決断力と判断力
久々に連絡をくれた知人がいたので、最近多くの人にしているある質問をしてみた。
私よりもひとつ年下の女性。
世界的な企業でバリバリ活躍されていて、チームリーダーとなって競合他社と争って30億クラスの案件を受注したりとかなりのやり手。
その質問は既に数人に聞いてみた質問だったが、その知人の答えが一番素早く的確だった。
特に仕事に関する質問ではなかったけれど、そのレスポンスの速さから普段から迅速な判断を求められている様子が伺えた。
恐らく判断する内容の大きさや重要度も、私が普段やっている仕事とはレベルが違うのだと思う。
だから早い。
やっぱり仕事ができる人に共通しているのは、決断が早いことと、判断力が優れていること。
でも、これはその人が身を置く環境で鍛えられ方が左右される。
ある意味では、自分で訓練も可能だということ。
素早い決断と判断は、訓練しだいである。
素直と謙虚
女子プロゴルフでは、上田桃子選手が最年少で賞金女王を決めた。
元々実力があった選手だったが、その前からゴルフ以外で度々注目されていた。
某タレントさんではないが、自分の気持ちをうまく表現できないので、その言動が誤解を招きマスコミから叩かれてたりしていたこともあった。
だから世間では、生意気とかプライドが高いと言ったイメージが先行していた。
でも実際はその逆である。
例えライバルからでも、良いと思ったものはすぐに吸収するし、率先して先輩から教えを請う姿勢も見せる。
こういう行動って、謙虚だからこそできることである。
そうでなかったら、とてもライバルからなんか学ぶことなんてできない。
謙虚であると同時に素直でもある。
こういう姿勢て、本当に大事だと思う。
成長しようと思う人なら、まずこの気持ちがないと向上していかない。
10円饅頭旋風
10円饅頭の人気に火がついてから約1年。
この商品の発症は地元市川の企業から。
現在では40店舗以上もあって、現在10円饅頭の競合他社約20社のトップでもある。
創業経営者は武長栄治さんという方。
なんと1978年生まれの29歳。
私より3歳も若い。
にもかかわらず、ひとつの商品でここまでの全国的なブームを築かれていらっしゃる。
10円饅頭のブームも、恐らくもう少しでひと段落する時が来るなんていわれているが、そのせいか「これからは10円の枠にとらわれずに、味にこだわった商品を発信し続けていく」ということをインタビューで答えていらっしゃった。
常に危機意識を持って、会社としても様々な業態にチャレンジされている。
年齢なんて関係ないかもしれないが、近くに住む人でここまでの旋風を巻き起こしているのだから本当にすごい。
それと比べたら、自分も本当にまだまだ頑張りが足りないと思ってしまう。
集中して考えれば見えてくる
都内の地下鉄は頻繁に利用するようにならない限り、完璧に乗りこなすのは思っているより難しい。
つい先日も入念に調べて最短だと思っていたルートが、実はもっと効率的なルートがあることに気がついた。
地下鉄の乗り換えマップのようなものあるが、一度地下から地上に出て少し歩いて他の路線に乗る換えるルートなんかも入れたら、それこそ無数に考えられる。
だからそういう答えが見つかるのも、その時だけとは言え路線のことばっかり考えているからこそとも言える。
やっぱり人は何かを集中して考えない限り、その答えにはたどり着かない。
仕事だけじゃなくて、何にでも言える。
改めてそう気付かされた。
ヨドバシカメラの従業員
先日、有楽町のヨドバシカメラの前を通った。
夜の11時半。
そんな時間なのにもかかわらず、従業員の通用口からは多くの従業員の方達が一斉に出てきていた。
実はヨドバシカメラでは、めまぐるしく入れ変わる商品に対応するために、閉店後に商品知識の勉強会を開いている。
裏ではそうした日々の努力があるからこそ、お客様からの質問に的確に答えられる。
同じで商品でも、スペックの違いで何通りもあるし、他社からは類似の商品も出ている。
それらを全部覚えるのだと言う。
ふだん何気無くやっている接客も、相当な努力がある。
基本的に商品の開発や進歩が止まることはない。
だから、これからもずっとやっていかなくてはならないということである。
つくづく販売員は大変なお仕事だと思った。
タクシーの最大の目的とは
タクシーの最大の目的とは、一般的にはお客様の目的地へ少しでも速く安くお送りすることであると考えられている。
しかし、先日乗車したタクシーではその全く逆だった。
それにもかかわらず、顧客満足度は最高レベルをつけることができた。
理由は運転が非常に丁寧だったから。
そのためか、いつもより若干時間がかかり料金も高かった。
通常であれば「この金額くらいで行けるのに・・・」なんて思うところだが、その日は喜んでその料金を払うことができた。
これもすべて運転手さんが、お客様が乗車中に運転で不快な思いをされないようにと、それを一番に配慮して運転されているのが伝わってきたから。
顧客満足を高めるなんていうのが世間でも当たり前になってきてはいるが、それを本当の意味で実践できているところはある意味本当に少ない。
どの仕事でも、恐らくそういったことは起こっているのではないかと思う。
それが一体何のか。
自分達の仕事でも、もう一度考えて取り組んでみたい。
これができない限りは、独りよがりの自己満足型サービスになってしまうと思う。
自分のお祝いで、他人に与えることができる人
数え年で88歳のことを「米寿」という。
その米寿で神奈川県大磯町にお住まいの横溝千鶴子さんは、お祝いをもらうのではなくお祝いとして地元に寄付をされた。
自分のお祝いなので、お祝いをもらって当然と思う人が多い中、他人に与えることができるなんて人として本当に素晴らしいことだと思う。
それだけでも十分すごいのに、寄付の額はもっとすごい。
その額なんと10億円。
寄付金の贈呈式は市役所の3階で、現金をピラミッド状に積み上げて行われたそうだ。
寄付と言ったら、普通は収入の一部を少しずつ寄付したり、人によっては税金対策なんかでないと寄付しないなんて人も多い。
しかし、10億円を寄付された女性は、なんと40年前から米寿の日に10億円を寄付しようと目標を立て、節約してきたそうだ。
「ふるさとに恩返しできたのは人生最大の幸せ。子供たちの教育のため、命ある限り努力を続けたい。」
最後にはこんな言葉で締めくくられた。
また、現金で寄付した理由を「現金の大切さをわかってもらいたかった」とコメントされている。
10億円を寄付するのは、大変な勇気のいること。
でも、それを40年以上も前から目標として取り組まれていたというのだからすごい。
志の高い方は何も企業家だけではない。
志の高さにも本当に色々ある。
とても簡単には真似できることではないが、少しでも近づけるようにこれからも自分を高めて成長していきたいと思う。
業者の理論では通用しない
地元では、例の欠陥高層マンションの権利者向けに説明会が行われている。
参加した人の話によれば、説明は非常に上手でスライドやミニチュアモデルを使って説明されたとのこと。
でも、やはり何度説明を聞いても納得できなかったそうだ。
また、最終的に建設業者は「工期内に引き渡します」と発言したらしく、権利者を逆撫でするような発言も見られたとのこと。
これを聞いて、建設業者側は権利者が一体何を望んでいるのかかが全くわかっていないなと感じた。
権利者側からは「工期は良いから 安心安全を最優先して欲しい」 や、「鉄筋不足部分を解体し作り直せないのか?」と要望。
にもかかわらずゼネコン業者は「努力と工夫で工期を守ります」と発言したそうだ。
全く誠意が見られない。
今回の再開発事業の実行まで、実に30年以上の歳月が流れている。
その結果がこれ。
権利者のほとんどは、だまされたと感じていると思う。
ゼネコンにとってはたくさんの仕事の内のひとつかもしれないが、権利者にとってはそのひとつがすべて。
ゼネコン側がこれに気がつかない限り、この問題の解決は無いと思う。
今の時代
先週から地元市川の駅前再開発事業が施工ミスでニュースになっている。
45階建て超高層マンションで128本の鉄筋が不足していたという問題。
今でも工事を一時中断している状態。
その問題も落ち着いたと思ったら、今週はまた別の問題が出てきた。
なんと事業主側が施工ミスを認識した後に、販売契約を結んでいたケースがあることがわかったそうだ。
ミスの認識が実際に販売する担当者レベルでの話なのか、経営幹部クラスまでかどうかまではわからないが、どちらにしてもちょっと販売会社の常識を疑わざるを得ない。
自分の家族が住むマンションだったら、同じことなんかできるわけない。
自分達の利益を優先するにしても、ここまでくれば呆れてしまう。
自動車、食品、マンション、各業界の一流企業が利益だけのために長期間消費者を欺いていていた。
まだ名前は出せないが、こういった問題は噂されているだけでもかなりの数があるという。
一体何を信じて買い物したらいいのかわからない。
今はそういう時代である。
求めるサービスのギャップを理解する
生活の中にネットカフェという業態がいつの間にか浸透してる。
本当に当たり前のように利用しているが、最近ふと気がついたことがある。
それはどこのネットカフェに行っても、必ずパソコンの電源が落とされているということ。
誰もいないブースでも今まではずっと電源が入ったままだった。
だからブースに入るとすぐにパソコンを利用できた。
でも、よく考えれば最初の2分くらいパソコンの立ち上げに時間がかかっても、別にどうってことはない。
ボタンをひとつ押さえれば済む話。
ネットカフェを利用するお客様は確かにネットを利用したいが、早いに越したことないにしても即利用したいというわけでもない。
そういう意味では確かに無駄だったサービスと言える。
特に真夏の日中は電力不足になりがちなので、最初のきっかけはそんなことだったのだと思う。
お客様の求めているサービスと、従業員が考えたお客様が求めるサービス。
これには結構ギャップがある。
どの仕事でも、改めて考えてみる価値がある。