱいサービスしてもらえたよん。

 もうひとつは、私の手紙にもっと反応して欲しいな!ということ。読んでもらえているとは思ったが、具体的な反応がないので実感が湧かなかった。さりげなく手紙でお願いしたが、これについても反応がなかった。私は踊り子さんとの手紙によるコミュニケーションを楽しみにしている。だから、手紙に反応しない踊り子さんは応援しなくなる。あすかさんは是非とも応援し続けたいので、手紙による楽しい会話を希望した。しかし、これは踊り子さんの厚意に期待するしかない。あすかさんの応援するうえでの今後の課題だね。

 

 休日なので、大阪東洋から、あすかさんのファンが応援に来ていた。「今日は東洋のお客さんも来てくれて元気もらいました!!」 熱心なファンがついているのを見て、ストリップの父を自認する私としては嬉しい限り。こういうのを見て、やきもちを焼くようでは真のストリップ・ファンとは言えない(笑)。ファンがたくさん付かないと出演できなくなり、結局応援したくてもできなくなるからね。

 土曜日は四回公演でもあり、久しぶりにたっぷりストリップを堪能できた。かなり疲れたが心地よい疲れだった。あすかさんもだいぶ疲れたようだ。「全身が筋肉痛になってきました~ぷ」「遅くまでありがとうございました。今日も笑顔で踊れました。あと数日がんばります。」

 翌日の日曜日、七日目は私がお休み。ここで休んだお陰で、後半三日間の応援にラスト・スパートが懸けられた。翌日から平日のため、また三回公演になる。

 八日目(月曜日)のラスト・ステージ、ポラのとき、あすかさんが「次はいつ会えるんですか?」と聞いてきた。昨日休んだこともあり、今週は私と会えるのも今日で終わりかなと感じているようだった。「明日も明後日も応援に来るよ!」と答えたら、とても嬉しそうにしてくれた。その表情を見ただけで十分応援し甲斐があるというもの。

 九日目と十日目は、私は東京で仕事があった。(無理やり仕事を調整したのだが(笑))

「残りわずか・・・一回一回頑張ります。お仕事帰りにありがとうございます!!」「おやすみなさい。今日もありがとう。あと一日ですね!! 最後まで大切に踊ります。」

 ポラのとき、私が「いよいよ、明日は楽日だね。俺の方が泣いちゃうかも」と話した。

 楽日当日。私は仕事を早めに切り上げ、あすかさんの二回目ステージに間に合わせた。あすかさんは早く会えたので驚いていた。「今日は楽日!! 最後に会えてよかったです。」満面の笑みで迎えてくれた。

 いよいよ、楽日ラスト・ステージ。最初から、あすかさんの目が潤んでいた。この十日間のいろんな想いが走馬灯のように彼女の脳裏を駆け巡っているんだろうな。見ている私までじわじわ感情が伝わってくる。涙がこぼれる目で、ベッドで視線を合わせてくれた。私自身もらい泣きしそうになりながら、彼女の目を見つめながら頷いた。

 すてきな踊り子さんに会えた喜び、きれいな裸体を近くで感じられる感激、素晴らしいステージから得られた感動、こうした全ての感情をあすかさんと共有でき、私は胸が震えた。すてきな踊り子さんと魂が触れ合った一瞬である。

 ラストポラ、一番に並んで、「お疲れさま。十日間ありがとうね」とあすかさんに花束を渡した。あすかさんは号泣した。私の十日間のドラマは、あすかさんの涙で最高のクライマックスを迎えることができた。

 

 あすかさんからのラスト・ポラに「5月中に由夏ちゃんがTSです!! よろしくお願いします。」と書いてあった。

 由夏ちゃんとあすかさんが仲良しなのは当然だと納得した。二人とも、繊細な心根で、優しくて、友達想いで、最高にいい女の子。気が合うのは当然だ。

 ストリップという縁を通して、仲の良い二人と巡り合え、こんな感動的なシーンを味わえた私は、ストリップ・ファンとして最高の幸せ者だと信じて疑わない。

 これからも、この素敵な踊り子さん二人といい思い出をたくさん重ねていけたらいいな~と切に願う。

 

平成23年4月                              TSにて

 

 

今日は、今回の東日本大地震の話をさせて頂きます。

 

 長年ストリップ通いする中で、これまでも台風、火事、警察ガサ入れなど色んな災難に遭遇してきたが、今回の地震はメガトン級の衝撃。

数年前、仙台に単身赴任していた時も仙台の地震に遭遇したが、そのときは土曜日で東京に遠征していたため直接地震に遭わず、仙台のアパートに戻ったら部屋の中が散乱していた程度で済み、ストリップ通いには影響がなかった。

ところが、今回の東日本大震災ではストリップをかなり制限させられた。

 

 平成23年3月11日午後3時頃、東北地方太平洋沿岸でマグネチュード9.0という日本観測史上最大規模の大地震が発生した。

 私はその当日正午過ぎ、木更津からアクアラインを渡り東京に出てきていた。その週は行きたい劇場があったので、早く仕事を終わらせて劇場に行きたいなと内心思っていた。東京事務所で打ち合わせをしていたら、急にビルが揺れだす。揺れは激しくなり、ロッカー上の段ボール箱が落ちだした。揺れがなかなか収まらないので、慌てて五階から降りて外に飛び出す。すでに沢山の人が道路に溢れていた。

 しばらくしてビル内に戻って仕事を続ける。そのときには仕事を終えたらまだ劇場に行けると思っていた。ところが余震が続いたため、交通機関がすべてストップ。復旧の見込みはないという。職場の人は帰るに帰れない。17時の就業時間が過ぎ、職場の人たちが会議室に集まり、「酒でも飲むか」ということになり買い出しにいきお酒を飲み始めた。その後一部の人は帰宅を始めた。時間はかかるが歩いて帰れるという。遠くから来ている人はあきらめて職場に泊まることにした。女性も二人いた。

 たまたま東京に来ていたために帰宅難民になっちゃったね、と東京の同僚から慰められる。この際だから、土日出勤しなくてもいいように仕事を仕上げようと同僚が言い出して、私と彼は徹夜で資料を仕上げた。少しアルコールが入っており、また細かい数字の集計ではあったが、仕事そのものは順調にはかどった。久しぶりの徹夜だったが、疲れは感じなかった。

 一部の地下鉄は真夜中から再開しだした。何人かはそれを確認して帰りだした。

 一緒に仕事をしていた同僚と私は、そろそろ始発が走っている頃かなと、早朝五時半頃にビルを出た。根詰めて仕事をしていたせいで、外に出たら、朝の空気はとても清々しかった。

 すぐに東京駅に向かった。しかし、JRはまだ再開していなかった。私はJRで帰宅するつもりはなく、丸ノ内線でまっすぐ池袋にむかった。

早朝六時過ぎにミカド劇場に着いたものの、もちろん誰もいない。寒々とした中、さて本日は開演するのかと不安になった。しかし、インターネットで昨日の公演状況を確認したら、ロック始め殆どの劇場は二回公演で終了。ただTSはラスト四回目までやったらしい。さすがTSだ。台風などの時も他の劇場は閉めてしまっても、TSだけはいつも頑張っていた。TSは今回の地震にも負けなかったか、と内心嬉しくなった。同時に、ここミカドも昨日は三回目まで公演したとわかったので、同じTS系になったミカドに期待した。

 私は劇場入り口に場所取りをして、インターネット喫茶で時間を潰し、9時半頃に劇場に戻ったら、お客さんが一人並んでいた。名古屋の方から遠征してきた、川中理紗子さんのファンの方。

 彼は昨日もここミカドに来ていて、今日も公演することを従業員に確認していた。それを聞いて私はホッとした。そして、彼は昨日の地震の状況を話してくれた。2回目のトップ、天羽夏月さんのときに揺れ始めたが、天羽さんは動揺を見せずにステージを努めていたようだ。さすが夏月さん。「そーなのよー。しかも天狗やってるトキで。音が止まらない以上は踊るのが当たり前と思いつつもやっぱり怖かったですー」 その後、揺れが止まらなかったので一旦お客全員を劇場の外に出したらしい。そして、ミカドの新社長しげちゃんが客を前にして「みんな、地震よりストリップをとるかー!」と叫んだら、お客がみんな「ストリップがいい~」と答えたという。この掛け合いは最高だな。やはり、エロ・パワーはすごい!!!

  そんな話をしていたら、劇場に向かってきた女性から「あらっ! 太郎さん」と声を掛けられた。マスクをしていたが、すぐに藤森由夏さんだと分かった。TSから1か月ぶりの再会に感激。由夏さんは、昨夜は電車が不通だったので、同じ東洋の坂上友香さんと一緒に歩いて帰宅した話をしてくれた。片言話した後、彼女はすぐに朝食に行ってしまった。

 開場時間の10時半近くなって、ようやく客が来始めた。しかし土曜日といえども昨日の地震の影響で、客は4~5人といつもより全く少ない。新社長のしげちゃんが居て「みなさん、帰宅難民ですね」と話しかけてきた。みなさん苦笑い。実際、私を含め、朝から来ていた客のほとんどが昨日は自宅に帰れなかったようだ。

 私は、昨日劇場に来れなかった憂さを晴らすように、当日はラストまで観劇していくつもりだった。お目当ての藤森由夏さん、仲良しの白雪恋叶さん、東洋の坂上友香さん、久しぶりの天羽夏月さんとメンバーは良かったし。ところが、当日は三回公演になってしまった。

 

 今週また来ようと思っていたら、なんと週明けの月曜日から計画停電が始まり、交通手段が完全に遮断されてしまった。総武線の上下線がストップしたため、ストリップどころか、会社にも行けない。車も運転できないし。これには参った!!!

 月曜日は結局会社を休んだ。ただ、劇場はやっていたようだ。車が運転できていたら劇場に行けたのになぁ~残念無念!!!

  翌日の火曜日はどうしても出勤する必要があった。しかも、東京に仕事の用事がある。しかし、会社に向かう内房線は昨日に引き続き運休。東京方面は動いていたので、一旦東京に出てそこからアクアラインバスで会社に向かうことにした。3時間半かけて木更津に行き、そして、また午後からアクアラインで夕方の東京での打ち合わせに向かった。仕事が終わったら劇場に行きたいと思ったら、その日から全ての劇場が計画停電の影響で休館になっていた。これにもがっかりさせられたが諦めざるを得ない。今週はもう週末の土日に行くしかない。

 地震のため、私と劇場のタイミングが全く合わなかった。今週は、行きたい劇場に行けないもどかしさを何度も感じさせられた。

 

 しかし、被災地のことを考えるとそんなことは言ってられないなぁ~。

 仙台に住んでいる学生時代の仲間からたくさんのメールを頂き、安否を確認できた。一年半前まで仙台に単身赴任していた私としては他人事ではない。もし仙台に残っていたら、多かれ少なかれ被災していたと思うとぞっとする。

 仙台ロックは地震当日の一回目で完全休館となった。私が仙台に居たら、もうストリップは観れなかった。しかも、交通手段がシャットアウトされていて土日に東京遠征することもできない。聞く話では、新幹線がストップしているために、今は高速バスが一度に7台も運行しているという。ところが客が殺到して予約が取れないらしい。私は毎週土日に夜行バスを利用して東京の劇場に遠征していたが、今回の地震だとそれは出来なかったと思う。それを考えると、今回のストリップ制限ぐらいは十分我慢できる。とにもかくにも、仙台の単身赴任から東京に戻ってきていて本当に幸いだった。

 

 大好きな踊り子さんといつものように会えないのはとても残念だが、仕方あるまい。免停の件もあるし、しばらくはストリップ通いを控えねばならないと感じているこの頃。

 しかし、こういう暗いニュースが続くからこそストリップで元気をもらいたいと考えているファンがたくさんいる。実際、地震による休館明けの劇場は大入りだ。

 私も休館明けの土曜日にまた池袋ミカドに足を運んだ。立ち見がでるほど劇場はにぎわっていた。計画停電への協力で三回公演にはなっていたが、ゆっくり回すと終演時間は結局いつもの四回公演とあまり変わらないようだ。

 ミカドでは1ステージが終わる毎に合同ポラとフィナーレがあるが、今回その間に踊り子さん全員で募金活動をしたのに感心した。それに関して、白雪恋叶さんから頂いた手紙を読んで感動した。「こんな時だけど、私たちは私たちにできるコトをやっていこうと思います。今日はみんなステージを見てリフレッシュ&元気チャージしてもらえたら嬉しいです☆ 私には笑顔しか分けてあげられないけど・・・精一杯ステージ努めます。 また被災地にはプロが行ってるので、募金を集めて赤十字に送ることにしました。」

 私は前に、震災地でチャリティ・ストリップをやったらどうかとエッセイに書いたことがあるが、まぁ~それは別にしても、ストリップでみんなに活力を与えられたら最高だ。

  ストリップ・パワーは地球を救う!!!

 

平成23年3月                            

 

 

 十年以上ストリップ通しているが、皆勤したのは一度しかない。仙台に単身赴任していた平成20年8月頭の仙台ロック公演。当時応援していた矢島愛美さんが初めて仙台ロックにのった週だった。ただ、七夕祭りの三日間は休館だったため、実質七日間の興行だった。

 十日間興行で一番多く通ったのは、同じく単身赴任していた平成19年6月頭の仙台ロック東洋大会で、九日間の準皆勤。一日仕事で山梨出張が入って皆勤できなかったのが本当に残念。このときは当時夢中になっていた東洋の春乃霞さんが出演。霞さんは私との約束を守り東洋のママさんに仙台ロック出演をお願いしてくれ、かつ私も仙台ロックの社長に働きかけて実現した夢の公演だった。私は当時、たくさんいた霞ファンの間で‘春乃霞を仙台に呼んだ男’として一目おかれていた(笑)。お蔭で、大阪からたくさんの霞ファンを仙台まで遠征させるはめになったというわけ。

 こう書きながら、皆勤するほどの興行というのは、夢中になっている踊り子さんとの思い出深い公演であり、今更ながら感慨深いものがある。

 

 そして、今回ついに10日間の完全皆勤をやってしまった。

平成23年2月頭のTSミュージック。この興行は私のストリップ歴に永遠の金字塔として記録されることになった。

 私は今関東でストリップ通いをしているわけだが、仙台のように仙台ロックしかないわけでなく、劇場数も多く、応援している踊り子さんもたくさんいるので、ひとつの劇場を皆勤することはまずない。また平日は会社帰りになんとなく足が向かってしまうが、土日は会社に行くことも多く、家族サービスもあり、劇場に行くことは少ない。だから皆勤はありえない。

 少し前に、お気に入りの東洋の踊り子さんがTSにのったときに張り切って八日間通い、うち後半は皆勤したが最後は疲れてヘロヘロになった。皆勤は体力的にももう無理だぁ~と思っていた。

 それなのに今回、完全皆勤したのだが、不思議に疲れは全く感じなかった。毎日楽しく通っていたら十日間が過ぎていた感じだった。

 なぜか!? 振り返って考えてみると、一度に二人のストリップ天使と出会ったからである。本公演では三人の新人さんと初対面した。新人好きの私は三人とも気に入ったが、私はそのうちの二人の踊り子さんに一度に恋に落ちてしまった。二人ともステージを拝見するたびに胸がキュンキュンした。それが1ステージ毎に二度訪れるのだからたまらない。こんなことは初めての体験。ふつうは二人のどちらかに優劣を付けるのかもしれないが、優劣付け難くどちらも好きになってしまった。二股をかけるとか、そんな下世話な言葉では言われたくない、ストリップの父として二人とも応援したいという本当に純粋な気持ち。人によっては複数の踊り子さんを好きになるのはいけないという方もいるが、私はそうは思わない。時間と経済的に余裕があれば何人の踊り子さんを応援しても構わない、それがストリップの良さなんだと思う。本公演では、ストリップだからこそ可能なダブル恋愛を体験した。今回は二人そろったからこその完全皆勤だと感じている。

 

 

 さて、本公演の香盤を記録しておく。

1.   徳永心さん(TS)

2.   三沢いまりさん(TS)デビュー

3.     山口桃華さん(TS)

4.   アキラさん(道頓堀)

5.     藤森由夏さん(東洋)

6.   水咲カレンさん(TS)

7.   華原希さん(TS)デビュー

 

 本興行は、ベテランと新人の組み合わせが絶妙だった。私が理想とする‘新人へのときめき’と‘ベテランとのやすらぎ’というバランスがとれた最高の週だった。

 

 徳永心さん、山口桃華さん、水咲カレンさんはデビューから応援しているお馴染みのお姐さん方。いつものように手紙で楽しくコミュニケーションさせて頂いた。

その中でも、今回初めてエロ童話を書いて渡したが、もしかしたら顰蹙(ひんしゅく)をかうかなぁ~と心配していたらうけた! うけた! 特に心さんに喜んでもらえて嬉しかった。「エロおもしろい物語。桃太郎で大爆笑ですよ。流れてきたエロポラ・・・みんなで回し読みしてしまいました。あはは~」

 山口桃華さんが山形出身なのを初めて知った。今週は、藤森由夏さんが岩手、三沢いまりさんが福島、そして私が秋田と、東北勢がそろったので東北人会でもやりたい気分だったよ!

  心さんも、桃華さんも、カレンさんも、日を重ねるごとに私の皆勤が現実のものとなっていき「頑張って、皆勤してね!」と逆に私を応援してくれた。私としては頑張らなくても皆勤できる感じを持っていたが・・・。感激したのは、楽日のラストポラの時に、カレンさんからの返却ポラ袋にパンプレが入っていたこと。私はカレンさんの匂いに昇天した(笑)。私のお宝がまたひとつ増えた。

 

 そして、新人三人がみなさん素晴らしかった。先週東洋でデビューしたばかりで、そのまま関東に初乗りの藤森由夏さん。そして、TS所属の三沢いまりさんと華原希さんが今週デビュー。三人とも私の手紙にとてもよく反応し仲良くして頂けたのに大感激。

 華原希さんはAV出身で前評判通りのナイスな踊り子さん。日に焼けた今風のギャルといった雰囲気で、ダンスセンスがいい。落ち着いてくるにつれ、どんどんダンスがよくなり、すてきなステージになっていった。皆勤したので彼女の成長の過程が手に取るように感じられた。

 

 さて、二人の天使について述べさせてもらう。

一人目の天使は三沢いまりさん。

 最初に、本公演初日の私の事情から話す。タイミングよく、東京で午後から二時間ほどの仕事があった。そのため、朝からTSに並んでいい席をキープ。二番目の三沢いまりさんを見てから仕事に向かうことにした。劇場にちょうど顔見知りの方がいたので、私が戻ってくるまで私の席に座ってもらうようお願いした。

 お蔭で、三沢いまりさんのデビュー初日の初ステージを拝見することができた。最初、私は、入り口に貼ってある宣材ポスターを見て私の好みのタイプではないなと全く期待していなかった。ところがところが、ステージに現れた実際の彼女はキュートなかわいい子で驚いた(失礼!)。そのギャップもあり、私は最初のステージで彼女に一気にはまった。

かわいらしいだけでなく、笑顔がよく出ていて、ダンスもうまいし、ウエスタン・カーニバルの演目は見ていてとても楽しいステージ。さらに若くてきれいなヌードに魅了された。

仕事から戻ってきて、ポラ返却してもらったら、丁寧な長い返事が同封されていた。手紙の中に自画像の絵が描かれていて、驚くほど上手だった。「私は絵を描くのが好きなのです!」この丁寧な反応に私は一発で夢中になった。

二日目に来たときに、TSの従業員さんから「そうですか、太郎さんもいまりさんを気に入りましたか。新人のいまりさん、すごく評判がいいですよ。2日続けてリピートしてきた常連客のほとんどがいまりさんを気に入ったと言っているんですよ。彼女はすごい美人ではないけど、ストリップ・ファンを惹きつけるいい魅力を持っているんですね」と話してくれたのが面白かった。

彼女は根っからの踊り子だと思う。初日からダンスの振りを間違えても全く動揺しなかった、というか間違ったのに気付かなかった。「正直ダンスは、ちょっとずつフリが違くなってたりします(笑) 決めてたフリがとんでも、やりきっちゃえば違うフリでもなんとかなると思ってると少し気持ちが楽になります。だから毎回ちょっとずつフリが違うところがあるかもです。」「私は小学校の頃に少しの期間ですが新体操と社交ダンスを習ってました。それも今回のステージで役に立ってくれています。一つ目のダンスは社交ダンスでやっていたステップを思い出しながら、先生とフリを考えて作りました。小さい頃少し習ったことでも、ミスをしたとき、おかしくない動きがパッと出てきたりするので助けられております。もとから身体は柔らかい方ではあったのですが、今回のステージのための練習でもっと柔らかくなりました。」「笑顔になると体も動くので笑顔はお守りみたいな感じです。私のステージを見て幸せになってもらえたら、私も同じくらい、いえそれ以上に幸せでいっぱいですよ!」「恥ずかしいとかそういうのを我慢してチャレンジした人だけが行けるところってありますよね。そこを目指して頑張りたいな。」

私は彼女のステージを絶賛した。「アドバイスありがとうございます。自分でも考えて工夫していきます!」「沢山のお言葉で胸がいっぱいです。」また、私がベッドで衣装が邪魔でせっかくのきれいなヌードがよく見えないなぁと注文をつけたら、すぐに対応しサービスしてくれた。「先生に言われたとおりだけでなく、お客さんの声を大切にしないといけないですよね。自分でどう布を扱うか考えてみますね。」その素直さにも感激した。

私は彼女のステージからたくさんの元気をもらった。一方、彼女も「ダンスやベッドのとき、とても楽しそうにしてくれているので、私も元気いっぱいになります☆」「太郎さんの楽しそうな顔を見ると、私も元気と勇気がわいてきて頑張れます。」「太郎さんのお顔を見るとなんだか安心します♪今日も良い一日になりそう、そんな感じがします。」 

踊り子とファンとしてお互いが最高の関係になってきたのを実感した。毎日がとても楽しかった。「今日も見に来て頂きありがとうございます。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。そして、とても嬉しいです♪ ラブレターもありがとうございます。どういう風に思われているのかわかって、私も色々考えさせられました。ステージの上で私もいっぱい気持ちをお返ししたいです。しっかりと伝わるよう、私の中にあるものをしっかり出していきたいと思います。」十日間が本当にあっという間だった。「今日は楽日、夢中でやってきたせいか十日間、本当にあっという間でした。困ったり、悩んだりしたこともあったけど、楽しくステージに立つことができるようになって、それが本当に嬉しいです。太郎さんに出会えてストリップの色んなこと、喜びを教えて頂きました。」

改めて、彼女との文通は最高に楽しかったなぁ。いつも私の手紙に敏感に反応してくれた。時に「哲学の世界で、よく言われていることの引用ですが」と前置きして、私の手紙の奥底に流れる哲学的な思想に真剣に反応してきたときにはびっくりした。長いお手紙を何度か頂き、すごい頭のいい子だと感心した。「そんなこんなで色々思ったことをぱーっと書いてしまいました。書くことは楽しいですね」ホントこの子とは気が合うと感じ、これからは追っかけて応援してあげようと心に決めていた。

ところが、彼女はまだ美術系の学生で、いま春休みということ。ストリップは次の3月頭のシアター上野で一旦やめると言われ、正直ショックは大きかった。ともあれ、次の上野で会えることを楽しみにしていたら直前で飛んでしまった。本当にがっかりさせられた。

今ではもう会えない幻の踊り子になってしまった。

 

 もう一人の天使は藤森由夏さん。

 彼女もとてもチャーミングな美少女。

さて最初に彼女のどこを気に入ったか?   失礼なエピソードを話す。実は私の目は上の顔より先に下の顔にいった。よく下半身にも顔があると言われるが、彼女は間違いなく美人コンテスト・グランプリ!!! 透き通るような白い肌のせいか、淡いピンク色のきれいなお顔。なんてきれいなんだろう~見ていて本当にそそられた。岩手の盛岡出身ということで、私と同じ東北の血が流れている親近感まで覚える。私はストリップ・ファンであるからには、かぶりつき大好きを隠したりしない。(笑)

 ただ、初日の彼女は真正面だけ向いてベッド・ショーをやっていて、真横に座っている私には肝心なところが全く見えない。盆の動く東洋から来たばかりで、TSの盆に全く慣れていなかった。私は手紙で、ベッドでは自分で動いて、盆周りの客にサービスしてね!とアドバイス。そうしたら、彼女は真摯に反応してくれ、いっぱいサービスしてくれた。「回らないベッドショーに悪戦苦闘中です(汗)!」

私は彼女の下の顔の美貌を絶賛した。綺麗な顔を近くで眺めたいと心から思い、是非ともオープンでは私のところに来てほしいとお願いした。そうしたら、「今日も太郎さんの所に行きますよぉー!」この彼女の素直さに感激し、けなげに頑張る彼女に私はどんどん夢中になった。 

私は、ステージの上から彼女の視線をたくさん感じた。「太郎さんはニコニコしていらっしゃるので目が合うとホッとします。ほかの方々はムッとした表情の方が多くて・・・(真剣に見て下さっているととらえておきます・・・)」「ステージに立つとすぐに太郎さんを見つけられます☆ 太郎さんのニコニコはとても素晴らしいと思います。」「ステージに立っている時は淋しさもあるし不安もあります。でも、その分、太郎さんのような笑顔を見るとすごく嬉しくて、楽しくなって涙が出ちゃいそうになります。太郎さんは私の妖精さんですよ☆」

 彼女は私の手紙に毎回きっちり反応してくれ、毎回楽しい会話ができた。「どんなお手紙をもらえるのか・・楽しみにしています。すごく支えになります。」

 笑顔と視線と会話がスパイラルに回り始め、まるで毎日デートをしている気分になった。

劇場に行くのが楽しくて楽しくてたまらない。疲れなんか全く感じない。私は完全にファンに落ちた。そして恋に落ちていた。「太郎さんのような女性に対して丁寧な男性にまだ出会った事がないです。」「太郎さんの愛は十分すぎるほど伝わってますよ!! 実際、お客様からこんなに長いお手紙と童話をもらう事は初めてだし、このお手紙に支えられ、成長していく自分がわかります。今までにない感覚ですね☆」 私はラブ・ストーリーを自作自演していたのだろう。こんな夢見心地は久しぶり。

 楽日が近づくにつれ悲しい気分になってきた。楽日のときに自分がきっと泣くだろうなぁ~と由夏さんへの手紙に書いた。「あなたの涙は私がふいてあげます。百万倍の感謝!!」というポラ・コメントに感激する私。でも、楽日は楽しい日と書くのだから、笑顔で終わらせないといけないなぁと思いかえした。

 由夏さんの楽日ラスト・ステージ、私が花束を渡した瞬間、由夏さんの目に涙があふれた。私のドラマは由夏さんの涙で最高のクライマックスを迎えることができた。「10日間どうもありがとうございました!! 皆勤おめでとうございます。太郎さんのお蔭で私も皆勤する事ができました(笑) 本当に感謝してもしきれないくらいです。ストリップの魅力を教えて下さってありがとうございました!」この10日間は素敵なドラマであり、そして由夏さんはドラマの素晴らしき共演者だった。

 今回の完全皆勤は決して忘れないことだろう。

 

平成23年2月                        TSミュージックにて 

 

 

   

 

 

  『ストリップの天使 ~藤森由夏さんとの思い出~』

 

 

 もう一度 君に会いたい・・・

 どうして君はぼくの手が届かないところに行ってしまったの

 ぼくはずっと君のことが忘れられないんだよ

 

 平成23年早々 初関東のTSミュージックで

ぼくはストリップの天使に出会った

 初日から夢中になり とうとう初めて10日間皆勤した

 今年は君を追いかけて劇場に通おう ぼくはそう心に決めた

 

 大阪東洋にも遠征を始めた

 君が喜ぶ笑顔を見るだけで ぼくは幸せだった

 もちろん関東の劇場にのるときには足頻く通った

 平成23年度前半は TS2回 ミカド1回 東洋2回と毎月会えたね

 6月の東洋からしばらく出演がないなと思っていたら

 君はそのままぼくの前に現れなくなってしまった

 

 会っているときは いつでも会える そんな気がしていた

 会えなくなって 急に淋しく たまらなく淋しい

 ずっと由夏さんのことが頭から離れない

 ぼくは由夏さんに恋をしていた 会えなくなって初めて確信した

 

 短かい期間だったけど 由夏さんとのいろんな思い出が浮かんでくる

 

 初TSの楽日 皆勤したぼくから君へ花を贈った

 君はぼくを見て瞳を涙で潤ませた 

抱きしめたくなるほど君が愛しかった

 

 東日本大地震のあったミカドの週 ぼくは無理して劇場に通った

 フィナーレではぼくのところにいっぱい来てね と手紙に書く

 すると君はずっとぼくの前にいた

 長いフィナーレ時間の半分以上も。。。

 いいのかなぁと思いつつ 嬉しくてたまらなかった

 

 TSのパンプレ 君はぼくに向かって投げてくれた

 手紙で御礼を言いつつ 由夏さんの匂いが欲しいなと付け加えた

 すると次のパンプレ時 なんと しっかり匂い付きが飛んで来た

 半分冗談のつもりが望外の喜び

 これはぼくの宝物になった 

 

 由夏さんとの文通は楽しかった

「太郎さんのお手紙ってストリップマガジンみたい(笑)」と喜んでくれた

 今月号は君の特集だよ

いつもすごく反応がよく私を喜ばせた

会うたびにデート気分になれた

 

 楽日にお花をあげるといつも涙ぐんでくれた

 ぼくが会社を休んで朝から応援にかけつけると また泣いてくれた

 涙もろい君

 かわいくて かわいくて たまらなくかわいかった

 

 ぼくは君のことを恋人のように想っていた

 でも君はぼくのことを「あしながおじさんみたい」と言っていた(笑)

 単なるエッチなおじさんでかまわない ぼくはずっと君を見守りたかったよ

 ぼくの力が足りなくて去っていったのかな。。。そう思うと胸が痛む

 

ぼくらはストリップという縁がなかったら仲良くなれることはなかったね

 君は いつまでも ぼくのストリップの天使

 

 

平成23年                          

 

 

 初TS記念に、鈴木ありすレポートをプレゼントします。題名を「不思議な瞳のアリス」と付けました。意外なタイトルと思うかもしれないけど、まずは読んでみて!

 

 今週は、私にとって、ありすWEEKになりました。

 先週、ここTSに立花さやさんがのった時、「次週はありすちゃんがのるのでヨロシクね」と話していたので「来週もありすさん目当てでTSに通うつもりだよ」と答えたら、さやさんがありすさんに伝えておくねと言っていた。そんなこともあり、予定通りの7日間平日皆勤ペースです。

 

 今回のTS公演は、ありすさんにとって、東洋3回、SNA1回に続く5週目。

 しかし、私はありすさんのステージをその間2日3ステージしか拝見していません。

 私のストリップ日記によると、ありすさんとはデビュー週のH23年11月結に東洋で初めてご対面。H23年度は、立花さやさん、榊なちさん、涼川ゆきのさんと将来の東洋の看板をはれる大型新人が次々とデビューし、最後に立花さやさんと仲良しの鈴木ありすさんがデビューするとあって、初めて拝見したときも納得&満足のステージでした。その日は2ステージ拝見。そして、その次の公演、H24年3月頭の東洋にも会いに行きましたが1ステージだけ拝見。なんで1~2ステージだけしか拝見できなかったのか、実は事情がありました。

 その2日とも、ゆっくり観劇していくつもりだったのですが、1回目ステージのときに携帯に電話が入り急遽東京に戻らなければならなくなりました。それが2回も続いたわけです。ストリップの神様が意地悪しているのかなと思いました。しかも、次のSNAも都合が悪く応援に行けず。私はありすさんとは仲良くなれない運命なのかしら。

 そうした嫌な思いを払拭するためにも今回のTS公演は大きな意味を持っていました。私は懲りずにTSのリクエスト用紙にせっせと鈴木ありすさんの名前を書いていました。素敵な踊り子さんであるありすさんを身近で観劇したいし、TSにのってくれれば必ず仲良くなれると信じて。そして漸く今回の公演が実現しました。

 

 月曜日に、会社帰りにTSに伺う。まずまずの客入り。ありすさんの前評判も良い。

  最初のポラのとき、もう私のことは忘れているだろうなと思い接したら、しっかり覚えてくれていた。「もう会いに来てくれないのかなと気になっていました。頂いたお手紙の続きを読みたいとずっと思っていたんですよ。」私が渡した涼川ゆきのさんのレポートを読んでくれてたんだ。これには感激した。

 久しぶりにありすさんのステージを拝見して、やっぱり東洋のトリを張れる方はその美貌・人気ともさすがと感ずる。

 ありすさんの特徴としては、大きな瞳が第一印象。ところが、その瞳は少女漫画のようにパッチリしているというのでなく、どこかアンニュイな雰囲気を漂わせる。太陽のように暖かくもあり、海のように深い神秘的な何かを感ずる。そのチャーミング・ポイントの瞳をどう褒めていいか、うまい言葉が見つからなかった。

 そこで、まず先に、ヌードの美しさを褒めたいと思った。色白で透き通るような美肌。ナイスなプロポーションで、バストもヒップもとても形がいい。私はストリップ・ファンなので、はっきり言わせてもらうと下の顔がものすごい別嬪さんだと思った。私は、感じるまま彼女のヌードを絶賛した。

 その中の言葉のひとつが彼女の琴線に触れた。翌日、長いお手紙を頂き感激した。「『ヌードの美しさに一目惚れ♡』って書いてくれてありがとう!! めっちゃこのフレーズ嬉しかったよ♡♡!!」私も滅茶苦茶うれしかった。

 私は、踊り子さんを、上の顔、下の顔、そして心の顔と見ていく。ふつう一目惚れというのは上の顔を言うのであろうが、ストリップ・ファンである私の場合は下の顔に一目惚れすることが正直ある。ありすさんの場合もそうだった。じっと見つめていたら、くりくりした瞳が私に語りかけてきた。かわいいお口をすぼめ、紅頬をふっくら膨らませている。その可憐なお顔に私はメロメロ♪ 興奮が身体中を走った。ヌードの美しさだけで、翌日も足が勝手にTSに向かった。私は「今日も会いに来たよ」と上の顔にも下の顔にもご挨拶。すると、なんと先ほどの丁寧な長いお手紙を頂いたわけ。そうしたら、今度は心の顔が好きになってくる。心の顔が好きになると、ありすさんの全部が好きになる。特に上の顔というのは、ありすさんのシンボルそのもの。だから、ありすさんを好きになれば当然、ありすさんのお顔が好きになる。

 そうなると、ありすさんの瞳がますます不思議な魅力をもって迫ってきた。時に笑顔で微笑んでくれ、時に艶めかしい眼差しを送ってくれる。もっともっと目線を合わせたい。ベッド・ショーを身近で眺めていると、キュートな瞳やセクシーな身体から放たれる、匂い立つ色香にうっとりする。私は、完全にありすさんの穴に落ちた。あ!いや、ありすさんのファンに落ちた。

 今週、残り2日間で、ありすさんの瞳の魅力をより深く究明したい。

 

 TSでありすさんと再会できたことが嬉しくてならなかった。これが、踊り子とファンとしての、ありすさんと私のスタートになる。これから楽しい思い出をたくさん積み重ねていきたいと心から願っている。

 

平成24年7月                              TSにて  

 

 

東洋/涼川ゆきのさんの初関東2012年1月中TS公演の事後談を「ダイヤモンドの原石」(その4)として記録しておく。

 

 1月20日(金)楽日当日、朝から雪がちらつきだした。寒い朝だったが、私は一番にTSの劇場前に並んだ。最後まで、いつもの席で側に寄り添いたいと思った。

「今日は、ゆきの=雪を、神様が降らしてくれたのかしら?」ゆきのさんは1回目のポラのときに、ゆきのという名前は雪から来ていることを話してくれた。雪が感動的な楽日を演出してくれているのだろう。

 楽日前日そして楽日当日と、まるで土日のように客が多かった。

 私は1回目のポラ時に、昨夜遅くまで書き続けたレポートを渡した。「今日でいよいよ楽日、ラストです。 レポート、後でじっくり読ませて頂きます。」ポラも売れて忙しいので時間のあるときに読んでもらえればいい。次のポラコメントが嬉しかった。「今回は、太郎さんの押しで、TSさんにチャレンジしましたが、結果的に楽しかったです。ありがとう。」私はこの言葉に救われた。

 楽日当日のゆきのさんはまさにムーライト・ダイヤモンドのように輝いていた。私の仲良しのスト仲間が、ようやく時間がとれたと、ゆきのさんを観に来た。「すらりと背が高く、まるでモデルさんだよね。なんてキレイなんだろうと思ったよ」と感激していた。私は自分のことのように嬉しかった。

 3回目のポラのとき、「さっき、レポート読んでいたら、泣きそうになっちゃった。 ラストステージ、頑張るね!!」 読んでくれたんだね。私はそれだけで十分満足した。私自身、このレポートを書くことで燃え尽きていた。

 楽日ラストステージが始まる。ゆきのさん、素敵だなぁ・・・10日間のドラマが私の頭の中を駆け巡った。ベッドで私を見つめてくるゆきのさんの目が潤んでいるような気がした。そうしたら、私が涙を誘われた。感動的なラストだった。

 

 最後のポラ時、最初に並んで用意していたお花を渡した。「太郎さん、ありがとう」と何度も言ってくれた。

 今回、ラストにお花を渡したのは私だけだった。おいしい思いをさせてもらったと云えばそうなのだが、今回の公演を通して客入りはずっと良かったにもかかわらず、ゆきのさんの熱烈なファンというのは私だけだった。リピートしてくれたストリップ・ファンはいたものの毎日のように通うファンは見当たらなかった。東洋しかのっていないのもあり知名度がまだ低い。また東洋ものった回数が少ないためか固定ファンが遠征してくることもなかった。初めての東洋以外の劇場で、ゆきのさんにとって知っている顔というのは私ぐらいだったろう。

そういう意味からして、私の存在というのは本公演で大きかったと言えそう。私自身の気持ち的には、本公演は「私と涼川ゆきのさんの公演だった」と感じている。目敏くダイヤモンドの原石を発見したストリップファンとしての私の本領発揮の場でもあった。

最後のオープンでも、ゆきのさんは私に向かって握手を求めてくれた。「太郎さん、本当にありがとう」

「今日もありがとう。感謝の一言です♪」ポラのコメントにも気持ちがこもっていた。

 

 ゆきのさんはTSというひとつの登竜門を乗り越えた。

 本人の頑張りもあるが、周りでお姐さんや従業員、そしてファンの人達が支えてくれたことを忘れてはいけない。先輩の美里麻衣さんとは、最初から最後までポラとオープンが一緒だった。ただ、正直言って、4回目ラストは、特に楽日ラストだけでも、ゆきのさんのソロにしてほしかったと個人的に思っている。同じことをスト仲間のリピーターも言っていた。やはり、ゆきのファンとしては最後には涼川ゆきのワールドにどっぷり漬かりたいと思うんだな。特にTSのラストというのは深夜遅くなり客数が少なくなる分もの凄く応援パワーがピュアになる。このエネルギーを全身で感じながら弾けてほしいと思う。これは次回への課題だね。

 

 今、私がゆきのさんの課題として感じているものを思いつくまま幾つか掲げておく。

・10日間持ちこたえる体力。

 ゆきのさんは細身なので体力がないのかなと感じる。踊り子を続けるにあたり、まずは1公演(10日間)を走りぬく体力をつける必要があるだろう。疲れると気持ちの余裕がなくなり、どうしてもマイナス思考になりがちで、私のステージなんか詰まらないのかな等とよけいなことを考えてしまうもの。体力をつけるためには、日常の健康管理や体力増進などを心がけることも大切だが、まずは場数を踏んで身体を10日間に慣れさせることが一番と思う。

 

・ホームの東洋で固定ファンを多くつかむこと。

 やはり、踊り子としてのベースはホームの東洋にあり。そのためにも、ホームにはある程度多くのって顔を売らなくてはね。東洋のファンが関東まで遠征してくれるようになると、他劇にのっても淋しさがなくなり、テンションを維持できる。

 

・自信を付けること。

 自信が付くと自然と表情が明るくなり、一気にステージが華やかになる。私は新人の踊り子さんのこの場面に何度も遭遇している。ファン冥利に尽きる瞬間だ。

 たしかに簡単には自信はつかないだろう。場数と本人の努力が実を結ぶには相応の時間が必要になる。焦ることはない。踊り子さんが自信を持てるまで必死に支えるのがファンの使命と認識している。

 

・看板としての自覚。

 自信の次は、自覚。意識し過ぎることはないが、ゆきのさんは看板としての資質を持っており、嫌がおうにも期待される。でも心配する必要はない。ファンが必ず支えてくれる。ファンは自分のひいきのお姐さんが看板をはるのが誇りなので、張り切って応援してくれるよ。それに乗っかって頑張ればいいだけ。

 

 これからも素敵な踊り子さんとして羽ばたいてほしい。「ちなみに、今回の作品は、これにてしばらくお休みさせます。」 次は、新しい作品で、新しい涼川ゆきのを見せてほしいな。

そして、またTSにのってほしい。いつでも私が待っている。

 

 

平成24年1月                         TSミュージックにて

 

 

【その後の事後談】

 

 2月に入って、TSの入り口看板に、4月21日~30日GW週公演に涼川ゆきのさん再来演決定のポスターが出ていた。私は小躍りして喜んだ。これで、ゆきのさんとのストリップ・ライフを楽しめると確信した。

 ところが、それから数日後、TS常連から声をかけられた。「ゆきのさんのブログ見ましたか? もう辞めるって書いてましたよ」

 私は耳を疑った。私は相当ショックな顔をしていたのだろう、彼から「あれだけ応援していたのだから気持ちは分かるよ。あまり気落ちしないで!」と慰められた。

 私は殆どブログは見ないのだが、今回はすぐに、携帯でゆきのさんのブログを確かめた。辞めるのは間違いないようだ。

 一瞬茫然自失状態になったが、これだけは本人が決めたことなので粛々と受け入れざるを得ないと思い直した。

 

 最後のこのレター(その4)も渡せないまま、ゆきのさんとの思い出は終焉する。

 でも、ゆきのさんに出会えて心から良かったと思う。

 今回のレポートは一公演でしかも一人の踊り子さんに書いた最長のレポートになった。改めて、この10日間がひとつのラブ・ストーリーに思えてきた。出会いがドラマであれば、別れもドラマである。ゆきのさんとの思い出は、私のストリップ日記の中で、忘れられない最高のドラマとしてメモリアルされることだろう。

 

 

 

東洋の涼川ゆきのさんの初関東2012年1月中TS公演、「ダイヤモンドの原石」(その3)をレポートする。

 

公演四日目の1月14日(土)、予想通り凄い客足となった。立ち見でびっしり混んだうえ、ポラは売れまくった。土日は忙しいから大丈夫かなと心配していたが、従業員のポラ・サポートもあり土曜日第一日目はどうにか乗り切った。

 ゆきのさんの表情も日に日に明るくなってきた。ポラコメントも2日目の「東洋とは違い、TSさんは新人にはちょっと大変(笑)ですが、楽しいです♪」から4日目には「TSさん、どんどん楽しくなってきました。あと六日、おもいっきり? 頑張ります」と変わってきた。だいぶTSの雰囲気に慣れてきたかな。ゆきのさん、もう大丈夫かなと一安心する。

 翌日日曜日も朝一から応援する。私はこの日もポール横左側一人席の二番目に座った。ゆきのさんのベッドから一番近い席。

 一回目のステージ、すごく吸い込まれる感じがあり、観終わって満足感が走った。ゆきのさんに「今までで一番良かったよ」とポラ時に話しかけた。うれしそうな表情。私としてはこれで大丈夫と思った。

 

 ところが、当日、仲のいい東洋ファンが大阪から遠征してきた。Sさんと云う。お喋りの彼は色々話しかけてきた。ゆきのファンでもある彼の一言が私に突き刺さった。

「ゆきのさん、東洋のときに比べて、ずいぶん表情が暗いねぇ~。TSの雰囲気が合わないんじゃないのかな。」

 一安心しかけていた私の気持ちが大きく引き戻された。大丈夫と感じていたのは私の一人善がりであり、東洋のファンから観たらやはり違うのか。ゆきのさんのTS来演を働きかけた私としては、TSのホストとしての責任を痛感した。

 そう言われて、ゆきのさんのステージやポラ対応を眺めていると、やはり疲れているのかなぁ~と思われてくる。

 また今回のゆきのさんは、毎回トリ前の美里麻衣さんとポラとオープンがダブル進行。同じ東洋の先輩と一緒だから心強いことだろう。私は麻衣さんからも「ゆきにゃんのこと、よろしくね」と言われていた。もちろん頼まれなくても応援させてもらうが(笑)。ところで、今回の麻衣さんはいつも以上にハイテンションだった。先週の池袋ミカドでTSの海宙まみんちゃんと意気投合したらしく、「まみんでーす」と物真似して客を笑わせる。麻衣さんの元気に押されて、相対的にゆきのさんは元気がないように見えてしまう。

私は一体どうしたらいいのだろうかと自問自答を始めた。

 土日が始まる前に「土日はポラ対応が大変だから、サインだけして、コメントなんか書かなくていいからね」と話していた。もちろん、私のポラなんか後回しでいい!と言っておいた。「コメント、ごめんなさい。あまえます。」それでいい。ポラにはそれほど負荷をかけないようにしたいもの。

 私の手紙を読んでもらうのにも負荷をかけたら大変と思い、長文は避け、ジョーク集など気晴らしになるものを中心に渡した。読んでもらえなくても構わないと思っていた。

 ゆきのレポート(その2)だけは励みになるかと思い、1/15(日)1回目のポラ時に渡した。「楽しみにしてました♪」と受け取ってもらえ、ポラコメントに「太陽と月かぁ!! ゆきの、月が元から好き」という感想が返ってきた。この部分に反応してきたかぁ~ ストレートに意味を受け取れもするが、深層的に精神的な不安や疲れがあるのかもしれない。

 ・・・ゆきのさん、今回の公演を最後までやりきれるだろうか。もう二度とTSにのらないと言い出しかねないかな。自信がなくなって踊り子を辞めるなんて言われたら大変。・・・私自身が悩みだした。いったい私はどうすればいいのだろう。

 無力な私には何もできない。頑張れ!元気を出せ!と言葉をかけるのはむしろ逆効果かもしれない。不安や疲れや淋しさを一緒に共感してあげたい。私は‘かぶりの石仏’になろうと決めた。ただ黙って寄り添って見守ってあげたい。それしかできないと思った。

 

 毎日、木更津から車を飛ばし、2時間近くかけ新宿へ。大好きなゆきのさんに会えるだけで幸せだった。三回目ステージでは離れた席から応援。ラスト四回目ステージはいつもかぶりの席で、ゆきのさんに寄り添うように応援した。

ベッドで、ゆきのさんが盆をぐるりと回れば私の心も回る。ゆきのさんが腰とお尻をくねくねさせると、私の心もくねくねする。ゆきのさんが笑えば私も笑う。ゆきのさんが淋しそうにしたら私も淋しくなる。私は‘かぶりの石仏’。ゆきのさんが元気を出してくれることをひたすら祈った。私は、大好きなゆきのさんの傍らで見守っているだけで十分に幸せだった。

 一日一日と時は流れる。

 八日目、ロック常連のスト仲間が、東洋の涼川ゆきのさん目当てでやってきた。私は、ゆきのさんを初めて観てどうだったと彼に聞いてみた。「ほのぼのした雰囲気でいいんじゃない」という言葉に私は救われる思いがした。そうだ!彼女のもつ雰囲気は、暗いとかじゃなくて、元々ほのぼのしているところなんだ!まさにお月様が照らす優しい光のよう。これこそが彼女の持ち味なんだ!

 九日目、私は東京で仕事があった。東京駅で午後15時半から17時までの打合せだったので、朝からTSに入る。1回目のゆきのさんのステージを観てから途中抜けるも、ゆきのさんの2回目ステージ前に戻ってこれた。お蔭で当日はしっかり四ステージ観劇。ステージの上のゆきのさんを観る限り、顔の表情から疲れが無くなり、すてきな笑顔が浮かんでいた。まるで私の石仏が乗り移ったように仏の笑顔に感じた。もう大丈夫だ。

 明日、楽日を迎える。

 私は楽日を一緒に過ごしたくて、当日お休みをとっていた。だから、お約束通り、皆勤は達成できる。

 

 皆勤とは10日間の愛を貫こうとする強い意思表示である。

 私が長いストリップ歴の中で、これまで皆勤した踊り子さんはゆきのさんで6人目になる。過去の皆勤を振り返り、私が皆勤できた条件を理屈っぽく考えてみると次のとおりになる。

1.     見たい欲求に駆られる容姿か

ルックスも含み、ヌードを見たいという欲求に駆られること。やはりストリップであるからには目から得られる快感は大きい。特に新人さんの場合は、初々しさがあるため、この欲求が強い。しかし、10日間観続けるにはこれだけでは気力がもたない。目からの刺激の他に、心の面が必要になる。

2.     愛を感じられるか

やはり愛がポイント。はるばる会いに来て、相手が喜んでくれるかどうかは敏感に感じるもの。劇場というのは私にとって10日間の恋をする場。恋愛の対象になってくれないと気持ちが向かない。

3.     愛を維持できるか

何に愛を感じるかは人により異なる。自分に対する笑顔だけで満足する人もいれば、会話などを楽しみたがる人もいる。やはり愛を維持するためにはなんらかのコミュニケーションが不可欠。コミュニケーションがないと愛を繋ぎ止められない。私の場合は手紙によるコミュニケーションを求める。私は自称‘手紙ストーカー’と呼んでいる(笑)が、実際に手紙に反応してくれないと自分に関心がないものと感じ気力が萎えてくる。コミュニケーションが楽しいからこそ、私の趣味である文筆もはかどる。相手の反応が無く、私が一方的に書き続けるのはいずれ虚しさを覚え、愛は維持されない。

 

 今回のゆきのさんについては、私はこうした皆勤の前提を度外視した。自分のことはどうでもいい。ゆきのさんが今回のTS公演を無事乗り越えてくれることが、TSホストとしての私の使命と思えた。

 明日ようやく楽日を迎えることができる。ホッとすると共に、私は10日間の愛を貫くことができたという幸せな充足感・達成感を味わっている。

 

 ゆきのさんはダイヤモンドの原石。

 東洋だけに限らず、ストリップ界全体の看板として活躍してほしい。今回、TSというひとつの登竜門を乗り越えた。まだまだ課題は多いと思うが、ファンの一人として彼女には是非とも頑張ってほしい。

 東洋では、昨年、立花さやさんと榊なちさんがデビューし、すでにTSにも乗ってくれた。彼女たちの輝きはまるで太陽のごとく明るい。そして、頼(たの)もしさや逞(たくま)しさを感じる。私なんかが支えなくても立派に羽ばたいていける。

 一方、ゆきのさんの輝きは月の如く優しい光。正直、頼りなげで儚さを覚える。しかし、男は本能的に弱い女性を放っておけない。実際この10日間、私は無力ではあったが、ゆきのさんをサポートしたくて無我夢中だった。そうさせてくれたゆきのさんはやはり魅力的な女性である。立花さやさんや榊なちさんと同じものを求める必要は全くない。ゆきのさんは今のままで美しく輝くダイヤモンドである。彼女はムーンライト・ダイヤモンドなのである。

 

平成24年1月19日(楽日前日)                  TSミュージックにて

 

 

 

待ちに待った東洋の新星・涼川ゆきのさんの初関東TS公演が2012年1月中に始まる。

「ダイヤモンドの原石」と銘打って、この公演をレポートしたい。

 

まずは前置きから話す。

H23年に入って、私は関西へ遠征することが多くなった。関西の劇場としては、大阪東洋ショーと京都DX東寺の二つ。

私がホームにしているTSには、大阪東洋の踊り子さんがよくのる。東洋の踊り子さんと仲良くなるには、新宿TSと大阪東洋の二つの劇場を制することである。

最近よく思うのが、最初に大阪東洋でデビューした新人さんをチェックし少しでも顔を売っておくと、次にTSにのったときに非常に仲良くなりやすい。東洋では土日のポラタイムでちょっとしか接することができないので印象は薄いが、TSでは毎日会いに行けるから一気に存在感が高まる。踊り子さんと仲良くなる上で数多く通うというのが一番大切。毎日通っていくうちに必ず存在を認めてもらえる。

 

 今年H23年は、東洋の新人さん大豊作の年。たくさんの新人さんがデビューしたが、その中で特筆すべきは、立花さやさんに始まり、榊なちさん、涼川ゆきのさん、そして鈴木アリスさんと、将来の東洋の看板をはれる新人さんのデビューが続いたこと。みなさん、宝石の原石のように輝いてみえます。是非とも東洋の看板、ひいてはストリップ界の看板として活躍してほしいと念じている。

 

 さて、今回はその中で私が‘ダイヤモンドの原石’と感じた涼川ゆきのさんについて話してみたい。

 ゆきのさんがデビューしたのはH23年10月11日の東洋ショー劇場。

 私はその週の10/15(土)16(日)に東京からいつものように夜行バスで遠征した。朝早くからステージ真正面の席を確保して観劇。

 私は初めてゆきのさんがステージに現れた瞬間から彼女の虜になった。すごいオーラを発していて、凄い‘ダイヤモンドの原石’を発見したと感じた。東洋まで足を運んで本当に良かった。

私がゆきのさんを見てどれだけ喜んだかを示すエピソードがある。その週は、ゆきのさんはトリで、そのトリ前に私が長く応援している中條美華さんが出演。5番6番はよく一緒にダブル・オープンとなる。美華さんには申し訳ないが私の視線はゆきのさんに釘づけになった。美華さんのポラ・コメントに「太郎さんのゆきのさんを見る目が大きなハートマークになっていたわよ」とあり苦笑い。ホントそうだろうなぁと私も否定しない(笑)。 美華さんは私の新人好きをよくご存知。「ゆきのちゃんLOVEは昨日から気づいてたよー。居眠りも!! でも楽しそうでよかったです。」

私は遠征してもだいたい土日の一日しか観ないのだが、その週は大阪に一泊して二日連続で観劇。それ程ゆきのさんの魅力にはまった。完全にファンに落ちた。

私は手紙でゆきのさんの心の扉をノックし始めた。ゆきのさんの魅力を私がいま書ける最大限の表現で絶賛した。初日二回目のポラタイムに「お手紙、すべて読ませて頂きました」と言ってもらえた。手紙を読んでもらえると確信して、私はますます夢中で手紙を書き続けた。毎回ポラを買い手紙を渡したが、私の手紙がゆきのさんの心に響き始めている感触を得た。ところが、ポラの返却がない。彼女はどうもポラ・サインが苦手な感じ。一日一枚限定だが、当日ポラは返ってこなかった。そのため、具体的な反応を感じることはできなかったものの、私は翌日もゆきのさんに手紙を渡し続けた。いつもの私なら、手紙になんの反応もなければ私に関心がないと諦めて手紙を書くのをストップするのだが、ゆきのさんは別格。返事が来なくても手紙を書き続けた。二日目のポラのときに「お返事を書いたので次のポラのときに渡しますね」と言われる。私は心がときめいた。日曜日は三回目までしかいられなかったので次のポラタイムを心待ちした。すると「あっ、手紙を忘れたので、オープンのときに手渡しますね」と言う。

えっ! オープンのときに渡されるのはまずくないかな、と思った。実際に、ゆきのさんはオープンのときにレターを握りしめていた。しかしステージ真正面にいた私にレターを渡すタイミングを逸し、レターをそのまま袖に持ち帰ることになった。あぁ~もらいそこねたか・・・でも私の心の中は、私のために返事を書いてくれたんだというだけで十分に満足していた。次に会うときにつながると感じた。

改めて後で考えると、オープンのときに盆前の私にゆきのさんが個人的に手紙を渡したことが知れると大変なことになりかねない。ゆきのさんは注目の大型新人。そして私はストリップ客として超有名人。大阪まで遠征して新人にちょっかいを出していたとブログなどで激しく叩かれかねない。心無い客がいっぱいいるし、また、ゆきのさんはファンから注目されているのだから軽率な言動は避けなければならない。私なんかのせいで、ゆきのさんのイメージを傷つけるわけにはいかない。私もゆきのファンを宣言したからには十分気を付けなければならない。

 

 次に、ゆきのさんに会えたのは一カ月後の11月中の東洋。ゆきのさんが踊り子を続けてくれるかどうか心配していたので、すぐに出演してくれてホッとした。

 11/13(日)、大阪に遠征し、一日ステージを楽しんで帰った。

 私は毎回ポラを買い手紙を渡し続けた。しかし、私の一方的な手紙なので、ゆきのさんの気持ちが言葉として直接伝わってこない。

 ただ、私はかなり熱くて強い視線でステージのゆきのさんを見つめていた。ときたま、その視線に目が合って微笑んでくれるのを感じた。視線と手紙により、私の熱い気持ちがゆきのさんに届いているという実感があった。

 

 その次は、翌月の12月頭の東洋。出演間隔がやけに短いのは、今回は穴埋めのため。普段ならトリのゆきのさんが4番目。しかも12/3~10限定の出演。ということで、ゆきのさんの出演日に合わせて、最初の日曜日12/3に大阪に会いに行った。

 そのときに前回三日目のポラが返ってきた。朝、受付でもらって感激した。「今日も応援して下さりありがとう。」「いつも温かいお手紙をありがとうございます!!」合わせてプロフィールが記されてあった。「簡単ではありますが、プロフィールを書きます!! (中略) 性格 おっとりタイプ でも、負けず嫌いです。好きな色、白、赤、など。」

誕生日が1990年3月20日ということはまだ21歳か。若さも輝いている。

身長が169cmに納得。これだけの長身があればステージ映えするはず。ほんとステージ向きのスタイルである。

スリーサイズB80.W58.H88にも納得。(あまり納得してはいけませんか(笑)) ウエストのきゅっとしたくびれがよりバストとヒップを大きく見せます。私はおしり好きなので、ゆきのさんのおしりをうっとり眺めながら、大きくて形がいいなぁと思っていましたが、H88に納得の嬉しさです。

 手紙の中に「こないだTSさん、見学に行きましたよ!!」とあって、私が再三手紙でTS出演を頼んだので、その気になって頂けたのかと私は天にも舞い上がる気分になった。

 手紙の最後に、「質問!!→ゆきのは、どういう曲や踊りが似合うと思いますか?」とあり、話題を提供してもらえた。お蔭で私のペンは進んだ。ゆきのさんのスタイルとダンスセンスがあれば色んな演目に挑戦できる。演目は大きく分けて、ダンスで押すタイプとストーリー系のタイプに分かれる。最初のうちは最近流行のガールズ系のダンスを練習したらいい。なおダンスは奥が深いので、年にひとつは古典的なダンスを習得するつもりで練習すると励みになる。アラビアン、サンバ、フラメンコ、日本舞踊、最後は難しいがタップダンス等。また、ストーリー系はディズニーものに始まりこれまた沢山ある。ふと、ゆきのさんのイメージから、そしてゆきのという名前からも、雪女の演目なんかいいなと思えた。ロックのトップスターである灘ジュンさんの雪女も素晴らしかったしね。

 ゆきのさんは私のコメントを喜んでくれた。当日は日曜日なので、私は3回目まで観劇して帰らなければならない。ゆきのさんは、当日3回目のポラタイムで「今度、お返事を渡しますから」と言ってくれ、私は来週も来るねとゆきのさんに告げた。

 

 翌週12/10(土)、約束通り楽日にまた会いに行く。

 私は、演目についてのエッセイなど、ゆきのさんが気に入りそうな話題を選んで手紙を準備していた。話題が決まれば多少の話はできる。

 その日は、私にとって、ゆきのさんとの画期的な記念日になった。というのは、ゆきのさんから三通の返事が来て、双方向のコミュニケーションができた。1日一回のポラサインしかできない東洋では奇跡に近い。

一通目は、前回12/3のポラ返却と一緒にかわいい封筒に入った手紙が同封されていた。「いつもニコニコ応援してくれて、メッセージ付のお手紙も、ありがとうございます♪」「あっ!お手紙書きましたのでよかったら読んで下さい。」「今日はありがとうございます!お手紙、そして、中のコメント、いつも励みになります。そして・・・ゆきのの為に、わざわざいらして下さって本当に感謝です。」

私がいつも真剣に熱過ぎる(いやらしい?)眼差しでヌードを観てしまうことをゴメンナサイと書いたら「この間は少しいつもより、良い意味での眼力を感じました。」とのコメント。ははは、それだけゆきのさんのヌードが素敵なんですよぉ。

なんといっても私を喜ばせたのがTSの話。「TSさんに見学行った際は、どうしよう×2と、一度は、何度も頂いていたオファーをお断りしていたのですが、太郎さんがきっと見守ってくれるだろうと・・決意したのです。」 実は私はTSのリクエスト用紙にゆきのさんの名前を書いてましたし、従業員さんにも何度もTSに呼んでほしいと話していました。だから、ようやく来月1月中のTSに出演することが決まって大喜び。簡単に決まったのかと思ったら、最初にTSからオファーがあったときに一旦は断ったんですね。それを私のために承諾してくれたなんて・・・涙。来月の公演は私も責任重大です。おそらく皆勤するでしょう。

二通目は、当日のポラ返却。だんだん早く返却できるようになったようだね(笑)。「本当にありがとう。ゆきにゃんのこと、すごく認めて下さって・・・」「あっ今度ゆきにゃんって呼んでね♪」とまで言ってもらえる。どんどん仲良くなっている実感があった。

3通目は予想外だった。3回目のポラのとき、手紙を渡された。東洋では1日ポラサイン一回と決められているので、今回はポラとは別にわざわざ私のために書いてくれたことに感激☆ 「ささやかなプレゼントを・・・」と称して、立花さやさんとのツーショット写真が同封。そして手紙の内容に驚いた。「さーや姐さんは、私の事を、初対面なのに、『この子は絶対、東洋の支えになる存在になれる。私がこの子を育てる』と、東洋に宣言して下さって・・・今、さーや姐さんはゆきのの先生です。」

 私も立花さやさんとは仲良し。さやさんは今年デビューだが既に東洋の看板的存在で別格の新人さん。そのさやさんが、私と同じようにゆきのさんに‘ダイヤモンドの原石’を見い出していたとは驚愕。一流は一流を見ぬくという感じかな。

 ゆきのさんは最初から、新人の初々しさを含めて、ただの新人ではないというオーラを発している。これから先も磨けばどれだけ輝いてくれるのかなと期待できるダイヤモンドの原石。

 

 TS出演前の前置きだけで、ずいぶん長くなったので、肝心の本レポートは改めて書きますね。

 

 

平成23年12月                            大阪東洋にて  

 

 

 

 

待ちに待った東洋の新星・涼川ゆきのさんの初関東TS公演が2012年1月中に始まる。

「ダイヤモンドの原石」と銘打って、この公演をレポートしたい。

 

まずは前置きから話す。

H23年に入って、私は関西へ遠征することが多くなった。関西の劇場としては、大阪東洋ショーと京都DX東寺の二つ。

私がホームにしているTSには、大阪東洋の踊り子さんがよくのる。東洋の踊り子さんと仲良くなるには、新宿TSと大阪東洋の二つの劇場を制することである。

最近よく思うのが、最初に大阪東洋でデビューした新人さんをチェックし少しでも顔を売っておくと、次にTSにのったときに非常に仲良くなりやすい。東洋では土日のポラタイムでちょっとしか接することができないので印象は薄いが、TSでは毎日会いに行けるから一気に存在感が高まる。踊り子さんと仲良くなる上で数多く通うというのが一番大切。毎日通っていくうちに必ず存在を認めてもらえる。

 

 今年H23年は、東洋の新人さん大豊作の年。たくさんの新人さんがデビューしたが、その中で特筆すべきは、立花さやさんに始まり、榊なちさん、涼川ゆきのさん、そして鈴木アリスさんと、将来の東洋の看板をはれる新人さんのデビューが続いたこと。みなさん、宝石の原石のように輝いてみえます。是非とも東洋の看板、ひいてはストリップ界の看板として活躍してほしいと念じている。

 

 さて、今回はその中で私が‘ダイヤモンドの原石’と感じた涼川ゆきのさんについて話してみたい。

 ゆきのさんがデビューしたのはH23年10月11日の東洋ショー劇場。

 私はその週の10/15(土)16(日)に東京からいつものように夜行バスで遠征した。朝早くからステージ真正面の席を確保して観劇。

 私は初めてゆきのさんがステージに現れた瞬間から彼女の虜になった。すごいオーラを発していて、凄い‘ダイヤモンドの原石’を発見したと感じた。東洋まで足を運んで本当に良かった。

私がゆきのさんを見てどれだけ喜んだかを示すエピソードがある。その週は、ゆきのさんはトリで、そのトリ前に私が長く応援している中條美華さんが出演。5番6番はよく一緒にダブル・オープンとなる。美華さんには申し訳ないが私の視線はゆきのさんに釘づけになった。美華さんのポラ・コメントに「太郎さんのゆきのさんを見る目が大きなハートマークになっていたわよ」とあり苦笑い。ホントそうだろうなぁと私も否定しない(笑)。 美華さんは私の新人好きをよくご存知。「ゆきのちゃんLOVEは昨日から気づいてたよー。居眠りも!! でも楽しそうでよかったです。」

私は遠征してもだいたい土日の一日しか観ないのだが、その週は大阪に一泊して二日連続で観劇。それ程ゆきのさんの魅力にはまった。完全にファンに落ちた。

私は手紙でゆきのさんの心の扉をノックし始めた。ゆきのさんの魅力を私がいま書ける最大限の表現で絶賛した。初日二回目のポラタイムに「お手紙、すべて読ませて頂きました」と言ってもらえた。手紙を読んでもらえると確信して、私はますます夢中で手紙を書き続けた。毎回ポラを買い手紙を渡したが、私の手紙がゆきのさんの心に響き始めている感触を得た。ところが、ポラの返却がない。彼女はどうもポラ・サインが苦手な感じ。一日一枚限定だが、当日ポラは返ってこなかった。そのため、具体的な反応を感じることはできなかったものの、私は翌日もゆきのさんに手紙を渡し続けた。いつもの私なら、手紙になんの反応もなければ私に関心がないと諦めて手紙を書くのをストップするのだが、ゆきのさんは別格。返事が来なくても手紙を書き続けた。二日目のポラのときに「お返事を書いたので次のポラのときに渡しますね」と言われる。私は心がときめいた。日曜日は三回目までしかいられなかったので次のポラタイムを心待ちした。すると「あっ、手紙を忘れたので、オープンのときに手渡しますね」と言う。

えっ! オープンのときに渡されるのはまずくないかな、と思った。実際に、ゆきのさんはオープンのときにレターを握りしめていた。しかしステージ真正面にいた私にレターを渡すタイミングを逸し、レターをそのまま袖に持ち帰ることになった。あぁ~もらいそこねたか・・・でも私の心の中は、私のために返事を書いてくれたんだというだけで十分に満足していた。次に会うときにつながると感じた。

改めて後で考えると、オープンのときに盆前の私にゆきのさんが個人的に手紙を渡したことが知れると大変なことになりかねない。ゆきのさんは注目の大型新人。そして私はストリップ客として超有名人。大阪まで遠征して新人にちょっかいを出していたとブログなどで激しく叩かれかねない。心無い客がいっぱいいるし、また、ゆきのさんはファンから注目されているのだから軽率な言動は避けなければならない。私なんかのせいで、ゆきのさんのイメージを傷つけるわけにはいかない。私もゆきのファンを宣言したからには十分気を付けなければならない。

 

 次に、ゆきのさんに会えたのは一カ月後の11月中の東洋。ゆきのさんが踊り子を続けてくれるかどうか心配していたので、すぐに出演してくれてホッとした。

 11/13(日)、大阪に遠征し、一日ステージを楽しんで帰った。

 私は毎回ポラを買い手紙を渡し続けた。しかし、私の一方的な手紙なので、ゆきのさんの気持ちが言葉として直接伝わってこない。

 ただ、私はかなり熱くて強い視線でステージのゆきのさんを見つめていた。ときたま、その視線に目が合って微笑んでくれるのを感じた。視線と手紙により、私の熱い気持ちがゆきのさんに届いているという実感があった。

 

 その次は、翌月の12月頭の東洋。出演間隔がやけに短いのは、今回は穴埋めのため。普段ならトリのゆきのさんが4番目。しかも12/3~10限定の出演。ということで、ゆきのさんの出演日に合わせて、最初の日曜日12/3に大阪に会いに行った。

 そのときに前回三日目のポラが返ってきた。朝、受付でもらって感激した。「今日も応援して下さりありがとう。」「いつも温かいお手紙をありがとうございます!!」合わせてプロフィールが記されてあった。「簡単ではありますが、プロフィールを書きます!! (中略) 性格 おっとりタイプ でも、負けず嫌いです。好きな色、白、赤、など。」

誕生日が1990年3月20日ということはまだ21歳か。若さも輝いている。

身長が169cmに納得。これだけの長身があればステージ映えするはず。ほんとステージ向きのスタイルである。

スリーサイズB80.W58.H88にも納得。(あまり納得してはいけませんか(笑)) ウエストのきゅっとしたくびれがよりバストとヒップを大きく見せます。私はおしり好きなので、ゆきのさんのおしりをうっとり眺めながら、大きくて形がいいなぁと思っていましたが、H88に納得の嬉しさです。

 手紙の中に「こないだTSさん、見学に行きましたよ!!」とあって、私が再三手紙でTS出演を頼んだので、その気になって頂けたのかと私は天にも舞い上がる気分になった。

 手紙の最後に、「質問!!→ゆきのは、どういう曲や踊りが似合うと思いますか?」とあり、話題を提供してもらえた。お蔭で私のペンは進んだ。ゆきのさんのスタイルとダンスセンスがあれば色んな演目に挑戦できる。演目は大きく分けて、ダンスで押すタイプとストーリー系のタイプに分かれる。最初のうちは最近流行のガールズ系のダンスを練習したらいい。なおダンスは奥が深いので、年にひとつは古典的なダンスを習得するつもりで練習すると励みになる。アラビアン、サンバ、フラメンコ、日本舞踊、最後は難しいがタップダンス等。また、ストーリー系はディズニーものに始まりこれまた沢山ある。ふと、ゆきのさんのイメージから、そしてゆきのという名前からも、雪女の演目なんかいいなと思えた。ロックのトップスターである灘ジュンさんの雪女も素晴らしかったしね。

 ゆきのさんは私のコメントを喜んでくれた。当日は日曜日なので、私は3回目まで観劇して帰らなければならない。ゆきのさんは、当日3回目のポラタイムで「今度、お返事を渡しますから」と言ってくれ、私は来週も来るねとゆきのさんに告げた。

 

 翌週12/10(土)、約束通り楽日にまた会いに行く。

 私は、演目についてのエッセイなど、ゆきのさんが気に入りそうな話題を選んで手紙を準備していた。話題が決まれば多少の話はできる。

 その日は、私にとって、ゆきのさんとの画期的な記念日になった。というのは、ゆきのさんから三通の返事が来て、双方向のコミュニケーションができた。1日一回のポラサインしかできない東洋では奇跡に近い。

一通目は、前回12/3のポラ返却と一緒にかわいい封筒に入った手紙が同封されていた。「いつもニコニコ応援してくれて、メッセージ付のお手紙も、ありがとうございます♪」「あっ!お手紙書きましたのでよかったら読んで下さい。」「今日はありがとうございます!お手紙、そして、中のコメント、いつも励みになります。そして・・・ゆきのの為に、わざわざいらして下さって本当に感謝です。」

私がいつも真剣に熱過ぎる(いやらしい?)眼差しでヌードを観てしまうことをゴメンナサイと書いたら「この間は少しいつもより、良い意味での眼力を感じました。」とのコメント。ははは、それだけゆきのさんのヌードが素敵なんですよぉ。

なんといっても私を喜ばせたのがTSの話。「TSさんに見学行った際は、どうしよう×2と、一度は、何度も頂いていたオファーをお断りしていたのですが、太郎さんがきっと見守ってくれるだろうと・・決意したのです。」 実は私はTSのリクエスト用紙にゆきのさんの名前を書いてましたし、従業員さんにも何度もTSに呼んでほしいと話していました。だから、ようやく来月1月中のTSに出演することが決まって大喜び。簡単に決まったのかと思ったら、最初にTSからオファーがあったときに一旦は断ったんですね。それを私のために承諾してくれたなんて・・・涙。来月の公演は私も責任重大です。おそらく皆勤するでしょう。

二通目は、当日のポラ返却。だんだん早く返却できるようになったようだね(笑)。「本当にありがとう。ゆきにゃんのこと、すごく認めて下さって・・・」「あっ今度ゆきにゃんって呼んでね♪」とまで言ってもらえる。どんどん仲良くなっている実感があった。

3通目は予想外だった。3回目のポラのとき、手紙を渡された。東洋では1日ポラサイン一回と決められているので、今回はポラとは別にわざわざ私のために書いてくれたことに感激☆ 「ささやかなプレゼントを・・・」と称して、立花さやさんとのツーショット写真が同封。そして手紙の内容に驚いた。「さーや姐さんは、私の事を、初対面なのに、『この子は絶対、東洋の支えになる存在になれる。私がこの子を育てる』と、東洋に宣言して下さって・・・今、さーや姐さんはゆきのの先生です。」

 私も立花さやさんとは仲良し。さやさんは今年デビューだが既に東洋の看板的存在で別格の新人さん。そのさやさんが、私と同じようにゆきのさんに‘ダイヤモンドの原石’を見い出していたとは驚愕。一流は一流を見ぬくという感じかな。

 ゆきのさんは最初から、新人の初々しさを含めて、ただの新人ではないというオーラを発している。これから先も磨けばどれだけ輝いてくれるのかなと期待できるダイヤモンドの原石。

 

 TS出演前の前置きだけで、ずいぶん長くなったので、肝心の本レポートは改めて書きますね。

 

 

平成23年12月                            大阪東洋にて