名前、愛称の検索で
来てくれる人が結構多い。
(つーても1日1人とか
そんなんだがw)
ありそうなネタのエントリだと
思ってたんだけどね。
なので、せっかくだからマリア関係、
Virgen de なんとか、の話も
しとこっか。
普段別にミサとか行ってるような
信心深いキリスト教徒に
聞いた話でもないんで
そこんとこはヨロシク。
そもそもマリアという名前だが
もともとはヘブライ語の
ミリアムなんだそうで、
この名前はスペインでも
普通に女子の名前として
使われているし
アラビア語圏とかでも
مريم という名前が
普通にあるわけね。
キリスト教つぅと今や
西洋の宗教となり切ってるけど
元々は中東で生まれた
宗教なんだから
主人公の名前もみな
中東系ね。
キリスト教の聖人やらに
ちなんだ名前のスペイン人の
名前も結局
ヘブライ語なんかに
起源するわけだね。
閑話休題。
さて本題だけど、
キリスト教徒じゃなくても
イエスのお母さんが
マリアって名だってことは
まぁ誰でも知ってるでしょう。
で、大半がカトリック教徒のスペイン人には
マリアがつく名前が多い。
女性名だから当然
女性の名前につくのが
メジャーだけど、
男でもダブルネームで
マリアとついてるのが
結構いる。
(ダビ・マリアとか
ホセ・マリアとか
二つ目につくのね)
ま、男の名前は余談だ。
女性名だけど、
普段ローラとかソレとか
呼ばれてる人も
本名をフルネームで見ると
María Dolores だったり
María Soledad だったりする。
生まれたばかりの
愛しい娘…のはずなのに、
なぜそんな苦しげな名前を
つけるのか。
(Dolores=痛み、
Soledad=孤独)
さてここで
教会のマリア像やらに
目を移してみましょう。
イエスキリストのおっかさんは
処女懐胎と言って
男から種をもらわずに
イエスキリストを身ごもった、
という、まぁ
現在の生物学では
許しがたいあり得ない
妊娠の仕方をしたことに
なっとるので、
何かと言うと
処女 Virgen とつけられるわけだ。
聖母とか聖処女とかいうかんじで
Virgen María というのが
キリスト教でのおっかさんの通称。
処女マリア、とどこに行っても
言われるってねぇ…
イエスさんの後にも
子供しっかり生んでるし、
宇宙人に拉致されて妊娠させられたとか
未来から来た人に or 未来に連れてかれて
人工授精で妊娠させられた、とかじゃ
なければ… 普通の方法で
妊娠したことを
夫の手前、ひた隠しに
してたんだったら、
死んだ後まで
処女マリアって呼ばれるのは
さぞかし居心地悪かろうと
思うんだが、はてwww
で、教会ではマリア像に
Virgen de los Dolores だの
Virgen de la Soledad だの
Virgen de las Angustias だのが
あるわけね。
娘の名前ってのは
そーゆーのから
つけたりするわけだ。
自分の所属する教区のマリアさんが
Virgen de Dolores だったら娘には
María Doloresとかね。
ま、教区以外にも色々
名前の付け方はあるだろうけども。
で、イエスキリストのおっかさんとは別に
マグダラのマリアという
よそん家の下女がいた話も
まぁちょっとキリストの生涯を
おさらいした人なら知ってるでしょう。
マグダラのマリアの他にも
ドローレスのマリアとか
ソレダーのマリアとか
そんなにたくさんマリアがいたのかなぁ、
あれ、でもVirgenてのは
イエスのおっかさんだから
Virgen てついてるんだろ、
じゃぁおっかさんが
何人にも分身してたのかなぁ、
それとも改名に改名を
重ねたとか?
と思う向きもあるのでは。
ま、でもこれは
聖母マリアの生涯を
ところどころで切り取って
表現した名前、というか
呼び名になってるわけね。
痛みとか孤独とか苦痛とかは、
愛する息子が処刑され
自分より先に死んでしまった
その悲しみの聖母、というわけで
痛みの聖処女だの
孤独の聖処女だの
苦痛の聖処女だのと
表現されてるわけね。
しっかしまぁ
名前について書いた
記事でもちょっとコメントしたが、
今でも役場では
外国の名前だったりすると
悪ふざけや悪趣味な意味の
名前じゃないことを
証明する何かが必要と
言われたりするけども、
いまだにこの
痛みだ苦痛だなんて
名前が堂々と受け入れられるってのも
何か矛盾するものを
感じるんだけどね。
ワタシだけですかそうですか。
んじゃついでに
マリアさんの他のパターンも。
慈悲の聖処女、
無垢のお宿りの聖処女、
ロザリオ(数珠、だね)の聖処女
勝利の聖処女 etc.
