誘われた
先日、普段あまり交流のない同業者から電話があった。「ああ、また学会の選挙かな」と思ったので、気楽に構えたら、なんと、誘われてしまいました。
「うちの大学に来ませんか?」
あ、もちろん、遊びにではありません。移籍話です。思わず目が点。なんで?でも、自分の業績を評価してもらえたといううれしさはあるなあ。誘われるうちが華かもしれない。さてどうするか。今の勤務先も斜陽であるが、移籍先も同業界という意味では斜陽か。いわゆる偏差値は上になる。職場環境はどうだろうか。担当講義のノルマ、研究のバックアップ体制、もちろん俸給も気になる。与えられた時間はそれほど無い。今の職場もそんなに悪くはない。悩ましいなあ。
公募ではなく、学内の根回しは済んでいるらしい。あとは自分の決断次第だ。う~ん、どうしよう。しばし悩むしかないか。
自費でブログの書籍化かあ
電車男は掲示板の書き込みを書籍化したことで有名ですが、ブログもたとえば、「実録鬼嫁日記 」も本になっています。まあ、これらは人気があったものに着目して売り出されたものですが、ここアメーバ・ブログでは、自費出版サービスが始まりました(「ブログ製本サービス アメブロde本!が始まりました。 」)。
業績がアップアップな自分は、これで業績稼ぎを・・・。というのは冗談ですが、分野によっては、本当に訳のわからない出版社からの自費出版を堂々と業績に挙げることができたりします。自分の分野ではさすがにそれはありませんが、聞いたときはぶっ飛びました。そんなのありかあって。
業績ではないですが、非常勤先の教授、自分の書いた論文などを切り貼りして、どっかの印刷屋に製本させて、教科書としてかなりのお値段で自主販売しています。愛車は高級車。噂では・・・。
サークルのOB会
勤務先では、某サークルの顧問をやっている(やらされている?)のだが、つい先日、OB会を開くので参加して欲しい、との連絡が入った。
前のエントリー、「同窓会 」では、同窓会の連絡が来たのはいいのだけれど、連絡が来たのが約半月前だということを書いたが、このOB会の連絡はそれにもまして直前すぎてあきれた。しかも、学生から研究室にメモで連絡があり、かつそこに書いてあるメアドが間違っているときたもんだ。返事ができない。もちろん欠席だけど。まあ、どうしても連絡したければ、またコンタクトしてくるでしょう。
#メアドを変更したら、連絡しろって言っているんだけどねえ。紙に間違えたアドレスを書かれても連絡にはなりません。
電子メールによる修論指導
先日、電子メールで学生との連絡が取りやすくなったと書いたが、この夏休み期間中、大学院生の指導も、電子メールを通じたものが中心となっている。
しかし、実際問題、電子メールで連絡を取れるようになったからと言って、なかなかうまくいくものではない。
大学院生から送られてきた修論の途中経過。これをプリントアウトして赤ペンでチェックを入れるのだが、このチェック項目、普段であればこのプリントアウトしたものをそのまま渡せばいいのだが、電子メールだとそうもいかない。細かい日本語の修正であれば、そのまま渡してもよいのだが、余白に書き込んだコメントの意図がなかなか伝わらないときもある。そうなると、やはり直接会って話をした方が早い場合もある。いっそのこと、skype でも導入しようかと思ったり。
ちなみに、現段階では、コメント等が少なければ、メール本文にその内容を書き込んで、多ければ、赤ペンを入れたものをスキャナで読み込んで、pdfファイル化して、送信しています。
ウォームビスねえ
今度はウォームビズですか。説明やニュース記事へのリンクはいらないでしょう。もともと大学教員の多く(一部?)はウォームビズですから、別に何か変わる訳ではないでしょう。
しかし、クールビズは、クールに涼しいとかっこいいという2つの意味があったようですが、ウォームでは暖かいだけで、ひねりも何もないですね。
近々学会(国内)があります。まだ暑さが厳しいこの時期の学会、クールビズでいけるだろうか。人間、楽な方に流れ気味(自分だけ?)。この夏、ネクタイをしないという楽なスタイルにすっかりなれてしまった自分は、もうネクタイするのが嫌でしょうがない(笑)。まあ、報告者や司会は絶対ネクタイしているだろう。今度の学会は聞くだけなので、クールビズでいこう!
でも、初めて国外の学会に参加したとき、夏だったのだけれど、米国西海岸の人が、Tシャツに短パンで、「これがカリフォルニア・スタイルだ」といって報告したときにはびっくりした。でも、そのほかの国の人は、さすがにジャケットは着ていなくて半袖シャツだったけど、結構ネクタイしていた。
学生への成績の通知
勤務先では、この月末に、学生に対して前期試験の結果を含んだ成績表を渡すことになっている。
夏休み期間中ということで、自宅に郵送する。その際、宛名は父母等と本人を連名にしている。連名にする訳は、日本ではほとんどが親が学費負担者であることから、父母等にも成績を知らせたいという配慮らしい。「らしい」というのは、実際問題として、特に成績の振るわない者は、この郵便を待ちかまえていて、父母には見せずに隠してしまうから、本来知って欲しい人には意味がないものになっているからである。
かくして、進級制が無い勤務先の場合、4年生となってしまえば、父母の卒業ができるのではないかと期待する。しかし、場合によってはどう頑張っても卒業できない人も出てきて、卒業判定の時期に近くになるとちょっともめてしまうこともある。両親は、「どうしてこんな状況になる前に連絡をしてくれないのだ」と言い、大学は、「成績は郵送していますよ」と答える。だから、例年、この成績の郵送は、親宛にして欲しいとの要望が出てくる。でも、今年も連名だそうだ。まあ、親宛にしたとしても、その郵便自体を隠してしまうことは可能だから、根本的な解決にはならないけど。
また、その結果を持って、学生が研究室を訪ねてくることになる。さてさて、今年は何人ぐらいクレームをつけてくるだろうか。こちらとしては、平常点等についてはすでに学生に知らせており、試験については解答と採点基準を用意しているので、これに従って説明をするだけである。
選挙活動
世間では、「どっちが優勢?」なんていう親父ギャグぐらいしか思いつかない、「郵政民営化」に端を発する衆議院選挙のニュースがやたら目につきます。
大学人は、いろいろと選挙に関わっています。学内では、学長選挙(この制度を廃止した大学もありますし、そもそも無い大学もあります)。学外的には学会の会長や理事の選挙。
自分の属する学会の1つは、今年が会長と理事の改選期にあたります。その開催が近づいてきたので、いろいろと連絡というか、投票依頼が来ます。普段あまり親交の無い人からも電話など、もうそれだけで内容が推測できちゃうぐらいです。
しかし、学内的にも学会的にも、余り適任には思えない人ほどやりたがりなので、本当に困ったものです。また、このような政治活動が好きな大学もあって、そこから来る投票依頼を見てみると、思わぬ人が入っていて、どういう関係なのかを推測すると少し面白いです。
さてさて、結果はどうなることやら。
作問依頼
う~ん、またしても悩ましい問題が。それは、大学院の入試の作問依頼が来たのだ。もちろん、断る訳にはいかない。
出題分野はまさに専門科目。所属の研究科では3つの専門分野(その中でさらに細分化されているが)があり、入試では、受験者が大学院に専攻したい分野と、そうでない分野から各1問の計2問を解答しなければならない。(その他に外国語もあります。とは言っても、実際には英語だけです。)
大学院入試の最近の傾向としては、全体的に出来が悪いこともあるのだが、専攻したい分野はそこそこできても、そうでない方が全滅に近い答案が多い。一応、足切り点があるので、あまりにも難しすぎると、大学院生を確保できない。院生の確保という、ある種余り良くない戦略(?)的視点から出題しなくてはならないというのが、悩みの種である。
個人的にはそんなに無理して院生を入学させなくても、と思うのだが、大学上層部、まあ経営側の上層部は定員確保にうるさい。結局、大学院のレベルも下がるのだが、レベルよりも財政しか頭がないのが今の経営陣ということなのである。
一丁上がり?
頼まれ原稿の1つがようやく上がりました。珍しいことに締切までまだ数日を残しているけど、これにて推敲も打ち止めにします。
しかし、結局、この8月は何をやっていたんだか。頼まれ原稿はあと1つ。論文等の研究系については・・・。さて、もう一踏ん張りしますか。そしてその気分転換にブログの更新でもします。といっても、今日のような単なる日記みたいなもの中心になるかもね。
事務連絡の無駄
ふと、夜空を見上げたら、月がきれいでした。思わず、月見酒でも、と思ったのではありますが、まだ酔っぱらえないので、あきらめました。そういえば、あまり星空を見上げなくなったような気がします。
さて、昨日のエントリーに書いたように、大学に行ってきました。お盆休み前後の事務連絡が溜まっていました、溜まっていました、メールボックスに。しかし、みんなコピーによる連絡ばっかり。あれ、環境に優しい大学を謳っているんじゃなかったの?
と、まるで環境に対する意識が高いような発言ですが、実は、この休みの間に提出すべき書類があったけど、締切をすぎちゃったなあ、メールで連絡してくれれば間に合ったのに、ということに対する、個人的な八つ当たりです。だって、事務連絡の文書をワープロで作ったんなら、わざわざ打ち出して、コピーして、メールボックスに入れるなんてことはしなくてそのままメールで送ってくれれば良いのに・・・。