大学という斜陽産業 -139ページ目

オークション方式

昨日の悪徳エントリーに続く第2弾。今日は入試編。


某芸能人の子供(これも芸能人?)なんかの裏口入学なんて言うのも以前はニュースになりましたけれど、この裏口入試って、最近はあまりニュースとしても聞かないですね。無くなったんですかねえ?


しかし、裏口入学のニュースを聞く度に思っていたのは、私立大学なんだから、何も入学試験で選抜するだけが能じゃないだろう、ということ。


要するに、入試要項に明確に示せば良いんじゃない?と思っていました。「寄付金の上位何名に限り入学を認めます」みたいに。今で言うところのオークションを導入してみるも良いんじゃないって。ヤフーに委託するのも良いかもね?あ、アメーバもやってたっけ?


ちなみに、その時はまさか自分が大学関係者になろうとは思っても見なかったのですが、まあ、勤務先の場合、お金積んでも良いから入りたいほどの大学じゃあないから、この方式は導入しても成功しませんね、きっと。

情状酌量

今年度も残すところあと1カ月教。去年も同じようなエントリーを書いた覚えがある。


そう、この時期恒例の、卒業が危うい学生達からアプローチである。


アプローチといっても、時代劇にあるような菓子折の中に黄金色のものがはいって、なんて言うものはなくて、大抵は懇願。決まり文句第一位は、もちろん、


「就職が決まっています。」


その他、いろいろな事情を訴えてきます。まあ、具体的なことを書くと個人を特定されちゃう可能性もあるので、止めておきます。


こっちも、まあ、「再試験があるから」と定期試験の際に訴えてきた様々な懇願は無視して、普通に採点してます。で、どうせなら、他の科目に卒業を賭けてくれないかなあ(自分の科目の再試験は避けてくれないかなあ)と期待します。だって、自分の担当科目には、必修科目もないし、かなり厳しいと評判なんだから。


もう、いっそのこと、このような学生を救済するのは、教員個々人に委ねるのではなく、事務か何かで勝手にやって欲しいと思うのは暴論過ぎるでしょうか。個々の教員に認められている単位認定権を軽々と手放すんじゃない、なんていう批判も聞こえてきそうですが。


暴論ついでに言うならば、勤務先の再試験の受験料、安いと思う。


もし留年したらあと1年分の学費が必要何だから。


で、特例で認められているんだから、いっそのこともう一年分ぐらいの授業料相当額で単位を売っちゃいなさいって、大学のお偉いさん?財政が厳しいんでしょ?


それでもって、絶対マスコミに取り上げられるよ。宣伝効果抜群じゃない?ワイドショーでも取り上げられるんじゃない、「金で単位を売り渡す悪徳大学」なんてね。世の中、ヒールも必要。いっそのこと大学界のヒールになっちゃえ。


でも、せこく、成績証明書には、Gなんてつけちゃって、編入の際の単位認定にあるような注意書きと同様に、「Gは金で買った単位を示す」とかつけちゃったりして。


って、ちょっと筆が過ぎましたでしょうか。

春休みにも授業を!

この時期、正確に言うとまだ春休みではないのだけれど、在学生にとっては実質春休み。


三年生は就職活動に忙しい。


せめて、一年生と二年生にはこの時期どうにかして勉強させなければ、というのが勤務先の主要な検討課題だ(そうだ)。一時期、(国立では当たり前なのかもしれないけれど)1月一杯は授業をして、2月の入試シーズンが一息ついたところで期末の試験を実施しようという案が浮上した。


(大半の?)教員の本音は反対。でも「教育」が全面に出ていると反対しづらい。結局は継続審議に。


その際、一番のネックになったのは、事務サイドの時間が足りない、という意見。要するに、卒業式が三月中旬から下旬あたり。となると、卒業判定は上旬あたりに終える必要がある。現在、1月末に試験を実施し、成績を通知し、要件を満たしたものには再試験を2月中旬から下旬に実施し、その成績を加えて最終的な卒業判定を行うという流れ。この再試験制度がある限り、2月末に定期試験では時間的に無理、ということ。


もちろん、再試験を廃止すべきと言う意見も出たけれど、そう簡単に変えることもいかないので、ということである。この世にも不思議な再試験制度、個人的には廃止しちゃえ派ですけれど、なかなかそう簡単にはいかないようで、なかなか手強いようです。

ラミー2000 4色ボールペン L401

今回のは、既に買ったものではなくて買いたいもの。今抱えている雑文が終わって、その原稿料が入ったときにかっちゃおうかなぁ、と思案中なのがこれ。
ラミー2000 4色ボールペン L401
¥7,140
ミスピリーボ

普段は3色ボールペンを使用。4色もいらないと言えばいらない。しかも、普段のボールペンは百均の黒2、青1、赤1の三色だけどペン先は4つ、しかも2本入り、という安物を使用。で、大抵途中で無くす。で、又買う、の繰り返し。


採点やメモ用に自宅で使っているぶんには何ら問題ないんだけど、たまにはちょっとしたペンも欲しいなあ、という訳です。


先日、丸善で見たら定価(希望小売価格?)の10,500円でしたが、ネットだと、やはりちょっとお安いようで。


買っちゃおうかなぁ、どうしようかなぁ。

ネイティブ・チェック

文系なので(って括っちゃいけませんね)、論文を始め、ほとんどの原稿は日本語が多いのですが、英語で書く論文は、ネイティブ・チェックが欠かせません。


いろんな論文を手本にしたりするんですけど、中々うまくなりません。毎回悩むのは冠詞かなあ。


研究費に余裕があるときは、業者に頼んだりするのですけれど、なかなか良い業者に当たりません。同僚のネイティブに頼んだこともあるのだけれど、専門違いなので、あまり踏み込んだアドバイスはもらえないし。


色々聞いてみると、人それぞれ。もう、ネイティブ・チェックなしで言っちゃう人、とにかく安く上げると言うことで専門違いでも知り合いに頼んじゃう人・・・。


今回頼んだ業者も外れだった。でも、良い業者に当たったとしても、それは業者が良いんじゃなくて、実際の作業に当たった人が良かったわけで、何か良い方法はないものでしょうかねえ。


試験の解答とマーフィーの法則

そろそろ卒業判定の季節。併せて追・再試験も実施される。


この時期、やたらと卒業が係った学生から、「再試験について聞きたい」とか「勉強をしたいので、定期試験の解答を教えて欲しい」とかという問い合わせが多い。だから出来るだけ研究室に居たくない。


こう書くと意地悪な人間みたい。いや、きっと意地悪なんだろう。仮に学生が来たとしても「すでに授業で言ったとおりで、他に足すものもなければ引くものもない」みたいなことしか言わない。


というか、本務校の場合、追試験と再試験は同じ試験で実施するので、追試験の性格(病気や事故等で受験できなかった人を対象)を考えれば、問題の難易度に大きな差をつけることは出来ないと思うのだが。だって、追試験の方が非常に易しいならば、通常の試験を受けるよりも追試験を受けた方が良い、ということになるのだから。


あと、手抜きをした年は、追試験等も本来の試験と同じ問題を出す場合もある。そういう年は、問題の解答を欲しいと言われても断るしかない。で、そういうときに限って、学生から答を教えて欲しいと言われる。ちゃんと問題を変えた年は、なぜかそういう要求がない。


だから、sphinxに、追試験の勉強用に定期試験の解答を欲しいと言って断られた君、同じ問題が出る可能性が高いよ!すんなり貰えた君、その問題ばっかり解いても意味無いよ!

奨学金は広く浅く?それとも・・・

asahi.comの記事。


優秀学生に96万円ボーナス 一橋大が07年度導入


ボーナスとは何かと思いきや、奨学金の話。


(引用開始)

一橋大は07年度から、学業が優秀な学生に現金96万円を支給する奨学金制度を導入する。前年度1年間の成績を評価・審査し、四つある学部ごとに2~4年の各学年から1人ずつ、計12人に月額8万円の奨学金を1年間支給する。成績を基準にした同様の奨学金制度の中で、支給額は「国公私立大全体で最高級」(同大)という。実際の支給は08年度から。


 これとは別に、卒業時に4年間の成績を総合評価し、各学部1人計4人に30万円相当の記念品を贈る表彰もする。「入学後低下しがちな学習意欲を高めたい」と同大学生支援課。


(引用終了)


勤務先でも成績優秀な学生に支給する奨学金はありますが、これほど高額ではありません。


広く浅く支給する方が良いのか、それとも狭く深く(?)支給する方が良いのか。


学生はどっちが喜ぶのかな。というか、入学後の学力低下を押さえるためにはどっちが効果的なのでしょうか。


奨学金も Winner takes all の時代なんでしょうね、きっと。


Wikipediaは参考資料になるのか

修士論文の審査をしていて浮かんだ素朴な疑問。


Wikipediaは参考資料たり得るのか。


学生のレポートの場合、まさに丸写しとかコピペもあるけれど、一応、修士論文のレベルでの話として書いています。


で、ここで参考資料というのは、ただ読むというのではなく、論文の引用文献等として挙げたりする場合を想定している。

普通の百科事典ならば、誰も文句を言わないでしょう。まあ、百科事典で事足りる内容なの?という疑問についてはおいておきましょう。


問題となると思われる点は、Wikipediaの場合、記述が(ころころとは言わないけれど)変わる可能性があるということでしょうか。印刷物の場合、版とか出版年でそれがわかります。


Wikipediaの場合も、どの時点の内容に基づいているかを明示すれば事足りるとも考えられます。


現段階では、個人的には(自分が主査となる者に対しては)、修論でWikipediaをあげてきたら、ダメだししていますけど、OKの方もいるようで。


海外の学会に参加するのだが

先日、某学会からメール到着。先日アプライしていた来年度のコンファレンスでの報告、OKだって。


しかし、今回の報告内容は、今年度限りの科研費での成果の一部をまとめたもの。でも、年度をまたいじゃうので、旅費として科研費が使えない。


こういうのって、やっぱり不便だなって、つくづく思います。会計処理的には期間を区切ることも必要だとは思う一面、今回のように年度末にOKが出たなら、実際に行くのは来年度だとしても、今年度中に航空券とかを買うならば認めて欲しいよなあ。


この学会、専門分野としてはまあまあの学会なので、ちょっとうれしい。という反面、毎度毎度のこの面倒くささに辟易しています。



ビスタとオフィス

もう買いましたか?ビ・ス・タ。


もちろん、自分は買っていません。XPのサポートも2014年まで延びたことだしね。


大学の情報センターもしばらくXPで行くそうです。教職員用の学内サイトも、ビスタには対応していないから、なんて噂も。そんなOS依存型なシステムってなんだ。まあMS社ソフトにしか対応していないからなあ。


これって、もしかして、システム開発を担当した会社がわざとそうしてる?次期のOSが出たら丸ごと作り替える必要があります。その際には既に実績のある弊社にお任せください、なんていう。


ちなみに、MSオフィスをやめてオープン・オフィスを使うよう関係者には強く主張しておきましたけど、どうもこっちは無理そう。そもそも、自分に影響力はないしねえ。でも、ゼミでのデファクト・スタンダードにしてしまおうと画策中。