H24年2月中、東洋の榊なちさんの二回目のTS公演をメモリアルさせてもらう。題名は「ストリップ・エクスタシーを追い求めて」としたい。

 

 

H23年12月中のTS公演の余韻が覚めやらぬ二ヵ月後に再びTS公演が決まった。TSでは入場時に誰目当てかアンケートを取っているので、それによるリクエスト再演というところ。

私は前回皆勤したが、今回も皆勤する気で、本公演を待っていた。

本公演二日前、TSに来ていた私は、劇場前の路上でバッタリなちさんに会った。見覚えのある美人さんが向こうから歩いてきているなと思ったら、やっぱりなちさんだった。すれ違いざまにお互い同時に気づいた。なちさんは公演で使用するMDを届けに来たらしい。

きれいななちさんのお顔を拝見した瞬間に私のボンテージが上がる。私が「必ず応援に行くからね」と声をかけると、なちさんが「待ってるわね」と答える。私はその時から“なちモード”に入った。初日のなちさんからのポラに「おとといは運命の出会い♡でしたねっ」とコメントがあった。(笑)

 

本公演は土日から始まった。私は二日間、朝早くからラストまで観劇。

初日は土曜日パンプレ日で大入り。

なちさんの出し物は年末の東洋で初出しのもの。広い東洋でダイナミックに映えていた出し物だったが、狭いTSに合わせてコンパクトにまとめていた。上手にまとめたなと感心したものの、やはりこの作品は東洋で見ないと本物を知らないことになるな。なちさん自身「蜘蛛の巣ないのは残念だけどね・・・」と言っている。

 

久しぶりに見るなちさんはステージの上で相変わらず美しく輝いていた。私はうっとり眺めた。

また、前回の皆勤で仲良くなれたので、すごくフレンドリーに接してくれる。まさに愛を感じる。

更に、前回の公演からの延長線で、オープンショーでは立ちバック・エロス爆弾を大サービスしてくれる。「立ちバックオープン♡まだまだ続くよ」「エロス爆弾は太郎センセイの生きるエネルギーなんですね。これからも、なっちゃんは太郎センセイにエネルギーを与え続けます☆」「今日もたくさん爆弾♡落としちゃった(笑)」 私は彼女の匂い立つエロスにメロメロになる♪「今日もオープンショー☆楽しかったぁ。他の人には見せたくない。太郎さんだけ見てほしいよう(泣)」なんていう嬉しい言葉に感激、涙。

なちさんは私にとって、まさに「美と愛とエロスのオアシス」である。

そのことを手紙で書いたら、「美と愛とエロスのオアシス・・☆ ほれてまうやろ~!!(笑)」との返事に大喜び。私は「安心して惚れて下さい(笑)」と答える。「私はストーカーにはなりませんのでご安心を! 私はストリップの究極の楽しみとして踊り子さんに擬似恋愛を求めるが、あくまで劇場内の時空間に限定。まぁ、自称“手紙ストーカー”と呼んでいますが(笑)」と説明する。

それに対して、なちさんからは「‘手紙ストーカー’だなんて。なっちゃんはいつも太郎さんのお手紙で笑わせてもらったり♡元気もらったり♡」という嬉しい言葉が返ってくる。

最初から手紙による楽しいコミュニケーションが続いた。

 

今回の作品では、どこに座ると一番お得なのか分からなかった。

最初の土日は、ステージ向かって右側のポール横から二番目、いつもの私の指定席に座った。特に最近、ポール横の左側のライトが点かず照明が悪いので、迷わず右側に座る。最初、この二番目は当たり席だと思った。なちさんがベッドショーに入るとき、前方に身体を傾けて、四つん這いにお尻を突きつけてくるので、二番目の私の目の前になちさんの大きなお尻が迫ってきた。私は大興奮。最後のM字腰上げオープンの決めポーズも二番目の席からよく見れた。今週はこの席にしようと決めた。

ところが初日二回目から、なちさんの身体の位置が若干ステージ後方に下がってしまう。そうすると、私の席からはなちさんの脇腹しか見えなくなる。なちさんとの距離は一番近いのだが、肝心なところがよく見れない状態。ただ、この時点で他の席に変わるか決めかねて土日二日間は同じ席に座っていた。

月曜日からは途中入場するため思いの席に座ることはできなかった。が、次の休日対応を睨んで様子をうかがっていた。水曜日に頂いたポラ・コメントにこんな記載があった。「ベッドの目線、工夫してみたんだけど、どうかな? 東洋だと盆が回っちゃうから、見つめるコトって難しいけど、TSなら!!と思って。ぜひ! 特等席Getしてね。」 なちさんはベッド中にお客さんと目線を合わせるようにしていた。狙いの席は、ステージ向かって右側のポール横の席に決まった。

翌日の木曜日、私は予定通り休みをとっていたので、朝一番で、その席をGET。なちさんのステージを楽しみに待った。

なちさんのベッドショーは期待以上で私を狂喜させた。なちさんは虚ろな眼差しで、左手で乳房を揉み、右手で秘部をまさぐる。目の前で繰り広げられるなちさんの迫真の演技に私も呑み込まれる。来たっ!なちさんは虚ろな眼差しのまま顔を近づけてくる。まさに目前まで、そのままキスができそうな至近距離。私は真剣な目で見つめ返した。ゆらゆらと目線が絡む。これには興奮した。そして、上の顔の次に、ベッドショー最後に下の顔が目の前に迫ってきた。綺麗な下の顔を眺めながら、最高の快感が身体中を駆け巡る。

ストリップの奥義は、目によるSEXにある。目を絡ませながら、私の魂がなちさんの身体に入っていく。そして、魂と魂が触れ合い始める。私の魂は‘見えない手’となって、ベッドのなちさんの身体を優しくかつ強く抱きしめる。まさに魂のSEX。

なんて贅沢な特等席か。私は以後、この席以外に観る気がしなくなった。

私はなちさんのステージを絶賛した。すると「特等席Get☆ おめでとう。私も太郎さん見つめながらドキドキしちゃったよ・・・ずっとずーっと太郎さんを見つめていたい・・・♡」「真剣に見つめてくれてありがとう!! なっちゃんも太郎さん命♡」なんていう嬉しいコメントが返ってきた。こんな私の顔を見つめてもらい、申し訳ないやら、嬉しいやら嬉しいやら。涙が出るほど嬉しかった。劇場内だけでも相思相愛の関係になった。私の疑似恋愛は最高潮に達した。「今日も太郎さんのお顔じっくり見れたから・・・♡ ぐっすり眠れそう。明日も見つめ合おうね。」

私は、なちさんと一緒に、ストリップにおけるエクスタシーの極致を辿りたいと思った。なちさんも「ストリップの極致☆ 一緒に目指そう♡」と応じてくれる。なちさんとなら、ストリップの極致に到達できると実感した。

 

 大好きななちさんのステージを観ながら、私はトランス状態に陥る。そして、ファンタジーの世界にトリップした。

私の魂の‘たまちゃん’は、‘なっちゃん’が大好きになり、そして恋に落ちる。

「ぼくと一緒に遊園地に行かない?」 たまちゃんはなっちゃんをデートに誘った。

 回る盆がメリーゴーランドに変わる。たまちゃんはなっちゃんの手をとって一緒に白馬に乗り込む。たまちゃんはなっちゃんの耳元で囁く。「大好きだよ♡」

「次は、ぼくと一緒に愛のジェット・コースターを体験してみよう!」 たまちゃんはなっちゃんの手をとって空高く舞い上がった。どこまでも高く、高く。眼下に富士山が見える。「どこまで行くの?」なっちゃんが聞く。「なっちゃんに昇りつめる高みのエクスタシーを体験してほしいんだ」たまちゃんは答える。

二人は真っ暗な宇宙まで飛び出した。「わーっ! きれい~!」そこには星々が二人を祝福するように輝いていた。

「今度はスカイ・ダイビングだよ」たまちゃんはなっちゃんの手を強く握りながら、地上に向かって落ちていく。二人の身体は流れ星になり、真っ赤に燃え上がる。「しっかりぼくにつかまっていてね。これが落ちるエクスタシーだよ。」

 二人はそのまま海に落ちた。「次はスキューバー・タイピングだ!」たまちゃんはなっちゃんの手をとって、どこまでもどこまでも深く潜っていく。少し息苦しくなる。しかし、そこは二人だけの神秘の世界が待っていた。「なっちゃんに深みのエクスタシーを味わってほしいんだよ」

 なっちゃんは、山よりも高く、海よりも深い、たまちゃんの愛を感じた。不思議なファンタジー体験に身を任せ、心地よい幸せに満たされた。・・・

 

最後に、なちさんに、ストリップ童話「たまちゃんとなっちゃんの遊園地エクスタシー」をプレゼントさせて頂きました。

 

 

平成24年2月                        TSミュージックにて

 

 

 

 

今回は、榊なちレポート『オーラの輝き』の続編として、新たに『エロスの世界~清楚&淫靡~』という題名で書かせて頂きます。

 

 

TS初公演の最中、私はスト仲間と、なちさんのオーラについて語った。

私のスト仲間が、私がなちさんに感じるオーラに共感してくれた。そして、このオーラはなちさんの自信から発せられるものだろうと彼は言う。では、なちさんの自信とは何だろう?

自分の容姿に対する自信もあるだろうが、もっと内面的なものか。これまでのなちさんの体験(AVも含め)から得られた自信ではないか。いずれにせよ、なちさんには匂い立つエロスの炎を感ぜずにいられない。

 

さて、TS公演の楽日12/20(火)に感動が待っていた。

私はついに皆勤。なちさんはとても喜んでくれた。「10日間、本当にありがとう! 皆勤とか☆本当にすごいよ。太郎さんのお蔭でなっちゃん頑張れた。ありがとね。」

改めて思う。“皆勤は愛だ!”と。皆勤は、大好きな踊り子さんに自分の10日間を捧げること。しかし、仕事やら私用やら色々な障壁があり簡単にはできない。今回も忘年会や残業などがあったものの、どうにか乗り切った。皆勤は、愛を貫こうとする熱い意思表示である。もちろん踊り子とファンとしての愛である。

毎日通っている間に、私のストリップファンとしての要望がなちさんにどんどん伝わり、自然のうちに、なちさんがそれに応え始める。そのひとつがオープンショーで表れる。私は、かぶりつきが大好き。遠慮なくオープンで興奮するつぼを求め、また、なちさんは私の喜ぶ顔を見て、刺激のつぼを知る。

ポイントは一人一人の客の目の前でオープンすること。前後左右の客にまとめてオープンサービスをするのが一般的だが、それでは効果は薄い。一人一人の客に対し、できれば鼻先をかすめるような近さが効果的。ロックのトップスターである水野美香さんは、私が仙台に単身赴任していた頃、仙台ロックのラストで残っている客によく肩車オープン(客の両肩に自分の両足をかけて客の目前に迫るMオープン)をしてくれた。これには鼻血ブー!

立ちバックも客の顔の真上でやること。エロス爆弾を落とす要領がいい。

今回の公演の後半には、ラスト4回目、なちさんのオープンは圧巻だった。深夜24時過ぎに数人しか客は残っていない。しかし、全員なちファンなので熱い雰囲気が渦巻き、なちさん自身ハイテンションになる。「今日は、なっちゃん、はっちゃけちゃうから♪よろしくね☆」さらに「太郎さんがいるオープンショー大好き♡」とまで言ってくれる。

この10日間でなちさんのステージは進化した。ストリップの本質はエロスにある。私がエロスをストレートに求めたため、なちさんも「ストリップの本質はエロスにある」ことを見抜いた。TSは観せる劇場ではなく、感じさせる劇場だよと私は話す。すると「『感じる劇場』目指して、なっちゃん頑張るねっ!」と言ってくれる。

 

10日間毎日会うことで、なちさんと私の間には、踊り子とファンとしての信頼関係みたいなものが出来上がっていく。いつも会えるという安心感みたいな。だから、楽日を迎えると、嫌がおうにも、もう会えなくなるという淋しさが漂う。ただ今回は次週から東洋公演が続いているため、すぐに会いに行けると思えば淋しさを感じなかった。「うん↑ TSさん終わっても次は東洋で会えるよね。」

ところが、楽日の翌日TSに足を運び、従業員達から「今日は11日目ですね」とからかわれながら、今日はなちさんと会えないんだなと思うと無性に寂しさを覚えた。そのことを東洋でなちさんに話すと「なっちゃんも、TSさんでは毎日、太郎さんに会ってたから、東洋来てから、ちょっと淋しかったよ。」と言ってもらえる。これは一種のバーチャル恋愛感覚だね。幸せこの上ない♡

 

感動のクライマックスは楽日ラストに来た。

なちさんは泣かないものと私は勝手に思い込んでいた。女神は泣かないと考えていたかな。なちさんが泣かなかったら、私が代わりに泣いちゃうぞ!と思っていたくらい(笑)。 手紙で、「ラス前の豊田沙希さんは初関東の楽日ラスト、ここTSで感激の涙を流しました。そして泣かしたのは私でーす!」と書いた。(当時TSの従業員しげちゃんに「豊田沙希を泣かせた男」としばらくからかわれたのが懐かしい。) しかし、なちさんが泣くとは思ってなかった。

4回目のステージが始まると、なちさんの目が潤っているのが分かった。瞳が涙できらきらし出す。ベッドでは完全に泣き顔になっている。私は感激で胸が詰まった。

ポラタイムで最初に花束を贈った。なちさんの涙がたまらなく愛おしかった。今回は花束を贈ったのは私だけだったので、おいしい思いをさせてもらった。

ラストポラのコメントには私も泣かされた。「10日間ありがとうございました。太郎さん、覚えてる?  東洋でお手紙をくれた時、『いつかTSのってね。私が支えます』ってお手紙くれたよね☆ まさに、10日間、なっちゃんは太郎さんに支えられました。本当にありがとう。」 感動的な楽日を味わった。

 

 

さて、次の土日に大阪東洋に向かった。

12/24(土)、夜行バスで来たので朝一番のり。ステージ真正面の席をGET。今日は楽しむぞーと張り切る。

なちさんはステージ正面にいる私にすぐ気づく。喜んでくれた。「お待ちしてました~。」

なちさんは、新作を披露していた。一目見て、なちさんのエロスの質が変わってきている。前作の‘神々しいエロス’から、今回は‘妖艶なエロス’に変貌。エロスの質がより濃厚になっている。

何度もステージを拝見しているうちに、私なりにストーリーが見えてきた。題名をつけるとすれば「エロスに堕ちていく花嫁」というところか。少し細かく描写してみる。

最初は、白いウェディング・ドレスで登場。白いベールをかぶり、マドンナの曲「ライク・ア・バージン」にのって、楽しくダンスを踊り始める。次の二曲目は、短いドレスで軽快なダンス。真っ赤な髪飾りが印象的。ダンスで盛り上げた後は、一変して幻想的なステージへ。ベッド入りの前に一旦幕が下がる。幕のスクリーンが真っ赤に染まり蜘蛛の巣が浮き出る。左右からうごめく蜘蛛が映る。そして幕が開いてなちさんが登場。まるで蜘蛛の糸にかかったなちさんを蜘蛛が襲うといった感じ。なちさんの迫真の演技に妖しいセクシーさが漂う。

私はこう解釈した。髪飾りが白いベールから真っ赤に変わることにより、処女が散るシーンを想像。花嫁は性の喜びに目覚め、どんどんエロスの深みにはまっていく。抜けようにも抜けられないエロス地獄。

なちさんのベッドの決めポーズも、よりエロスが鮮明になっている。客が求めるエロスにしっかり応えようとする気持ちがひしひしと伝わってくる内容。まるで先週からの私とのTSでのやりとりの延長線のような気分にかられる。

ステージのラスト、なちさんはシルエット越しにポーズを決める。これが幻想的な作品の締めくくりに相応しい。私にはノルウェーの有名な幻想画家エドヴァルド・ムンクの名作「接吻」のシーンをイメージさせられた。花嫁は優しく抱擁されることで、この出し物は終演を迎える。

大阪遠征二日目に以上の感想を手書きして、なちさんに渡す。この感想に辿り着けて、私自身すごく気分が高揚し、感動が味わえた。

 

なちさんに接していると、清楚なお嬢さんの雰囲気を感じる。京都出身で、茶道やピアノが趣味というプロフィールを拝見すると品があるのも頷ける。

そんな清楚ななちさんが淫靡なエロスの世界を楽しませてくれる。この清楚と淫靡というパラドックスに我々は倒錯し、ますますなちさんのエロスの魅力に溺れていきます。

ストリップの世界に現れた女神さまに感謝あるのみです。

 

 

平成23年12月                            大阪東洋にて

 

 

今回は、H23年12月中のTSミュージックでの、東洋の新星・榊なちさんの初関東レポート(題名『オーラの輝き』)を報告させて頂きます。このレポートをなちさんが気に入ってくれるかどうか分からないけど、少なくとも私にとって大切なメモリアルになりました。

 

 

 H23年は、東洋の新人さん大豊作の年。たくさんの新人さんがデビューしたが、その中で特筆すべきは、立花さやさんに始まり、榊なちさん、涼川ゆきのさん、そして鈴木アリスさんと、将来の東洋の看板を張れる新人さんのデビューが続いたこと。みなさん、宝石の原石のように輝いてみえます。是非とも東洋の看板、ひいてはストリップ界の看板として活躍してほしいと念じている。

 

 今回その中の榊なちさんが初関東TSデビューとなった。

実は初日の日曜日、私は東洋に遠征していた。しかし、榊なちさんがTS初出演なので、大阪東洋を二回観劇してから東京に向った。TSの三回目には間に合わなかったが、四回目ラストステージを拝見。なちさんのステージを観ながら、いやぁ~大阪と東京をはしごした甲斐があったなぁと感じ入りました。

 なちさんのステージは東洋二週目の9月頭の特別興行で一度拝見している。身長:164cmで、スリーサイズ:B88(E)・W58・H88。抜群のスタイルが広い東洋のステージに映えていたのが強烈に印象に残った。1989年7月7日生まれというから現在 22歳の色気を振りまく。一目で、なちさんの魅力にはまる。

 TS初日、ステージに現れた瞬間、まるでストリップの女神が舞い降りてきたように、狭いTSの場内がなちさんの神々しい美しさで満ち満ち溢れるのを感じた。

 最初の衣装はさらさらと流れるような白いドレス。ドレスのすそを両手の指で持つ形で流れるように舞う。白い髪飾りもふわふわしていてよく似合っている。華やかで神々しい姿は、まるで自由の女神さまのよう。

 次の衣装は、赤いブラとパンツのセパレート・ルック。赤いはちまきをしており、先ほどの優雅な姿から一変、アクティブで軽快な踊り。私にはまるで戦いに向かうジャンヌ・ダルクをイメージさせられた。

 最後は、天女の姿で現れる。ゆったりした衣装は、淡いピンクとブルーの色彩が揺れる。静から動へ、そして静へと移ろう。貴賓溢れる舞いの中で、静かにベッド・ショーになる。なちさんを近くに感じたときには匂い立つセクシーさに体が震えた。

 なちさんは一流のストリッパーだけが持つオーラを放っている。とろける様にやわらかで、かつ刺激的なエロスに包まれた。私はストリップ・ファンとして、この空間、この瞬間に居合わせたことを本当に幸せだと感じた。

 

 それにしても、素晴らしいプロポーションですね。長身で見応えがあり、透き通るほど色白なヌード。きゅっと締まったウエストのくびれがバストとヒップを更に形よく大きく見せる。ベッドが始まる前に、なちさんが衣装をはらりと脱ぎ、ポール前に全裸で立つところがある。なんて素敵なプロポーションなんだろうと溜息が出る。立っているだけで十分客を魅了する。美人を指す「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という昔の諺がふと思い浮かぶ。ちょうど二列目の席に座ってた私の目の前に、なちさんの大きなおしりがあった。私はおしり好きなので、間近で見るなちさんのおしりに凄く興奮させられた。私はエロスの世界を彷徨い始める。

広い東洋と違い、狭いTSの場内では、ヌードがより身近に感じられ、そのセクシーな刺激に大満足☆ ヌードの素晴らしさだけで、毎日通いたい気持ちに駆られる。

 

 五年ほど前、東洋の伝説的ストリッパー稲森しほりさんはステージで観客を魅了するオーラを放った。私が知っている踊り子さんの中で最も強いオーラを放った方である。

稲森さんのAVビデオを観てもオーラは感じられないが、いざステージに立つと匂い立つ色香を放って観客を虜にした。稲森さんのステージを観ていると、とろけるような気分になった。彼女こそストリッパーの申し子なんだと感じたもの。

 では、ストリップにおけるオーラとは何か。踊り子さんの全身から放たれる気が、ステージの上で独特な空気(雰囲気)を醸し出す。客は、その雰囲気に酔いしれるのである。

私がこれまで接した最高の女性というのは、男を雰囲気だけで酔わせる。この雰囲気というのは言葉では説明がつかない。外見からくる色気もあるだろうが、むしろ彼女の性格、生い立ち、哲学、知識・教養など内面からくるものが総合され、醸し出されるものなのだろう。話をしていると色々感じられてくるものだが、ことストリップの場合は、身体ひとつでそれを表しているところが凄い。天性の要素が大きいのかもしれない。

ステージには観客の生の視線や息遣いがあり、AVとは全く違った‘場のエネルギー’が渦巻いている。その中で踊り子さんの全身から発散される‘気のエネルギー’が相乗効果的に絡まりオーラを放たれているのだと感じる。

 なちさんには、稲森さんと同じようなオーラをびんびん感じるよ。私のスト仲間で、なちさんのAVを観てファンになったという方がステージを観終えて、「なちさんにはステージだからこそ放つオーラがある。踊り子をやってもらえて本当に嬉しい」と話していたが全く同感。

 スト仲間たちが「噂には聞いていたが、こんなに素晴らしいステージと思わなかった」と口を揃えて言う。彼らの何人かは、なちさん目当てで途中からTSに通い始めたが、私の場合は、すでに東洋でなちさんの素晴らしさを確認していたので、待ちに待った初日から応援にスタートダッシュをかけることができた。お蔭で只今皆勤ペースで通っている。

 

 初日、初めてポラでご挨拶したとき、おそらく私のことは覚えてなかったよう。東洋で一度会ったきりですから当然。でもすぐに思い出してくれた。「またお会いできてとっても嬉しいです♪ またまたお手紙もありがとうございます。」手紙効果が大きいのかな。東洋のときに「お手紙全部読みましたよ」と話してくれてたからね。手紙を読んでもらえると仲良くなれる確率は高い。

 毎日通ってくる私に対して「毎日なっちゃんに逢いたいなんて・・♪ すごく嬉しいです。ありがとう。」。そして、私の熱い応援に対して「太郎さんの拍手、視線とっても心強いです!! これからもよろしくねっ☆」。「太郎さんのニコニコsmile大好き」。

 今週は私にとって‘なちWEEK’と位置づけた。この十日間をなちさんに捧げるつもり。「なっちゃんWEEK☆バンザイっ」「もちろん♪『なっちゃん』って呼んで下さい。」と言ってもらえる。中日くらいになると、「太郎さん、みーつけたっ♡ 私も太郎さんと目が合うと、とろけそうだよ(笑)」と会話できるようになり、ますますなちさんに夢中になっていく自分がいた。

 中日16日に私は木更津で忘年会があった。しかし、忘年会が終わりアクアラインバスで新宿まで駆けつけた。なちさんのラストステージ二曲目に滑り込む。「今日は木更津から・・本当にありがとう!!  来るだけでも時間かかるのに。めっちゃ嬉しかったよぉ。」忘年会を乗り越えて、これで皆勤の目途がついた。

 私が手紙で、なちさんのエロスを何度も絶賛し、かつ私のかぶりつき論も展開したせいか、後半はオープンまで大サービスしてくれて狂喜!「太郎さんがいる時はベッドもだけど、オープンショー☆テンション上がっちゃうんだよね。今日も頑張っちゃうよ↑」「エロスの世界・・・もっと彷徨って下さい。今日もなっちゃんを全身で受け止めてね」「今日も立ちバックでエロス爆弾落すから↑受け止めてね」 ラスト四回目になり客が数人になるも、もちろん全員がなちファン。なちさんのテンションは逆に盛り上がる。ラストポラのときに、なちさんから「オープン、楽しみにしていてね!」と言われると嬉しいやら嬉しいやら♡ 最高のストリップを楽しんでいる。

 夢のような十日間が過ぎていく。

 

 なちさんには神々しい美しさがある。先ほども、米国の自由の女神、欧州のジャンヌ・ダルク、そして中国の天女と世界の美女に例えた。たしかにcool beautyなタイプ。しかし美人特有の近寄り難い冷たい雰囲気を全く感じさせない。

 その要因は愛嬌ある顔立ちにもありそう。なちさんはもちろん美人ですが、なんか動物に似たユニークなところを感じさせる。キョロっとした丸い目はチワワのよう。アヒルさんのお口。ウーパールーパーのような雰囲気まで感じちゃう(あらっ書いちゃったぁ~失礼!)。だからこそ、親近感あふれる、ほわっとした優しさを醸している。実際ポラタイムで接していると気持ちが和む。絶世の美女なのに仲良くなれそうな気になってくる。なちさんは、私が理想とするcool beauty with hot heartなタイプです。

 また、なちさんのプロフィールを拝見すると、京都出身で、茶道やピアノが趣味というから清楚なお嬢さんをイメージ。おっとりしていて、しかも品があるのも頷ける。

 

 

 2011年ももうすぐ終わります。今回のTS公演は、ストリップの神様が私に与えてくれた最高のクリスマス・プレゼントになりました。

 このTS10日間が終わったら、次の年末の東洋にも引き続き応援に行くつもりです。

 今年の最後の最後に、なちさんのステージがたっぷり観れて、そして仲良くなれたことで、最高の2011年で締められます。心から感謝しています。これからもファンの一人として精一杯応援させていただきます。

 

平成23年12月                        TSミュージックにて

 

【事後談】

 このレポートを読んだなちさんの最初のコメントには笑えた。彼女が気になったのは次の部分、「ウーパールーパー・・(笑)実はね、ウーパールーパー昔飼ってたんだ。チワワもたまに言われるなぁ。あとパグとかね・・・」 

「レポート楽しく読ませてもらいました♪」と言ってもらえて嬉しかったよん。

 

 

 

 

 

立花さやさん(大阪東洋ショー所属)の引退及びさやファンの愛情劇を記した引退レポート(その2)をお届けします。

 

 

H26(2014)年3月15日(土)、いよいよ立花さやさんの引退週楽日を迎えた。

私は初日に引き続き、予定通り大阪に遠征した。

最近の東洋は始まりが遅くなったので朝早くから並ぶ客も少なく、いつもは八時半頃に着いても一二番だったが、今回はさやさんの引退日なのでいつもより一時間早い夜行バスにした。七時半に劇場に着いたら、それでも七番目だった。昨日から遠征してきている熱心なファンが多かった。

その一人が、TSの常連で、熱烈なさやファンのYさん。三番目に並んでいた。昨日から休みをとってきているようだ。初日ぶりだったので「初日と楽日に会いましたね。ずっと休みをとっているんですか。」と冗談で言ったら「仕事があるから休みはとれないよ」と答えたので「今日は何日目ですか? Yさんのことだから、もしかして皆勤かな?」とからかった。「答えられない」と真面目な顔をしている。

その後、場内で、さやファンの顔見知りがたくさん集まっていた。関西のファンは皆勤している方も多く、たいがい「15日中、今日で9日目だよ」という位かなり通っているようだ。親しい仲間のH君が、和歌山から片道70㎞を車で毎日通い皆勤したと聞いて驚いた。「いやいや、もっとスゴイ人がいますよ。Yさんは東京と大阪を毎日通って皆勤しましたよ。しかも、毎日たくさんの差し入れを持ってきてね。」と聞いて腰が抜けそうになった。退社してすぐ東京から新幹線に乗って大阪に向かい、九時半頃に東洋ショー劇場に入り、ラストのさやさんのステージを観て、その夜ホテルに泊り、翌朝の始発で東京に戻っていたという。さやさんがツイッターで(名前は伏せているが)本当は大阪にいないはずの人が毎日会いに来てくれている旨のコメントを載せいていたようだ。私は数年前に単身赴任で仙台にいるときに、毎日東京と仙台を往復して仙台ロックを皆勤していた人を知っているが、東京と仙台間は二時間足らずで行けるし、仙台ロックは遅くまでやっているのでトリなら三回目と四回目の二ステージは観れる。しかし、大阪東洋の場合は終わるのが早いのでトリのさやさん一人くらいしか観れないし、東京と大阪を通うというのは金銭的にも体力的にも生半可ではできない。Yさんは、さやさんがのった関東の劇場は全て皆勤している人。さやさんに対する想いは半端でなく熱い。そしてとうとう引退週の大阪東洋興行を皆勤した。私も前に「同時に二つの劇場を皆勤して‘ストリップの猛者’ですね」と言われたことがあるが、Yさんの足元に及ばない。Yさんこそ、ストリップ愛の金字塔を成し遂げたと云える。心から感服した。

当日、Hさんも来ていた。彼は、さやさんがのった関東の劇場にYさんの次に多く通っていた人。彼は前日から来ていて、今週四日目と言っていた。

さすがのHさんも、Yさんの皆勤の話を聞いて驚いていた。

 

さて、最初に、さやファン仲間の話を長々としたが、今回のレポートはこの話を抜きには語れない。読み進んでもらえばわかるが、ファンこそが準主役になっている。そもそも踊り子というのは多くのファンの支えのうえに成り立っている。だから自然と横のつながりとしてのファン同士の関係は非常に大切な要素になる。我々が団結して応援することで踊り子さんは確固とした地位を得るのだから。

 

 ともあれ、ステージ模様に話を移そう。

今週の香盤は次の通り。①渚あおい(東洋)、②香坂玲来(道劇)、③友坂麗(ロック)、④音無舞華(ロック)、⑤立花さや(東洋)〔敬称略〕。

香坂玲来さんと音無舞華さんは東洋初来演。玲来さんからは東洋に応援に来てほしいと言われていた。玲来さんは「ユニコーン」と「UN-MORAL」の二個出し。今週、友坂麗さんがさやさんと親しくしているのが再認識させられた。

 

前日14日の公演は午前様で、終わったのが深夜24時15分という。東洋は夜21時45分から2000円で入場できるので、Hさんがその時間に入ったら、まだトップの渚あおいさんのステージだったと笑っていた。当日は14日で東洋の日にあたったため、ビンゴ大会もあったらしい。

楽日は遅くならないようにとシステムを変えていた。いつもは1~3番目のトリプルポラ、そして4~5番目のダブルポラというシステムなのだが、当日は1と2、そして3と4のダブルポラ、ラストの立花さやさんだけ1ステージ終了後にラウンジの一角でポラ撮影する。そのため、さやさんのポラ撮影をしているとトップのステージは観れなくなる。他にも、一回目ステージ終了時に、渚あおいさんが司会をして、踊り子さんグッズのオークション販売会があった。踊り子さんの衣装は全て一万円以上だったが、このときにもYさんが立花さやさんの衣装を二万円で競り落としていた。これらの軍資金がさやさんへの送別金になるらしい。それにしても、Yさんはこの15日間で一体いくら費やしたんだろうかと気になってしまった。

 

さやさんの1回目ステージのとき。前回の初日に、女性が英語で歌っている一曲目が誰の曲か気になったがどうしても分からなかった。今回「レミオロメンの『粉雪』だぁ~」とはっと気付いて、すっきりしたー。(笑)

また初日と少しステージ構成が違っていた。最初からあった障子の衝立がなかった。

白無垢から赤い着物に衣装替えするときに、一旦幕が降り、そのスクリーンに、さやさんからのファンに対する感謝のメッセージが映し出された。幕が上がると、大きな障子の衝立があり、そこに記念のツーショット・フォトが次々と映し出される。最初に、木城レナさん、星川音々さん、月野りささん、友坂麗さん・・・最後に渚あおいさんだった。(ちなみにフォトは前日までは違ったメンバーだったらしい。) 楽日に相応しい演出だった。

大きな障子に、さやさんのシルエットが浮かび上がる。引退する淋しさが漂っていた。

私はステージを観る度に涙がこぼれた。

一回目のポラ時に最後の手紙を渡した。この手紙こそが私の一番の目的でもあった。当日は、楽日にあたる渚あおいさんと立花さやさんのポラサインはなかった。だから、当日さやさんに手紙を読んでもらえたかどうかは分からない。

しかし、三回目ステージで、盆前真正面の二列目に座っている私と目が合った気がした。さやさんの涙にもらい泣きした。いや、私の涙にさやさんがもらい泣きしたのかも。二列目だから遠慮なく泣けると思っていたからね。いずれにせよ、さやさんの涙こそが紛れもなく私の手紙への返事だと感じた。

 

四回目ラストのステージは感動的だった。私は東洋の引退劇は初めての経験。

全員に赤いペンライトが渡される。盆周りに当日出演していた踊り子さんと月野りささんが集まる。そして、幕が上がる前に、数人の友人からのお祝いの言葉がアナウンスされる。最初が踊り子仲間の木城レナさんと渚あおいさん、そしてAV仲間(?)が続いた。

幕があがり最後のステージが始まる。私はサイドの二列目に座っていた。ちょうど盆周りにいた大好きな渚あおいさんの横顔が見えた。途中で、先ほど話したフォトが映し出され、さやさんと渚あおいさんとのツーショットが映ったときに、あおいさんの目に涙があふれ頬を伝い始めた。それを見たら私までもらい泣き。私は、さやさんとあおいさんを交互に見ながらずっと泣いていた。

ベッドショーの最後に、さやさんが正座して深々とお辞儀をしながら感極まって嗚咽しているのが分かった。顔を上げたときには目に涙が溢れていた。それを見て多くのファンが感動で涙したことだろう。素晴らしいステージだった。

 

最後のポラ撮影は場内のステージで行われた。コの字型に行列ができたが、客は次から次へと並び、コの字型が途切れることがなかった。人数にして200人ほど、延々一時間ほど続いたかな。私は最初の方でポラを撮り、そのままラウンジに移動して、このレポートをここまで書き上げたほど。

最後に、花束を持った客が続いた。そして、最後の最後に脱ぎが入りポラ撮影が終わる。

 

オープンショーでは盆周りに踊り子さんも集まり、やんやの喝采。さやさんは笑顔でステージを駆け抜けた。

最後に正面のセンター席に座っていたYさんが花束とご祝儀を渡そうと立ち上がるも、さやさんは気付かずに花道を舞台の方に戻る。ちょっとタイミングが悪かったかな。それを見ていた渚あおいさんがさやさんの後姿に向かって声を掛ける。さやさんがハッと気づいて盆前に戻る。みんなが苦笑いして観ている。

Yさんが万感の思いを胸に、大きな花束を贈る。先ほどポラ撮影でも花束を渡しているからダブルの花束である。大きさから見て二万円はするんじゃないかな。そして大きな立派なご祝儀袋。おそらく10万円は入っていると察する。

Yさんは一番おいしい場面をしっかり独り占めした。しかし誰しも納得していた。Yさんはこのシーンを想定して、どうしてもラストはセンター席に居たかった。そのため、三回目のオープンが終わった瞬間に、席から立ち上がって場内入口の順番取りをしていた。15日間通っているので全て要領を得た行動。また15日間東京から通い続けたYさんに是非ともセンター席でさやさんを見送ってほしいというさやファン全員の想いを背負っていた。

今回の引退劇の準主役がYさんだった。この15 日間でどれだけお金を費やしたか想像がつかない。眠そうな顔をしていたので相当疲れているだろう。でも、Yさんは、大切な愛娘としてのさやさんに精一杯のお別れを演出したかったのだろう。今では毎日のように劇場通いしているYさんだが、三年前にTS初出演したさやさんからストリップの道に入って来た。私はそれまで劇場でYさんに会ったことがなかった。まさに、Yさんをストリップの世界に連れてきたのが立花さやさんだ。今ではYさんは、この業界では貴重で有名なストリップファンの一人。毎日毎日、花束を買ってきて絶妙のタイミングで踊り子さんに渡している。まさに「花束おじさん」。私はいつも「今日は花束をどこに隠しているんですか。どのタイミングで渡すか楽しみにしていますよ。」とからかうも「花束なんて買ってきていないよ」と言いつつ、毎回いいタイミングでさっと出しては渡している。

さやさんだけでなく、Yさんにも感動している自分がいた。

主役も準主役も、そして他の踊り子さんや我々ファン等の脇役も、みんながいたからこそ今回の引退劇が完成されたのである。

帰り際、私はYさんに言った。「ちょっとタイミングがずれましたが、逆に効果的になりましたね。最高の花束でした。感動しました。」そして「日夜、花束を渡す練習をしているので、その成果が本日活かされましたね。」とからかった。Yさんは苦笑いしつつ満足げな顔をしていた。

 

 

大輪の花が散った。

立花さやという踊り子を通じて、多くの心がひとつになった。こうした体験は、他ではなかなか味わえない。これこそ、ストリップの醍醐味であり真骨頂である。

一人の踊り子を通じて、ストリップに出会い、ストリップを愛する仲間が集った。さやさんを通して、私はHさんとYさんと仲良くなった。そして、晃生の仲間とも。

余韻を残しつつ、我々さやファン仲間は夜の街に連れ発った。Hさんと晃生常連のHやん、Tーくん、H君ら八人で駅前の和民に入る。ストリップ談義に花が咲く。 

私とHさんはYさんの話で盛り上がる。Hさんが、音無舞華さんがくノ一の演目を出しているとき、晃生の青山はるかさんの「くノ一艶姿」を思い出したと言い、うるっとくるものがあった。みんなが看板娘三人を失った晃生ショー劇場のことを心配していた。

また、Hさんとの話の中で「キラキラしている踊り子さんがまた一人減ったね」という言葉が印象的だった。我々ストリップファンはキラキラしている踊り子さんを追いかける。「さやさんを追いかけていた頃が一番キラキラしていた時代だったね。今はキラキラしている踊り子さんが減ってきたね」というHさんの言葉に、ストリップファンとしてすごく淋しいものを感じた。私は、さやさんが関東の劇場にのってもなかなか皆勤ができなかった。それは他にもキラキラしている人がたくさんいたからだった。最近は、ベテランの踊り子さんが辞める一方で、新しい踊り子さんがデビューしないのでときめくことが極端に減ってしまった。ストリップファンとして淋しいことこの上ない。

 

時計を見たらもう深夜四時。これだけ遅い時間まで飲むのも久しぶりだった。こうなるのを予想して、私は公演途中で外出して梅田の大東洋に行って先にチェックインしていた。Hさんは前日からの大東洋連泊だ。私とHさんはみんなと別れてタクシーで大東洋に向かった。

私のストリップLIFEの中で、今日という日も忘れられない一日になった。

 

私は、さやさんとの思い出を「スーパー踊り子」シリーズとしてストリップ日記に書いてきた。スーパーモデルになじった命名だが、うまいタイトル名だと自負している。

初関東の公演から書き始めて、1つの公演が終わるたびに、ステージ感想を含めレポートを渡してきた。「太郎さんは私の大切な専属ライター」と言って喜んでくれた。さやさんに認めてもらった私の存在価値でもあった。

このシリーズも九作目になった。ひとつひとつが大切な思い出になっている。今日は引退公演初日のレポートを渡せたが、このラストレポートをどうしようかなと思っていたら、最後の踊り子さんによる劇場お見送りの時に「もうラストレポートを書き始めたよ」とさやさんに話したら「是非読みたいので誰かに渡して!」と言ってくれた。「あおいちゃんに渡しておくね」これがさやさんとの最後の会話になった。

このレポートたちを読み返すたびに、さやさんが蘇ってくれる。私だけの大切な宝物である。

 

H26年3月15日                           大阪東洋にて

 

 

 

PS.) 翌朝、八時過ぎに目が覚めた。おじさんになったので勝手に目が覚める。もう寝る体力もないほどの、おじさんだね。(笑)

 ゆっくりお風呂に入り、九時半ごろ東洋ショー劇場前に着く。三番目だった。日曜日といえども、昨日とは違って朝は閑散としている。さやファンは燃え尽きて今日はもう来ないだろうな。

 そう思って、シャッターの開く11時前に行ったら、なんとYさんがいる。しかもトップ。私は苦笑いして「あれっ! Yさん、もう帰ったんじゃないの。たいていのさやファンは昨日で燃え尽きているんとちゃう?」

 すると「私はさやファンを昨日で卒業したんだよ」と疲れた顔で笑っていた。Yさんも本物のストリップ野郎だ。私と同じストリップ馬鹿野郎だね(笑)。

 

 

立花さやさん(大阪東洋ショー所属)の引退レポートをお届けします。

 

 

なんてキレイなんだろう・・・

なんて素晴らしいステージだろう・・・

私は感嘆の溜息を洩らしながら、真正面のかぶり席でステージを眺めていた。

 

とうとう引退公演が始まってしまった。いま私は初日の1ステージを観ている。

さやさんの引退は既に昨年から分かっていた。警察のガサ入れのため昨年二月に東洋が休館し、10月の再開までの八か月間、さやさんは劇場にのらなかった。この時に引退は決まっていた。さやさんは10月東洋再開公演に出演していたが、翌年の誕生日(9/18)まで踊り子を続けないだろうと聞いていた。

H26(2014)年お正月公演では、出演者全員が新作を披露していたにもかかわらず、さやさんだけが新作でなかった。その週が本人の三周年に当たるにもかかわらず。この時点で、さやさんの引退は確実なものとして、ファンとして完全に諦めの気持ちになった。お正月のおめでたい公演ではあるが、さやファンとしては複雑な気持ちで観劇していた。引退は春頃かなと私は感じていた。

そして、予想通り、この3/1~15の引退週を迎えることになった。

 

私は初日3/1(土)、早速大阪東洋に向かった。夜行バスで早朝八時過ぎに劇場に着いたら先客一名の荷物が置かれてあった。先客は仲良くしている伊吹千夏ファンの方。彼は滋賀から来ている。他にも仲良くしている水月蓮ファンのかTさん。11時のシャッター開場前に並んでいた五六人は全て遠征客だった。

今週の香盤は次の通り。①伊吹千夏(東洋)、②水月蓮(ロック)、③青山ゆい(東洋)、④川原美咲(ロック)、⑤立花さや(東洋)〔敬称略〕。ちなみに、当初、ロックの新野美穂さんが香盤に入っていたが、直前の公演で顎を負傷したらしく、穴埋めに川原美咲さんが出演。

 

1回目ステージのトリを飾り、引退作品がお披露目。

最後の作品は和物で来た。舞台構成に少し時間がかかったのは、後方に大きな障子を衝立てするためだった。

華やかな白い着物姿で登場。真っ赤な帯を締め、腹部に赤と紫の大きなリボン状の飾り付けが施されている。振袖にはピンクの花が散在。

髪飾りが凄い。長い髪を垂らし、左側に付けたピンクの花の周りを白い羽毛と白いベールで囲む。髪飾りだけ見るとウエディングドレスっぽい。これを着物で決めているところがさやさん独自の斬新さ。

白無垢なので、花嫁衣装をイメージさせられる。たくさんの大きな羽根が付いた白い扇子を持って舞い踊る。

一瞬「狐の嫁入り」が浮かぶ。白い大きな羽根が狐の尻尾に見える。

引退なんて嘘だよね・・狐に騙されているんだ・・そう思いたかった。

後方の大きな障子にさやさんの踊るシルエットが映る。狐が笑っているようにも見える。

 

次の衣装も、赤い着物姿。赤がベースになっているが、金銀の花模様が豪華に刺繍されている。肩肌を見せ、しっとりとベッドへ。

着物の下から白い美しいビーナス像が現れる。セクシーなベッドショーが始まる。

さやさんのエロス、しっかり受けとめています。着物を脱がなくても、私にはさやさんの裸体は全て見えるよ。バストもヒップも、そして大切なところも、全て目に焼き付いている。私はさやさんのエロポラを一枚も持っていないが、これまで、いつも近くで、まさに穴が開くほど真剣に観て来た。だから目をつぶると、いつもさやさんのヌードが拝めるんだ。

ベッドの最後に、さやさんが正面に向かって丁寧に深々とお辞儀をする。目の前にいる私に向かって、まるで「早く引退してごめんなさいね」と謝っているように感じられた。さやさんが顔を上げ目が合ったら、私は号泣しそうになるだろう。実際には目が合わなかったけど、私は心の中で大泣きしていた。

なんでこんなに早く引退してしまうんだ・・・

もっともっと応援していたいよぉ~・・・

私はさやさんを失いたくない・・・

 

選曲がまさに引退らしく涙を誘うものが続いた。

最初の曲は邦楽の英語版。聞きなれた曲なのに誰の曲だったか、なかなか思い出さない。コブクロの曲かなぁ~? 

次に一青窈さんの「はなみずき」。100年先も君と一緒にいたい♪ 本当にそう思うよ。引退なんてしないでほしい・・・

そして、衣装が変わって、曲は「言葉にならない」。オフコースの名曲を女性ボーカルでカバー。私はオフコースの大ファンで、しかもこの曲には心酔している。

あなたに会えて本当に良かった♪

涙が溢れ、さやさんの姿が霞んできた。これまでの思い出が頭の中で走馬灯のように流れ、たまらない気持ちになってきた。涙が頬を伝った。ステージ真正面で泣いているのを見られたって平気だー。この悲しみは止められない。

 

引退に相応しい素晴らしい作品である。

この作品を三周年作としてお正月に拝見できていたら、さやファンとしてどんなに嬉しかったことだろう。一年前のお正月、二周年を迎えた立花さやさんが周年作品「ブラック・スワン」を初披露。私はこの作品を観たときに、身体中に戦慄が走った。素晴らしい作品である。さやさんは真に東洋の看板に相応しいと実感し、さやファンとして幸せな気分になっていた。さやさんは単に外見が稀有の美しさを持っているというだけでなく、東洋の看板をはれるだけの実力と品格を兼ね備えている。残念ながら、この作品は本公演だけしか観れなかった。

 

引退してほしくない、心がそう叫んでいる。

しかし、ストリップの父を自認している私としては、父として娘の引退を祝福し次の人生に送り出したあげなければと思う。

事務所の問題とか、寿引退とか、いろいろ噂されているが、私にはそんなことはどうでもいい。さやさん自身が、ストリップを続けるよりも、もっと幸せになれると判断して引退を決意したのなら、それを粛々と受け入れるのがさやファンの採るべき態度であろう。

三年間の思い出が次々と浮かんでくる。とくに関東の劇場(TS)で日夜会いに通った楽しかった日々。皆勤は一回だけだったかな。さやさんが私の似顔絵を描いてくれたTシャツ、私の宝物です。さやさんがきっかけで、YさんやHさんと仲良くなりました。彼らのように毎回皆勤できずに申し訳ありませんでした。最後に今更ですが、浮気者の私をお許しください(笑)。

 

警察のガサ入れや劇場の閉鎖、ベテランの踊り子さんの引退など、淋しい話題が続きます。さらに、東京オリンピックが決まり、ストリップ界にシュリンクした空気が立ち込めています。でも、ストリップをこよなく愛するファンとして、必ずストリップと踊り子さんを護っていくよう、これからも応援する覚悟です。

 

最後に、この三年間、仲良くしてくれて、本当にありがとうございました。

ストリップの父を自認する私にとって、さやさんは太郎チルドレンの一人。私のタネで、これだけの美人は産まれないでしょうが(笑)、そう思わせて下さい。

これからの人生に幸多きこと祈念します。お元気で!

 

 

H26年3月15日                        大阪東洋にて

 

今回は、H25年10月の大阪東洋ショー劇場の再開模様をレポート報告(立花さや編)します。

 

 久しぶりの立花さやさんのステージは新作で来た。

 さやさんのステージには、さすがと感じる華がある。小顔で、おしりがぷりぷりとしているので、まさにセクシャルな八頭身ダンサーである。これからの東洋の看板はさやさんしかいないと断言できるが、来年あたりの引退の噂も流れていてファンとしては非常にやきもきしている。

 

 さて、今回の新作を私なりの感想を述べさせて頂く。

 衣装にこだわって新作を拝見した。さやさんは自分でデザインして衣装作りをするので、今回もそうだろう。そのため、さやさんのステージの特徴のひとつは、衣装が主役格になっている点があげられる。

 最初に、赤いチェックのブレザーを着て登場。よく見ると、非常に斬新なデザイン。私はデザインやファッションについては全くのド素人なので専門的なことは話せないが、衣装が主張してくるものをそのまま感じてみた。

 ブレザーというとネイビールックを思い出す。中高生がよく着るファッションだが、今回のさやさんの衣装は下がスカートではなく黒いパンツルックなので凄くラフな感じ。

 ブレザーをよく見ると、細かいデザインの工夫が窺える。ベースは赤地に黒い線のチェック柄であり胸にはシール、これだけならネイビー風。ところが、一見、下に黒いベストを着ているかと思ったら、中央のボタン部分はベストを張り合わせた形。ブレザーの淵には銀の筋がありステージ衣装らしくキラキラ輝く。

 特徴的なのは、スカートではなく、黒いパンツルック。ラメが入ってキラキラ輝く。

 黒いハイヒールを履き、白い網目のストッキングとガーター。

 また、よく似合うショートヘアに黒い帽子をかぶる。帽子にはさり気なく銀の筋が入っている。

 赤と黒と白がコーディネイトされた色彩。

 そうしたファッションに身をくるみ、椅子を使って軽快に踊る。

 

 次は、白を主体とした衣装になる。

 ブレザーを脱ぐと、コルセット状の衣装が現れる。白いパンティに、白い手袋。白いネックレス。そして、羽毛風の白い髪飾りをつける。一点、ハイヒールだけはそのまま黒。

 Tバックの白いパンティが、セクシーなおしりを強調する。

 ベースが白なので、清潔感溢れる清楚な貴婦人の出で立ちだが、赤くライトアップされ、妖しくセクシー感を増す。

 

 ステージは以上の構成だが、テーマは何か、すぐに思いつかなかった。衣装がポイントかなとは思った。

 さやさんに「今回の演目の名前は?」とポラタイムに尋ねたら、「また決めてないの。仮で『A』にしてるの」と返答があった。

 私はすぐに「少女A」を思い出した。

 今回の演目は、大人と子供の間で揺れ動く女心をテーマにしているのではないかとふと思った。身体は立派に大人の女性にはなったものの、心はまだ子供でいたい。そんな少女Aのパラドックス願望。

大人にはなりたいが、まだまだ子供のままでいたい。そんな願望が、こうしたファッションにつながっているのではないか、と感じた。

 

以上

【事後談】

 さて、一夜漬けで仕上げたこの感想レポート、果たして当たっているか?

 さやさんの最初の一言、「こんな解釈もあるんですね。勉強になりました」。

 あら、的が外れたようです(笑)。さやさんからのボラ・コメントに「レポートありがとう。『少女A』すてき」(笑)」「今回は、外国のキャバレー、貴婦人・・・そんな感じ」

 

 

 

 

                                                                                   

 

 

今回は大阪東洋ショー劇場のH25年お正月特別公演における立花さやレポートをメモリアルしました。

 

本公演はH24年12月31日が初日になる。昨H24年11月に警察のガサ入れが入っていたので本公演も実施が危ぶまれていたが無事興行できてホント良かった。私は、今年の年末年始は大阪東洋で過ごそうと計画し、12/31~1/2まで三日間を観劇させてもらった。

初日の香盤は次の通り。①渚あおい、②仲間直緒、③伊吹千夏、④星川音々、⑤川村あいね、⑥立花さや、⑦水元ゆうな(全員が東洋メンバー)〔敬称略〕。

二日目の1/1からは、最初の渚あおい、仲間直緒、井吹千夏の三人がチームショー「CANERA」を演じるのを始め、全員が新作を披露してくれたので、12/31で演じられた作品とも見比べられ、とても見応えのある公演だった。

 

本公演で二周年を迎えた立花さやさんにとって、今回の周年作品「ブラック・スワン」が初披露となった。

2010年のアメリカ映画「ブラック・スワン」をモチーフにした壮大なスぺクトラ作品に仕上がっている。

 

私は、この映画を観たこともなかったので、全くの前情報や先入観無くこの作品を眺め、その感想を手書きで手紙にしたため、さやさんに渡した。

ステージの内容は次の通り。

最初に、チャイコフスキーの名曲「白鳥の湖」にのって、華麗な白い衣装をまとったバレリーナが登場。座りながら、手振りで踊る。さすがに立ち上がって舞うのは大変と考えたのだろうが、手振りだけでも十分に魅了された。かなり練習したんだろうな。一曲目の最後に立ち上がり、バレエ特有の爪先立ちになる。立ち上がることにより白い衣装の華やかさが引き立つ。純白で、華麗で、荘厳で。。。

一転して、二曲目から、黒い衣装に身を纏って現れる。ホワイト・スワンからブラック・スワンへ変身。

そして、最後にブラック・スワンの衣装を軽装にしてから、ベッドへ。

胸元から一羽の白い羽根を取り出し、じっと見つめつつ想いを込めて、客席に投げ捨てる。印象的なシーンとして残る。そしてセクシーなベッド・ショーが展開される。

 

白と黒のコントラストが強く脳裏に残った。白と黒とは白鳥と黒鳥であるが、私は白い天使と黒い天使を暗示しているのかと感じた。私的な題名は『黒い堕天使』。白い天使がこの世の汚れた世界にまみれ黒い天使に堕ちていく姿がイメージされた。

白と黒は、天国と地獄、天使と悪魔、正常と狂乱、清楚・純真と淫靡・官能などのコントラストを表す。

きれいなままに生きていきたいと思っても、現実の世の中はどろどろした汚れた世界。悲しいかな、汚れに染まりながら生きていくしかない。

どんなに清楚に振る舞っても、心の奥底にはエロスの灯がともる。一方、どんなにセクシーさに振る舞っても、どこかでピュアでプラトニックなものに憧れる。清楚と淫靡のはざ間に揺れ動く。まさに清楚と淫靡とはコインの裏表なのかもしれない。

さやさんはこの難しいテーマをステージで表現しようとしているのかと思えた。

 

こうした感想を手書きで走り書きして渡した。ポラ時に「感想を書いてみたので読んでみて!」と渡したときに、「今回のはブラック・スワンなの」と返ってきた。

私は、あっ! その瞬間、ブラック・スワンという映画があったことを思い出した。「2周年作は映画のブラックスワンをテーマにしています。難しくてなかなか表現できないのですが・・・ヒロインのニナの夢と私を重ねてほしいです。」というポラ・コメント。

次のポラの時、さやさんから「感想ありがとう。だいたい合っていたわよ」と言ってもらえたが、私は映画の内容を確認したうえでもう一度感想を書き直そうと考えていた。

インターネットで映画「ブラック・スワン」を検索。ダーレン・アロノフスキー監督による2010年のアメリカのサイコスリラー映画。スター・ウォーズに出演していたナタリー・ポートマンがアカデミー主演女優賞を獲得。

映画のあらすじを読んで、凄い作品だ!と思い知った。さやさんが感動して、是非ともステージで演じてみたいと思った気持ちがよく分かった。それにしても難しいテーマに挑戦したものだ!と改めて感じ入った。この演目を演じ切ったときに、さやさんはまた一回り大きな踊り子に飛躍することだろう。

 

 

平成25年1月                            大阪東洋にて   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  東洋の立花さやさんがH24年8月中、関東五度目、初のミカド出演。そのときのレポートをまとめてみた。

 

 今年の夏、立花さやさんの出演が続いた。7月中のTS → 8月頭の東洋 → 8月中のミカドと連投になった。

 最初のTS公演はメンバーが良かったこともあり大入り。今回のミカドは、出演メンバーの年齢が高い。熟女系が多い中で客入りはどうなるか気になるところ。

今週の香盤は①鏡乃有栖さん(TS)、②雛形ひろ子さん(TS)、③星愛美さん(フリー)、④盃島楓さん(TS) 、⑤早瀬みなさん(TS)、⑥立花さやさん(東洋)。

 ギャラの高いさやさんを出演させるために、他の踊り子さんのギャラを抑えざるを得なかったという形かな。香盤に苦心の跡が見える。

 しかし、心配することもなく、この週は大入りになった。会社帰りに寄ると席に座れないほど客が多かった。これは、ひとつにはお盆興行であったこと、また他の関東の劇場の香盤が今ひとつだったのが奏功したのだろう。

 

 なんと言っても、さやさんの関東における人気が定着したのが一番の要因と思える。

 YさんやHさんのような皆勤メンバーは言うまでもなく、それ以外にも、さやさんが出演したら必ず応援に来るメンバーが着実に増えている。

 さやさんがファンの一人一人のハートをしっかり掴んできた証である。

 合わせて、あえて言わせてもらうが、さやさんのステージは最高である。何度見ても、いや見る回数を重ねるほど、どんどん魅了される。絶世の美女たるルックスに加え、サービス精神旺盛のエロスに悩殺される。これだけのスーパー踊り子を間近で拝見できる感激をストリップ・ファンみんなが味わっている。

 

 また、出演を重ねるたびに、さやFamily友達の輪が広がっているのが窺われる。本公演中も、前回のTSで仲良くなった小森ななさんと食事に行ったり。先週の東洋公演でロックの友坂麗さんとも仲良くなった模様。今回の出演メンバーとも仲良くできているよう。

 まさに、誰もが認めるストリップ界の顔になってきた。さやファンの一人になれ応援できることが光栄である。さやさんがストリップ界の頂点に上り詰めるよう、これからも全力で応援させて頂きます。

 さやさんのお蔭で、今年は楽しい夏を過ごせました。感謝しています。

 

 

平成24年8月中                           池袋ミカドにて  

 

 

  東洋の立花さやさんがH24年7月中、四度目のTS出演。そのときのレポートをまとめてみた。

 

 

 前回のH24年3月中の立花さやさんの公演は、正直、客入りが今一つで興行としては失敗だったと思う。いかに、立花さやさんがスーパー踊り子でも彼女一人だけで興行が成功するとは限らないことを証した。その反省を踏まえたのか、今回のメンバーは凄くいいメンバーをそろえた。

今週の香盤は①盃島楓さん(TS)、②きよ葉さん(TS)、③木城レナさん(東洋)、④小森ななさん(TS) 、⑤水咲カレンさん(TS)、⑥立花さやさん(東洋)。

TSの人気者が揃い、かつ同じ東洋から木城レナさんが入り、まさにアイドル系オンパレード。これだけのメンバーが揃うと、食事などの休憩がとれないよーと嬉しい悲鳴をあげていたスト・ファンがたくさんいた。

 

案の定、初日から凄い客入りとなった。

初日は平日/水曜日であったものの、私のスト仲間の今Kさんが早朝六時半にTSに到着したら、なんと八番目だったと嘆いていた。まさに異常な混みよう。

その日トップに並んだ方は、80歳という高齢の方。その方はステージ向かって右側の前から三番目に座る。その週、何回も来て、いつも同じ席に座っていた。私がたまたま彼の真後ろの席にいた時、彼はうとうと居眠り。よい席をとるために、近くのホテルに泊まり、早朝四時頃に席取りをしているとのこと。だから寝不足になって居眠りしちゃうのは当然のこと。

完全に寝入りステージ花道に身体が凭れ掛かかる。なにせ高齢である。彼が凭れ掛かると、単なる居眠りでなく、死んでしまったのではないかと心配になる(笑)。いや本当に! 彼は、「居眠りして、さやさんに睨まれてしまった!」なんて言っていたが、そういう問題ではない。

それにしても、このおじいちゃん、80歳にしては元気だね~。これもストリップのお陰かな。私もストリップ・パワーをもらって元気に歳をとりたいものだな(^0^)

まぁ~普段来ない、そんな高齢の方までが通うほど今回の公演は異常な混みようだった。

 

私は、この週、始まる前から、さやWEEK気分! 今回こそは皆勤するぞー!と心に決めていた。

特に二日目は気合が入った。というのは、平日木曜日であるが、その日東京で用事がある。運良く朝からTS観劇できたので、いい席で四回さやさんのステージが観れると喜んでいた。私は、さやさんの一回目ステージが終わったら、途中二時間ほど所要で抜けるも、さやさんの二回目ステージまでには戻れると踏んでいた。ところが、その日に限って、さやさんが初のお寝坊。最初のステージが二回目の三番目に入ったため、当日は残念ながら二回ステージを観損ねてしまう。(笑) 怒ってませんからご心配なく!そんなこともある。

そんなアクシデントもあったが、私は毎回さやさんのステージに魅了され、満足&納得。

今回の作品は、GWに初出しした「Rouge」(ポリス)。狭いTSの舞台によく合わせてきたね。私が‘エロスの征服者’と評したほどのセクシーさを惜しげもなく全開。まさにエロスが爆発していた。ベッド・ショーでは、狭い花道を上手に回転しながら前後左右のお客にサービス。TSのステージ長短をしっかり把握して演技できるようになったね。最高だったよ!

 

私がお気に入りで応援しているTSの新人さん、小森ななさんとも仲良くなったみたいで、私としても凄く嬉しい。ななさんは、さやさんの魅力に心酔していたよ。ななさんに、さやレポートをあげたら大感激。ななさんも完全な‘さやFamily’になったね。さやさんはホントすぐに仲良くなれるよね。しかも美人同士、類は友を呼ぶんだね。

 

今回は、さやファンのYさん、Hさんと三人揃って皆勤できたのが嬉しい。他にも、関東のさやファンが集まり、東洋からもたくさんのさやファンがやってきた。

四度目のTS公演は大いに盛り上がった。

今回、個人的に感じたのが、さやさんが私のレターをよく読んでくれ、たくさんコメントを書いてくれるようになったこと。私のことを大切なファンだと想ってくれている気持ちが伝わってきて凄く嬉しかった。おそらく私だけでなく沢山のファンを大事に扱ってくれているんだなと感じた。その気持ちがしっかりファンに伝わり始めている。

ファンこそが、さやさんのステージを盛り上げる。そして、さやさん自身も、今回は終始ハイテンションだったね。

 

最後に、楽日の御礼を言わせて頂きます。本公演のメンバー全員から、皆勤祝いとしてサイン入りのTシャツを頂き、しかも、さやさんが私の似顔絵まで描いてくれている~!!! これには天に昇るほど感激した。このTシャツはもったいなくて着れないね。記念として大事に持っておきます。心から、ありがとうね。

 

この後、さやさんのスケジュールは、8月頭の東洋、そして8月中に初の池袋ミカドと続く。今年は、暑い夏をさやさんと一緒に駆け抜けたい。

 

平成24年7月中                        TSミュージックにて  

 

 

 立花さやさんのGW東洋公演(H24年4月結)を「美と愛とエロスの征服者」という題名でレポートする。

 

 今年のストリップGWは東洋公演で始まった。

 私は既にGWが始まる前の土日5/21.22に、立花さやさんの応援のため大阪東洋に遠征していた。朝一番に席取りをしていたら、なんと二番目がさやさんファンのYさん。我々TS常連が盆の中央を陣取った。「我々二人が盆前で応援していたら、さやさん、心強いと思うよ」と私が言うと「そう言ってもらえると私としても光栄です」とYさんらしい謙虚な返事。

 

さて、早速、今回の新作の感想を述べる。

 従来のアイドル路線とは全く違った雰囲気の作品。これまでは彼女の類稀なる可愛さを前面に売り出した清楚で可憐な作品が続いたが、突然、少女が大人の女性に変貌するごとく妖艶な色香を漂わせている。

 まずは衣装が斬新。全て自分でデザインしたというから凄い。最初の衣装は、黒をベースにしたボンティージ風の衣装に、鳥の尾羽のようにピンクのスカートを纏う。髪飾りもピンク。黒とピンクは妖しいまでに相性がいい。途中からピンクのスカートを取って踊る。

 次の衣装は、エナメル生地の黒いセパレートなボンティージ。これまたピンクの上着を羽織っている。ここでも黒とピンクの相性がいい。きりっとした表情で棒を振り回す。

 私は黒いボンティージ・ファッションを見て、この妖しい雰囲気からSMの匂いを覚えた。

 圧巻はベッド。おもむろに口紅を取り出して塗る。ここにも黒とピンクの色調がある。また長い髪がボンティージによく似合っている。女王様の風格を感じ、私はさやさんの美しさの前にひれ伏したくなる。

 ベッドが凄く進化している。まずは激しいオナニーショーに驚き、かつ酔いしれた。見せ方がとても大胆かつセクシーになっている。ポーズをどんどん決め、最後のアメリカン・バックは刺激的!オープンでもサービス精神たっぷりに、盆のへりにて客の目の前で悩殺する。いい意味で、TSのステージを経験することにより、客が興奮するツボを心得たのかなと思えた。また早くTSのステージで、さやさんの今回の作品を観てみたくなる。

 

 私は、今回の作品のテーマはSMではないかと感じ、そのままコメントした。すると、さやさんから「今回のテーマはSMではないよ。ポリス・ムーランルージュ。」との返答。

あらっ!SMは私の完全な勘違い。言われてみれば、後半の衣装では警察帽をかぶり、警棒を振り回す。誰が見ても「ポリス」か(汗)。

 隣に座っているYさんにその話をしたら「SMと言ったのは、受け狙いですよね」と言われる。いやいや、ほんとにそう思ったのですよ。。。思わずポリ(ス)×2(笑)

 私にとって、完璧なかわいさを持つさやさんは‘美の征服者’。また私のことを‘さやfamily’と言ってくれるさやさんは‘愛の征服者’。そのうえ、今回のベッドやオープンはまさに‘エロスの征服者’。

我々ファンは、さやさんを‘美と愛とエロスの征服者’として彼女の前にひれ伏す。

 

平成24年4月                            大阪東洋にて