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皆さんおはようございます(^-^)/。
ステップあやです。
最近ちらほら書いてるけど、
進行中の3冊目の出版の企画,,。
3月末の出版予定って前に書いたけど、延期になりました。
出版社の要望と
私のもともとのダイエット論が、
かみ合わってないことが理由です。
私の前二作も、特に摂食障害の人にだけに向けた本を書いたつもりはないんだけど、普通に書いたら摂食障害の話が多くなった。
あれはあれで、
摂食障害じゃない方がよんでも、
結構 読んでよかったっていってもらってるんだけども、
今回は
「摂食障害を意識していない人も読める本」
とのことで私はそれも合意。
病気ではなくても、
万年ダイエッターで、
ダイエット地獄の中でぐるぐる困ってる人は
すっごく一杯いると思うので
（そういうひとも塾やセッションに来る人多いので）、
その企画いいね！って、私も、なったんだけど。
だけど始まってみると。
私がぜったい書く必要があると思っている
「あること」は書くと困る、とのこと。
色々あるけど、
その中の一つはたとえば、
体重/体型のセットポイントの話。
でも、「誰も彼も」が
思い描く通りの体になるわけじゃないから。
セットポイントを下回って痩せること、
それは、、その後どうなってもいいなら
できるよ。
それ知った時は私も混乱したし悲しみもしたよ。
「え、、私、思い通りになれないの？」
「自分に合った体型じゃいやだったらどするの？」
「もっともっとモデルみたいになりたいんだけど」
・・・って。
上げ止まりまで太る時期なんかは、”これがもしや私の「セットポイント」なんじゃないか”と何度もないた。
だから、出版社がダイエットの本にソレは載せない方向で纏めたいっていうのも、わかる気はするんだ。
でも、
それを隠さずに
教えてくれた医師と栄養士さんとの出会いから
（摂食障害治すためじゃなくて、小食小太りになった体治すためにいってたところ）、
凄く混乱したけど、
でもだからこそ、自分に合った食べ方できるようになったんだ。
それまで
「摂取カロリー＜消費カロリー」の差し引き7200KCALになったら絶対１キロやせるんだってバカの一つ覚えみたいにやってきたけど、そもそも人の体は計算通りに痩せるわけじゃないんだって納得した。
↑
セットポイントのことだけじゃなくて、心身の状態で変わるホルモンとの関係、栄養学的な理論全て納得）
それで招いた太りやすい体（省エネ体質）治すために、太っても食べること決意できた。
それよりなにより、
混乱してショックだったからこそ、
「痩せてなきゃバランスとれない心になってたんだ」ってきづいて、その心のケアもできた。
*↑
それまでは私が痩せたいのは趣味みたいなんもんで無人島に行っても痩せたいのは私の考えだ、って思ってた。
「無理にでも体だけ理想通り痩せさせるダイエット」じゃなくて、「体と心を近付けるダイエット」に切り替えることもできた。
あの人がなれてる体型に自分がなれないのを、自分の努力不足に責任転嫁するのもやめられた。
世の中のダイエット情報（一番怖かったのはさっきも言ったけど私の場合はカロリー神話）に振り回されるのもやめられた。
「痩せた時以外不幸な人生」も終わらせることができた。
だから私は、ソレ書いて混乱するなら、混乱してもらわないと大変なことになるというか、その必要があるところだとおもってるんだ。
じゃあ、それで混乱して、
でも痩せたい、って心の声はどうしたらいいの？
っていう気持ちもでてくるだろうけど、
だったら、それを本当の意味で楽にするための本当のアドバイスしてあげないと。
何でもかんでも、こーすれば痩せる痩せれば解決、の理論でしめくくるんじゃなくて。
でもなんか出版社の方では
「これはダイエットに悩んでいる人に向けた本ですし、読者がソレを書いたら混乱するので、”あやさんのやり方で、心と体の調子をこのように整えれば⇒上げ止まりまで太る時期はあるけれども⇒みんな痩せるよ
”って流れにしましょう」
ってことだった
もちろん「それはできません」っていったけど
単にこーしてこーすりゃ思い通り痩せるよ（暗にやせないのは貴方の努力不足です）、今痩せてる人も関係なくみーんなやせられるよ（暗に、痩せないのはあなたの場合は甘いこといってないで厳しいダイエットしないとだめよ）
みたいなメッセージになってしまったら、
ソレは私の考え方じゃないし、
絶対したくないことだよ、。
でも、うまく、伝わんないみたいだった
本を見てる人の中には、既に痩せていてそれ以上目指したら病気になるか、病気手前のダイエット依存でずるずるいくか、痩せてもダイエットの為に苦しむ人生になってしまう人もいるわけで、
生まれつき細めの人も少し太めが丁度よい人もそれが魅力の人もいるはずなのに”全員こうすりゃこれだけ痩せます”はおかしいと思うし、
痩せれば”成功”（暗に痩せない人は失敗）みたいなメッセージになってわざわざ病気の後押しするような本になったら、ソレも私の本ではなくなってしまう。
っていうようなことも言ってみたけど
「摂食障害を意識していない人が対象の本なので」
とのこと
摂食障害になる人だって最初から摂食障害意識してなるわけじゃありません
。
摂食障害の人じゃなくても、まだなってない人ならなおのこと、そうならないためにも私が伝える”ダイエット”の基本は同じです」
って、いっちゃった。
別に私が誰より何より正しい、
って思ってるわけじゃないんだよ。
ただ [私は]、自身が摂食障害人生の半分経験して、現役で苦しんでいる何千人もの人と接してる摂食障害カウンセラー/栄養コンサルタントなんだから、それ全く意識しないダイエット本なんか書けないよ。
普通の痩せ方本だと「ダイエット依存の素質あり」の人だって読んでるだろうから、引っかかる人は引っかかるなとか、”勘”はどうしたって働いちゃうし。
その全部を書いてたら話が進まないけど、少しも配慮しない本は書けないよ…。ってか、それがNGというなら、なんで私が著者である必要があるんだろう？
なんだかそのような感じで、やり取りが続きました。
確かに私のいうことって”痩せたい”も応援するし、かといって体ばっかり痩せさせることがダイエット成功じゃないという理論なので心の話もするしで、メッセージがあれもこれもにまたがるので、「売れる本」にはしにくいかなと思う。
きっと、
絶対痩せる! 痩せれば幸せ！ とか
逆に、痩せる太るより内面磨け！とか
どっちかに強烈に強いメッセージを
バーンと見せるほうが、多分
売れるし売りやすいから、そういう本にしたいんだろうなあ
って思うけど、
”もうそんなこというなら本にできません”って言われたら、それは残念だけど仕方ないなって思って
「どうしてもそちらの思い描く本にされたいのでしたら、私の考えとは違うものになってしまうので、この企画は実現不可能なんじゃないでしょうか
」
っていっちゃった
わたしは
「痩せたい/きれいになりたい」も
「そのための工夫」も応援するけど、
痩せる必要のない人にまで痩せることすすめたり、
痩せれば安心も自信も手に入りますみたいに、
”無用な痩せたい欲”を煽るようなことは、したくないもん。
やっぱりこう書くと、難しいのは私か。
個人出版じゃなくて出版社挟む商業出版だから、私の思い通りに全部いくわけじゃないのはわかってるんだ。本の作りとか、文字数とか、見せ方とか、イラストとかは、少し本位でなくても合わせるつもりです。
けど、伝えたい内容が全く違うものになるのはやっぱり、いやなんだ。
大切な内容が伝わるなら、こういう人を主人公にして伝える本にしましょうとか”見せ方”は合わせても別にかまわないんだけどさ…。
自分の意見をいうことで
”何でも思い通りにしようとしてるワガママ”
って思われるかな…ってよぎったけど、
（あわせられる部分はあわせてるんだけどね）
ワガママと思われても、言わずにいられなかった。。
そんなことがあって、発売は延期になりました。
（このまま消失しないといいけど）
東京の美人塾の前に出版社とﾐｰﾃｨﾝｸﾞもつことになったので、その結果によって今後どうなるか見えてくると思います。
こんな愚痴読んでくれてありがとう。
書いていたら、落ち着いてきました。
うまくいかないことばっかりだけど、
多分私が悪いことも一杯あるんだろうけど…
お互いに歩み寄れるようがんばります。
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