6月の流れと対処法

前回の記事

「宇宙人の導きと新たなステージ」

https://ameblo.jp/spiritual-b-boy/entry-12465873887.html

の続きです。

この6月はどんな月になるのでしょうか。

そして何に意識を向けて過ごしていけばよいのでしょうか。

自動書記を降ろし、それを審神者したことで、6月の流れが明らかになってきました。

自動書記には、古事記の黄泉平坂の場面が描かれていました。

これは、イザナギがイザナミを追いかけて黄泉の国まで行ったものの、腐敗した自分の姿を見られたイザナミが、恥をかかされたと怒り、恐怖で逃げるイザナギを追いかける、という場面です。

一体何を意味しているのでしょうか。

これは、まさに今の集合無意識の状態と、これからの流れを示していたのです。

「これまでの出来事の意味」

https://ameblo.jp/spiritual-b-boy/entry-12465824525.html

で書いたように、大嘗祭を終えていないため、現在、霊的リーダーが不在の状態が続いています。

これにより、集合無意識の中に父性葛藤が強く現れます。

未熟な父性が暴走し、問題を起こすのです。

父性と母性は表裏一体ですから、母性にもその影響が現れます。

未熟な父性を育てて、一人前の父性にしようと母性が奮闘するのです。（父性も母性も肉体の性別には関係なく、全ての人の内側に存在する性質です。そのため、女性が、男性が、という意味ではありません。）

しかし、今回の父性葛藤は霊的リーダーが不在であるという非常に大きな問題であるため、どんなに献身的に母性が頑張っても、なかなか父性葛藤は解消されません。（今起きている父性葛藤は、短期的に取り組むものではなく、重大なテーマとしてじっくり向き合うべきものである、ということです。）

すると、次第に母性も暴走気味になっていきます。

母性が暴走すると、女性性の裏の顔である般若的側面が表に出てくることになります。

集合無意識の葛藤は現実世界に影響を与えるため、女性芸能人のスキャンダルが報じられたり、女性議員の発言や行動が問題になる、などの現象化が起きる可能性もあります。

肉体の性別には関係ない、と書きましたが、母性葛藤は女性に影響しやすく、父性葛藤は男性に影響しやすいという特徴があるためです。

母性が暴走すると、母性は自己受容に直結しているため、男女問わず、自暴自棄になりやすくなります。

ではどうすればよいのでしょうか。

イザナギがそうしたように、全力で逃げればよいのでしょうか？

そうではありません。

「今起きていること　～七夕を越えて～」

https://ameblo.jp/spiritual-b-boy/entry-12389251967.html

でも書いたように、神話というのは、後世の人々に重要なメッセージを伝え残すために語り継がれてきたメッセージです。

そのため、表面的に意味をとらえようとするのではなく、その本質を考える必要があるのです。

ポイントは、暴走する母性から逃げたという描写のほうではなく、その最中にイザナギが放ったアイテムにあったのです。

先ず最初に放った髪飾りですが、髪は過去の象徴であり、先祖との繋がりを示すシンボルです。

なぜ髪の毛が長いと霊感が鋭くなるのかというと、先祖と繋がりやすくなるからです。（念のために書いておきますが、バランスよく開発されたサイキックセンスであれば、髪の毛の長さくらいではブレたりしません。）

その髪を美しく見せるためのものが髪飾りですから、そのシンボルとしての意味は、先祖を大切に祀る、ということを指しているのです。

「新時代の生き方　～今、大切なこと～」

https://ameblo.jp/spiritual-b-boy/entry-12457137465.html

を参考に、先祖と繋がりましょう。

神話ではその髪飾りが、山ぶどうに変化します。

これは、人との繋がりを示すシンボルです。

先祖が紡ぐ人との繋がり、という意味ですね。

あなたに関わってくれる人が元気になるような、癒されるような、そんなあなたを目指してみましょう。

難しいことをしようとする必要はありません。

ちょっとした仕草、表情、言葉選びに注意して、相手が元気になるよう、喜んでくれるよう、少し意識してみましょう。

その次に放った櫛は、縁切りのシンボルです。

これは、愛情を貪ってばかりで、人に不義理ばかりする人から距離を置く、ということを意味しています。

更に神話では、この櫛が筍（たけのこ）に変化します。

筍は竹の若芽ですね。

竹は非常に生命力が強く、衣食住の全てに活用可能であることから、宇宙原産の植物の一つとも言われています。

竹は節目が非常にハッキリしていることから、物事を綺麗に分けて整理することの象徴であり、私たちに節度をもたらすエネルギーを持っている植物なのです。

つまり、前述の櫛と合わせて解釈すると、愛情を貪るだけの人を甘やかさないようにする、ということです。

そういう人は愛情の餓鬼であるため、いくら愛情を注いでも満たされることはなく、むしろ逆で、余計に飢えてしまうだけなのです。

そういう人に惰性で優しくすることは、本当の愛情ではありません。

そういう生き方では自分と周囲を不幸にするのみである、ということを理解させてあげることが真の愛情、真の優しさなのです。

最後に出てくるのが桃です。

意外に思われるかもしれませんが、桃は経済を意味するシンボルです。

桃は言霊で解釈をすると「百々（もも）」であり、「100×100＝10000」を意味しています。

豊かな香りと甘い味で、古代から美味しい果実の代表であった桃は、一つの実が10000倍の幸福をもたらす、とされたのです。

これはつまり、自分にしか出来ないクリエーションが多くの人を幸せにし、それを通して経済的豊かさが確立される、という仕組みそのものについて言っているのです。

自分にしか出来ないクリエーションに向けて歩み始めましょう。

「誰とも比べない生き方」

https://ameblo.jp/spiritual-b-boy/entry-12439062228.html

「お金と仲良くなる」

https://ameblo.jp/spiritual-b-boy/entry-12226650625.html

なども参考にしてみてくださいね。

この6月はこれらを通して「母性を深める」というのがポイントです。

年上の女性を大切にしたり、立てることも非常に重要になります。

一番身近な年上の女性は、お母さんですね。

お母さんとの関係が様々な形で浮上してくる月になるでしょう。