の続きです。
オリンピックが延期になったとはいえ、気を抜くことが出来ない状況が続いています。
で述べたように、先日の火球以来クラウドシップの出現が激増していますが、私たちの意識をヒーリングしつつ、活性化する地脈を鎮めてくれているのです。
では、「7」のネガティブなあらわれを抑え、ポジティブなエネルギーに反転させていくためには、何が必要なのでしょうか。
の中でも述べたように、シンボルを二度押しすることにより、ネガティブなあらわれを弱めることが出来ます。
「7」のシンボルを二度押しし、そのシンボルに参入していく際にヒントとなる漫画作品があります。
それは、、、
あらゆる世代を超えて大ヒットした
『鬼滅の刃』
です。
『鬼滅の刃』は、主人公の少年、竈門炭治郎(かまどたんじろう)が、鬼にされてしまった妹を人間に戻すため、「鬼狩り」への道を突き進む物語です。
この大ヒット作品は、鬼との闘いがテーマになっている、というのが大きなポイントです。
大ヒットする作品、ブームになるものには、その時期の集合無意識の状況が大きく反映されます。
端的に言えば、私たち自身も、意識の奥底で、
「鬼と戦わなければならない、それを倒したい。」
と思っている、ということなのです。
鬼を考えるうえで大切なことは、鬼はどこからやってくるのか、どの方角からやってくると考えられているのか、ということです。
昔の人たちはその方角を、鬼門と呼んできました。
鬼が入ってくるゲートになる方角だから鬼門と呼んだのです。
鬼門とは北東の方角を指します。
この北東の方角こそ、山のエレメントに対応する方角であり、「7」という数字が示すシンボルに他なりません。
ここまでの話をまとめると、
「鬼を倒さなくては、「7」のネガティブなあらわれを抑え、ポジティブなエネルギーに反転させていくことは出来ない」
ということです。
では、そもそも鬼とは一体何なのでしょうか?
『鬼滅の刃』では、鬼は単純な悪者として描かれるのではなく、悲しい背景によって人の道を外れてしまった者たちとして描かれていますね。
実は、シンボルにおける鬼もそうなのです。
『鬼滅の刃』は本当に集合無意識の流れを濃く反映した作品であると驚かされます。
鬼の正体は、外の世界からやってくる理不尽な存在ではなく、
「私たちの心の内側から生じてくる想い」
なのです。
それは「鬼」という言葉のルーツを追いかけていくことで明らかになります。
鬼は本来、災厄をもたらすネガティブな存在などではなかったのです。
日本では、鬼といえば、赤色や青色の肌をしており、虎の毛皮のパンツをはき、棍棒を持ったあのビジュアルが、一般的ですよね。
昔話や、アニメなどには、時々可愛い鬼が出てくることもありますね。
しかし、鬼という言葉のルーツを調べていくと、必ずしもそれだけを指すものではない、ということが分かります。
鬼という言葉の語源は、「陰(おん)」であり、本来は「目に見えないもの」という意味だったのです。
「魂」「魄」「魍」「魎」など、霊的なものを表す漢字には、鬼の字がつくことが多いのですが、それはそういうルーツがあるためです。
つまり、本来は目に見えない霊的なもの全般を「鬼」と呼んでいたのです。
読み方も今とは異なっており、鬼と書いて、「おん」あるいは、「おぬ」と読んでいました。
それが、次第に「おに」という読みに変化するとともに、主に極楽と地獄の世界とを対比して描いた仏教画の影響により、獄卒(亡者を苦しめる懲罰人)として描かれた存在(先述のトラのパンツをはいた典型的な鬼の姿)を「鬼(おに)」と呼ぶようになっていったのです。
確かに地獄を描いた仏画の中に登場する獄卒も、あの世の存在であり、霊的な存在ですから、目に見えないものに対する呼び方としては間違ってはいないのですが、日本ではそのイメージが強く残り、鬼といえば基本的には悪さをするもの、という認識が広まっていったのです。
鬼門は北東の方角を、裏鬼門は南西の方角を指しますが、更に深くルーツを調べていくと、「北東・南西の方角が霊的なものの出入り口である」という考え方は、日本で発生したものではない、ということも分かってきます。
元は中国で発生した考え方であり、それが日本に渡り、広く知られるようになったものなのです。
何故北東の方角を霊的なものの出入り口としたのかというと、太陽や月の通り道である黄道に合わせたためだとされています。
黄道は平面図にあてはめると、北東と南西を結んだ線になります。
「太陽は東から昇って西に沈む」といいますが、実際には地軸が少し傾いているため、黄道は北東から南西にかけて通過する線になるのです。
昔の人々は、天に浮かぶ星々を非常に神聖なものとしてみていました。
その神聖なものが北東から現れ、南西に向かって消えていくのです。
そのため、北東を神々しいものが入ってくる玄関とし、南西を神々しいものが出ていく裏門としたのです。
この考え方が風水とともに日本に伝来してきます。
本家の中国では、その後鬼門・裏鬼門という概念はあまり重要視されなくなっていったのですが、日本では風水の中でも、特にこの鬼門・裏鬼門という考え方が重要視され、一般化していったのです。
おそらくは、日本に古代から存在する太陽信仰と結びつくことで広く受け入れられたのではないかと思います。
しかし、次第に本来の、神々しいエネルギーが出入りするレイラインという意味が失われ、恐ろしいものが出入りするゲート、というような意味に変わっていくのです。
それは先述のように、鬼という言葉の意味が日本においては、獄卒のイメージと結びついてしまったためです。
「鬼門だから、鬼が出入りするんでしょ?」
という認識に変化していったのです。
ここまでの話でおわかりいただけたと思いますが、鬼門と裏鬼門が悪いものの出入り口である、という話には、実はまったく根拠が無いのです。
では、気にしなくてよいのか、というと、そうとも言えません。
集合無意識の想念の力は凄まじいものがあります。
本来はそういうものではありませんでしたが、鬼門や裏鬼門からネガティブなものがやってくる、と多くの人々に長い間信じられたため、現実化してしまったのです。
実際に、現代においてさえ、幽霊や妖怪などのちょっと困った存在たちが入ってくるのは、ほとんどの場合、鬼門または裏鬼門からです。
幽霊や妖怪をいたずらに怖がる必要はなく、彼らも理由なくしては現れません。
詳しくは
をお読みください。
では、鬼門や裏鬼門というチャンネルと私たちは一体どう関わっていけばよいのでしょうか?
この現象に一石を投じた、非常に興味深い考え方があります。
それは、艮の金神(うしとらのこんじん)論と呼ばれる考え方です。
金神とは、単純に鬼門・裏鬼門を司る神様のことでしたが、「鬼」のイメージの変化に従って祟り神だと考えられるようになりました。
この神様を有名にした、ある宗教があります。
大本教です。
大本教では、艮の金神とは、鬼門の方角に封印された神であり、一般的には祟り神とされているが、本当はそうではなく、その正体は復活の時を待つ国常立尊である、と定義しているのです。
出口なおという、文盲(読み書きができない)の1人のおばあさんが、ある時から強烈に神懸るようになり、お筆先と呼ばれる、神霊からの啓示を自動書記で降ろすようになりました。
大本教はその啓示をきっかけに始まった新宗教です。
最盛期には800万人の信者がいたともいわれており、当時の知識人や経営者、軍人などがこぞって入信した脅威の宗教団体です。
この勢いを恐れた当時の政府によって、日本近代史上類例をみない大宗教弾圧が行われ、教団の施設が爆破されたうえ、拷問によって16人もの死者が出ました。
本当に酷い話なのですが、それだけ当時の政府を怖れさせる勢いがあった、ということでもあります。
大本教といえば、もう一人の重要人物として、出口王仁三郎が有名です。
大本教拡大の立役者とされ、50年先をも正確に見通すことの出来る類まれな超能力者だったといわれている人です。
当時の日本で、軍部の弾圧を怖れず、戦争反対と声を大にして主張した数少ない人物の1人でもあります。
王仁三郎さんは終戦の日付までも正確に予言しており、これは記録に残っている範囲ではただ一人の人物だとされています。
その大本教の教義の核となるのが、大本神学であり、艮の金神論なのです。
先述のように、大本教の解釈では、艮の金神は国常立尊です。
国常立尊とは、国を支える土台の働きをする神様だとされています。
私たちの国の基盤になっている存在である、と言い換えてもよいでしょう。
その国常立尊が鬼門に封じられている、と考えるため、大本では、節分の際に「鬼は外」とは言いません。
鬼門からやってきて災厄をもたらすとされる鬼の正体は、国常立尊である、と考えるからです。
では、鬼門や裏鬼門の方角に国常立尊をお祀りすればよいのでしょうか?
それも勿論ありなのですが、本質はもう一歩踏み込んだところにあります。
国常立尊という神様の本質とはなんでしょうか。
それは、
へ続きます。
読んでいただき、ありがとうございます。
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