新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。 -34ページ目

新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

先日、また音楽ドキュメンタリー映画を観た。

シド・バレット 独りぼっちの狂気」だ。

ここんとこ映画は、何か音楽ドキュメンタリーものばかり観てる…CCRリトル・リチャードモンタレー・ポップ加藤和彦…。

今回は、伝説のバンド「ピンク・フロイド」の生みの親である〝シド・バレット”。

ピンク・フロイドはシドとロジャー・ウォーターズ、リチャード・ライト、ニック・メイスン4名が学生時に結成したバンド。

1960年代半ばから、サイケ~プログレの路線、その世界観はこのシドによって決定づけられたと言えるだろう。

しかしながら、メジャーデビューの年に精神疾患を患い翌年には脱退せざるを得なかった。

そして2006年に60歳で他界した。

シド不在後、ピンク・フロイドは世界的成功と偉業の快進撃を続けるが、ピンク・フロイドのファンはシド・バレットの存在を忘れるどころか、「シドこそ真のピンク・フロイド」と称賛し続けた。

改めて、そのシド・バレットはどんな人物だったか、かつての知人らにインタビューし検証する内容。

監督でインタビュアーはストーム・ソーガソンで、この方はあのピンク・フロイドの名盤「狂気」などのジャケット・デザインを手がけた「ヒプノシス」の中心人物。

しかしながら、彼もこの映画の製作途中で他界…映像作家のロディ・ボガワが後を継ぎ完成した映画。

ピンク・フロイドのメンバーはもちろん、シドの妹、友人、さらには歴代の彼女たちまで登場し、一人物、一人の男としてのシドの側面がどんどん語られていく。

それらの話を聞いてると、改めてシドの才能とチャーミングさが伺える。

LSDなど、当時の欧米ミュージシャンがおおよそ使っていたドラッグのせいではあるが、狂人というレッテルを貼られたのは可哀そうな気がした。

やはり、繊細でその時々に生まれる欲望をどう実現するのがベストなのか?という部分が下手な人だった面もあると思う。

さらに、成功を収めた直後のアルバム「炎~あなたがここにいてほしい」制作時に突然スタジオに現れたシドは、以前とは全く違う風貌で最初は誰も彼とは気づかなかったし、会話もほとんど無かったようだ。

この事もシドの異変を膨らます大きな要因となったのではないか。

 

自分も、ピンク・フロイド以外にもシドのソロ・アルバムを2作持っているので、彼の思い描く世界を今一度、音楽を通して向かい合ってみたいと思った。

映画「シド・バレット 独りぼっちの狂気」は現在公開中。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日から、ある音楽ドキュメンタリー映画が公開となった。

トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代

日本で、加山雄三と並びシンガーソングライターの基盤を作った加藤和彦を振り返る作品。

日比谷シネマズシャンテの最終回、登壇者挨拶もあってか超満員!

ちなみに上掲画像は左から、MC:上柳昌彦アナウンサー(ニッポン放送)、松山猛、尾崎亜美、小原礼、高野寛、石川紅奈、高田漣、相原裕美監督。

まずは、この面子で加藤和彦の思い出や印象を語る。

加藤氏の人柄や、作り出した作品が今も愛されるその魅力を近しい人物、ミュージシャンの立場から語られていく。

 

そして、本編。

まずは、あの迷曲!「帰って来たヨッパライ」を一躍メジャーに導いたラジオ「オールナイトニッポン」の顔だった斉藤安弘氏が久々に「オールナイトニッポン」にて喋っているシーンから。

「トノバン」とは加藤和彦のニックネームで、英国シンガーソングライター〝ドノバン”をもじって「殿バン」というところからのようだ。

果たして、今の世の中で老若男女問わず「トノバン」、「加藤和彦」と言ってどれほど知っているだろうか?

また知ってる方々もその印象がそれぞれ違うのではないか?

1960年代半ば、関西の大学生たちがフォークグループ「ザ・フォーク・クルセイダーズ(通称フォークル)」を結成。

学生生活終了の記念に自費制作版のアルバムを作り、その中で現代では普通な宅録を行ない、テープの録音・再生の回転数を上手く利用し、それまでに無かったポップスを作り出した。

それが「帰って来たヨッパライ」だった。

この曲が、関西のラジオで火が付き、前述の「オールナイトニッポン」で全国区のヒットとなった。

自分も、当時団地住まいで2階に住んでるヒロミちゃん家に行くとお父さんがステレオでよく聞かせてくれたのを覚えている。

その後、朝鮮の名曲「イムジン河」を2ndシングルで発売準備し発売直前で朝鮮総連から国として正式にクレームが入り発売中止。

その代わりに咄嗟に作成したのも「悲しくてやりきれない」という名曲!

これらの中心人物こそ加藤和彦。

ここまででもかなりのドラマだし、その辺りの事も映画では関係者が当時を振り返り色々と語る。

今でこそ、フォークソングと言うと前世紀のダサい音楽とされているが、当時は現在で云うK-POPと同じ立ち位置で、若い世代は皆夢中で聴き、自らパフォーマンスを行なった。

時代の最先端の音楽で、そのルーツはアメリカの大学生たち。

K-POPと違うのは、PPMやボブ・ディラン、ジョニ・ミッチェル、そしてドノバンらが、社会に対してメッセージも発して時代を変えていくほどのものだった。

そんな米英のフォークを皆こぞってコピーするさなかに、アジアのしかも朝鮮の曲を取り上げるあたり既にグローバルなアンテナと感覚を持っていたのが加藤氏だった。

学生生活も終えるにあたり、フォークルは解散するが、その後加藤氏はいきなりロックバンドを作る。

まだ日本にロックミュージックなど無い時代だ。

当時、世界を席巻していたグラムロックやハードロックの要素をいち早く取り込み「サディスティック・ミカ・バンド」を結成し、なんと日本でなく先にイギリスで注目を浴びる。

そして、50年前にあの日本初のロック名盤「黒船」を、ビートルズやピンクフロイドを手掛けたクリス・トーマスを日本に呼び制作した。

この辺りのクリス氏が日本のスタジオで何したか的な話はかなり面白かった!!

イギリスのテレビ番組で行われたライブシーンも音色も含めとても綺麗に仕上がっていて感激。

この時のドラマーが高橋幸宏だった。

その高橋氏が、相原監督の前作「音響ハウス Melody-Go-Round」に出演した際、監督に「もっと加藤和彦が評価されるべきだと思うんです、今なら僕も色々話せると思う…」と言って、この映画は生まれる事になった。

だが、高橋氏はこの映画に携わることなく他界。

言ってみればこの映画は高橋幸宏の遺言とも言えるだろう。

 

映画は、加藤氏の音楽面はもちろん、ファッション、食、女性、その生きざまを許される範囲で描いていた。

改めて、加藤和彦という未来先取り感覚に秀でたアーティストの面白さを伝えてくれる。

最後は、教科書にも載る「あの素晴らしい愛をもう一度」を、坂本美雨、石川紅奈、高野寛、高田漣、きたやまおさむ、坂崎幸之助、他、加藤氏本人の歌声もAIを使い時空を超えてリメイクし、この名曲を次世代に残したい=加藤和彦の存在を残すためのバトンとなって終わる。

 

全国順次ロードショーらしいので、今月~来月に公開される映画館もあるようだ。

ご興味のある方はご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

前スレッドの続き。

五月晴れの週末に東京六大学野球観戦を楽しむ。

第1試合は法政大学vs明治大学だった。

この日の第2試合は東京大学vs立教大学。

万年最下位の東京大学だが、唯一勝てるチャンスがありそうなのが今年は立教大学。

一緒に観戦した知人とも「一度、生で東大勝利の瞬間観たいよね!」と、にわか東大ファン化の2人。

この日のスターティングメンバー発表。

先発投手は、東京大が4年生平田投手。

立教大が3年生小畠投手。

さあ、プレイボール!

午前から気持ちいい日差しを浴び、酒とツマミを楽しみつつの野球観戦は至福の時間。

4回表まで互いに0点で目立った動きもなく過ぎ行く。

そうなると、持病(?)が発症します…はい、落ちます!(苦笑)

4回裏に場内が沸いたので状況を観察したりカメラを構えるもポンコツ状態…。

結局この回に立教大が3点を挙げた。

東大のミスが続いたところ、7番外丸選手のタイムリーで立教が先取。

で、結論から言うと、これで勝負が決まったのだった。

その後、東大はアンダースロー渡辺投手が登板。

「アンダースローの渡辺」と言えば、そう元千葉ロッテマリーンズのエースで2006年のWBC日本代表でも活躍した渡辺俊介投手だが、そのご子息である!

やはりフォームも似てますね。

渡辺投手は2回きっちり抑えました!

その後、東大は注目度が高い松本(慎)投手が三者凡退に抑えるも、立教大小畠投手が完封し立教大学の勝利。

東大もあと少しだけ足りない感じなので、勝利の可能性はあるのだが…残念。

 

東京六大学は、この翌日26日も同カードが行われ、優勝は早稲田大か明治大かのどちらかになる方向に。

今週末の早慶戦・慶早戦の結果でその流れが見えてくる。

個人的に面白いと思うのは、もしも慶応大が2勝1敗で勝ち点を挙げた場合、急遽早稲田vs明治の優勝決定戦が行われるので、これがいいかな?(笑)

その場合は、6月5日(水) に開催されるとの事。

今週末はテレビで六大学野球観戦したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

昨日は、今年初となる東京六大学野球観戦に。

毎年一緒に行く兄貴分と毎度の「ペアシート」で。(苦笑)

昨日は、法政大vs明治大と東京大vs立教大というカード。

まずは、法政対明治。

スターティングメンバー発表。

先発投手は、法政大が4年生篠木投手。

明治大が高須投手で3年生。

高須投手デカい!!

2回まではともに走者出さず、3回にそれぞれ1本ヒットを許すという全く同じ流れ。

動きは4回裏明治大攻撃時に。

ヒット出塁後、5番吉田選手がタイムリーヒットを放つ。

同行の知人が浦和在住で、この吉田選手は浦和学院出身で大喜び。

さらには、次の5回にも犠飛により1点追加。

これで2-0と明治大が前半に得点する。

法政大も3回~7回はランナーを出すも次に続かない。

明大高須投手が、上背があるので、さほど早くないように見えるボールが全て140キロ台と、客席で観るのとバッターボックスで対峙するのは多分全く違う感じなのでしょう。

この日7回を投げ、無失点9奪三振の好投。

ちょっと気にしてみたいと思います。

対する法大篠木投手は今年のドラフト候補でもある。

それなりの投手戦を観れたのでは?

試合は、結局2-0で明治が勝利。

他力本願になりそうだが優勝争いにまだ参加出来ている。

 

そして第2試合は、また次回にでも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前スレッドにて従兄の個展を横浜で観たと記した。

その個展に寄る直前、まだ昼食を取ってなかったので、個展会場の「枇杷ギャラリー」のある関内ホール前のラーメン屋さんに入った。

鶏ふじ」というお店。

「超濃厚鶏白湯ラーメン専門店」、「自家製麵」の字が目に飛び込む。

券売機で最もシンプルな「鶏白湯麺」を選び、麺固めでオーダー。

この日は、15時30分頃の入店だったのだが、15時までだと「雑炊セット」というのが頼めるそうで白飯と薬味のセットと頼むお客が多いようだ。

ほどなく着丼!

ビジュアルも良い感じの白湯ラーメンです。

具は、チャーシューとメンマ、そして丼の真ん中に見える赤茶色のものは刻み葱を揚げたもので、その向こうに見える黒いもは海苔です。

個人的に、揚げ葱はもうそれだけで美味しいし香りも良いので、これ入れたら大概のもんは美味になってしまうので反則技のように感じてる。(苦笑)

そして、ラーメンに海苔…それも馴染みの紙状なやつが数枚乗ってるのも、あまり意味が無いような気がしている。

ただ、こちらは縮れた状態の海苔なので、これはいいかも。

さて、まず自家製麺。

細目の平麺でした。

そして、売りの白湯スープはというと、こちらはコクがあるもののあっさりした感もしつつ、万人受けしそうな食べ易いお味。

スープと麺の相性もよく、スルスル入っていきます。

スルスルと進むペースで食べ終わりそうになるので、揚げネギや海苔をまぶしながら食べると、ちょっとだけ刺激が欲しくなった。

カウンター上に青唐辛子を擦ったものがあったので、ちょっとだけ投入。

おお、これがなかなか良い仕事をします!

爽やかな辛味が加わり、いいバランスになりました。

 

横浜にいながら中華街の麺でなく、鶏白湯麺でしたが、食べ易くてささっと済ましたかった自分としてはラッキーでした。

ちなみに、鶏白湯麵は¥850と今のご時世ではコスパも良かったです!

ご馳走様でした。