年初にある業者の広告で挙げていた特許を調べた結果、それが無かったことを書いた。
その後、特許庁の検索閲覧システムは完全に入れ替わった。
その段階でもその特許はすぐには出てこず、しばらくして、そのデータが現れた。
つまり、実在する。今まで長く利用してきた中でこういう例は初めてでよくわからなかった。
さらに時間が経って公開公報が出てはっきりした。その特許の場合は登録公報がとても先行していて公開公報がずっと後になっていた。通常、公開のち登録であり(審査官は膨大な出願数を抱えているので、とりあえず拒絶査定するのが常で、それへの反論やら審査請求などで時間がかかる。想像を絶する手間を要することがある)、逆の例は見たことがなかったし、想像もできなかったというのが実情である。
なので、その特許に絡む記述を一切削除した。
ここにご迷惑並びに不利益をおかけした発明者に謝罪する。また、ご連絡頂いた関係者に余計な仕事を与えてしまい、深くお詫びする次第であり、一方、きちんとデータを確認できたことで決着がついたことに感謝申し上げる。
もし、発明者の特許の物件のよい情報が入ってきた場合は、別エントリーでご紹介を検討したいと考えている。
以下はオリジナルの残となる。
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住宅や建築物のトラブルは多い。セキスイハイムの新築が311で周囲より壊れ方が大きいとして茨城の顧客と裁判があるし(もともと棟数が多いので裁判も多い)、いわゆるソーラーサーキット系(床下蓄熱コンクリートにエアサイクル工法を組合せたもの)での訴訟などは有名である。先駆けのOMソーラーでは大分や岐阜での裁判があるし、ソーラーサーキット(現「ソーラーサーキットの家」は元々の「ソーラーサーキット」の組合をカネミ油症事件の片棒だったカネカが大企業のゴリ押しで実質的に乗っ取ったもので人が代わっている)では元会員(実質除名処分)の高砂建設による無知な殺虫剤散布による被害が有名である(高砂建設はこの乗っ取り事件後「ソーラーサーキットの家」の傘下に入っている。厚顔無恥とはこのこと)。どれも被害者は実質的には救われていない。薬害を受けたり、アパート生活に戻ったりなどを余儀なくされた。闘いはまだ続いているようだが、被告の一部が倒産してしまっていたりするので、どうなっていくのか見通しははっきりしない。
先般のチセの話のときにも書いたが、蓄熱コンクリート式は基本的に外張りの基礎断熱を施すことが多い。ところがシロアリにはコンクリートや果ては鉄筋でさえ敵ではないということをあまりに知らなさ過ぎる。断熱材などあっさり突き破るし、食害のターゲットによくなる。大手ハウスメーカーでさえ、うちは鉄筋ベタ基礎だから大丈夫などと呑気なことを言っている。15cm厚のコンクリートを2時間で貫通する力をシロアリは持っていると専門家から私は伺って、もうどうしようもない相手であり、ただ、彼らが活動しにくい環境にするしかないと観念し、基礎は床から離してあまり温めないことしか道はないと考えている。そこからするとシロアリ天下の本州以南でソーラーサーキット系のようなことをやるのは大変なリスクを伴う(シロアリ以前に、床下や屋根を通る空気を清浄機があるとはいえ、室内に送り込むことに抵抗がないことがおかしい。埃やダニとか虫とかどれだけエアサイクルで床下や屋根に積もっていくことやら)。基礎や土台が関わるだけにこれらがやられるともうその家では何も対処することができない。継続して繁殖することを止めることができれば助かるかもという程度。基本は最初から設計段階で工法やつくりとして適切なものを選ぶことが全てである。
※OMソーラーとシロアリの問題については何といっても有名なこのサイトが参考になる。ただし、この住居についてはそれ以前の欠陥住宅の問題が大きい。
http://www.geocities.jp/volkshausa/index.html
また、高砂建設の問題は被害者側の著書がある。
http://www.amazon.co.jp/dp/4806908495/
ソーラーサーキットを率いた松井修三氏のブログに高砂建設に対する怒りと問題の家が見てとれる。