新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。 -34ページ目

新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

数日前にネットニュースで訃報記事を見つけた。

(デヴィッド・サンボーン氏ではありません。)

おそらくその男の名を知らない人の方が多いと思うが、知ってる人は猛烈に彼を好きな方が多いとも思う。

ダディ竹千代氏である。

ミュージシャンであり、音楽プロデューサーであり、劇場運営者でもある。

ダディ竹千代と東京おとぼけCATS」というカルト的な人気を誇ったエンタメ・バンドのVo.にしてリーダー。

日本のROCK黎明期の伝説的バンド「カルメン・マキ&OZ」のマネジャーでもあった。

東京おとぼけCATS創設期は、OZの春日博文(G)、シンガーソングライター&ピアニストの秦万里子(Key)もいた。

春日氏がOZに入ってからは、後にセッションドラマーとして名高い〝そうる通”が加入する。

ダディ竹千代だ、東京おとぼけCATSだ、なんてネーミングからしてふざけている。(笑)

そう、ふざけた曲やパフォーマンスなのだが、単なるコミックバンドとは違って、音楽好きを納得させてしまうプレイやショーなのだ。

あの、山下達郎・竹内まりや夫妻がレコーディングに参加したほど。

さらには、人気絶頂期の世良公則と桑田佳祐と「竹野屋セントラルヒーティング」というバンドをラジオで結成したことさえあった。

しかし、自身の東京おとぼけCATSのライブは破天荒!

自らのオリジナル曲より余興の方が長かったりするし、客もそれを目当てにライブに行くほど!

はい、わたくしも昔の日本青年館ワンマンに行きました!(笑)

もう捧腹絶倒なパフォーマンスで思いっきり騒いだのを覚えてます。(苦笑)

当時のその余興を一気にまとめたパフォーマンス映像がありました。

始めに言っておきますが、現在のコンプライアンスにおいて全てアウト!なものばかりです。

観る際は心して観て下さい。

ひどいんだけど皆演奏がめちゃ上手い!

「冗談画報」ってのも懐かしい。

 

また人気ラジオの「オールナイトニッポン」のパーソナリティを務めた。

桑田佳祐の後を受け、次のビートたけしの橋渡しで水曜1部を担当していた。

上掲画像はその際のもの。

こちらも破天荒過ぎて、ラジオ局のスタジオをゲストのロックバンドとめちゃくちゃにして降板になったそうである。(苦笑)

とにかく、良くも悪くも無茶苦茶で、でも何故か人の心を惹きつける何かを持つエンタテイナーでした。

 

ダディ竹千代(本名:加治木剛)、去る5月9日に慢性心不全急性増悪のため都内自宅にて死去。

享年70歳…心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

いやぁ、まさか自分でもこの方のライブを観に行くとは全く予想もしなかった!

昨日、渋谷にある劇場SHIBUYA PLEASURE PLEASUREへ足を運んだ。

そのライブは!

そう、超ベテラン女優の梶芽衣子さん。

梶さんライブなんてやるんですね!

しかも新譜発売記念公演ですって!!

1960年代以降、役者さんはほぼ間違いなく歌も歌っていて、梶女史も「恨み節」などのヒット曲を出していたのは認識していたが、今も新作を出してライブをするなんて素晴らしい。

 

新作『7(セッテ)』は、アナログLPと配信のみの発売らしくCD販売は無いようだ。

で、この新作YouYubeに全曲のさわり部分をダイジェスト視聴出来るものがアップされていて、それで聴くと声は出てるし歌謡ロック?演歌ロック?…70年代の宇崎竜童作品~その後の鈴木キサブローあたりが書きそうなチューンでカッコいい!

せっかくなのでまずはそれを聴いてください。

いよいよ開演!

楽団ではなくバンド(Gx2、Ds、B、Key)編成で、まずそのバンドメンバーが登場し、しばらくして梶芽衣子さん登場!!

白いスーツスタイルにインナーも白のクルーネックブラウスに金(?)のネックレスといういでたちで思わず「かっけーー!」と声が出てしまった。(笑)

もう颯爽としていながら存在感が半端ない。

そしてロック色の強い音でまずは新作『7(セッテ)』からMVも作った「愛の剣」からスタート。

その後も新作から披露していくが、MCが饒舌。

話したいことが沢山あるようでかなり早口。(笑)

何でもご本人「7」に縁があるそうでこだわりも持ってるらしい。

1947年生まれで御年77歳。(とてもそうは見えない!)

デビューが17歳だったり、等々…、「7」に思い入れが強くあり、新作タイトルも『7』としてイタリア語のセッテを充てた。

ちなみにチケット代も7700円。(笑)

バンドメンバー30代~40代くらいのメンズで、いかにもBOOWYやGLAY、Xjapanを子供の頃聴いてた感じの子たち。

で、バンマスでGの鈴木慎一郎氏は梶芽衣子の50年ほどまえのプロデューサーだった方のご子息で、生まれてまだ間もない頃に梶女史に紹介され抱っこされていて、その時の写真を今も身に着けているとの事。

いやぁ、あの頃の梶芽衣子に抱かれた写真見たいですわ。(笑)

 

梶芽衣子と言うと、やっぱり「野良猫ロック」シリーズや「女囚さそり」シリーズの女性ながらに既得権益で悪事を働く実力者に立ち向かうダークヒーロー(ヒロイン?)のイメージが強い。

たとえば女博打師を演じた藤純子だと女優さんが演じている感じだが、梶芽衣子は「ホントにこの人そういう経験や性格なのか?」とふと思えるような感じがして、自分が大人になって当時の作品を観ると時代的に無茶苦茶な作りだったりする中で梶女史の存在感は図抜けて凄みがある。

多分、肝は据わっている方なのだろう。

今じゃ間違いなくコンプライアンスに引っかかるだろうが「女囚さそり」でスタジオでなく街中のロケで復讐のため警察署前で下着姿で乳を出しながらガムシャラに男に切りつけて行くシーンは女優としての凄さだけでなく、一個人としても肝が据わってないと出来ないだろうに。

上掲画像はちょうど髪で胸が隠れてます。(おかげで貼れる。苦笑)

そして全体的に陰のある役が多かったのかな?

美人なのに、幸薄い感がありましたね。

テレビだと「大江戸捜査網」や「鬼平犯科帳」で馴染みの多い方もいるでしょう。

個人的には「寺内貫太郎一家」で障害を持つ長女役!

コメディドラマの中でも、やはり陰を背負っている女性でした。

 

さてさて、ライブは前述の通り新作「7(セッテ)」の曲を次々披露し、知らなかったのですが5年前にもシングルをこれまた前述の鈴木氏と出していてそのナンバーも含めて、ロックアンサンブルな歌謡曲が次々プレイされる。

そうそう、今回新譜を出すのは、実はここ何年かイギリスやフランスで梶女史の歌が流行りだしているそうで、海外のプロデューサーから現地でのリリース申し出で話し合っているうちに「新作は無いのか?」と訊かれ、それが1つのトリガーともなって短時間のうちに制作し本日に至ったという。

早いもので本編終了。

アンコールではKeyの酒井ミキオ氏と腕を組んで2人だけで登場。

プロデューサーに「せっかくだからアンコールは人のカバーとかやってみたら?」という助言を貰い、そのプロデューサーは故・八代亜紀にジャズアルバムの企画を持ち込んだ人物だったという事もあり、過去にカバー集を出した際に実は八代女史のヒット曲「舟歌」をレコーディングしたのでピアノと2人だけでそれをやると云う。

実は、自分もこのライブがあるのでYouTubeで梶女史の音楽を色々広い聴きしていたら「舟歌」を見つけ聴いたらすごい良かったので、これを生で聴けて超ラッキー!

歌い終わりに八代女史にお悔やみの言葉を言っていた。

八代亜紀、あと藤圭子と、低音が出てハスキーな声の女性歌手が今なかなかいないので、梶芽衣子の歌はその系統の貴重な歌声ではなかろうか?

そして、再びバンドが揃い「まだ1曲歌ってないのがあるのよ!」と言って、ここでもちろん「恨み節」!

バンドサウンドでやっても様になる。

 

これで、本来全てのプログラムを終えたのだが、バンマス鈴木氏が「あと1曲やりませんか?」と言い出し、オープニングを飾った「愛の剣」をもう一度歌い全公演が終了!

 

ご本人も、またライブをやりたいと、音楽も続けたいと言っていたので、これからも芝居だけでなく歌手としての活動も並行してやっていくのでは?

 

なんか役者さんの歌って、妙に味があっていいもんです。

梶女史もそうだけど、他の役者さんの歌も生で聴いてみたくなりました。

 

 

最後に…ここんとこアメブロがスレッドの中にYouTube画像を埋めれなくしています…。

なので、映像がスレッド内に直接反映出来ず申し訳ございません。

 

 

※追記!

オリコンニュースにこの記事・写真が載ってます!

 

 

 

 

 

 

昨夜、久々にお笑いライブへ。

今回は「かが屋」の単独ライブ!

かが屋は面白いし、人の良さが滲み出て来る。

本当は、昨年「今年が一番油が乗ってる」と思いライブへ行きたかったのだが券売時期は懐が不況だったので見送った…。

そしてそのリベンジを昨夜果たしたのだった。

これまた久々の会場となる草月ホールへ着くと、なんとメイン正面口は封鎖して横の通用口みたいな扉が出入口にされていた…。(苦笑)

公演タイトルは、第5回かが屋単独ライブ「かが屋の大カロ貝展」。

場内は満席!

実は東京は追加公演も含め全席ソールドアウトとの事!

場内は自分のような老齢から十代と思える子まで。

7割方が女性客だった感じ。

 

いよいよ本番スタート。

暗転してステージに明かりが点くと、本人たち曰く「ヌルッと登場」した。

挨拶から始まったのだが、「よくあるお笑い単独ライブだとオープニングちょっとカッコつけた演出で煽って始まるのが常」みたい事を言っていたが、オープニング用に作った映像があるのだが、その上映後に出てきて挨拶するとちょっと変かも知れないと、先に挨拶となったそう。

その挨拶でもね、遅れて入って来たお客さんをいじり、空いてる連席のまだ来ない客までいじる!

でも客側の立場・心情もふまえてのいじりなので嫌味が無い。

そこそこの時間喋っていたのも、どうやらその空いてる席の客が本編までに入場してもらえればという配慮もあったようだ。

いい人たちですね。

 

コントは全6本。

「カニ」、「定期」、「生きたいように生きる」(だったっけかな?)、「警備員とチャリ男」、「生姜焼」、「布団」

どれも、普段生活していて起こりうる、ちょっとした事に目をつけ、それを膨らまし面白くするのだからお笑いの人たちはすごい!

本日以降も公演はあるので内容全ては記さないが、「カニ」は仕事の段取りミスで後輩を注意しているうちに段々とテンションが上がり、怒りに移り行く先輩社員。

そこに後輩の携帯に部長から電話がかかり、晩飯でカニを食おうと誘われるのだが、この電話が先輩の怒りに火を注ぐ事になる話。

「定期」は学園コントで通学途中定期券を落とし超落ち込んでいる生徒のところへ、人をいじりふざけるのが大好きな調子者クラスメートが登校し、それをからかっているうちに…という内容。

「生きたいように生きる」は、現代ならではの仕事を、現代ならではのツールを使って生活している友人のその矛盾ある行動を、もう一度考えてみろと説得する親友とのやりとりバトル。

「警備員とチャリ男」は、道路での誘導警備員のところにチャリに乗ってずっと話しかけるウザイ奴とのやり取りなのだが、実はこれは前の「生きたいように生きる」のその後であった!(笑)

「生姜焼」は思春期で母親に悪態着く息子と、それを手玉にとる母親のコント。

「布団」は、天気が良いので布団を庭の物干しにかけようとしたら物干し台が倒れ、庭の土の上に落ち汚れた布団を見て、完全に気力のスイッチが切れた母親とその子供が繰り広げるコント。

どれも普段、自ら経験、または身近の者が経験するような事柄がこうも可笑しく展開されるので万人の共感と笑いを得ていた。

ネタを作ってるのは、やせ型でマッシュルームヘアな加賀翔。

彼の視点と想像力は秀才だろう。

相方で長髪ポチャ型が賀屋壮也。

表情と動き、そして間が天才的。

個人的にはこの日のトップを飾った「カニ」が最も面白かった。

全終演後のまた登場し、挨拶とグッズ販売の説明。

最後まで空いていた連席の客は来なかったといじっていた。(笑)

 

本日以降も同会場で公演はありますが、全て売り切れ。

そこで最終日の公演は配信も行なうとの事。

観たい方はこちらでご確認下さいませ。

https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=2417830&rlsCd=001

 

 

 

前スレッドにて、このGWに神宮球場で5時間超えのナイター観戦したことを記した。

コロナ禍以降、値上げラッシュで神宮球場もありとあらゆるものが値上がりし、庶民派球場だったのが、おいそれとビールも買えない状況に。

しかも、ビール持ち込み禁止にまでなる。

 

そこで、球場入り前にコンビニでカップ焼酎とアイスグラス、そして水or炭酸水を買ってから野球観戦するように。

自称「神宮セット」。(笑)

つまみもちょっとは買ったが、観戦中腹が減ったのでスマホで球場内でコスパの良いフードを探してみる。

どれも1000円越えのフードで安いものを発見したので買いに行く。

外野席ライト側のすぐ横にある「ラーメン壱角屋」。

ラーメンはどれも1000円以上の中で「すためし」は¥850!

席に戻ると、ちょうど「氷結」の売り子さんが横にいたのでレモン味を購入。

「氷結」は600円也。

ビールは800円ですから!

と、ここまで書いてふと思った…。

この体験、前にもあるような…!

調べたら、ほぼ1年前にまったくおんなじ事してた!!(苦笑)

 

以前のスレッド読んだら、1年前より「すためし」は50円、「氷結」は100円値上がりしていた…。

 

 

 

 

 

体調不良にもかかわらず、昨夜は今年初のプロ野球公式戦観戦。

もちろん神宮球場です。

んんん、正面にホームランポストが…。

この日の対戦相手は中日ドラゴンズ。

それぞれのスターティング・メンバー。

先発投手は、スワローズがサイスニード投手。

ドラゴンズが柳投手。

柳投手、久々に見ました!

さて、投手王国ながら打線がヘロヘロでリーグ下位が続くドラゴンズだが、今年は期待の長距離砲選手を獲得。

まず、ホークスから移籍の細川選手。

そしてジャイアンツから移籍の中田選手。

二人は右打ちで辛うじて撮れたが、左打者だと…、

ネット・ポールが邪魔でてんで撮れやしない。。。

 

さてゲームは序盤2回にともに動きが。

ドラゴンズが大島、村松の連続タイムリーで3点先取するも、その裏にスワローズは2死の状況で打席にピッチャーのサイスニード。

なんとサイスニードがヒットを打つと、続く西川、丸山、オスナが連続ヒットで4点取り逆点!

しかし次の3回が終了すると、何故か山田選手の守備交代が告げられる…。

2塁は武岡選手に。

んんん…故障者が多いスワローズにまた不穏な空気が。

しかし、4回裏にはサンタナの適時打で5-3と点差を広げると、6回裏には村神様の2ランも出て、7-3と順調な試合運びとなるスワローズ。

これがプロ入り199本目のホームランで、今日出れば史上最年少200本塁打の記録を作ることになる!(ちなみに、これまでの記録は西武ライオンズ時代清原和博氏の24歳10ヶ月。)

正直、このままスワローズが逃げ切ると思いました。

ところが、投手難のスワローズ。

6回から中継ぎで登場した星投手が7回に2点献上し7-5となる。

まあ、まだ何とかなるだろうと思っていたら、最終回にこれまで中継ぎのポイントでもあった木澤投手がクローザーとして上がるもドラゴンズ移籍大砲につかまり、まず細川選手にタイムリーを浴び7-6と1点差に詰め寄られる。

ここで、1死2、3塁で迎える4番中田選手。

レフトへの犠飛で7-7の同点にされてしまう!

最終回のスワローズはオスナ、村上、岩田が三者凡退で延長戦に突入!

10回には2死2塁で奏者塩見という場面代打青木!!

しかしドラゴンズ齋藤投手に翻弄され見逃し三振…。

12回裏、2死で打席は長岡選手!

しかし1塁ゴロに倒れて試合終了。

フル延長戦、5時間4分の長き試合が終了。

 

スワローズは勝てる試合を落としましたね。

ドラゴンズもあとちょっとがどうしても出来ないところにチームとしての不調が出ているようです。

しかしながら、試合は序盤~中盤~最後と見応えある展開で、5時間以上いたのが苦痛ではなかった。

さあ、本日も同カード。

今日はどうなる?