大学という斜陽産業 -3ページ目

令和7年の「米」騒動、その2

昨日のエントリーの米は穀物の話。

今日は、アメリカの話。

花札、いやトランプに振り回されていますね。大学も場合によっては無縁ではないです。それは、企業への影響が回り回って、企業が新卒採用を絞ること。今は売手市場ですが、経済状況の変化は企業の姿勢を一変させます。

 

かつてはリーマンショックの時。これも直前まで売手市場でした。1学年上の先輩の就活を見ていて、安泰だと思っていた3年生は、その変化に相当振り回されました。

今はその時と比べて更に人手不足が進んでいるとのことで、少しは状況が変わっているかもしれません。いや、そう願いたいです。

令和7年の「米」騒動

国内に目を向ければ、インフレ傾向。色々なものが値上がりしていて、中でも米が高い、高いとマスコミも連呼している。学食も値上げしている。

自宅で食事をするときの基本はご飯派。沢山とは言わないが、毎月コンスタントに米を買っています。安いのに越したことはないけど、社会科学を生業とする身としては、これまでも、安すぎないかと米農家の経営状態も気になっていた。

 

マスコミ報道を見る限り、今の価格水準に見合う金額が農家に払われているならばいいが、ここぞとばかりに買い占めている業者が中抜きしているだけとも。

しかし、米に限らず、物価が上がったからといって柔軟に学費を上げる訳にはいかない。世間では東大の学費値上げやら、国立大の学費を年150万円程度のすべきだ、という話も聞くが、多分学費を上げても教員の待遇改善には余り向かわないと思う。充分もらっているでしょ、という批判もあるかもしれないが、ここ数年の企業の賃上げの報道を見る限り、どこの世界の話なんだろうとも思う。

意外ともっている?

あくまでも個人的な感想。

18歳人口がどんどん減っていくのはずいぶん前から分かっていて、一方で大学の数は増えて、となればこうなるのはわかっていたはず。最近は短大など募集停止が増えてきているけど、四年制大学が経営破綻したり募集停止したりするのは、意外と少ないと思っていた。

もちろん、そこには補助金が・・・、という話につながっていくのだろうけど。

 

母校がなくなると寂しいと思うので、そうならないほうがいいとわかっていても無理な話。いつ荒療治がはじまるのか、それとも自然に淘汰されるのを待っているのだろうか。

 

 

 

今年も安泰?それがかえって・・・

すでに投稿したように、入学式がありました。

所属学部&大学全体で、今年の入学者数も、定員を少し上回る水準で、目標達成、といえます。もちろん、志願者数も一定数いるので、入試の倍率も1倍を割るようなことはなし。定員割れをしている私立大学が相当数に上るとの報道もありますが、その意味では今年も安泰だったのでしょう。


この定員割れも数%の定員割れなのか、数十%の定員割れなのかで状況が随分変わってきますけど、報道だとその点は明確ではないですね。
 

しかし、勤務先のこのような状況が、かえって危機感を持たない人が多いような雰囲気をつくっているような気もしないでもないです(まどろっこしい文章ですね)。いやいや、君たちもっと危機感持った方が良いよ、と言いたい。

危機感を持って色々と改革をやらされるよりも、研究業績を上げて他校に栄転することを目指しているのかもしれませんが。

 

入学式も終わって新年度始動

入学式も無事終わりました。

 

来週から、前期の講義が始まります。

個人的には新たに担当する科目があるので、2~3月は、その準備に結構時間を費やしました。
遙か昔前任校で担当していた科目でもあるのですが、その後の展開などを反映すべく、シラバスを作成する際にはじっくり考えたのですが、思いの外手こずっています。

AIを上手く使いこなせれば、スライド作成も楽なのかもしれません。新技術への、個人的な対応の遅れもどこかで取り戻さなければならないですね。

まとまるのか?

昨年末頃から所属学部で改組の検討が始まった。

皆、大学を取り巻く環境を考えれば、改組自体には賛成だが、その内容になると考えていることが違う。まさに総論賛成各論反対、という状況だ。

果たして本当にまとまるのか。危機意識を共有できればいいのだが。頼むぞ、学部長!

学長就任

令和6年の元旦の投稿以来の投稿がこれとは。

令和6年(2024年)の年初のご挨拶

あけましておめでとうございます。
謹んで新年のご挨拶を申し上げます


昨年の新年のご挨拶では、例年同様、「更新頻度は相変わらず低いですが、ひっそりと続けていきます」と宣言して、前半は例年に比べて少しばかり多めに更新しましたが、後半失速しました。よって、相変わらず「更新頻度は相変わらず低いですが、ひっそりと続けていきます」。

また、現在改組を進めているので、守秘義務に反せず、かつ身バレしない程度にその状況を書けるといいのですが。

 

令和6年が皆様にとって良い年になりますように。

2023年を振り返ってみた

抜けている年もあるけど、大晦日恒例の最後のエントリーとして、研究等を振り返ってみます。

 

いや、正直いって何もしていないので振り返りも何もない。

 

改組することになったため、学部の管理職の業務にがっつりはまってしまった。

 
科研費に代表として採択された共同研究をまとめるのが来年の目標です。
 

それでは、皆さん、良いお年を!

一般常識、あるいは大学の常識は世間の非常識

言い古されていることだが、大学の常識は世間の非常識。

確かに議論していても、それって一般常識とか社会通念に照らして、どうなのよ?と思う主張が展開されることも多い。そんなに大学の先生って偉いの?というやつも含めて。

 

そこで、ふと思ったのは、世間の非常識にまみれている大学教員が学生に一般常識や社会常識を説く、という図式は矛盾していないか?と思ったり。

 

世間の常識のとらわれていては、飛び抜けた研究はできないでしょ、という批判がありそうですが、それはその通り。これは、とんでもなく飛び抜けた研究者に教育、特に学部のにどこまで関わらせるか、という問題でしょうね。