朝2時半起床

 パタヤは夜の街なので、ウォーキングストリート入口は大混雑

 ここを通過するとフーっと、ちょっと安心するくらい。

 

 ちなみに気温は25℃近辺なので、冬とか正月って何?という季節感

 DWARF3による撮影
 南天なので赤道儀だと視野に入らないため、経緯台での撮影です。
 1枚15秒でデュオバンド(Hα+OⅢ)、gain60、輝線星雲120枚(30分)
 
 寝ぼけているんでしょうね、
 ・最初、赤道儀設定にしようとする
 ・北極星方向に向けなければならないのに南に向けて
  176度回転しろいう警告が出ているのにその警告の意味が分からない
 ・一応、北極星に向けて、赤道儀設置完了した段階で、ああ経緯台だったんだ
 
 でもこういうバタバタがありながらも2時58分撮影スタートだから、やはり手軽です

 ケンタウルス座 空飛ぶニワトリ星雲 あるいはラムダ星星雲 IC2944  C100

 今晩星見遠征した目的でした

 低空でちょっと雲が被っているみたい

 自由の女神星雲 NGC 3576 りゅうこつ座

 最後、午前5時を越えてから撮影,,,撮影時間のわりにきれいに撮れています

イータカリーナ星雲
 元々3時起床だったのを2時半に30分前倒ししたのはこれを撮るためでしたが、ちょっと雲被り
ケンタウルス座A 
電波銀河と呼ばれているもので、二つの銀河が衝突中ともいわれているもの
真ん中に黒い帯がみえますが、焦点距離150㎜ではやはり非力
 満月は西の空に沈む時間帯で、狙ったのは南中天体なので、満月の影響はあまりないとは思いますが、南東に強力な照明塔があるのでそちらの方の配慮が必要
 2インチ天頂ミラーの接続筒を取り外して、DWARF3が天体を捉えてからガムテープで固定。
 これで十分みたいです,,,内面はつや消し+ねじ切りしてあって反射は押さえられます
 ねこは2-3匹
 釣り人数組
 音楽をガンガン鳴らした男女若者10名くらい
 

 たまに「ドゥーダオ?」と聞いてくるので「ドゥーダオ」と答えて会話はおしまい

 ドゥーは見る、ダオは星

 
 
 
 
 
 
 
 

 2級試験で間違えた問題,,,レンズ状銀河と円盤構造の問題でした。

 今日の口開けは「49節銀河の分類」からだったので、改めてレンズ状銀河について取りまとめ。

 私がそもそも間違えていたのは、このソンブレロ銀河をレンズ状銀河と見誤っていたところ。

 wikiの説明だと楕円銀河の中に円盤が収まっている,,,なんて、赤外線望遠鏡で分かった事実なんで、これが渦巻銀河などと分かりません,,,

 ちなみにテキストではSaに分類されていて、これは渦巻銀河の記号。

 

 ではレンズ状銀河はどう説明されているか?

 天文学事典を見ても、あまりよくわかりません。

 

 そもそもハッブルは楕円銀河⇒渦巻銀河という進化過程を考えていて、この結節点がレンズ状銀河だという主旨でした。「仮想なタイプ」と辞典には書かれていますが、のちの人がハッブルの変遷図に当てはめて分類不能なものを入れ込んだだけのようであり、分からないのも当然,,,と自己弁護。

 写真のレンズ状銀河エッジオン(左下)を見る限り、これをレンズって呼ぶ?というしろものではありますが、フェイスオン(左上)見れば円盤はあるが渦はない,,,という理解でよろしいのでしょう。

 wikiの説明を読むと、渦巻が無くなった円盤銀河というような書き方がされています。後段に「銀河密度の高い領域に相対的に多く見られる」とあり、これは楕円銀河の特徴なので、「他の銀河とのけんかに負けて渦巻き成分が失われやがて楕円銀河となる中高年の銀河」なんでしょうね,,,

 

 朝の買い物の道すがら

 月がどんどん太ってきているので、月の影響を受けない方向でのベランダ観望を今晩もするのでしょう、、、

 

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 昨晩は8時半就寝、今朝2時半起床、南が開けている場所まで小遠征

 走るニワトリ星雲、ケンタウルス座Aを主目的に

 自由の女神星雲、イータカリーナ星雲辺りを星見する予定です

 初期の目的完遂

 ただし最後に南十字を撮ったつもりが露出不足で星が写っていなかったのが残念

 

 

 今日から第?回目の精読開始

 

 新年なので何か新しいことをしようと思い、今使用しているテキストに蛍光ペンで下線を入れていくことにしました。

 

 現状、鉛筆であちこちに下線があり、どこが重要事項だか全くわからない状況。

 一旦鉛筆を消しゴムで消す案も考えましたが、膨大な量で非現実的。

 テキストはもう一冊あるので、そこに新しく下線を引いていってもいいのですが、

 2級の合格証を手にしてから新しいテキストを使い始めようと,,,

 

 現状だと。テキスト精読に1サイクル4~5日くらいかかります。

 その後、2~3日で問題集を浚い、その後また精読,,,あと2回くらい繰り返せば朗報が届くかな、、、

 朔日元旦、今までのテキストに色ペンで線引き。

 テキストには基本的に鉛筆で線を入れ、ある時点で水色蛍光ペンでちょっと線を引いた状態。

 

 今日はパンパンと蛍光ペンで線引き。

 やっぱり蛍光ペンでを引くとわかりやすい,,,ということと一旦赤い線を引くと鉛筆の書き込みが目立たなくなりました。

 しばらくこのまま使ってもいいかなと、思っているところ。

 

 ちょっとした問題は、赤い目立つ線を書くと他の場所に目が行かなくなる,,,

 

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 昨日昼間の段階では、南天対応の赤道儀をあれやこれやと部材を組み立てていました。,,,従前の木製架台だと少々大げさなので、天頂部の視界はちょっと犠牲になりますが、コンパクトな架台にしてみました。

 午後10時半、北天展望台へ。

 撮影予約は午前1時から5時まで、4天体、それぞれ1時間づつ。

 

 正月なのに正面のタイ最大の工業港であるレムチャパン港は稼働中

 強烈な照明+バンコクに向かう高速道路のナトリウムランプも

 上掲写真は手前の機材に露出があっているので背景は黒く見えますが、実際は30度以下は✕ですね,,,

 我が家の南面ベランダも相当明るいですが、仰角20度でもなんとか天体が写るので大違い。

 

 M81ボーデの銀河とM82(上の方、葉巻銀河)

 これは撮ったままだと画面が真っ白なので、コントラストを付けて背面側を黒くしている関係で、M81のボアっとした広がりが消えています。

 このM81-82だけに限れば、午前3時過ぎであれば高度が上がるので、今の時期でも撮れそうです。

 

 撮影は全て1時間設定。

 ただし途中に雲が通過することもあり、それらのコマは削除されています。

 M100とNGC4312が写っています,,,フーンという感じ

 中央がM86、右がM84 ともに楕円銀河なので星が太ったように見えています

 形が判然としているものだけ見ても10個以上の銀河が写っています。

 

 画像が流れていて、赤道儀がズレたかも。誰かが触って動いた?ように見えます。

 今回は午後10時半に機材セッティングして「予約撮影」をしているので、撮影中、触られても分かりません。

 メインの横にポツっと点が見えます

 M101 本来だと見事な渦巻き銀河が見えるはずでした

 横にポチっとあるのNGC15461で銀河内の電離水素領域です

 

 これで仰角40度 南中高度は49度なので条件的にはまあまあのはずではありますけども、前景写真同様に星像を見るとちょっと流れています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 Ia型超新星爆発の形態として、SD説 (Single Degenerate)とDD説(Double Degenerate)があります。

 白色矮星がチャンドラセカール限界質量を越える仕組みとして、前者は激変星系での質量輸送による降着を主張、後者は2つの白色矮星の合体であるとしています。

 

 この文章はテキストのままの文章であり、私自身はああ二つの説があるんだ,,,という程度で読み流していました。

 

 今日、そもそもDegenerateって何?と疑問がわき調べると、想定していた通り「退

化」みたいな意味が並び、あれ?,,,最後の方に「縮退」という言葉出てきて白色矮星に繋がり、この件は落着。

 

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 SD説とDD説についてまとめたものはないかと探ったところ,,,

 

 随分と昔の記事なのですが「ゲキレツ」の一言。

 読んでいて気持ちが悪くなりました。

 

 この文章は慶応大学のプレスリリース資料の「詳細説明」として第二著者がまとめたもので、「はじめに」の最後は、

 「DD説には理論的欠点が多々あり、また不利な観測的証拠も出てきました。理由はこのページの下にある 『DD説がつぶれた理由』をみて下さい。」

 で結ばれています。

 

 この論文の作者は「SD説派」で、全編、如何にDD説派(このままの言葉使い)が古い天文学を使った提案をし、新しい観測事実が出るたびに自分たちSD説派は進化していき(都合の悪いところを直した)、DD説派はSD説のあらを探してケンカを吹っ掛けるだけであった,,,みたいなことが書き並べられています。

 

 このプレスリリース自体、3人共著の論文が米天文系専門誌に掲載されたというだけものなのに、追加説明資料は論敵たちを貶し足蹴にする内容。

 この先生、2012年当時59歳なんですよね,,,よく学会でやってこられたな。

 

 この記事はカリフォルニア工大の方の論文紹介で、超新星爆発で観測されたデータがSD説を支持するものであったという記事になっています。
 
 ただし文末に、「2011年におおぐま座の渦巻銀河M101に出現したIa型超新星「SN 2011fe」の観測データはSD説には当てはまらないものとなっている」とのことで、SD説が一人勝ちであるわけではなさそうです。
 SN 2011feは発見の記事はありましたが、この超新星の不都合な真実がいかなるものなのかについてはまだ探せていません。
 
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 この論文は2020年の記事で、シミレーションの結果、SDとDDでは鉄の生成量はほぼ同じだがマンガンはSDで大量につくられ、SDが75%以上占めるとすると観測結果に合ったというもの。
 これもSD派の人が書いたものなのか,,,シミレーションで使うパラメータを見直したとのこと,,,何とでもなるんじゃない?
 
 超新星は銀河系内だと100年に一度程度しか発生しないようですし、結局、遠方銀河での超新星を観測してデータを得るしかありません。また超新星爆発して初めて、どの星が超新星になったかが分かるものであり、爆発する前の情報は一般に得られません。
 
 ということで、現時点では1級テキストのように両論併記が無難なようです。

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 久しぶりの投稿を確認,,,

 

 こういう投稿を丹念に追いかけていれば試験に有利になるのなら気合が入るのですけども、さて。

 LX Canis Majoris

 HAC125DXと662MCの取り合わせがイマイチうまくいっていないような,,,

 カラーだからアラが見えてしまうのかもしれませんが。

 フィルターはDual BP、1時間撮影、以下条件全て同じです

 

 明らかに高度と空の関係はあり、中空域だと雲の影響大

 

NGC2467 60 髑髏とどくろ星雲

 これなんか低空だから、健闘している方だとは思います

 

 M46 ちょっとピント甘めですかね?

 ピントは合わせているつもりですが、途中で合わせ直しが必要かな?

 気温変化は26度⇒23度位です

 

 こちらは仰角は比較的ある位置なのでもうちょっとしゃきっと写ってくれないと,,,

 年始から失敗

 DWARF3ではスタックしたものをクラウド上の「天文スタジオ」に投稿し、ここでノイズ除去等の処理をしてからDLし、PC上で処理します。

 

 DWARF3でのデータを減らすためにパソコンに移動しますが、今朝は天文スタジオの処理をする前にPCにデータ移動。

 一旦、移動したフォルダーをDWARF3に戻しても,,,仮に全く手つかず状態で、フォルダーを移動させただけでも、「天文スタジオ」に投稿できません。,,,これ理由不明。

 C71  NGC2477  とも座の散開星団

 地味ですね、左右を切り落としただけです。

 心持ちトリミング強化

 散開星団って、余りにもトリミングキツメにするのも品がないようで,,,

りゅうこつ座 HD302768付近 丁度イータカリーナ星雲の左上当たり

 左下隅はイータカリーナ星雲の一部です

 

 主張としては、散開星団、上辺中央のNGC3247、上辺右の三日月(名称不明)

 もうちょっと、画角内のバランスが必要ですね。

 

 天文スタジオで処理すると、右下のジワジワなど消してくれます

 ほ座 HD72127付近の超新星残骸,,,多分Gum16の一部

 何となく赤っぽいですが、フィラメントまでは見えませんね 

 

+++花火の写真再掲

Googleフォトで見たなりの写真に変換

モワットしているのが花火の煙

 これが見たままの風景ですね

 一種幻想的ではありますが、こういう状況で望遠鏡を動かすのは,,,

 

 中央花火右上にはっきりと長寿星カノープスが見えています

 星が見えた人は健康長寿間違いなし

 これは度肝を抜かれます,,,近いのだもの

 

 いつも見ている正面コンドミニアムの手前で打ち上げられています 

 

 

 

 多分、スマート望遠鏡を使っている人って、自分の現位置で「ああであれば、こうであれば」と不満を抱えているのだと思います。

 

 もともと望遠鏡ベースで、口径とか焦点距離とかカメラセンサー、レデューサーなどで、最適画角で天体を撮影していた人たちがスマート望遠鏡のコアユーザーなのでしょう、、、

 便利さでスマート望遠鏡を使っているけど、食い足りないというか、ZWOユーザーだともっと画角が広ければなあ,,,と不満を抱いているのでしょうね。

 特に、スマート望遠鏡は鏡筒回転ができないので、センサー画角的に広くても撮影希望の天体が一枚に収まらない,,,

 

 ZWOの機種の流れを見ても、

  S50から望遠鏡の焦点距離を短くしてS30

  S30からセンサーを大きくしてS30 Pro

 一貫して広い画角を志向しています

 

 DWARF LABだと、DWARF3の画角が標準でも広く、これにモザイクができるので広い方向だと十分に広いので、私なんかもそうですが、もうちょっと天体を拡大したいという欲求があり、1月発売のDWARFminiではセンサーを小さくして天体が拡大できる,,,しかも可搬性アップという方向に向いている。

 

 ちなみにS30とDWARFminiを比較すると光学性能同じ、値段は若干miniが割高だけど重量半分、ポケットに収まるDWARFminiに軍配が上がると思います,,,

 

 といいながら、私はどうするか,,,

 

 前回日本帰国で購入したセットはHAC125DX(L250)+662センサー

 奇しくも画角だけ見るとS50のスペックと同一。

 

 確かに鏡筒もデカいし、赤道儀もありまた大型三脚も必要ですが、可搬性はギリあり、鏡筒もFRA400を持ち歩けば冷却カメラも使えるし画角選択も自由

 DWARF3は簡便さで今後とも使うとして、これ以上スマート望遠鏡の機種を増やすことはなさそうです。

 

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 「基礎からわかる天文学」,,,本当はみそか大みそかの2日間で読もうと思っていたところ、2時間で読了,,,

 

 本書は多分、教養課程くらいの学生さんをイメージしているのではと思うレベルの本なのですが、圧倒的に式が少ない。

 式が少ないと本を読むスピードが速いというか、1ページ数秒

 パッと画像認識して、テクニカルタームがないと、ハイ次のページという具合。

 

 まあもちろん、初めて目にする言葉は「エクボ天体」などいくつかあり、

 整理し直せば、それなりに意味のある時間であったと自己満足できそう。

 

 エクボ天体,,,お笑い

 カークウッドの隙間,,,小惑星帯の間隙

 グレートアトラクター,,,大規模構造の未確認重力源

 スニャエフゼルドビッチ効果,,,再整理

 タリーフィッシャー関係,,,再整理

 中性水素原子ガス欠乏銀河,,,再整理

 バーゴセントリックフロー,,,再整理

 フェーバージャクソン関係,,,再整理

 マゼラニックストリーム,,,再整理

 レッドクランプ星,,,再整理

 

 「再整理」というのは1級テキストにも半分くらいは載っている言葉で、試験にも出そうかなと感じた言葉。

 

 また今精読している1級テキストは天文学の教科書なので天体物理学には詳しくても、上記でいえばカークウッドの隙間とか、グレートアトラクターなどの天体の固有名詞的なものは余り拾っていないので、その面ではこういう固有名詞も一覧を作るべきかと新しい目も開かれました。

 

 「エクボ天体」という言葉が天文学にはあるようで、天文月報にもお笑い編として載っています。,,,でも天文学の教科書に乗せる言葉かな?

 

 海王星の先辺りにあるエッジワースカイパーベルト天体があり、英語の略称でEKB Object。これがエクボ天体だそうです。

 

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 拙宅前のパタヤビーチの状況,,,

 これは12/29ですけども、今日大晦日がファイナルなのでこれ以上の人出。

 

 年越しまで延々とタイ人ミュージシャンの歌ショー

 そのあと、年越し挟んで大花火大会

 さすがその前後は星見中止,,,花火の煙で空が真っ白になりますので。

 それと花火の殻が降ってきますので、望遠鏡もキャップを付けないと,,,

 

 今7時半、赤道儀を合わせるだけの星がありません,,,

 天頂付近はそこそこありますが、3点確認で2点目で鏡筒を下げたあたりで星の数6つくらいで位置決めできず,,,ということでしばらく待機。

 

 その後、赤道儀合わせ、そして1時間撮影✕2回。

 5分前から四方八方、海方向からも含めて360度から花火が上がります。

 明るいポチポチは空飛ぶ灯篭です。

 

 一番長い時間、盛大に上がるのはビーチ方向ですが、コンドミニアムの直角方向なので、音が盛大に聞こえるくらい

  遠くで上がる分にはいいですけども

 これはビルの後ろで上がる花火

  花火の斜め上、1時方向にカノープスが見えています

 これなんか、ビルの手前で打ち上げていますからね,,,

 

 撮影お休みです,,,

    多分これから断続的に上がりますが、特に1時ごろまではダメですね

 花火が終わってもその後、煙が残りますので。今も周り真っ白です。

 

 年末だからというわけではありませんが、データ保存場所の移動中。

 

 最初、100GほどあるはずのDWARF3が満タンになりました。

 これは実際のところ操作ミスで、30秒/枚で設定したはずの昨晩の露出が15秒/枚になっていたようで、想定の2倍のデータ量になっていて、しかも昨晩は連続6時間露出なので、今朝いきなりDWARF3に残量僅少という警告がでました。

 

 じゃあということでPC内の内部スト―レージにこれらデータを移動すると、今度これが赤表示に。それではということでさらに外付けSSDへ横移動。

 外付けSSDは野鳥用と天体用があり、同様に天体用が赤表示になったので、とりあえず全部横移動させた後で、一つ一つフォルダーを開けて不要データを削除して再整理。

 

 太陽と月の作業用動画はすべて削除。

 星雲/銀河もFailedは削除,,,その後、整理済みフォルダーへ移動。

 

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 いつもだと、作業中は作業に影響のないオーケストラ作品を聴くわけですが、データの整理は何か聞きながらでも作業に支障はないので、上掲トータル3時間半の講演会Youtube動画を視聴。

 

 UCLAの野村さんが口開けで、会場には小学生もいるとかで、講演はどれも分かりやすい面白い内容が多かったです。量子化学(ばけがく)の話題も目新しく有意義。

 

 野村さん曰く「今年も来年も量子力学100年ですから」とのこと。

 ちょっと聞き逃しましたが、いくつかの画期が100年前に並行してあったようで、天文時事的な切り口で来年あたりも量子力学100年を記念した問題が出そうダな、、、

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 そういえば最近、量子力学の問題が出たなあ,,,

 検定試験はあくまでも「天文宇宙」なので、量子力学そのものが問われることはなくて、「何が算出できるか」とか「基本式はどれか」という程度だと思います。

答えは②
 シュレディンガー方程式は電子の存在確率やエネルギーが分かるものなので、②のようなことはわからない。

 

 ここで分野違いの設問に対する答えの選び方について、何となく思いついたことがあり、整理して後々投稿します。

 

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 データ整理後、みそか大みそかとやることが無くなり、「基礎からわかる天文学」を読み始めましたが、2日間で時間をかけて再読する予定のところ、2時間で読了,,,しかも不明点は適宜、ネットで調べながら,,,

 

 何かの縁ではあるので、シュレディンガー方程式を復習することに。

 

 

 シュレディンガー方程式はψ(グザイ)とかH(ハミルトニアン)で結ばれているもの

 この動画でも方程式の導出が述べられていて、今思えばこれを視聴するだけでもよかったのですが,,,

 このシリーズ、つまみ食いでYoutubeを見た中で、一番懇切丁寧に量子力学&シュレディンガー方程式についてまとめられているように見えたので、この方の量子力学に関する動画全22編を一気見。

 

 ,,,有意義であり、多くの人はむなしいと思う大晦日

 

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 こちらが昨晩5時間かけて撮影したM78反射星雲

 こちらは一昨日2時間かけて撮影したM78反射星雲

 

 何が違うのか,,,とおっしゃる向きもいるかとは思います

 また仕上げも同じようには行っておらず、撮影後の処理の方が見栄えには影響を与えているのかな,,,とも。

 

 ともあれ、一晩撮影した自分としては、一昨日の2時間より昨晩の5時間の成果品の方がいいようには見えます。

 このグラフそのものは初見というか、テキストには載っていませんが、テキストには下記のような説明があります。

 オリオン大星雲などのHⅡ領域では、強い紫外線で水素ガスがプラズマ化され、電子は陽子と相互作用を起こして「加速」され電磁波が発生する,,,とあり、これが熱制動放射であるとされています。

 ということで、冒頭の問いの答えは③熱制動放射になります。

 

 ただし待てよ,,,「制動」って、制動ブレーキという言葉があるように減速されるんじゃない?私自身は制動放射は電子の減速により放射される電磁波と理解していました

 ∵下記は天文学辞典で、制動放射の説明として1行目に「減速を受け」とあります。

 加速と減速はま反対な言葉ですが、放射の機構としては、プラズマ化して飛び廻る電子が陽子に引き寄せられて正か負の加速度を受けて、電磁波が放射されるのだ,,,ということは間違いないようです。

 

 ではこの熱制動放射は、我々がM42 を見た時に、あるいは写真を撮った時に、見えるものなのか?というのが気になります。

 

 冒頭のグラフを見ると横軸がギガヘルツ単位の周波数になっていて、1~10GHzがグラフど真ん中になっています。この周波数帯は「電波のオーダー」です。

 10GHzとしても振動数は10の10乗なのですが、可視光でも10の15乗オーダーなので、カメラを向けても絶対に写らないオーダーです。

 電波望遠鏡であれば見えるかな、、、というもののようです。

 


 ちなみにイメージはこんな感じで、電子と陽子の距離がバラバラなので、放射される電磁波も特定の輝線スペクトルではなく連続スペクトルとなります。我々がM42で見るHα線のようなシャープな輝線ではないので、電波で見てもボアっと見えるんじゃないかなと思います.

 

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 昨晩、「新 天文学事典」読了

 730ページの「大著」、ただしブルーバックスなので新書サイズ。

 字のサイズが小さく、かつ行間が狭いので2度読みはしたくない気分。

 

 一応鉛筆で下線を引いて、注意点は読み返せばいいのですが、その気分なし。

 現時点での予定では来月中旬くらいにはタイに来着予定。

 

 放送大学の教科書ですが、この2冊で天文学の全領域をカバーしているか不明。

 なにぶん目次がなく、amazonの数行のコメントでしか内容がわかりません。

 そのコメントを読む限り天文学の範囲全般が含まれていそうな気はしますが、宇宙論はあるかな?

 2冊で600ページ程度。

 

 天文を再開してしばらくたってから読んだハズの本。

 中に挟んであったレシートによれば2023年7月購入。

 

 前書きによれば「入門書と専門書を繋ぐ」とあり、検定1級のためにはちょうどよい感じではありますし、一度通読したはずですがどんな内容だったか全く覚えていません、もちろん天文の内容には違いないのですけれども。

 

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 年末年始だからというわけではありませんが、「新 天文学事典」が読み終わったところで、新規にテキスト再読を開始するか、問題集を始めるか、何かそういう気分になりません。

 

 「基礎からわかる天文学」を再読しようかと,,,さきほどから再読開始。

 

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ライマンα補足

 

 例えば赤方偏移6のところにクェーサーがあるとします

 

 赤方偏移 Z=λ/λ0ー1という式があります。

 例えば波長λ0の光を地球で観測するとλ=λ0(赤方偏移を受けない)

 z=λ0/λ0ー1=1ー1=ゼロ,,,地球上では赤方偏移は0です。

 

 では赤方偏移6のクェーサーだと、6=λ/λ0ー1なので、λ=7λ0

 すなわち、クェーサーでλ0の波長の光(電磁波)は、地球まで届いた時点では7倍の波長まで引き伸ばされます。

 クェーサーを出たライマンα121.6nmの紫外線は、地球上では851nmの光,,,これは赤外線ですが、として観測されます。

 

 クェーサーは銀河なので、さまざまな波長の光、連続スペクトルを発しています。

 ウェーサーから発した光のうち、地球でライマンα121.2nmとして観測される光は、クェーサーを出発した時点では121.7/7=17.4nmの光,,,これはX線域,,,です。

 

 すなわち、クェーサーから地球までの間のそれぞれの地点で、ライマンαに相当する波長の光はあるわけです。、、、∵ 光は連続的に引き延ばされていきますので。

 

 宇宙空間は基本的には電離されている,,,すなわち中性水素はない,,,状態ですが、部分部分に中性水素の塊が残っていて、そこを通過するクェーサーの光のうち、ライマンαに相当する波長の光が吸収され、吸収されずに残った光が地球へと向かいます。

 その位置で仮にスペクトルをとったとすれば、その位置でのライマンαの波長が歯抜け,,,吸収線として痕跡が残ります。

 

 そして次の中性水素の塊に辿りついた段階ではクェーサーからの光はさらに引き伸ばされ、ライマンαに相当する光が生じていて、そこでその波長の光が吸収され、また歯抜けになります。

 

 結局、地球に辿り着いたクェーサーの光のスペクトルを見れば、多数の歯抜けがあり、その歯抜けの位置の波長を計測すれば、どの赤方偏移の位置(=地球からの距離)で吸収されたかが分かり、これにより中性水素の分布がわかります。

 

 実はお手軽に理解しようと「ライマンαの森」でYoutube検索しても、日本語の動画はないみたいです。,,,マニアックな内容なのでしょうか?

 

 現在、新天文学事典を読み継いでいて、今は第14章「銀河間物質」で、この章以降は宇宙生物学とか観測器具等でいわゆる天文学の本筋からズレくるので、この章が天文学の一番最後の章になります。

 

 この銀河間物質でメインの話題となっているのが「ライマンαの森」。

 クェーサーからのスペクトルを見ると、ギザギザの吸収線の痕跡が見える。

 上記は「ライマンαの森」についての天文学辞典での説明

 関連して「ライマンα雲」についての天文学辞典での説明。

 これが「ライマンαの森」=「ライマンα吸収線」についての天文学辞典での説明図

 最初パッと見ると理解できませんでした,,,単純な図なのに

 

 ライマンαは水素輝線スペクトルでライマン系列の輝線の第1番目のもの。

 我々になじみのあるHα輝線はバルマー系列で原子核からエネルギーの3番目の準位から2番目の準位になる時に発せられる輝線。

 ライマンαは2番目の準位から一番内側の準位に遷移するときに生じる輝線で、波長は121.6nmになります

 

 遠方銀河「クェーサー」で発したライマンα輝線より短い側の電磁波が途中に分布している中性水素ガスによって吸収され強度が弱くなるという図になります。

 ここで一見、一旦吸収されたライマンαの輝度が戻っていますが、これはもともとのライマンα線の量が戻ったのではなく、赤方偏移でより短い波長の光が引き伸ばされてライマンα相当の波長になって、それが中性水素の塊がある場所で吸収され減ったという図。

 

 最初の中性水素ガスの塊で「その位置での121.6nm」が吸収される。

 ただしこの波長はクェーサーからの距離分赤方偏移を受け引き伸ばされた光。

 したがって、クェーサーを発した時には121.6nmより短波長側の光であったもの

 

 以降、2番目3番目でもそれぞれの位置での121.6nmが吸収される

 同様にこれら吸収される光はクェーサーを出た時にはさらに短波長側であったもの

 上のグラフは3C273クェーサーのもので赤方偏移0.158、すなわち24億光年先にあるクェーサー。小さな切れ込みは見えるが大きな切れ込み(吸収度合いが大きい)ものは少ない。

 

 下のグラフはQ1422+2309クェーサーのもので、赤方偏移は3.62。約120億年前にクェーサーを出た光で、非常に多くの切れ込み(吸収線)が見られます。

 この吸収線の各々はそれぞれの場所での121.6nmであったもので、赤方偏移で引き伸ばされた波長(グラフの横軸)から距離が読み取れます。

 

 このグラフを見ると、宇宙は基本的に電離されていることが分かります。

 宇宙が電離されていず中性水素で満たされていれば、すべての経路で順次その位置での121.6nmが吸収されていくので、「森」の木々はなくスペクトル強度はゼロであるはず。

 

 この「ライマンαの森」は検定1級でいうとテキストに載っていない「発展問題」レベルですが、たまに出るんですよね,,,

 ちなみに、宇宙誕生38万年後に宇宙が晴れあがった時点で、宇宙は中性化されていました。

 晴れあがる=プラズマ状態が終結=電子は陽子と結合して中性化する

 

 その後の宇宙は暗黒時代と呼ばれ、この間に星が順次作られる過程があり、初代星は巨大な星で強烈な紫外線を発して、これにより水素がイオン化して「宇宙再電離」されるわけです。

 

 ですから宇宙の暗黒時代には宇宙は中性化されていてライマンαの森はなく、「Absorbed with HⅠ」すなわちHⅠ(中性水素)で満たされていた状態でした。

 この「ライマンαの森がない」状態を理論化した科学者の名前をとって「ガン・ピーターソンの谷」といいます

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 ウルトラマンの原作上の故郷 M78

 なんとか、、、です。もうちょっと時間を掛ければ周辺の暗黒星雲も含め、くっきりするかなと考え、今晩はM78に時間を掛けます,,,理想5時間連続撮影。

オリオン座 NGC1788

 ちょっとインパクトないですね

 魔女の横顔です。

 DWARF3が自動的にスタックしたもの。星流れがなかったものを基本全て合成していますので、撮影当初、カブリがあったようでそれが上辺を随分と乱しています。

 

 トータル2時間の成果ですが、次回はカブリのない時間帯で撮り直すか,,,

 

 

 

 

 

 何となく暗黒星雲という字を見ると「塵」と思ってしまうわけです。

 問題の解説には「塵は含まれるが質量比で1/100程度」とのこと。

 正解は③

 

 常識として、宇宙空間の圧倒的多数は水素分子/水素原子なので、滅多なことで主成分の座を譲らないということのようです。

 上掲は暗黒星雲の解説

 AIが示した質量比率

 

 ヘリウムが1/4近くあります。この約1/4という比率はビッグバン合成での生成比率とほぼ同じようです。ともあれヘリウムは塵になりませんからね。

 

 星間物質としては水素がNO.1の存在比率、

 意外なのはCOが2番目に多い分子ですが、それでも水素分子の1万分の1

 ,,,この辺の比率(第2位の成分は?)も1級では目にします。

 H2Oはさらにその1/100程度

 

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 結局いろいろ調べても、暗黒星雲内の塵の量は、問題集解説編にある水素分子ガスの1/100程度ということ以外できませんでした。

 暗黒星雲に塵が混じっているが主成分は水素分子であるということになるようです

 

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 DWARF3の横風対策向上でSJ-M経緯台をAM5赤道儀に変更

 赤道儀張出架台をAM5赤道儀経緯台仕様に搭載したところ

 なお本写真は具合を見るためでAZ-GTi用ピラーを付けていますがAM5延長ハーフピラーに変更。

 第1案のサイトロンジャパンのSJ-M経緯台も頑丈ですが、

 当然こちらの方が見た目丈夫そう

 なお実装ではカウンターウェイト装着

 ということでこれで今晩、星見に臨みます