こんにちは!白水(しらみず)一郎です。
さて、先日、獨協医科大学医学部の一次試験でした。
獨協医大の一般入試は、前期が2日間あります。前期の定員は52名。
受験生は、1日だけでも、両日受験することも可能です。
大学ホームページによると、前期1日目の出願者数は、1593名。前期2日目の出願者数は、1573名です。
そして、2月下旬に、後期入試が1日ありますね。定員は10名です。
その他、共通テスト利用入試があります。定員は、5名です。出願者数は、468名。
共通テスト利用は、基本、国公立大学の受験生向けの制度です。二次試験も、3月5日と遅めになっています。
昨年と比べ、受験者数は大幅に増加しています。
昨年前期の出願者数は、2250名。今年は、3166名です。
それなのに、定員は昨年57名が、今年前期は52名の定員です。
要するに、昨年よりも、激戦になっています。
すなわち、一次試験に合格したとしても、二次で失敗はできません。
昨年だと、二次受験者数362名に対し、正規合格者は105名。繰上合格者は22名。
最終合格者は、127名です。
2000名以上が受け、502名が一次に合格。そのうち、362名が二次を受け、残ったのは127名です。
実質倍率は、15.9倍。
ちなみに、合格者現浪比を見てみると、合格者127名中、現役は38名、浪人が89名です。
現役は、29.9%です。
これが、現実です。
生徒にも、このような話をし、二次対策も徹底して行います。
二次試験は、小論文と面接が課せられます。
小論文は60分。文章を読み、要約200字、自分の考えを述べるのが400字です。
直近の出典は、養老孟司先生の著書からとなっていますね。
実際、過去問をやってみて、添削を受けておくのがいいでしょう。
面接は段階評価となっており、個人面接が15~20分で行われます。
受験生1名に対し、面接官3名です。
よく聞かれる質問事項については、練習をして、臨みたいところ。
医学部専門予備校に通っている高卒生であれば、年間を通して、医系小論文の授業を受けています。
これは、典型的なテーマであるチーム医療、安楽死や尊厳死について、インフォームドコンセントやパターナリズムなど、教わります。モチベーションの維持にも、大変有効です。
医学部専門ではない予備校や塾に行っていないと、対策に困ります。
私であれば、今まであまり対策をしてこなかった生徒の場合、突貫で足を引っ張らない程度に仕上げます。
二次で積極的にできたからと言って、受かるものではありませんが、二次ができないと、合格は遠のきます。
これは、生徒と共に、痛い目に遭ったため、経験上確かです。
以上が、獨協医大の二次試験対策でした。
私は近くの医学部のオープンキャンパスには、大体参加しています。しかし、獨協医大には、まだ行ったことがありません。
昔の生徒が学生なので、機会を作って、見学に行きたいとは考えています。
身近に対策をしてくれる人がいなければ、私もお手伝いします。
料金については、実際、対策にかかる時間も考慮して、決まってきます。
二次試験をしっかりやりたい受験生は、声をかけてくだされば幸いです。
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