瞑想歴22年、瞑想セミナー主催・北山裕子の
ブログ「前向き気づき日記」です。
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先日たまたま見たニュースでおもしろいものがありました。
それはニュージーランドのある学校で、
男子でも女子でも、制服の下側は、
スカート、ズボン、キュロット、短パン、キルトスカートの5つから
好きなものを選んではけるようになったというお話でした。
ちなみにキルトスカートとは、
スコットランドの伝統的なチェック柄の巻きスカートのようなもので、
男性の正装として親しまれています。
その学校がある地域にはスコットランド系の人が多くいるので
採用されたようです。
この学校ではこれから、男子が伝統的なキルトをはいてもいいし、
女子は例えば夏はスカート、寒い時はズボンをはいたり、
女子でもスカートが嫌ならズボンをはくなど、
自分で自由に選べるようにしたそうです。
それを聞いて、いいなぁと思いました。
私は中学生の頃、真冬の寒い日に、
寒いからとスカートの下に体操服のズボンをはき、
変な格好で学校から帰ったりしたことがありますが、笑
先生に見つかると注意され、男子はいいなと思っていました。
その学校では、女子生徒が、
女の先生はスカートもズボンもはくのに、
どうして学生はズボンをはいてはダメなのか?と
声が上がっていたそうです。
それを採用したそうなのですが、
この制度を導入して、生徒たちはすぐに
新しい制度に馴染んだようですが、
難しかったのはその親たちで、
新しい制度を受け入れるのに時間がかかり、
導入までにもたくさん質問を受けた、と、
採用を決めた校長先生が話されていました。
私にはその制度は自然で、
もし仮に今まで通りの制服がいいなら、
ずっとそのままいればいいだけなので、
抵抗があることが不思議でしたが、
それを聞いて、柔軟な考えの人が多いニュージーランドでも、
制服の制度を変えるだけでも抵抗がある人がいるのだなぁと
興味深かったです。
そう言えばこれもニュージーランドのお話ですが、
数年前、同性婚が認められるようになったのですが、
この時も異性愛者や聖職者からの大きな反発があったそうです。
これも私にとっては不思議な話で、
同性婚をしたい人はできるというだけで、
それ以外の人にとっては何も影響がないのに、
反対をする人は多かったそうです。
(例えば反対理由が少子化問題というなら、
結婚を認めなくても同性愛者が減るわけではありません。)
先ほどの制度と同じで、変わりたくない人には
そのままでいる自由があるのに、
どうして制限を外すことがそんなに難しいのか不思議なのですが、
これと同じようなことは日本でもたくさんあるように思いました。
(同性婚については色んな意見があると思いますが、
一つの例としてあげました。
この法案が成立した時の議員さんのスピーチが素晴らしかったです。
動画と、その訳がありますので、興味のある方はどうぞ。
→コチラ
特に中盤以降を読んでみてくださいね。)
(制服が選べるようになった学校がある
ニュージーランドのダニーデンの駅。)
同性婚の問題は世界中にあり、宗教的なことも加わり、
反対する人がいることも分かりますが、
先ほどの制服については、何も難しくないと思うのですが、
そうは簡単にいかなかったらしいところから、
人は理屈ではなく、新しいことや変化を怖れるのだと分かります。
そしてそういったことを反対する人の中には、
変化を怖れる自分の気持ちを見ずに
大義名分をかがげることで
すり替えている場合もあるように思います。
何でもそうですが、新しいことやよりよい変化を望む人に対して、
簡単に伝統を変えてはいけないとか、
地域のため、将来のためなど「◯◯のために」と
言って、
自分を正当化し、反対します。
これがなかなか厄介なのですが、
自分は正しいから間違っていないと信じ、
試しに前向きに考えてみよう、受け入れてみようと
しないことが多く、
だから会社の不要な会議や、町内会のちょっとした決め事も、
なくしたり変えたりすることが難しいのだろうと思います。
たまに法律などで、
今の時代に合っていないように思うこともありますが、
町内会の決め事すらなかなか変えられないのですから、
法律を変える難易度の高さが分かります。
知人から聞いた話ですが、
PTAの役員のお母さんが、毎夜23時過ぎまで
みんなで集まってバザーなどの準備に追われ、
小さな子供が「お母さん行かないで」と泣くのを置いて、
「子供のために」という大義名分のために
バザーの準備にかり出されていた、という話を聞きました。
子供のために家にいてあげたいお母さんと、
子供のためにバザーをと考える人たちの、
どちらが子供のためなのかと考えると、
答えはすぐに出るのに、
何故ズレてしまったままになるのかと思いました。
一見正しい意見でも、それより大切なことがある場合もあり、
正しければ正解という訳ではないですね。
(PTAも地域により有用なこともあると思うので、
すべてが悪いと言っているわけではありません。)
大義名分とは、元々は、人として守るべき道義や節度という意味ですが、
今は、
誰もが反対しにくい理由をあげ、自分の意見を通すことを言い、
例えば、あの国は核爆弾を隠し持っているから
放っておいては危ないからと戦争を始めるなど、
時に都合よく自分を正当化することに使われます。
何だか話が難しくなってきましたが、本当はとても簡単なことで、
何が正しいか、ではなく、
何が一番大切なのかを愛に基づき考えると、
何もややこしくはありません。
制服の自由も同性婚も、PTAも戦争も、
正しさではなく、愛で考えれば判断に迷うことはありません。
正しさは人によって違いますが、
本当の愛は立場や都合によって変わったりしませんから。
変化を不安に思ったり怖くなったりすることが
あるかもしれませんが、
そんな時、相手への愛を思い出し、感じてみると、
何も変わらないことに気づき、
たくさんある選択肢の中で、何を大切にするかが分かると思います。
これから色んなことが変わり出すと思いますが、
正しさや大義名分に飲み込まれずに、
本質を思い出し、愛の方へ進んでいけばいいのではと思います。
変化は怖いものではなく、もし間違えたらまた変えればいいだけです。
新しい風が吹くことを恐れず、
経験したことのない波に乗ってみることを楽しみ、
人生という冒険を楽しんでいきたいですねo(^-^)o
P.S.
次回の瞑想セミナーとセミナー「幸せを生きる」の開催について、
そろそろ考えようかなと思っています。
4月22日(土)23日(日)、
5月13日(土)14日(日)、20日(土)21日(日)
あたりが今のところ候補です。
東京は13日14日が有力です。
開催場所や日程のリクエストがございましたら、
お気軽に教えてくださいね。
(この日はもう予定があるので止めて!などでもいいですよ(^_-)☆)
すべてのご希望に添えるかどうか分かりませんが、
可能な限り合わせたいなと思います。
みなさまにお会いできるのを楽しみにしています(*^.^*)
P.S.2
たくさんのリクエストをありがとうございます(^-^)/

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プロフィール
北山裕子 (きたやまゆうこ)
- 瞑想歴22年。和歌山市在住。摂食障害を治すため、藁にも縋る思いではじめた瞑想で潜在意識とつながり、自分の奥底に眠っていた本当の自分(潜在意識)と会話ができるようになる。その後も続けていくうちに、宇宙とつながり、次元を超越した体験や不思議な体験を重ねる。
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次はまだ未定ですが、4月5月くらい?の予定です。
告知や参加受付はそのひと月前くらいから、
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2017年
2月5日(日) 東京 *満席 ←終了いたしました。
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