夏休みと言えばバケーション。

という
スペイン人のメンタリティについては
前回参照。

そのバケーションには
色々涙を誘う人間模様が
浮き彫りにされるんだね。

まずは人間じゃなくて動物。

夏になると
動物が捨てられる。
かっわいぃ~の一言で
買われた、もしくは贈られた動物。
ただでさえ
散歩やフンの始末が
面倒になってたってのに
羽をのばすための
バケーションにまで
お荷物背負い込んで
連れて行けるか、と
高速道路の途中なんかで
捨てちゃうわけだ。

犬だったりすると
健気に
元の家まで戻って
ウザがられることもあるが、
猫やらそれ以外の動物だと
車にはねられるか
野良化して終いだ。

それと同じパターンが
おじいちゃん、おばあちゃん。
捨てジイ、捨てバァが
現れるわけだね夏休み。

家計が苦しいから
ジイちゃんバアちゃん引き取って
年金を懐にしまいこみ、
夏休み、バケーションには
こんなお荷物連れてくの面倒、
金が「余計に」かかる、ってんで

ガソリンスタンドなんかに来ると
「さぁさぁじいちゃん、
途中でオシッコ行きたくなったら大変だろ、
ここでやっといでよ」と車から降ろし、
姿が見えなくなると
ソレっとばかりにジイちゃん置き去り。

スペインは福祉が充実してるから
自活出来ないような老人は
病院とかで面倒見てくれたりする。
置き去りにする方も
それを見越してやってんだね。

で、バケーション満喫して
さぁ帰宅となってやっと
ジイちゃんが行方不明ですぅぅとか
当局に連絡し、
保護されてたジイちゃんとこに
やっと来て言うことは
「ジィちゃんどこ行ってたんだよ、
探したんだよ、心配したんだよ」。

その子供バージョンもある。

夏休みなのよぉ、
バケーションなのよぉ、
日頃の煩わしさを
忘れるためのバケーション、
そんなところに
うるさい子供達なんか
連れて行ったら
休めるものも休めないわよぉ。
子供らはサマーキャンプよ
夏合宿よぉ。
山の家や海の家で
お友達いっぱい出来て
楽しいわよぉ、
毎日いろんな遊びを
教えてもらって
退屈するヒマなんかないわよぉ、
ウチの子は人見知りだけど
社会性を養うのにも
共同生活は最適よねぇ。
遠くのお山は楽しいわよぉ、
これだけ遠かったら
脱走してお家に帰って
来ることも出来ないしねぇ。

…と、1ヶ月くらい
ウチから放り出される。
良くて、おじいちゃんち。

パパとママは?の質問に
バケーションで旅行中、と
答える子供の心中やいかに。

こっちの学校は
9月始まり6月終わりだから
6月20日頃に学校が終わると
宿題も何もない夏休みが
9月中旬まで、つまり
2ヵ月半あまり、
親は子供という「重責」に
あえぐことになる。

9月にやっと新学期となると
近所の親連中で集まって
パーティーまでやって
子供から開放される喜びを
分かち合ったりする。

…じゃぁ子供つくらなきゃよかったのにね。

と思うのはワタシだけ?



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