情状酌量 | 大学という斜陽産業

情状酌量

今年度も残すところあと1カ月教。去年も同じようなエントリーを書いた覚えがある。


そう、この時期恒例の、卒業が危うい学生達からアプローチである。


アプローチといっても、時代劇にあるような菓子折の中に黄金色のものがはいって、なんて言うものはなくて、大抵は懇願。決まり文句第一位は、もちろん、


「就職が決まっています。」


その他、いろいろな事情を訴えてきます。まあ、具体的なことを書くと個人を特定されちゃう可能性もあるので、止めておきます。


こっちも、まあ、「再試験があるから」と定期試験の際に訴えてきた様々な懇願は無視して、普通に採点してます。で、どうせなら、他の科目に卒業を賭けてくれないかなあ(自分の科目の再試験は避けてくれないかなあ)と期待します。だって、自分の担当科目には、必修科目もないし、かなり厳しいと評判なんだから。


もう、いっそのこと、このような学生を救済するのは、教員個々人に委ねるのではなく、事務か何かで勝手にやって欲しいと思うのは暴論過ぎるでしょうか。個々の教員に認められている単位認定権を軽々と手放すんじゃない、なんていう批判も聞こえてきそうですが。


暴論ついでに言うならば、勤務先の再試験の受験料、安いと思う。


もし留年したらあと1年分の学費が必要何だから。


で、特例で認められているんだから、いっそのこともう一年分ぐらいの授業料相当額で単位を売っちゃいなさいって、大学のお偉いさん?財政が厳しいんでしょ?


それでもって、絶対マスコミに取り上げられるよ。宣伝効果抜群じゃない?ワイドショーでも取り上げられるんじゃない、「金で単位を売り渡す悪徳大学」なんてね。世の中、ヒールも必要。いっそのこと大学界のヒールになっちゃえ。


でも、せこく、成績証明書には、Gなんてつけちゃって、編入の際の単位認定にあるような注意書きと同様に、「Gは金で買った単位を示す」とかつけちゃったりして。


って、ちょっと筆が過ぎましたでしょうか。