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統計データを駆使してビジネスを考える

様々な統計データを紹介し、
それをもとにどんなビジネスが考えられるか
紹介していきます

昨日は引用回数について書きました。

論文数の推移はどうなっているのか?気になったので調べました。


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クリックしてみてください

※SCIMAGOランキングより筆者作成


こうやってみると中国が圧倒的に伸びていることがわかります

アメリカは過去からダントツですが

今後中国に抜かれるかもしれません。

その他の国は束になってきていますね。

全体的に論文数は増えてきています。


それぞれの国がどれだけ論文数が伸びているか

わかりやすくするため1997年に対する2012年の論文の比をグラフ化しました


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※SCIMAGOランキングより筆者作成


中国、インド、スペイン、韓国が先進国より多くなっています。

一方、わが日本。

1.3倍と2012年の上位11カ国のなかで最低でした。

これはかなり深刻な問題だと思います。

技術立国の日本。というのが近い将来崩れ去るかもしれません。


さてビジネスですが、

論文数が右肩上がりに増えてきているので

それだけ多くの情報のなかから重要な論文を

選別する能力が求められます。

この能力はこれからさらに必要になります。

そういう人を積極的に採用する必要があるでしょう。

論文を読むことは僕のポリシーの一つで

どこの国の論文が評価が高いか気になるところです。

引用回数が多ければ、それだけその論文は注目に値するということです。


そこで論文1報あたりの引用回数と総論文数の

散布図を書いてみました。


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※SCIMAGOランキングより(データは2012年のもの)


こうやってみると

デンマーク、スイス、オランダなどが引用回数が相対的に高いです。

残念ならが日本、韓国、中国などのアジア勢は

総じて平均値より低いです。

日本の研究レベルは高い、

また僕の分野の日本の論文のレベルは高い、

と思っていたのですが、

世界の認知度は低いようです。


ビジネスですが

オランダ、スイス、デンマークなど研究のレベルの高い

国の論文を集中的に調べることにより

質の高い情報が得られるかもしれません。

情報の海から効率的に宝石を見つけ

投資したりすれば

人よりも早く次のビジネスが立ち上げられるでしょう。



関東と関西。日本を代表する発展した地域です。

関東はビジネスの中心

関西は様々な文化を楽しめます。


さて、今日は関東と関西の世代別人口を比較してみました。

統計は関東:東京23区、横浜市、千葉市、さいたま市

関西:大阪市、京都市、奈良市、神戸市

と主要都市の合計値としました。

人口分布は世の中で数少ない未来を予測できる要素です。

これを把握することで、次の時代に何が求められるかわかります。



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※各市ホームページより筆者作成


これを見ると一つの違いに気づきます。

それは関東は働き盛りの20代~40代の人口が

相対的に多いということです。

東京は一人当たりのGDPが圧倒的に他の都市に比べて

高いです。それだけ職があるわけです。

働き盛りの世代にとって、チャンスの多い街だといえます。


一方で、

関東は医療福祉機関が不足するといわれていますが、

今40-45歳の人が70代になる30年後

この問題がかなり深刻になる可能性があります。


ビジネスですが、

概して消費意欲の強い世代の多い関東で

ビジネスを試すほうが成功確率が高いかもしれません。

ただ、初期費用が他の地方に比べてかかるので

絶対にその場所に拠点を置かないといけないビジネスでなければ

ITを使って、顧客は関東に絞って

違う地域からビジネスをするというのも手かもしれません。



セブンアイグループの業績が好調です。

プライベートブランド比率を上げて

間接経費を下げて

スーパー並みに安い商品がずらりと並んでいます。

例えば食パン6枚切りは100円程度で売っています。


しかし、高齢者の方はコンビニに行くよりもスーパーに行く人が

多いと思います。習慣というものはなかなか

変えられないものです。


さてそこで高齢者比率とスーパーの数の相関を見てみました。

スーパーの数は

1スーパー当たり何人の人口がいるかでみてみました。

なので多い方がスーパーが少ないということになります。


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※iタウンページ、各都道府県統計データより筆者作成


やはり相関ありますね。

高齢者比率が高いとスーパーは多いようです。


しかし相関からはずれる県もあります

例えば沖縄県。

高齢者率は圧倒的に低いけどスーパーの数は多いです。

沖縄は出生率が高い為、子供が相対的に多い。

また、コンビニは流通の効率化から

沖縄への出店が少ないのかもしれません。

(確かめる必要あり)


スーパーが少ないのは神奈川県、埼玉県、奈良県

これらに共通するのは大都市に隣接していること。

大都市に隣接している県はいろんなものが不足しています。


さてビジネスですが

最後の段落で大都市に隣接している県はいろいろ不足している。

例えばスーパー。

ここに目をつけて、コンビニと差別化の図れるスーパーを

展開することが一つのビジネスモデルかもしれません。



今日はかなりマニアックなデータを紹介します。


広島県の駅周辺の居酒屋の分布が市によって違うなと

感じていたので、どれくらい駅周辺に集中しているか

調べてみました。


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※iタウンページより筆者作成


こうやってみると三原市は駅中心に居酒屋が集中していて

福山市が少ないですね。

三原市は駅周辺にマンションがたくさんあって

福山市は住宅地が広く分散しているからかもしれません。


ビジネスですが

すでに立地条件を分析するサービス会社があるようですが

店を展開するときに、

競合の少ない立地条件のいいところを探すことが重要です。

個人レベルでもある程度できるので

飲食店を開きたい人は考慮したい要素です。


IT技術、ロボット技術の高度化により、

これからどんどん格差が拡がっていくといわれています。

一部の優秀な人が利益を独占し

その他の人はコンピュータやロボットによって職が奪われる。と

でも僕はそんなに短期間で顕著には起こらないのでは?

と思っています。


所得格差を数値化する一つの指標として

ジニ係数があります。

それが世界的にみて確かに上昇しているかどうか調べてみました。



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※The conference board of Canadaより popuation un-weighted


世界平均でみれば

2000年をピークに2011年まで下がっています。

こうやってみると、数字データからは上の予想が

必ずしも正しくないということがわかります。

もちろんあと20年であがるかもしれませんが。


さてビジネスですが

近年においてジニ係数が下がっているのは

途上国の中間富裕層が増えたからかもしれません。

そうすると、先進国である日本が

海外に事業を展開するチャンスであるといえます。


就職難といわれる昨今、都道府県別に見たらどうかな?

と思ったので有効求人倍率を調べました。


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東京はビジネスの中心なので、

職も多いでしょう

愛知も裾野の広い自動車産業が盛んなので

高いでしょう。


東京の周り、埼玉、千葉、横浜が異常に低いですね。

おそらく東京に流れる人が多いからでしょう。


関西はおしなべて低いですね。


北陸三県、富山、石川、福井が高いですね。

地元で働く人が多いみたいですね。

豊富な水資源、安い電気代などが

産業の発展を推し進めているようです。

資源って大切ですね。


岡山も高いですね。

岡山は地震の危険性が日本の中で低い県で

立地条件としては好ましいでしょう。


ビジネスですが

関西出身としてはちょっと結果がさみしいですね。

大阪ですら1を切っています。

打開策としては

東京にならって、大阪にビジネスを集結させて

相互発展の効率化、相乗効果により

関西を立て直してほしいです。

これからはシェアの時代です。

集めて、組んで、魅力的なビジネスをするというのが

一つのアイデアです。

昨日エネルギー消費量とGDPの関係を調べて

興味深いことがわかりました。

今日は昨日調べてみて、

ふと

エネルギー効率(消費量に対するGDP)は人口と関係があるのでは?

と思ったので散布図を書いてみました。


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※world bank data 2010より筆者作成


すると、相関がほとんどありませんでした。

僕の推察はみごとに外れました。

人口が密集すれば、エネルギー効率はあがりそうな

気がしますが、

世界各国の各都市の人口の標準偏差は

さすがに統計にないと思います。


こういう自分の考えを正す意味でも

統計データを調べてグラフ化することは意味があると

感じだ次第です。


ビジネスですが

例えば、国のエネルギー効率を上げようと考えた時

同じ人口規模でエネルギー効率の高い国から

学んだほうがうまくいくかもしれません。

日本は同じ人口規模ではトップなので

同じ人口規模のエネルギー効率の低い国に

いろんなシステムを売り込む

というビジネスが成立するかもしれません。

新聞で、アメリカは先進国の中でエネルギー効率が悪い

と書いてあったので、

じゃあ一度エネルギー消費量とGDPの散布図を書いてみたい!

と強く思い、調べました。

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※world bank data 2010年より筆者作成


まずエネルギー消費量はGDPと高い相関がありますね

まあ、当然です。


一方で付加価値に対するエネルギー効率はどうか?

日本を基準に赤線を引いてみました。

赤線より左上は日本よりエネルギー効率が悪い国

右下は日本よりエネルギー効率が高い国です。

圧倒的に左上が多いことがわかります。

日本はエネルギー効率が人口が多い割に高いですね。


日本より高い国は、スイス、デンマーク、香港などです。

日本がさらにエネルギー効率を上げるには

これらの国の都市デザイン、インフラ、産業などから

学ぶ必要があるのかもしれません。


さて、ビジネスですが、

これを見るとやはりまだまだ世界のエネルギー効率は高い

とはいえません。

日本から世界に教えることはたくさんありそうです。

例えば、都市デザイン。

東京は一人あたりのGDPが世界トップレベルです。

1000万以上の人が高い生活水準を保ちながら

狭い地域に住めるシステムはかなり付加価値が高いです。

鉄道、道路、ビル、マンション、、、

日本は斜陽だといわれていますが、

まだまだ付加価値を提供できるビジネスはありそうです。


インターネットの普及は、大きく社会構造を変えます。

そこで、2009年から2011年で

インターネットが急速に普及した国を調べました。

(残念ながらworldwideで最新の情報は手に入らなかったので

2009-2011のデータです)


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※world bank dataより筆者作成


こうやってみるとカタールは2008年から2009年に

かけて急速にインターネットが普及しました。

地域でいうと

中東、中米、旧ソビエトが多いです。


中東はおしなべてインターネット普及率は高いです。

産油国が多く、GDPが高いこと

気温がとても高いこと

が理由かもしれません。


中米もアルバは石油産業、観光

バハマはタックスヘイブン(課税が低い)で金融業が集まっていて

比較的裕福泣国で

インターネットが急速に普及したと考えられま。


同じ時期に連動してGDPが上がるわけではないですが

ある程度GDPが高い国に

インターネットが普及しているようです。


ビジネスですが、

インターネット普及が急速に進んだ地域は

次にスマートフォンの普及が進むことが予想されます。

日本がそうですよね。

上記のようにインターネット普及が進んでいる地域に

スマホビジネスを展開するのも手かもしれません