捨石の手筋
第27期王座戦 石田芳夫 VS 加藤正夫 より下辺に打ち込んだ黒を白が攻めかかっていったが、それほど白の強い場所ではなかった。黒の読みが光る。左下隅の白へのいじめの方法は?左下は1からの切込みで下辺の黒は眼形豊富になった。15まで打ち進めれば黒が楽勝だった。数えなくとも白はダメばかりを打っている。しかし、黒が少し欲張ったため、どんどん深みにはまっていき、最後に逆転された。左下の手筋は簡単な読み。しかしそれを前提として下辺の打ち込みを決行していることに注意せねばならない。棋譜のリンクを追記しますhttps://www.101weiqi.com/chessbook/chess/10767/?step=101