大学という斜陽産業 -11ページ目

そしてクリスマスも終わってた

今年もあと僅かです。

組織的には仕事納めでも、期日まで1ヶ月を切った修士論文、卒業論文の指導、その他自分の原稿等があるので、実質的には全然仕事納めをした感がありません。

 

この後、今年のまとめを書いてかろうじて今月も2回の投稿を達成するという閑散ぶりですが、来年もどうぞごひいきに。

単なる丸暗記では相手に伝わらない

推薦試験が終わりました。

 

個別具体的なことはもちろん書けません。

 

だけれども、皆で「そうそう」と頷いた話を一つ。

 

面接の定番の質問は、志望動機です。ですから、一生懸命練習してきたんでしょう。大学・学部の特色などを調べてそれを織り込んでくれます。その努力は評価したいと思います。でも、それを台無しにしてしまうことがあります。

それは、途中で詰まったり、間違った時の対応です。

誤解している人がいるかもしれませんが、詰まったり間違ってしまうことは、こちら側は全然気にしていません。だって、緊張していることは手に取るようにわかりますから。

こちらが???と感じるのは、途中で詰まったり間違った時に、「最初から」言い直すことです。結局、理解しないで丸暗記しているだけなのね、と思ってしまうわけです。

こういうことが起きるのは、今年に限ったことではありませんけどね。

そしてボージョレー・ヌーボーの解禁日です

正確には昨日の11月16日が、2017年度のボージョレーヌーボーの解禁日です。

ミーハーですから今年も飲んでます。単なるお酒好きということもあるかもしれませんけどね。

しかし、一時のあの騒ぎっぷりはどこに行ったんでしょう。

そして11月になりました~推薦入試の季節です

暦も11月。今年も残すところ2ヶ月を切りました。

 

業界的には、11月は意外と忙しい。というのも推薦試験のシーズンだからです。

 

指定校推薦、一般推薦、スポーツ推薦、・・・色々な種類の推薦試験があります。

 

今年も面接にあたっています。受験生が少ないから、面接しなくて良いよ、と言われるときが来ないように祈ってます。

確かに罫線は減った

河野外務大臣のおかげで、科研費の罫線問題が一気に解決したのは、業界人にとってはよく知られていること。

でも、そうは簡単にいかないよな、というのが今年の科研費の申請書を書き上げての感想。

 

そして9月も終わります

後期が始まって約半月。やはり授業が始まるとせわしい日々となります。

そして恒例の科研費の申請の季節でもあります。

申請書の様式も変わります。まあ、様式よりも内容でしょう。

 

そういえば、ノーベル賞とは全く無縁の自分ではありますが、こんな記事でも、研究時間の減少に対する懸念が示されています。

日本人はノーベル賞を取れなくなる? 過去の受賞者が懸念

 

ここ10年で10%減少しているそうです。個人的にはもっと減っているような気もします。入試形態の多様化、それに伴う入試日程が増え、作問、監督等の業務も増えています。すべての私学だとはいいませんが、まあ、勤務先レベルの私学だと、教育や学内業務に対して給料を払っているんであって、研究に対してじゃない、と言われそうではあります。

そして9月になりました

だんだん昔を懐かしむことが多くなってきました。要するに歳をとったということですね。

9月にはいりました。あと2週間もすれば後期が始まります。学生時代には2ヶ月ほどあった夏休みも、1ヶ月半ぐらいになりました。

まあ、学生は休みでも、こちらは休みではないんですけどね。近所の人には在宅勤務が余り理解されていないようで、相変わらず、「休みは何時までだ?」なんて聞かれます。

気がつけば8月も終わりそう

気がつけば7月は一つも記事を投稿しなかった。そして、8月も本当に月末にかろうじて記事を一つだけ投稿するだけになってしまいました。

まあ、いろいろ仕事してたから、ということにしておきます。学会やらなにやらとね。

で、折角だから最近気になった記事。相変わらずやってくれます。

 

メルカリという場は壮大な実験場ですね。

メルカリに読書感想文の出品相次ぐ 「受験生や学力の低い生徒が購入か」と識者は指摘

 

 

自分が学生の時代は通年の講義等が普通だったので、夏休みのレポートが課されたこともありましたっけ。今やセメスターが一般的なので、こういう長期休みの課題はなくなりました。

まあ、大学生向けにはすでにレポートの売買がされる場がありますもんね。どれだけ活発なのかは知りませんが、10年以上前に、こんなエントリー書きました。

レポートの代筆(?)もネットの時代

研究費、クラウドファンディングからいずれはICO?

研究費をクラウドファンディングで調達する方がでたようです。
 

山梨大助教 「病は気から」研究資金に CFで募る

 

いずれは、今はやりの仮想通貨(暗号通貨)をつかったICO(Initial Coin Offering) で集める方も出るでしょうか。

実受験者数

恥ずかしながら、このあたりの動向は知りませんでした。

今や実数を出す大学もあるんですね。上(?)の方は、のべ受験者数にすごくこだわっている感じがするんですけどね。

@大学 学内併願促し志願者増 近畿・法政など6校 10万人超えは名目、実数は?

しかし、以前は、受験者数増加=受験料収入増加、という構図だったのでしょうけど、今や複数学部・学科に割引があるならば、数が増えても収入は増えない訳ですね。

まあ、受験生に対して受験料を課すことができるのか、という問題がもう目の前まで来ているような気もしていますが。