今回は、東洋の踊り子・周防ゆきこさんについて、「可愛さからの戦慄」という題名で観劇レポートします。

 

 

H26年も年の暮れに近づきつつある。まだ少し早いが大阪東洋ショー劇場が素敵なクリスマス・プレゼントをしてくれた。周防ゆきこさんの再来演である。

11月結の香盤は次の通り。①青山ゆい(東洋)、②坂上友香(東洋) 、③伊吹千夏(東洋)、④白砂ゆの(ロック)、⑤周防ゆきこ (東洋)〔敬称略〕。

 今週は、ロックの白砂ゆのさんと東条真夏さんに会えるのを楽しみにしていたが、東条真夏さんの名前がなくなっていた。初日の昨日は四人香盤だったらしい。今日からは真夏さんの代わりに伊吹千夏さんが穴埋め。真夏から千夏への交代とは面白い。千夏さんは来週12月頭に四周年だから前乗りになる。それにしても、真夏さん、どうしたのかな。来週は栗橋でも会えるのを楽しみにしているのに・・・。

 まぁ、今週はなんといっても周防ゆきこさんがお目当てだから仕方ないか・・。

(ちなみに、翌週の土日も大阪遠征した。予定外だったが、もう一度周防さんのステージが観たくなった。童話も完成したのでプレゼントしたかった。すると、香盤が変わっていた。東条真夏さんが復帰。11/26中日から千夏さんと交替したらしい。真夏さんの体調が戻って元気にステージにのってくれて嬉しかった。)

 

 周防ゆきこさんの再来演・・・

 ようやくの感が漂う。昨年二月に休館前の東洋開館記念特別公演で周防さんがデビュー。東洋がひっくり返るほどの大盛況だった。しかし、せっかくデビューしてくれたのに、東洋がその後八か月間の休館に入る。休館がなかったら周防さんと立花さやさんのツートップで東洋が盛り上がっただろうにな。警察のガサ入れによる休館が今更ながら本当に痛い。いろんな意味でストリップ界を揺るがせ、かつ狂わした。ともあれ、私は、H25年10月の東洋再開時は絶対に周防さんで大々的に来る!と確信していた。しかし、それは実現しなかった。

 その後の東洋では、新人は全くデビューせず、踊り子さんが辞めていくばかり。次期看板と期待された立花さやさんが今年三月に引退、そして九月にはベテランの中條美華さんと大物の引退が続く。途中、遠野こころさんが復帰したも、東洋メンバーの衰弱化は誰の目にも明らか。その間、東洋公演はロックにおんぶにだっこ状態が続く。東洋ファンの不満が燻っていた。そこで東洋側もやる気を見せるために、ついに周防ゆきこさんの復帰を実現した。また、前月には川越ゆいさんと荒木まいさんという二人のかわいい新人もデビューさせる。ようやく東洋らしい華やかさが戻って来た感じがする。東洋ファンとして嬉しいことこの上ない。

 

 周防ゆきこさんは11月16日(日)から30日までのロング公演。

 初日はすごい客入りだったらしい。立ち見が二列になったと聞く。東洋ファンがどれだけ周防さんの復帰を待ち焦がれていたかよく窺われる。

 私は、11月22日(土)からの三連休で大阪遠征を決める。

 

 さっそく周防さんのステージ模様を紹介する。

 幕が上がった瞬間、白・青・緑のレーザー光線が激しく放たれる。まぶしいばかりの光の強さに周防さんの姿がよく見えない。

 少しして、ブルーとホワイトの華麗な衣装に身をくるんだ周防さんの姿が確認できる。青い上着に、足元まで長い白いスカート。青い上着は袖がなく、襟元がユニークで、なんか折り紙のように立って白と青が折り重なる。白いスカートもふわふわしていて、青い線でもって横縞に重なる。頭にはかわいいピンクの耳が付いた銀の王冠をかぶる。

 足元は白いブーツを履く。両腕に白い腕巻きをし、右手に星の付いた棒をもって振る。

 まるでディズニーのお姫様のようである。

 一旦、袖に引き上げ、舞台に簾状の幕が下りる。

 次のオレンジの衣装も素晴らしい。この時も光の演出がある。四本の白い蛍光灯がバックで強く輝く。今更であるが、他の踊り子さんとは一味も二味も違う光の演出効果。観客席の頭上にも枝状のLEDが白く輝いていた。いかに東洋が周防さんに力を入れているか分かる。

 肩口に薄いオレンジ色、ウエスト部は白、そしてスカートはオレンジ、ピンク、イエローの色彩の布がふわふわと何層にも重なる。白いブーツを履いて軽快に踊る。

 以前拝見したときより、ダンスはとてもよくなっている。ダンスセンスの良さが光る。

 一度、盆前に近づく。あまりの可愛さに目がくらむ。

 最後の衣装も素晴らしい。最高の衣装を三つ続けているなぁ~。

 白い綿毛に縁取りされた、ふわっとしたピンク色のラグジュアリードレス。最初に、頭からすっぽり被った形で登場。ピンクの卵みたい。両手を広げて姿を見せる。スカートの裾が両手首に繋がっていて、ピンクの蝶々のようになる。胸元には白いリボンがポイント。よく見ると、ドレスの上にキラキラした薄い白いベールが覆う。頭には白い羽根の髪飾りが豪華。銀のハイヒールを履いて、長い花道を通りゆっくりベッドへ。盛大な拍手。

 かわいいルックスだけではない。スタイル抜群で、きれいなヌードにうっとり♡

 一流のモデルは、そこに居るだけでひとつの作品である。美しさは全ての客を黙らせる。現役AV界トップ・スターと評される、まさにスーパー・アイドルの降臨である。

 

 周防さんを拝見するのは一年九ヵ月ぶり。正直、あの時の衝撃が忘れかけていた。

 今回改めて、ステージでお顔を拝見したとき、その可愛さに身体が震えた。

「こんなに可愛い娘を見たことがない!」正直、そう思った。まさにブラウン管を通してしか見たことがない典型的な美少女である。おそらく美少女というものを絵に描いたら、そのまま周防さんの顔になるのだろう。

女優の宮沢りえさんの話を思い出す。前にTVで、タモリさんが初めて宮沢りえさんと会ったときに、この世の女性とは思えないほど可愛い。じろじろ見るのは失礼だからと「すみません。あまりにも綺麗なので、今から二分間じっと顔を見ていいですか?」と言った。りえさんは笑って許してくれた。タモリさんのキャラだから許してもらえたのだろうな。

私も同じ気持ちになる。周防さんのお顔だけ、じーっと二分間見つめていたい。すみません、できれば下のお顔もいいですか・・・!?

目の前にこれだけ可愛い娘がいること自体、信じられないほど凄いこと!その可愛さに恐ろしいまでの戦慄を感じた。

 

ふと、立花さやさんに初めてお会いした時のことを思い出す。

四年前の東洋。「こんなに綺麗な娘を見たことがない!」あまりにも美しすぎて近づき難さまで覚えた。私なんか鼻もひっかけてくれないだろうな。そう思いながらも私はいつものように手紙を添えてポラを買う。しかし、私の手紙なんか読んでもらえている実感はなかった。それでもダメもとで、私のホームTSミュージックに出演して下さい!と書いて渡し続けた。そして、意外にも早く、その夢は実現した。狭いTSは客で溢れかえった。私は夢中になって、さやさん目当てで通い続けた。毎日顔を出す私に漸くさやさんも関心をもってくれた。私の手紙にも反応があり、読んでくれている実感をもつ。それから私はさやさんの公演には大阪も関東も欠かさず顔を出し、その公演毎にレポートを書き続けた。いつしか、さやさんに「太郎さんは私の専属ライター」と言ってもらえるようになる。信じられないことだが、ファンとして一目置かれ仲良くさせてもらった。

さやさんが関東の劇場にのると毎回皆勤するファンもいたが、私は皆勤はしなかった。浮気性の私はいろんな踊り子さんを応援しているので皆勤はできない。回数が少ないと、どうしたの?という顔をする。かわいい焼きもちだった。一度だけ皆勤したときは喜んでくれ、私の似顔絵を描いたTシャツを皆勤賞としてプレゼントしてくれた。いまでは私の宝物である。

 

今、周防さんを目の前にして、さやさんの時と全く同じ気分になる。

こんな可愛い娘と仲良くなれるとは想像がつかない。到底無理な話だろう。若い頃に女性にふられ続けた苦い記憶から、気弱な自分が顔を出す。でも、だからこそ、こんな可愛い娘と仲良くなれるのがストリップの醍醐味。どうにかしたい、下世話な言葉で言うと「落としたい」という気持ちが湧く。ストリップのプレイボーイ感覚かな(笑)。まぁ、私の言う「落としたい」は私の手紙に反応してもらう程度だけどね。

周防ゆきこ攻略作戦を開始。

まずはポラを買う。「盆前で熱心に観て頂いてありがとうございます」彼女はステージの上からお客の反応をとてもよく観察している。それをポラのときにさり気なく話せる。とても利発そう。上手に客対応ができる。これだけで人気が爆発するだろう。

私は手紙を添える。私なんかの手紙はおそらく読んでもらえない感じ。それでも渡す。

彼女の場合、仲良くなる秘訣はひたすら劇場に通うことだろう。顔を出すことによって顔を覚えてもらう。ファンとしての一線を守って応援し続けること。これは、私がこれまで出会った美女誰もがもつ防衛本能である。だから、手紙やプレゼントは効果がない。ひたすら顔を見せて安心感を与えることだ。

私が周防さんと仲良くなれるとしたら、東洋だけでは限界がある。どうしても関東の劇場にのってもらい頻繁に通うしかない。周防さんの場合、まだ現役のAV嬢なので、そもそもストリップにどれだけ乗ってくれるのか分からない。東洋限定になる可能性が強い。それでも、さやさんとの体験をもう一度、周防さんで味わってみたい。ダメでもいいから、ストリップファンとしてそんな夢を抱きたい。

 

東洋とも15年以上の長いお付き合いになっている。

その間、私は何度も東洋の踊り子さんに恋をした。すてきな思い出をたくさんプレゼントしてもらった。私のストリップLIFE、そして私の人生はそれだけで華やぐ。

ストリップ劇場は、踊り子さんに恋をする場だと私は考えている。私も高齢になってきたが、これからも恋をし続けて、いつまでも青春を謳歌していきたい。

 

 

平成26年11月                      大阪東洋ショー劇場にて

 

 

【事後談】

 私は、このレポートを書き上げて、二日目に周防さんに渡した。

 正直、周防さんが私なんかの手紙を読んでくれると思っていなかった。一日目も毎回手紙を渡していたが反応がなかったので手紙を読んでもらえる実感はなかった。

 ところが、二日目の一回目のポラ時「お手紙、とても嬉しかったです。前回の公演のことを書いてくれたんですね。また、未熟な私にとって色んなことを教えてくれてとても参考になりました。」と話してくれた。私の手紙を読んでくれたんだ。私は目が点になった。

 このレポートについても「褒めすぎですよぉ~♪」とポラ時に話してくれた。嬉しかった。

 手紙を読んで頂ければ仲良くなれる可能性がある。

 私は、高い高い周防山に咲いている高嶺の花を目指して、登山する覚悟ができた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

周防山の雪んこ』  

~周防ゆきこさん(東洋所属)に捧げる~

 

 

 周防ゆきこさんがステージに現れる。

 あまりのかわいさに目がくらむ。まるで「ストリップの妖精」だ♡

とてもこの世の人とは思えない美しさ。ある意味、怖いまでの美しさ。別の世界からやってきた妖精か、はたまた魔女か。魔女なら心を奪われてもいいとさえ思う。私はうっとりと彼女の姿を眺める。

 やけに眩しい。背後からのライトが直接目に刺さる。まるで、ゆきこさんという実態(障害物)がないかのごとく。だんだん彼女の姿が透けて見えるようになる。もしかしたら、この美しさは空蝉(うつせみ)かもしれないと思い出す。

 更にじっと目を凝らいて彼女を見つめていたら、彼女の背後、遥か遠くに山が見えた。あれが気高い周防山かな・・・

 私の魂は本物のゆきこさんを追い求めたがった。あの周防山に登ってみたい!!! そこにきっと高嶺の花が咲いていると思った。

 

  私の魂は山に向かって歩き出した。

 最初の山に辿り着いた。

 山の麓に、イタコと言われる年老いた巫女がいた。

 私は巫女に「ここは何という山ですか?」と尋ねたら、「青森の恐山だ」という答えが返ってきた。そして「あなたは美しさを怖がっていますね」と付け足した。

 私はギクリと尻込みした。

「大丈夫です。あなたが美しさに抱く畏敬の念は素晴らしいことです。美しさを軽はずみで考えてはいけません。真摯に美しさを求めることであなたは必ず幸せになれます。」と巫女は話してくれた。私は動揺を静めた。

 

  次に、ある山に辿り着いた。

 見覚えのある山の頂上が見える。ここは富士山か。

 なんか異様な臭いがしてくる。臭いの方角を見たら、山腹の一部を黒い雲のようなものが覆っている。

 ブーン♪

 一匹のミツバチが耳元で囁いた。「あれは蠅の群れです。あの一帯は、昔は珍しい高山植物が群生していましたが、今では人間の手で荒らされてしまいました。我々ミツバチや蝶は住処(すみか)を追われました。あなたが求めている高嶺の花はもうこの一帯にはありません。

そのうえ、人間が糞尿を撒き散らすものだから、蠅の住処(すみか)になってしまいました。山の神々はカンカンです。」

 せっかく富士山が世界遺産に登録されたというのに、陰の実態は未だにそんなものなのか・・・美しいものへの冒涜は許されない。いつか必ず人間は自然からしっぺ返しを食らうことになるだろう。恐ろしい。

 

 また次に、ある山の麓に辿り着いた。

不思議な光景を目にした。青く晴れ渡った空の下、山のてっぺんにたくさんの赤い金魚が泳いでいる。いや金魚が飛んでいるという表現が正しいのだろうか。金魚はぷくぷくと口から泡を出している。どことなく苦しげな金魚の表情。

 私はその山の頂上を目指して登り始めた。足元がやけにぬかるみ登りづらい。

 日が落ち、月が上る。頂上に着いたときには、辺りはすっかり暗くなる。

岩場にたくさんのキツネが現れる。尻尾が月の明かりに呼応してか、青白く光っている。なんて美しい輝きだろう。

私は一匹のキツネに声をかけた。「ここはなんという山ですか?」

「ここは木曽の御嶽山だよ」とキツネが答える。

そして、日中、大きな噴火があったことを話してくれた。どうやら人間が山の神々を怒らせたらしいと付け加えた。私は富士山でのミツバチの話を思い出した。山はマグマで繋がっている。

足元が泥濘(ぬかるみ)なのは、噴火したばかりの火山灰が積もっていたからだ。そして、赤い金魚は溶岩だったのかな!と感じた。

たくさんの登山者が溶岩にのみ込まれ、また噴出した石に当たり、亡くなった。あっという間の惨事だった。

キツネが話す。この尻尾には噴火で亡くなった人々の魂が乗り移っている。命のはかなさは一瞬の輝きを放つ。それはもっと長く生きたかったという魂の叫び。悲痛であるがゆえの強い美しさか。

 キツネたちは噴火で亡くなった人々の魂を鎮めるために、丸い輪になってキツネの踊りを始めた。

 コーン コーン まるで鼓(つつみ)を打つようなキツネの泣く声・・・

 私は足が釘付けになり、時間が経つのも忘れて眺めていた。

 そして踊り終わったキツネに尋ねた。「私は周防山に行きたい。どちらに向かえばいいのか、教えてくれないかな。」

「あなたは何を求めて周防山に向かうのですか?」

「周防山に咲いている高嶺の花を見てみたい。きっと本物の美しさがそこにある。私はそれを見れたら命も惜しくない。」

 キツネは「それは命の輝きですね」と言いながら、ある方向に目を向けた。キツネが顔を向けた先には、高い山がそびえていた。

 

 季節はすでに冬に入っていた。ちらほらと雪の粉が飛んでいる。

 私は一心不乱に周防山を登った。頂上に近づくにつれ雪が激しくなっていった。

 一面が雪で真っ白になっている。いつしか私は道に迷い、疲れて倒れ込んだ。高嶺の花を見るまでは死ぬわけにはいかない・・しかし身体がもう動かない・・私はこのまま死んでしまうのだろうか、と頭を過った。

 誰かが私の身体を揺すった。目を開けると、信じられないほど美しい少女が私の顔を見ていた。吸い込まれてしまいそうなほどの涼しげな眼差し。透き通るように白い肌。一目で、雪んこ!と分かった。そして、私が求めていた高嶺の花は彼女のことではないかなと感じた。

 彼女は「あなたが求めている高嶺の花はすぐそこにあります。私が案内します。」と言って、私の手を掴んだ。私に迷いはなかった。私の命は彼女に会えたことで激しく燃え上がる。このまま燃え尽きても悔いはない。もう命なんて惜しくない!

私は雪んこと一緒に白い光の方に向かって歩いて行った。

 

                                    おしまい  

  

 

 

 

 今回は、H25年2月頭の「大阪東洋ショー劇場 (休館前の)開館記念特別興行」の話をします。

 

忘れもしないH24年11月3日(土)の警察ガサ入れから三ヵ月経ち、大阪公安委員会から正式に240日間の営業停止という行政処分が下りた。今回の特別興行は当初2月15日までの予定だったが、2月13日(水)から10月12日までの営業停止となったため、急遽3日早めて2月12日(火)が最終日となった。東洋ファンの中には2月15日(金)に会社に休暇届けを出している人もいて慌てていた。

東洋の劇場内の壁に、大阪公安委員会から「公然わいせつ罪」で起訴された旨が掲示されていたが、ストリップは風営法で認められているものだから今更「公然わいせつ罪」でもあるまい、実際は売上計上漏れの脱税だろうと噂されている。どちらにせよストリップ劇場としてはよくある話だろうから、結局のとこ警察当局によるストリップ劇場に対する弱い者いじめということだろう。

 

 東洋だけでなく、H25年1月28日の新宿TSミュージックへも初めての警察ガサ入れがあり、ストリップ業界全体に激震が走っている。

 これまで警察ガサ入れがなかったロックの踊り子さんでもかなり動揺している。理由がはっきりしていないため、いつ、どの劇場が摘発されてもおかしくない状態だ。まさにストリップ存亡の危機に陥っている。

 また、劇場の閉館が続く中で、それに輪をかけ警察ガサ入れで休館が相次ぎ、踊り子さんの仕事場がどんどん無くなっているという切実な問題が起こる。現在も栗橋大一劇場が五月まで休館になっている。その上、東洋とTSという大手の劇場の休館が続くわけだから、たまったものではない。

 TSは、他に系列として池袋ミカド劇場とシアター上野、そして芦原ミュージック劇場を持っているので、専属の踊り子をそこを中心にして回すことになるだろう。問題は、東洋の踊り子さんだ。東洋には系列の劇場がない。一番多く出演していたTSが閉まるのがきつい。ミカドや上野だけでは枠が少ない。他に、渋谷道劇、DX歌舞伎、大和、若松、そして関西の晃生とDX東寺、広島大一、A級小倉などか。普段はのることのないロック館にものせてもらうしかないだろう。ただ、中堅クラスは乗れるだろうが、問題はギャラの高いトリクラス。ロック館以外は難しい。そんな中、若手のエースである立花さやさんの引退する噂が立つ。(さやさんと仲のいい星川音々さんが直接さやさんに確認したところ、辞めるわけではないと明言してくれ、ホッとしている。それにしても、まるで、この事態を予想してたかのような休業である。) 榊なちさんはどうなるのだろうか!とかファンの間でも心配の声があがっている。現在ロック館に唯一のっている水元ゆうなさんが急遽浅草ロックに香盤が入り、そのため玉突きでロックの香盤にも影響し出したという話が聞こえてくる。他の劇場にも多かれ少なかれ同様のことが起こるだろう。

 

そんな中、H25年2月1日から東洋ショー劇場の開館記念特別興行がスタートした。

 公演前半はそれほどの客入りではなかったらしいが、2/9(土)~2/11(月)の三連休は凄まじい客入りだった。これだけ立ち見が多かったのは久しぶり。

 しばらく休館になること、そのためプリペイド・カードを消化したいという思惑もあるのか・・・でも、なんと言っても、今回デビューしたトリの周防ゆきこさんの存在が大きいようだ。

 

 最初の2/1~10までのメンバーは次の通り。全て東洋の踊り子さん。①木城レナ、②上野綾、③渚あおい、④遠野こころ、⑤川村あいね、⑥周防ゆきこ〔敬称略〕。 

次の2/11~12までのメンバーは、上野綾さんと川村あいねさんがTS出演のため抜け、代わりに吉田花さんが入り五人香盤。ただ11日は撮影会があって、四回目から参加。美里麻衣さんの名前もあったが消え、結局最終二日間は4~5名で対応。2/11の1~3回目は、①木城レナ、②渚あおい、③遠野こころ、④周防ゆきこ〔敬称略〕。四回目から吉田花さんがトリ前に入る。

 

 私は、2/10(日)との楽日前2/11(月、建国記念の祝日)の二日間の観劇を楽しんだ。残念ながら四回目の吉田花さんのステージは見れずに、夜行バスで帰ることになった。

 ともあれ、今回の開館記念特別興行は最高のメンバーが揃い、素晴らしい内容だった。

 先週のTSで警察のガサ入れを体験した渚あおいさんを心配していたが、元気に踊っているのを拝見してホッと安心した。

 遠野こころさんは、今回の公演後しばらく休業に入る。また必ず戻ってくるので八ヶ月間みんなで乗り切ろう!と話してくれた。

 今回の公演の目玉は、デビューした周防ゆきこさん。今週TSに通っていたときに、楽日に東洋に行く話をしたら、東洋の伊吹千夏さんから「周防さん、すごくかわいいから、太郎さん一目ではまっちゃうと思うよ」と話してくれた。実際に撮影会などで周防さんに会ったことのあるスト仲間からも生写真を見せてもらい、かわいさの太鼓判を押してくれた。こうした前評判を受けて、初めてステージを拝見すると、まさに評判通りの美少女。

ステージに現れた瞬間、場内がパッと明るくなり、爽やかな風が吹き抜けた。ベッドショーでは観客が固唾をのみ、その視線を釘付けに。場内が静まり返りピーンと張り詰めた空気が、立ち上がりの瞬間から盛大な拍手の嵐に変わった。オーラに包まれたこの雰囲気は「一流の踊り子」にしか醸せないもの。まさに彼女は‘ストリッパーの申し子’である。

 ツインティールの髪型でAKBなどのアイドル顔負けにかわいいし、スタイルも良く、踊りのセンスもいい。しかも、ポラ対応がよく、フレンドリ―に接してくれる。ベッドのときに私とちらっと目が合い微笑んでくれ、そしてポラの時「一生懸命に観てくれて、ありがとうございました」と挨拶された。愛想よく振る舞うので既に人気が大爆発していた。毎回のステージで、ポラの行列が場内コの字型になり、延々と30分以上続いた。

まさに東洋の看板をはれる、いやストリップ界の看板になれる逸材である。

 それにしても、デビューのタイミングが悪かったなぁ~。本人が言うには、東洋限定の出演らしく、今度乗るのは八カ月後の休館明けになる。それまで踊り子としてのモチベーションを維持してくれればいいが。

 関東の劇場にのるにしてもTSが休館してしまうから可能性がない。私としては一目で気に入ったにもかかわらず、しばらくお預けをくらい、本当に残念な思いである。

 

 今更ながら、これからの八ヶ月は本当に寂しい期間となる。私個人的にも、大阪に遠征する楽しみが減ってしまう。しかも、ホームであるTSミュージックも休館になると、大好きな東洋の踊り子さんに会えなくなってしまう。そう思うと泣けてくる。

東洋の踊り子さんは本当に大変だ! 是非、業界をあげてバックアップしてほしい。

私は、これまで劇場はそれぞれ競争し合いながら独自の売りや特徴を出してほしいと考えていた。そのことがストリップ業界の発展につながると信じて。ただ、今はストリップ界全体の存亡の危機。つまらない劇場の喧嘩はやめてほしい。見栄やプライドは捨てるべし。全ての垣根を取っ払い、みんなで協力し合って、この難局を乗り切るしかない。

ひとつ提言したい。このピンチをチャンスにする妙案である。しばらくの間、ストリップ業界全体で大々的に、全国の劇場が現在の踊り子の出演数にプラス1名して特別興行を行うことにする。プラス1名は東洋の踊り子を中心にして割り当てる。東洋の踊り子は人気が高いから集客力があるので、ストリップ客が増えることが期待できる。万一、赤字になってもしばらくは出血大サービスとする。全国的にストリップ客が増えればいずれは元をとれる。また、各劇場で積極的に東洋大会とかTS大会を企画する。こうした催しをどんどんやってほしい。

お客も、つまらないサイト等に踊り子や客同士の誹謗中傷している状況ではないぞ。みんなで一致団結してストリップ劇場を守っていかなければならない。

まさに、劇場側も踊り子も客も、ロック系とかTS系とか言ってないで、挙党(挙国)一致体制で臨むべきだ。

 

 大好きなストリップよ、永遠であれ! そう信じて疑わない。

 

平成25年2月                            大阪東洋にて  

 

 

今回は、H27年7月結の大阪東洋ショー興行における吉田花さんの六周年について「貫録のステージ」と題して観劇レポートします。

 

 

本格的な夏が始まった。暑いのに、突然ゲリラ豪雨が襲ってきたりと、不安定な気候が続いている。

そんな中、7月24日(金)深夜、夜行バスで大阪に向かう。翌朝、8時前に大阪駅に到着。大阪は東京とは違う暑さ。なんというかサウナに入っているような暑さを感じる。大阪湾独特な暑さ。

8時過ぎに天満の東洋ショー劇場に到着。既に荷物の場所取りがあり四番目だった。先客は顔見知りの関東からの遠征客だった。

 

今週の東洋の香盤は次の通り。①友坂麗(ロック)、②秋月穂乃果(ロック)、③藤咲茉莉花(ロック)、④中谷ののか(TS)、⑤吉田花(東洋)〔敬称略〕。

今週は吉田花さんの六周年記念興行。前回五月の新宿TS出演でたくさん通ったときに楽しい時間を過ごせ、7月の周年には応援に行くつもりでいた。またTSの新人・中谷ののかさんの東洋初出演ということもあり、TS常連の私としてはTSを代表して応援に来た。

今週、顔見知りのロックファンが何人か遠征してきていた。彼らから友坂麗さんが10月に引退することを聞いて驚き、長くお付き合いしてきたので感無量になる。

 

さて、今回の周年作「Vacation」の内容を紹介する。

鳥のさえずりが聞こえる。

一人の貴婦人が登場。まさに休暇(Vacation)を楽しんでいるかのようなエレガントな装い。キラキラした水色模様を基調にしたワンピース・ドレスで、下半身には黒い線が二本斜めに流れ、スカートが足元を包む。襟元とベルト部に白と青の薔薇の花が巻きついている。胸元の大きなブルーの三つの薔薇の花とベルト部にもブルーの花あり印象的なポイント。また、つば部が青い、白と青が入り混じった帽子が高貴なイメージを高める。

次に、赤味のドレスに着替える。胸元は赤と白の混合色のブラで、腹周りは白地で、腰から下はまた赤と白の混ざった模様が下に流れる。その模様をよく見ると、白地に赤い薔薇がびっしりプリントされており、白と赤がまだら模様になっている。スカートの丈は先ほどのドレスより短く、裾は白いふわふわのレースになっている。足元に銀のハイヒールが見える。このドレスも襟元とベルト部、そして手首に赤い薔薇の花が付いているのがポイント。

栗色の長い髪を背中まで垂らす。美しい大人の女性♪

その衣装のまま、裸足になって、盆に移動し、ベッドショーへ。

赤い薔薇がプリントされた衣装は近くで見ると透け透け。うっすら下着が見える♡

ベッドショーを近くで拝見し、たくさんのアクセサリーが目に入る。宝石のピアス、十字架の付いた純金のネックレス、左手首にガラスのブレスレット。そして手のマニュキュアが鮮やかな銀色にキラキラ輝く。これらが花さんの女度を華やかに引き立てている。

圧巻の新作である。東洋の看板を背負っているという貫録のステージ。美しさでは誰にも負けない。

以前、花さんのレポートを「花から華へ」と題して書かせてもらったが、花さんはまさに大輪の華に大成した。

今回の六周年作を見ていて、最初の「青」から「赤」への色彩の変化が印象的だった。クールなブルーから情熱の赤へ。

思い返せば、デビューして嫌な思いをして踊り子を辞めたいと考えていた時期もあった。そんな時、仲良しの木城レナさん達に励まされ助けら、こうして六年間頑張ってこれた。レナさんが今年三月に休業してしまったとき、東洋ファンは花さんも一緒に辞めちゃうんじゃないかと心配した。たまたま私は五月に一年半ぶりの関東の劇場、新宿TSにのってくれた花さんの応援にたくさん通った。その時に、まだまだ頑張ってくれそうな雰囲気を感じた。こうして六周年を迎え、踊り子という仕事に対する情熱を覚えずにをれない。東洋の看板として頑張ってくれる意思をこの六周年作品から感じ取った。

 

ちなみに、後で、この作品名が「Vacation」であることを知る。Vacationを辞書で調べると、休暇という意味の他に、辞職という意味もあることにビックリ。まさか、花さんが辞めるなんてことはないよね。少しくらいの休暇は結構だが、お願いだから休業とか引退は無しだよ。せっかく「もっと仲良くなろうね」とTSで約束したんだからね。

 

新作が出たらレポートしてほしいと言っていた花さんの要望に応えました。

これからもいっぱい仲良くしてね。

 

 

平成27年7月                           大阪東洋にて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は、H27年5月中のTS興行における吉田花さんについて観劇レポートします。

 

 

今週のTSの香盤は次の通り。①アキラ(渋谷道劇)、②星愛美(晃生)、③浜崎るり(晃生)、④綾乃(晃生)、⑤七海セーラ(晃生)、⑥吉田花(東洋)〔敬称略〕。驚くかな、今週はTSメンバーがいない。

今週のTSの香盤は六人中四人が晃生メンバーという、まさに晃生大会の様相を呈する。

そんな中、東洋の吉田花さんの存在が光る。

 

私は、初日、会社帰りにTSに寄った。

階段を上り受付をしたら、ちょうどステージを終えた吉田花さんが出てきた。美少女の出現にドキッ★ 外出用の私服だったので一瞬、花さんと分からなかった。「太郎さん!」と名前を呼ばれて、すぐに花さんと気付いたものの「あれっ! 花さん、こんなに可愛かったかな!?」と思っちゃった。

外出着はすごくスリムで、ジーパンを履いている。かっこいい出で立ち。典型的な美少女タイプで、そのかわいさになんかキュン↑と来る♪ このときに今週は花weekにしようと心に決めた。

 

吉田花さんが関東に来るのは久しぶりで、昨年ここTSのH26年8月頭ぶりになる。

その間、私は大阪東洋で何度も花さんには会っているので、あまり久しぶり感はない。

ただ、立花さやさん等の引退もあり、東洋のトリクラスが関東の劇場にのるのは水元ゆうなさん以外ほとんど無くなったなぁ。周防ゆきこさんは東洋限定だし。TSをホームにしている私としては淋しいことこの上ない。そんな中、吉田花さんが乗ってくれて心から嬉しく、かつ感謝したくなった。

 

今回の演目は代表作「花」。

最初に、白系のドレス姿で登場。胸に大きな黄色い花がワンポイント。そして頭にはブルーのリボンを飾る。きらきらした金色のハイヒールを履いて踊る。まさに、ディズニーに出てくるお姫様のように美しい。あまりにも可愛くて見とれてしまう♡

次に、爽やかな軽装で登場。ブルー系の花柄ワンピースで、胸元とスカート部が白くふわふわになっている。鮮やかなパノラマ傘を振り軽快に踊る。

最後に、ドレス姿になる。上半身は薄いブルー系で胸中央に大きな花がくくられている。下半身はふわふわでスケスケな白いスカート。裸足でベッドショーへ。

アクセサリーが目に入る。たくさんの耳ピアスが素敵。さり気ない純金のネックレスに、左手首にきらきらしたガラスのブレスレット。そして白いマニュキュアで、女子力up★

それにしても、近くで花さんのお顔を見ているとかわいくって幸せな気分になる♡

ラスト四回目はとくに盛り上がる。

深夜24時近くなり客も少なくなるが、だからこそ残った客は花さんのファンのみに純化される。そのため気分もピュアになり、花さんは最高に気分が盛り上がっていた。

 

さて、ここまでは花さんを褒めに褒めちぎった。褒め殺しにするつもりはないよー(笑)

花さんは愛嬌もあるし、かまってほしいという客のニーズにも十分に応えているように見える。だから、もっともっと関東で人気が爆発すると思うよ。

そこで、私からひとつお願い。

私は手紙で踊り子さんの心のドアを叩くわけですが、花さんの場合、私の言葉たちがドアの中に招き入れられたか分からないことが多い。招き入れられたら安心してコミュニケーションが発生するが、その確信がないので会話が弾まない。東洋のようにたくさんのお客さんがいて忙しいときは難しいのが分かりますが、こうして日夜TSに通っているときは是非とも楽しいコミュニケーションをしたいな。忙しいときは手書きのコメントだけでも読んで頂き、反応してもらえると嬉しいな。

そうすれば、可愛い花ちゃんにもっともっと夢中になれそうなんだ。

 

 

平成27年5月                         TSミュージックにて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 大阪東洋所属の吉田花さんを「花から華へ 吉田花」と題してレポートしてみたい。

 

 H25年新春のTSに、東洋の吉田花さんが出演。

 私は四日目の1月3日(木)にホームTSに顔を出した。お正月公演なのでメンバーが揃っている。香盤は次の通り。①山口桃華(TS)、②KAERA(TS)、③小沢アリス(渋谷道劇)、④水咲カレン(TS)、⑤吉田花(東洋)、⑥あいかわ優衣(TS)〔敬称略〕。

 今回の公演では、トリにTS看板娘のあいかわ優衣さんを持ってきているが、ツートップとして東洋の看板娘の吉田花さんをトリ前にしている。私としては今回がTS四回目となる吉田花さんの来演を楽しみにしていた。今週は花WEEKにしようと決めていた。

 

 まずは花さんの今回の演目を少し詳しく報告する。本公演では二個出し。

 ひとつは演目「ハート」。昨年、東洋で一番多く拝見している演目であり、東洋ではステージ上に大きなハートの飾りが釣り下がりステージ全体のインパクトになっていた。が、大きすぎるので今回のTS公演では省いてしまった。これは残念なところ!

 最初に白いかわいい衣装で登場。ピンクの花が、髪飾りにひとつ、胸元にひとつ、そしてスカートに幾つか飾り付けてある。そして、同じピンクの花のブーケを手に持って、しっとりと踊り始める。二曲目が始まると、ブーケを置いて、軽やかなダンスを舞う。

 二つ目の衣装は、パープル系のしっとりしたドレス。これも胸元に大きな花をつけ、スカートは落ち着いた紫系の花柄がプリントされている。その衣装のまま、ベッドショーに入っていく。私は最も近い花道で観劇していたので、匂い立つ色香を覚えた。近くで観ていたので、アクセサリーまで目に入る。左手首にしている数珠のブレスレットがパープルのドレスによく似合っていた。

 ふたつ目の演目「コート」は、椅子を使った出し物。

 最初に、袖と裾が毛皮になっている白いハーフコートをカッコよく着こなして登場。次は白いワンピースで、栗色の長い髪をなびかせて軽快に踊る。三曲目は、ワンピースを脱いでセクシーな白い下着姿になる。白い下着にはパープル色の花模様が豪華に刺繍されている。そして、ハイヒールに履きかえて、椅子を花道に移動する。ベッドショーでは、その椅子を使ったポーズを次々に決める。ひとつひとつのポーズがとてもセクシーで客は拍手喝采。

 以上が、今回の花さんのステージ内容である。

 

 なによりも、今回初めて吉田花さんがステージに現れた瞬間に、私は「TSに花が咲いた」と感じた。これまでの出演時とは全く違うオーラを放っている。

 花さんは誰もが認める典型的な美少女。スタイルも抜群で、身長162㎝がステージでは更に高く感じ、またB86・W58・H84というスレンダーなプロポーション。容姿だけで十分観客を魅了するが、今回はそれにプラスされて貫禄ある風格を醸している。

 思い返せば、花さんはH21(2009)年7月31日に一日だけの顔出し興行として東洋のステージに乗り、その翌日TSで8月1日~10日のデビュー週を迎える。有名AVのせいか前評判が滅茶苦茶良く、TS客は彼女の来演を心待ちしていた。私はAVを観ないけど宣材ポスターがとてもかわいかった。当時、私は仙台に単身赴任しており、花さんを見たくて土日に二週連続でTSに遠征した。初日に初顔合わせ。花さんのチャーミングな笑顔に一目で魅了される。

しかし、肝心の花さんとしては、全くストリップの要領が分からないまま、エロポラ名人とかエロポラ大王、はてはおかまちゃんや抱っこちゃんなど多くの魑魅魍魎とした人種渦巻くTSのステージに放り込まれてしまった。エロポラでは相当嫌な思いをしたようだ。そのため、(私の記憶が正しければ)その後半年ほどステージにのらなくなった。デビュー半年後、一旦東洋にのって、すぐに再度H22年4月中にもTSに出演したが、ますますTSの印象は悪くなり、もう二度とTSには乗らないと話していた。

 それ以降は東洋限定で出演していたが、関東の劇場にたくさんのっている同年代の仲良しの豊田沙希さんや木城レナさん達から、一緒にTSにのろうと強く誘われる。踊り子を続けるなら、やはり劇場数の多い関東にのる必要があるし、TSは登竜門になる。

 H23年10月中に、木城レナさんと一緒に三度目のTS。その頃には私は仙台の単身赴任から戻りTSをホームにしていたので、五日間ほど通った。その時から、花さんの中で私はファンの一人として漸く認知されるようになったと感じている。やはり足繁く通うのが全てのポイントだね。

 

 花さんがTSでデビューしたときに、私はそのチャーミングな笑顔に一目で魅了された。そのときの花さんからのポラ・コメントの通り。「花が踊ってるとき、めちゃくちゃ笑顔ですね!!! 花まで笑顔になっちゃいます☆」

 私は花さんと仲良くなりたくて手紙で花さんの心の扉をノックした。手紙を読んで頂いている感触はあったが、あまり反応がなかったので仲良くなる機会を得られずにいた。私は手紙の反応がない方は応援しなくなることが多いが、それでも花さんのかわいさは私の関心を離さなかった。

 最初の頃は劇場(東洋)にのる頻度も少なかったので、踊り子に興味をもてないまま辞めてしまうのかなと懸念していた。それでも、復活して、ステージにのり続けてくれた。

 H23年度後半からは、東洋にのる頻度が安定してきて、H24年度から何度も東洋でステージを拝見しているうちに、花さんのステージが変わってきたのに気付いた。顔つきが‘ストリッパーの顔’になってきている。そして東洋のトリを飾れるほどの‘東洋の看板’になってきた。

 

 何が彼女を変えたのか?

 ひとつは、<自信>だろう。

 デビュー当時、かわいさは光っていたが、ステージに立つ自信がなかったのだろう。一生懸命に笑顔を振りまいていたが地に足が付いている状態ではなかった。ステージに集中しようにも、ポラで嫌なポーズを要求されたりして、それどころではなくなっていたのかもしれない。

 不安な中でステージを努めながらも、ファンの目は温かった。いつも花さんを暖かく見守っていた。それが花さんの自信につながっていった。

 ステージを華やかにするものは照明でもスポットライトでも無い。それは踊り子さんの自信である。自信をもつことにより花さんのステージは花開いた。

 不安があると一人では心細いし淋しいから東洋の仲間と一緒に出演したくなる。今回は東洋一人で出演しているが、フィナーレで他のお姐さんとも楽しそうに談笑している姿を見て、もう淋しさの心配はなさそうだ。安心して見ていられるようになった。

 

 もうひとつは、<自覚>。

 お客さんも好き勝手なことを言う人もいて気の毒に思う点も多いが、あれもダメ!これもダメ!と甘えているうちは一人前にならない。最初のうちは無我夢中と思うが、お客さんのわがままを上手に受け流す余裕が必要。

 エロポラなど客の対応が嫌で辞めていく新人さんがたくさんいるが、それでもストリップに魅力を覚え、踊り子を続けていこうと心に決めた人にはある強さが身に着く。それが‘踊り子としての自覚’である。自分のわがままより、まずは客の満足を考えようとする。そのためステージがどんどん良くなる。客は満足し、ファンがたくさん付く。そういうスパイラルな好循環に入っていく。花さんはうまくその軌道にのった。今回はポラ時もエロポラを嫌がらずに堂々と対応していてこちらも安心して見ていられる。

 最近では、東洋のトリも張れるようになり、‘東洋の看板’の一人として更なる上位の自覚を持つようになった。

 

 私は花さんのそうした成長や変貌を感じつつ、ステージを観たら必ずポラを買って応援し、せっせと手紙を渡し続けた。

 H24年末の豊田沙希さんの引退週、花さんはトリを務めた。私が沙希さんのレポートと創作童話を花さんに渡したが、それが花さんの心の琴線に触れた。二日目のポラ時に、「太郎さんのレポート、素敵でした。HANA、感動しました!」と言ってもらえたときに、花さんは私に向かって心の扉を開けてくれ、私の言葉たちを受け入れてくれたんだと実感。これは私にとっても最高の感動であり、デビューから四年目の快挙になった。

 今回のH25新春公演は、そうした経緯を踏まえての、待ちに待った楽しみな公演になった。しかも、今回は東洋を代表しての単身出演だ。

 その期待に応える如く、花さんのステージは華やいでいた。

花から華へ・・・

 花さんは自信と自覚を持つことにより、一流の踊り子さんだけが持つオーラをステージいっぱいに放っている。彼女の大きな瞳はしっかりと客をとらえ、客の視線を釘つけにしている。華やかな美しさにうっとり酔いしれる。しかも、オープンショーはサービス精神たっぷり。花さんはお客が嬉しそうな顔をしていることに刺激を受け、更にサービスしてくる。ステージは興奮の坩堝と化し、200%の満足度!!!! これまでのTS公演とは一味も二味も違ったステージに進化。彼女は、かわいい一輪の花から、多くの観客を魅了する大輪の華に変貌した。この瞬間を味わえた私はストリップ・ファンとして最高に幸せ者である。

 

平成25年1月                              TSにて  

 

 

 

花から華へ』 ~吉田花物語~

 

 ひとつの小さな小さな花がステージに咲いた

 とてもかわいらしく純真無垢な笑顔を振りまく

 でも風が吹いたら飛んでいってしまう儚さもおぼえる

 人々はその花を愛で 大事に育てたいと思いました

 

 ところが中には心無い人もいました

 汚い手で触ろうとします

 花を摘んでしまおうとするひどい人までいます

 花は次第に笑顔を見せなくなり

 終いには花びらを閉じました

 

 花が笑顔を見せなくなったのを悲しむ人々は

 水を与えたりして大切に育てようとしました

 花はその気持ちに応えようと笑顔を取戻しました

 人々は暖かい視線を送り 花は光合成を始めました

そして茎を伸ばし ステージに強く根をはりました

 

花はステージの上から笑顔のタネをお客さんの口に投げ入れました

するとお客の心の中にも花が咲きました

場内がお花畑です

まるでステージがひとつの大輪の華に見えます

その華の中心で 花は舞い踊り 光り輝きました

 多くの人々がその華の中で最高の幸せを味わいました

 

 

 

 

 今回は、リング乱舞というテーマを話しますね。

 

 ストリップ界でリングと言えば、浅葱アゲハさんと九条OSの天羽夏月さんのステージがすぐに思い浮かぶ。二人のリングは全く趣きが異なり、ポーズの華麗さが重視される浅葱アゲハさんのリングに対し、天羽夏月さんのリングは迫力とスピード感が象徴的だ。アゲハさんはまさに無重力のごとく軽量なのに対し、夏月さんは女子プロレス並みの重量感と力強さを感じさせられる。

それぞれの持ち味が違う分、私はどちらの空中ショーも大好き。天羽さんはポールの先生をやられているほどのテクニシャン。一方のアゲハさんは芸術の域に達している。

ストリップがひとつの芸道ならば、この空中ショーも是非とも後世に継承したいものと思うが、こと空中ショーは生半可な練習ではマスターできないだろう。そんな中、天羽さんがH24に引退されたのは非常に惜しまれる。

 

 ところが、H24年11月中のDX歌舞伎で、ロックのMIKAさんがリングを演じているのに度肝を抜かされた。MIKAさんはデビューから応援しており、ステージへの取組み姿勢に感心していたが、まさか彼女がリングを演じるとは夢にも思わなかった。しかも綺麗にポーズを決める素晴らしいレベルなのだ。先月の川崎ロックで初披露したときには身体中にアザができていたというから、相当の練習をしたことだろう。今回は二週目のせいか、アザも消えていたし、かなり完成度が上がっていた。

 MIKAさんは前に浅葱アゲハさんのステージを観て感激してリングに挑戦したという。だから、浅葱アゲハさん流の華麗なポーズを重視した構成になっている。このように、空中ショーに憧れて、その芸を継承してくれる踊り子さんが出てくれることは嬉しいことこの上ない。ただ相当に運動神経がよくないと出来ないだろうな。

 ちなみに、11月中の週は、近くのTSミュージックにたまたま浅葱アゲハさんが出演しており、私はMIKAさんのリングのことをアゲハさんに話した。アゲハさんは驚くとともに大喜び。是非ともMIKAさんのステージを拝見したいと言っていた。私はその週TSとDX歌舞伎をハシゴしていたので、MIKAさんと浅葱アゲハさんの間を伝書鳩のように行き交った。実際に手紙を運んだ(笑)

 

 話は変わり、その後、年末12月結の大阪東洋ショーに、豊田沙希さんの引退興行を観に行った。同じ東洋メンバーの木城レナさんが出演していたのだが、彼女の演目がリングを使用するものだった。最初に舞台準備のため従業員が盆の真上にリングを取り付けたときに、盆前で観ていた私は驚いた。リングはピンクと黒を交互にテーピングしている可愛らしいもの。

 レナさんの演目は、リングにかわいく腰かけたりするもので、アクロバテックなものではなかった。なるほどリングもこういう使い方があるのか!?

 リングを使うことにより、ステージが二次元から三次元へと世界が広がる。空中を利用するせいでステージもオープンの見せ方も華麗にスケールアップする。

 

 もともとポールダンスが上手なTSの山口桃華さんが今年天羽夏月さんとチームショーをやって、天羽さん流のポールやリングを継承してくれたのは嬉しいこと。

 ただ、まさか、ロックや東洋の踊り子さんがリングを使うようになるとは想像していなかったので、MIKAさんや木城レナさんのリングの取組みには感激するものがあった。

 これからもステージがリングを使ってスケールアップされることを期待したい。

 

 

平成24年12月                             

 

 

  今回は、東洋の木城レナさんのレポートを「小さな巨人」という題名でまとめてみた。

 

 H24年7月中のTS公演は、同じ東洋の立花さやさんと一緒に出演。私は皆勤したこともあり、ずっとレナさんのことをレポートしたいなと思っていた。というのは、今がレナさんの踊り子としての変革期だなと強く感じたから。

 

 レナさんは2009(H21)年12月1日に東洋でデビュー。人懐っこい性格と愛くるしい笑顔で一躍人気者に。今や三年目を迎え、東洋若手のホープに成長した。H21年も沢山の新人がデビューしたけど、現在も活躍しているのは豊田沙希さんと二人くらいか。この若手クラスが沢山いれば活気づくのだが、悲しいかな、少ない。二人は関東の劇場に最も多くのってくれ、この二人が出演していると非常に楽しいし香盤が華やかになる。

 レナさんは20歳でデビュー。身長154㎝と小柄ながら、本当に頑張り屋だと感心する。「小さな巨人」と呼びたくなった。レナさんはいつもポラに「レナレナパワーで頑張ります」とコメントしてくれるように、若さと元気の塊。チャーミングなルックスに加え、ヌードが色白で、若さが弾け、とても綺麗。だから、ファンがたくさん応援している。

 そんな彼女だが、今回のTS公演でとても色っぽくなってきた。大人の女性の色香を発散させ、まさにストリッパーとしての顔になってきた。ずっと応援してきて、この変革期をともに迎えられるというのはファン冥利に尽きる。

 

「小さな巨人」と称したが、ふと、この名前に相応しい東洋の先輩を思い出した。身長148㎝ともっと小柄な若葉さくらさんだ。さくらさんは2002年3月21日にデビューし、昨年休業した。今年の夏に復帰の話もあったようだが、聞くところによると看護師の資格を取ったらしく、もう復帰することはなさそう。

 さくらさんがデビューした頃をよく覚えているが、小悪魔的な容姿で、若さ溌剌で本当にキャピキャピしていた。あの小さな身体が元気の塊で、ステージの上では大きく感じる出し物が多かった。同じ東洋の綾瀬夏樹さんとのチーム・ショーが印象的で、二人でパイパン・チームショーをやったこともあったし、特に二人のポール・ダンスは素晴らしかったな。

 九年間、踊り子として第一線で活躍し、休業して看護師になる勉強をして見事に国家試験に合格したと聞いて、またも彼女の頑張りに感心する。彼女は本物の「小さな巨人」。

 

 レナさんも、さくらさんに負けない「小さな巨人」だと私は信じて疑わない。さくらさんのように、長く踊り子を続けられるよう、ファンとして精一杯応援させて頂きます。

 

平成24年7月中                             TSにて  

 

 

 

風船の好きな少女  ~木城レナさん(大阪東洋所属)に捧げる~

 

 

 美しい少女が大きな風船を手に持って歩いていた。

 ぼくは一目で彼女を好きになった。ぼくは何の取り柄もない平凡な男だったので、彼女に気にいってもらいたくて風船のことを勉強した。そして、長い風船を使って、犬の形を作ってトコトコと散歩させたり、飛行機の形を作って飛ばしたりする芸を身につけた。

 お陰で、彼女はぼくに関心を抱いてくれた。

 

 ある日、ぼくは少女を風船デートに誘った。

 たくさんの風船を紐で束ね、風船の船に乗って、空を散歩した。最高の思い出になった。

大喜びする彼女に、ぼくは空の上でプロポーズした。

そして、ぼくらは結婚した。

 

結婚初夜、ぼくは風船のベッドを作った。

すると、ぼくの風船芸をまねして、彼女が悪戯をしてきた。

大きなブラジャーに目を丸くしたぼくは、胸に顔をうずめようとしたらブラジャーの中に入っていた風船がパーンと破裂。ぼくは完全に目を丸くした。彼女は大笑い。

次に、彼女は大きなヒップをぼくの顔に近づけてきた。ぼくはまた悪戯かと思い身がまえた。そうしたら、その大きいヒップは本物だった。ぼくは嬉しくなって、白桃のようなかわいいヒップにたくさんキスをした。彼女は嬉しそうにぼくを眺めていた。

 

 結婚して、しばらく経ったある日のこと。

 ぼくが仕事で留守の間、彼女はぼくとの楽しかった風船デートを思い出し、自分で風船の船を作って乗った。

 ところが、空高く舞い上がったときに、たくさんの蜂が飛んできて、風船を次々に刺した。彼女は真っ逆さまに落ちて死んだ。

 

 ぼくは彼女を失い、茫然自失になった。何もする気がせず、漫然と日々を送った。

 ふと、ストリップ劇場の看板を見つけ、なんとなく中に入った。

 すると、ステージの上に、可憐な少女が踊っていた。名前をレナと言った。ぼくには、その少女が亡くなった妻の面影と重なった。

 ぼくはレナに、風船で作った犬や飛行機をプレゼントした。レナは喜び、そしてぼくに関心を抱いた。ぼくはレナに風船ワルツの踊り方を教えた。

 

 ボンボンボン 少女はステージ狭しと舞い踊る。

                                    おしまい  

 

 

ポエム『白い風船』   ~木城レナさん(大阪東洋所属)に捧げる~

 

 ある日、ステージの上に白い風船が現れた

 ボンボンボンと弾みながら 風船ワルツを踊る

 

 君は白い風船

 かわいい かわいい 白い風船

 まるいバストがボンボンボン

 ぼくの心もボンボンボン

 大きなまるいヒップがボンボンボン

 ぼくの心も激しくボンボンボン

 

 思わず抱きしめたくなり手を伸ばす

 風船はするりと手をかわす

 風船に触れちゃダメだよね

抱きしめたら割れちゃうもんね

 

 今日もレナレナパワー全開!

 元気いっぱい ステージいっぱい 風船ワルツが舞う

 時には風船に羽根が生え 君はリングを回りながら飛ぶ

 みんなが君を見て大喜び 笑顔満開

 

 いつまでも いつまでも 眺めていたい

いつまでも いつまでも 側にいたい

 いつまでも いつまでも 見守ってあげたい

 

 最近の君はますますキレイになってきた

 ぼくの手の届かないところに飛んでいかないか ちょっぴり不安

 そう思っていたら ある時 君はステージの途中で消える

 風船が破裂したのかと心配になり ぼくの心臓も破裂しそうだった

 戻ってきた君を見て ぼくはどんなに嬉しかったことか

 

 いつも ぼくの周りを飛んでいてね

 いつも 風船のように ぼくの心を揺らしてほしい

 

                                    おしまい   

 

 

『白い風船』Part2   ~東洋エレジー編~

 

 ボンボンボン ステージの上に白い風船が現れた

 レナ風船が「私のバストはボンボンボンじゃないわよ」と笑って言う

 そう言えば 東洋の踊り子さんでバストがボンボンボンというのは・・・いない!?

Jカップの綾瀬みなみchanだけかな・・・(この風船どこに飛んでいったのかな!?)

みなみchan のJカップは海辺のビーチボール級だったね(笑)

 

  ボンボンボン レナ風船は最高に魅惑的なヒップ!

 ボンボンボン おや!? もうひとつ大きな風船が現れる・・・豊田沙希chanだ!

  二人合わせて東洋の誇るBig Hips!!! 沙希風船が消えてホント淋しいな

 

 ボンボンボン おや、このセクシーな迫力ある風船は誰だ?

 立花さやchanと榊なちchanだ~♡

 

 ボンボンボン 新人さんも負けてはいない!

 小股の切れ上がった風船は 伊吹千夏chan

 マシュマロのような白い風船は 渚あおいchan

 早く戻っておいで 仲間奈緒chan

 

 ボンボンボン 小さめの風船が現れる

 吉田花chan  小ぶりのヒップもかわいいね♡

 

 たくさんの風船が次々と現れる

 仲良しのスマイル風船 坂上友香chan

 セクシーな小悪魔風船 上野綾chan

 毛深い!? あ、いや 情深い風船 中條美華chan

 努力家の美人風船 青山ゆいchan

 ナイスダンスな風船 星川音々chan

 貫禄の美人風船 川村あいねchan

 東洋の看板風船 水元ゆうなchan

 

 どの風船も みんな違って みんないい♪

 

 たくさんの風船よ 東洋のステージいっぱいに風船ワルツを舞い踊れ!!!

 

                                    おしまい              

           

          

 

今回は、私のストリップ日記から、東洋の岩崎彩菜さんへ渡したステージ感想を披露します。

 

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 今週は、あやっちのお蔭で、楽しい、そして思い出深い公演になりましたよ。ありがとうね。たくさんステージを拝見したので、少しステージ感想を書かせて頂きますね。

 

 あやっちの魅力は「お人形さんのようで、お人形さんでない魅力」と私は認識している。変な言い方ですが、以下に解説するね。

 

 今週、一緒に出演中のロックのMIKAさんが、あやっちのステージをお勉強させてもらい非常に感動していた。彼女の弁を借りると「お人形さんのようにかわいい」とあった。

 私も、そうだな! あやっちの魅力を一言で表現すると「お人形さんのようにかわいい」ところかなと最初そう思った。最高にかわいい笑顔で、いつも明るく、ひょうきんで、色白で、妹のようにロリ系で、たまらなく愛らしい。誰からでも好かれる性格。ポラタイムでのキュキュキュキュキュキュという握手は彼女のトレードマークになっている。あやっちと接しているとすごく心が明るく幸せな気分になる。私もその一人だが、たくさんの熱烈なファンが付いているのも納得できる。

 

 しかし、あやっちの本当の魅力はステージにある。

 今回の新作について私なりの感想を述べたい。

最初に純白のウエディングドレスで登場。おっ!すてきなドレス。まさにお人形さんのよう。しっとりと演じるかと思いきや、いきなり軽快なダンス。ウエディングドレスでこれだけ軽快に踊られると、それはそれで気持ちがいい。スカッと気分爽快。ここまでは先に述べた彼女の魅力そのもの。

ところが、二曲目、また花柄の素敵なドレスで現れたと思ったら、一転「はなみずき」の曲にのって、静かに演じ始める。彼女の真骨頂はベッドにある。ステージにどんどん引き込まれる。それだけステージに感情移入しているのである。お人形のような彼女であるが、心のないお人形ではなく、心に満ち溢れている。あやっちは本物の表現者(アーティスト)。たくさんのファンが彼女の虜になる本当の魅力はここにある。

  あやっちは「お人形さんのようで、お人形さんでない魅力」を持っているのである。

 

 そんな素敵なあやっちと、デビュー以来、仲良くさせてもらっている。私の手紙をいつも喜んで読んでくれる。きれいなヌードをいつもたっぷり特別サービスしてもらっている(笑)。私は本当に幸せ者である。これからも仲良くしてね。

 

平成23年5月                          DX歌舞伎にて  

 

 

 東洋の豊田沙希さんが今年いっぱいで引退することを表明。それを機に、私の中にある豊田沙希像を「水の妖精 豊田沙希」と題してレポートしてみたい。

 

 H24年9月結のTSに、東洋の豊田沙希さんが出演。引退表明してから初めてのTS出演であり、私は彼女のレポートを書くつもりで真剣にステージに見入った。

 今回の作品は、三周年作「火の鳥」。8月結の東洋で初出し。私はその週初日に遠征して拝見していた。スケールの大きい作品で広い東洋の舞台に映えていた。「今回の作品は私の集大成です」と沙希さんが話すように、素晴らしい作品に仕上がっていた。豪華絢爛な赤いドレスと大きな羽根、華やかさに目を奪われる。私はH19年末に引退した若松劇場所属の夕貴美保さんを思い出した。彼女のラスト演目も同じく「火の鳥」で、この作品で10年間の踊り子人生を燃え尽きた。ただ、沙希さんの場合は、3周年を迎えたばかりなので、あまりにも早い引退に多くのファンが相当ショックを受けている。

 

 豊田沙希さんはH21年8月21日に大阪東洋ショーでデビュー。私は当時、仙台に単身赴任していたが、新人3人を見たくて盆休みを利用して大阪まで遠征した。初顔合わせはH21年8月22日。新人3人とは、愛原優乃(ゆうの)さん、葉山美月さん、そして豊田沙希さん。3人ともかわいくて一目で気に入った。その後3人とも関東の劇場にのってくれて応援したが、最終的に残ってくれたのは沙希さんだけ。沙希さんは私が持参した仙台土産「萩の月」を喜んでくれてたなぁ~。

 沙希さんはデビュー後、すぐに関東の劇場にのる。H21年10月中にTS初乗り。初めてのポラ・コメント「TSの狭さにフリを困惑中のさきんこです(笑) 狭いけど、TS楽しいです。先週東洋にのっていたんですが、華野るる姐さんが周年でした。みんなでお祝いしてあげて凄く喜んでくれました。あたしも最初のレッスンの時点で「帰りたい・・」って泣きそうになってたけど、今すごく楽しいし、周年目指して頑張ります。また来て下さいね。沙希はいつでも笑顔で待ってますよ。」「太郎たんは、沙希の支えです。いつもお手紙ありがとうです。これからも末永くずっとずっと・・沙希をよろしくです。」私は完全に沙希さんの魅力にはまった。

その後、関東の劇場に頻繁にのってくれ、会いに行く。H22年1月頭に渋谷道頓堀。翌週H22年1月中のTSと連投。TSでは初トリ。TSで何度か通い、楽日に花束を渡した。「渋谷で号泣。からの~TS(泣) 楽日はブリッジ中から泣いていた私です(笑)」と聞いていたので、期待通りポラ時に渡した私の花束に号泣した。お蔭でTSの従業員しげちゃんから私の顔を見る度に「豊田沙希を泣かした男」と言われ、しばらくからかわれた。まだこの頃は殆どファンもついていなかったので、私としてはおいしい思いをさせてもらった。新人キラーと言われる(?)私の真骨頂(笑)。すごく嬉しい思い出です。「今回のTSには何回も見に来て下さって本当にありがとうございました。それもあたしのステージの最後の最後まで・・・。本当に・・嬉しいです。。。ストリッパーやってて良かった。」

H22年7月結のDX歌舞伎であったデビュー一年未満のALL20歳新人大会は楽しかったな。新人好きの私を喜ばせた。この時にロックの南あおいちゃんと仲良くなったんだよね。次のTSにあおいちゃんが応援に来ていてビックリ。

H22年9月結の大和も思い出深いな。この時はトリだったね。同じ東洋の百瀬杏子さんと一緒に出演してくれ、私は3度も遠い大和に通った。「今日は大和まで見に来て下さってありがちゅです♪ 先月、1周年を迎えることができました!! 本当に本当にありがとうございます。」 この公演はレポートさせてもらった。「何か、自分の事がお手紙になってると少し恥ずかしいですね~ニヤニヤしながら読んでしまいました(笑)」

私のストリップ日記を見ると、沙希さんとは3年間で、今このレポートを書いているH24年10月時点で76日お会いしている。かなり多いペース。だから思い出もたくさんある。

 沙希さんは、今の東洋の若手の踊り子さんで、最も多く関東の劇場にのってくれる。3周年の沙希さんと2周年を迎えた木城レナさんが本当によく頑張ってくれていて、私としても楽しませてもらっている。だからこそ、早い引退にかなりショックを受けている。

 

 私が感じている豊田沙希さんの魅力を書いてみたい。

 沙希さんのことを一言で表現するなら「水の妖精」と称したい。

 まず最初に、容姿のみずみずしさ。

 初めて東洋で拝見したとき、なんて整った綺麗な顔立ちだろうと感激。典型的な美少女であり、宝塚だったら可愛い女役ももちろんこなせるが、男役もこなせる凛々しさを兼ね備えている。彼女は私が理想とするリボンの騎士を演じられるタイプだね。正直、私は沙希さんのお顔に一目ぼれした。

 そして、ヌードの美しさ。若さが弾けるナイス・プロポーション。しかも、透けるような肌の白さがいい。私が絶賛したら「あたしは神奈川出身神奈川育ちですが、両親は北海道人で、二人とも白人並みに色が白いので、その遺伝ですかね??(笑)」 

 こんな素敵なヌードを出し惜しみしないでサービス精神たっぷりに見せてくれるのだからたまらない。まことに涎垂ものです。特に、ボリュームたっぷりの大きなヒップ、お尻好きの私を喜ばしてくれたなぁ。この大きなヒップが激しいステージの動きをしっかりと支えてくれていた。

 

 二つ目は、汗が飛ぶ熱演。

 私がこれまで見た汗をかく踊り子さんの三本の指に入る。トップは、ロックのかんなさんで、滝のようにステージで汗を流す。二番目が沙希さんだろう。三番目が渋谷道頓堀の匠悠那さんかな。悠那さんのデビュー当時の渋谷道頓堀劇場は照明が良過ぎてまるで人間トースター状態だったので半端じゃない汗をかいていた。最近の悠那さんのステージはそれほど汗をかかなくなった。

 汗はステージで客を惹きつけるひとつの武器になる。汗のかかない踊り子さんでは演じられない熱演ぶりを発揮する。「東洋の汗だくっ娘さきっぺですのでいつでも熱演!!(笑)  今回は歴史上人物の『ジャンヌ・ダルク』がモデルです。」 特に狭いTSでは汗かぶりの席は最高。大好きな沙希さんの汗がかかって私はどれだけうれしかったことか。

 

 三つ目は、感激しやすく涙もろい性格。

 先ほど、デビュー当時の楽日の状況を話したとおり。

 たくさん文通させて頂いた中でも優しい涙もろい性格なんだなと感じることが多かった。

「お手紙のおばあちゃんのお話、ポロッと涙が出ちゃいました。あたしは片方のおじいちゃんが亡くなってて『もっと優しくしてあげればよかった・・・』ってずっと思ってます。」

 いつも、ポラ時の握手で強く握りしめてくれるのが印象的でした。彼女にしっかり心が握られてしまったファンが沢山いましたね(笑)。

 

 沙希さんに接していると、心がしっとり潤ってくるのが分かります。まさに「水の妖精」です。

 だから、沙希さんのステージ・カラーは「青(水色)」というイメージが強い。それに対して、三周年作が「火の鳥」という真っ赤なカラーだったのが印象的。水の妖精が燃え尽きたという感じなのかな。

 

沙希さんのステージは「水の妖精」の本領発揮でいつも「男も濡らすステージ」でした。たくさん感激し、たくさん興奮し、そしてたくさん元気を与えてもらいました。

我々ファンの胸の中に、すてきな沙希さんの姿がしっかり焼きついています。いつまでも楽しかった思い出として残り続けることでしょう。これまで本当にありがとう。心から感謝いたします。

 

 

平成24年10月                              TSにて  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水の妖精さきっぺ

 

 水の妖精が川の底から人間界の様子を眺めていた。

 朝から晩まで夢中でパソコンやゲームに興じている人間ばかりいる。彼らは乾ききった眼をこすりながら画面に向かっていた。

水の妖精は大きくため息をつき、独り言をつぶやいた。・・・

最近の人間は、地球環境問題から水の大切さを叫ぶようになった。地球は水の惑星だから水を汚すことは自殺行為であることを漸く自覚してくれたことはいいこと。

ただ、人間自身が水の生き物であることの自覚が足りない。成人の人間は60%が水、赤ちゃんは70%が水、まさに人間はほとんど水でできていると言っても過言ではない。ところが最近の人間には水を感じなくなった。これはすごく問題だと思う。

 昔の日本人はよく泣いていたなぁ。花を見ては泣き、鳥を見ては泣き、風の音を聞いては泣き、そして四季の変化を感じては泣いていた。もちろん人間の機微に接しては大泣きしていた。

 今の日本人は泣かなくなったなぁ。感じる心を忘れてしまったのかな。

 

 妖精の名前はさきっぺと言いました。

 さきっぺは、パソコンやゲームばかりやっている人の乾ききった眼に、水薬をさしてあげました。しかし、それは一時凌ぎにしかなりません。問題は、彼らの渇いた心をどうやって潤してあげるかでした。

 

 たくさんの男の人がアダルトビデオを観て、淋しさを紛らわしていました。

 家庭を持っている男性でも、仕事で神経をすり減らし、家庭内では妻子に相手にされずに自分の居場所を失くしている人がたくさんいました。

 そういう男性たちが、癒しの場として、ストリップ劇場に通っているのを知りました。さきっぺは、踊り子になって、そういう男性たちの渇いた心を潤してあげたいと思いま

した。

 

 かわいい容姿をしたさきっぺは一躍劇場の人気者になりました。

 水の妖精であるさきっぺは、ステージの上でたくさんの汗をかきました。彼女の汗はダイヤモンドのようにキラキラと輝きました。そして、その汗は観客の上に飛び散りました。観客は降り注がれた汗に大喜び。

 さきっぺは喜んでくれる観客に大サービスをしました。観客はみんな笑顔になり、彼女の元気と愛を与えられ、惜しみない拍手を送りました。

 楽日に観客から花束を贈られると、さきっぺはいつも大泣きしました。それを見ていた観客もつられて泣きだします。昔の日本人が流していた感動の涙がそこにありました。

 

                                    おしまい              

 

 

 

三度目の大和ミュージック観劇レポートを書いてみました。

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9月結の大和ミュージックは、お気に入りのメンバーが揃い踏みしたため、どうしても行きたくなった。会社帰りだと前半が観られないので、休日を利用して行くことにした。

秋分の日の9月23日(木)、自宅の千葉から遥々大和まで車で向かった。高速にのって約二時間ほどで劇場に到着。10時半に開場したばかりで、場内には5~6人ほど席をキープしていた。真正面の席4つは既に座席に荷物が置いてあったので、私はステージに向かって左側の盆席に座った。

 

 さて、今週の香盤を掲示しておく。

1.   柿沢めぐさん(大和)

2.   桐生綾さん(道頓堀)

3.     森優希奈さん(ミカド)

4.     百瀬杏子さん(東洋)

5.   結奈美子さん(フリー)

6.     豊田沙希さん(東洋)

 

 今週のお目当ては、今年渋谷道頓堀からデビューした桐生綾さんと、百瀬杏子さんと豊田沙希さんの東洋コンビ。これだけでも豪華なメンバーなのだが、実は最初の香盤情報では森口美希さんの名前も出ていて、私は久しぶりの再会に小躍りしていたのだが直前になって変更。これにはガッカリしたものの、先の3人はそれでも応援に駆けつけたいメンバーにかわりはない。

 結局、この週は休日の23日、25日(土)と会社帰りの28日(火)、計3日間も通ってしまった。大和は遠いので、それほど通う劇場にはならないだろうと思っていたものの、先月の中に初めて大和に来て以来、1ヵ月ちょっとで、なんと六回も通ってしまったことに我ながら苦笑いしてしまう。大和は(メンバー次第だが)魅力ある劇場のひとつになった。

 

 最初の23日には盆のサイド席で観劇していたのだが、二回目のステージ後半に盆前の真正面の席がたまたま空き、そこに移った。この席はすごく観やすい。投光さんがライトを当ててくれる上に、踊り子さんが真正面のかぶりつきにはサービスしてくれる。コーフン度が一気に高まった。これはいいと思い、当日二回目で帰るつもりが思いなおして三回目のステージまで堪能していった。

 次の25日(土)には、早起きして、早朝9時前に大和に到着。なんと1人先客がいた。真正面の席は無理だなと諦めていたら、先客は別の席に座ったので希望の席に座ることができラッキー☆ その日は1日中楽しむことができた。

 当日、よく知っているひめ隊の1人が来ていた。今週は篠崎ひめさんが休みなので、なんとなく暇つぶしにきたと言う。いつもは早く来る彼だが、その日は開場直前に来て、盆のサイド席に座って一日観劇していた。結奈美子さんが「あれっ!ひめ姐さんは今週お休みなの?」と彼に声をかけていたのに思わず苦笑。

 休日の開演前に、私は近くの松屋で朝食をとり、インターネット喫茶でこうしてストリップ日記を付けている。私はラーメン好きなので昼食は近くの美味しいラーメン屋を探索した。劇場のすぐ近くに、世界一おいしいラーメンを目指すと看板に書いてある「ちょもらんま軒」があったので入ってみた。汁なし坦々麺を食べてみたが、黒胡麻の風味たっぷりのなかなかパンチの効いた味。一度は食べてみる価値がある! 会社帰りに来たときも、そのお向かいにあるラーメン屋「節のそなた」の節そなつけ麺(海老)を食べた。同じ値段だったので、特盛を注文したのだが、太麺でガツンと食べ応えがあり、お腹いっぱいで半分位でギブアップ。味はGOODだったので、食べ残したときは本当に申し訳ない気分になった。商店街の方に札幌ラーメンのお店があったので何回か行ったが、そこは今ひとつだったな。今度は桐生綾さんに教えてもらった麺屋というラーメン屋を探すつもり。「綾は札幌人なので、もちろんラーメンは大好きです。すすきののラーメン屋は私にお任せ下さい。大和だと、私は盛屋というところに行きます。」

 

 

 さて、前置きばかりが長くなってしまった。以下に、お気に入りの踊り子さんのことを少し話させてもらう。

 二番目の桐生綾さん。綾さんは今年3月11日渋谷道頓堀劇場でデビュー。私は4月結の二回目の渋谷で初顔合わせ。私の手紙に対する反応がよく、すぐにお気に入りの踊り子さんになり、最近とくに精力的に応援している。今回の大和でも、私の顔を見つけて喜んでくれた。「朝から居てくれてびっくりしたし、すごく嬉しいです。大和は本当に最近からなんですね!! いつも太郎さんとお会いできてる気がするから前回大和に初乗りした時も会ってる気がしてびっくりです。太郎さんが居るとホッとします。」

 今回は綾さんとの文通がとても意義深かった。綾さんはステージを自作自演しているほどの方なので、私の文章から一生懸命に何かを学ぼうしている気持ちとが伝わる。いつもポラ裏にコメントを小さい字でびっしり書いてくれるが、今回それで足りずに別の紙にも続いていた。「いつもそうですが太郎さんのお手紙は自然と想いが伝わってくる感じなんです。まるで私もお手紙の中にトリップしてしまうといいますか・・・何だかとても引き込まれます!! 」 そう言ってもらい私も感激。彼女とは相性がいいせいか文通が楽しくてたまらない。私の中で綾さんの絶対ファンになることを誓っていた。

 

 四番目の百瀬杏子さん。彼女は昨年9月頭に東洋ショーでデビュー。私はその週に、仙台から大阪まで遠征して初顔合わせ。11月頭に初関東が池袋ミカドになり、そのときも仙台から戻ってきたばかりで2日続けて応援に行った。その後、回数は少ないものの関東にのったときには殆ど顔を出している。今回、大和で私の顔を見つけて喜んでくれた。「わーいわーい、太郎さんだ。ご来場ありがとうございました。大和初乗りでございます!! 太郎さんも先月初乗りだったんですね(笑)」

 デビューから一周年経ったのか。彼女のステージを拝見するたびに成長しているのが分かる。出し物に上手に感情移入しているので、観ている私もステージに吸い込まれる。

 私は杏子さんのかわいさが気に入って応援しているが、彼女の中で私の存在はそれほど大きくないのかなと正直感じていた。10日間に一度くらいしか応援に行ってないので仲良くなれる回数ではないかな。ところが大和の初日に私にとってハプニングがあった。当日は二回目で帰るつもりでいたので、二回目のポラのとき白い封筒を渡した。彼女はハッとして「封筒ってことは、もう帰っちゃうんですかぁ~」と残念そうな顔をした。私はいつも網々のポラ袋に手紙を入れて踊り子さんにサインを頼むが、もう帰るという時には紙封筒に入れて渡している。彼女はそのことに敏感に反応した。長くお付き合いしている踊り子さんは殆ど分かっているが、ついに彼女もその域に達してくれたことが嬉しかった。なによりも私が帰ると聞いて、とても残念そうだったのがたまらなくいとおしく感じた。私は、すぐに予定を変更し三回目のステージまでいることにした。三回目のポラ・タイム、「あらっ!二回目で帰られたと思って、ポラ返却の用意をしていなかったわ」。もちろんポラ返却を期待していない。そのときに渡した手紙に書いたことに対して、杏子さんのコメントが良かった。「三回目もありがとうございました。帰ると聞いていたのでビックリ&嬉しかったです。そしてお手紙読んで『そういうことかぁ!』とさらに嬉しくなっちゃいました☆ そんなに残念そうでした!?」ははは、男とは単純な生き物です。こういうひとつひとつが踊り子さんとのいい思い出になります。杏子さんのきれいなヌードが目にしみた大和でした(笑)。

 

 トリの豊田沙希さん。7月結のDX歌舞伎以来、2ヵ月ぶりとなる。彼女も大阪東洋デビューから精力的に応援している踊り子さん。「おはよ~ございます。今日は大和まで見に来て下さってありがちゅです♪ 先月、1周年を迎えることができました!! 本当に本当にありがとうございます。」

 先月、大阪東洋で一周年を迎えていた。今回の大和で周年作を関東初披露。

 すぐにステージ感想を手書きで書いて渡した。まずは斬新な衣装が目を引いた。清楚な白い衣装に帽子を粋にかぶり、若い貴婦人の雰囲気を漂わす。二曲目は軽装でアクティブに踊る。いつものように、汗だくだくの熱演だった。待ちに待った新作に心から拍手を送りたい。

 早速、沙希さんから返事を頂く。「周年作の感想、ありがとうございます!! 東洋の汗だくっ娘さきっぺですのでいつでも熱演!!(笑) 人魚姫は事情によりできなくなったので。今回は歴史上人物の『ジャンヌ・ダルク』がモデルです」

 そうか、ジャンヌ・ダルクだったのか!? ということは二曲目は戦闘シーンのイメージかな。この演目は説明してもらわないとちょっと分からないな。でも沙希さんのステージに対する熱い想いはしっかり伝わったよ。

 たしかに、前に、人魚姫を演じたいと言っていたな。マーメイドは踊り子さんが是非やってみたい演目のひとつで、私もたくさんの方のステージを観てきている。是非、沙希さんのマーメイドも期待したいです。沙希さんはこれからの東洋を支えてくれる逸材の1人だと思っているよ。

 

 もう1人、結奈美子さんについて話したい。

 結さんは2005年6月11日に渋谷道頓堀劇場でデビュー。私のストリップ日記によると、その週に初顔合わせしている。パフォーマンス系で刺激的なステージ内容が鮮明に記憶に残っている。綺麗な方でステージも良かったのだが、残念ながら私の手紙には殆ど反応がなかった。そのため仲良くなれないと思って、しばらくして応援する対象から外した。

 今回の大和は久しぶりの結さんのステージだった。私はペンギンの出し物に完全にはまった。結さんが口に含んだ氷の間接キスは美味しかったし興奮させられた。やはり彼女のステージは素晴らしい!

 平日の会社帰りに寄ったとき、結さんの三回目のステージにはお客が数人しか居なかったので、彼女は盆周りの客全員に「ポラを買いませんか?」と声をかけてきた。私は名前で呼ばれた。もう四年ほどポラを買っていなかったのに、よく私の名前をおぼえてくれていたなと感心させられた。私はそのとき手紙を用意してなかったので、今度会ったときはポラを買ってあげたいなと思った。

 

 

 どこの劇場もそうかもしれないが、大和も休日の客入りは多いものの、平日の客入りは少なかった。

 盆前のど真ん中の席もすぐに座れた。三回目ステージが終わる時には客は5人位となる。トリの豊田沙希さんが「昨日のラストは2人しかお客さんがいなくなっちゃって!それで、お姐さん2人が客席に出てきて応援してくれたの」と話してくれた。当日は四回目から地元の若いお兄ちゃん達が5~6人入ってきたのでまだ救われた。ともあれ、これだけ客入りが少ないと、私が足を伸ばして大和まで来た甲斐があったというものだ。

 

平成22年9月                       大和ミュージックより