新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。 -35ページ目

新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

前スレッドにて従兄の個展を横浜で観たと記した。

その個展に寄る直前、まだ昼食を取ってなかったので、個展会場の「枇杷ギャラリー」のある関内ホール前のラーメン屋さんに入った。

鶏ふじ」というお店。

「超濃厚鶏白湯ラーメン専門店」、「自家製麵」の字が目に飛び込む。

券売機で最もシンプルな「鶏白湯麺」を選び、麺固めでオーダー。

この日は、15時30分頃の入店だったのだが、15時までだと「雑炊セット」というのが頼めるそうで白飯と薬味のセットと頼むお客が多いようだ。

ほどなく着丼!

ビジュアルも良い感じの白湯ラーメンです。

具は、チャーシューとメンマ、そして丼の真ん中に見える赤茶色のものは刻み葱を揚げたもので、その向こうに見える黒いもは海苔です。

個人的に、揚げ葱はもうそれだけで美味しいし香りも良いので、これ入れたら大概のもんは美味になってしまうので反則技のように感じてる。(苦笑)

そして、ラーメンに海苔…それも馴染みの紙状なやつが数枚乗ってるのも、あまり意味が無いような気がしている。

ただ、こちらは縮れた状態の海苔なので、これはいいかも。

さて、まず自家製麺。

細目の平麺でした。

そして、売りの白湯スープはというと、こちらはコクがあるもののあっさりした感もしつつ、万人受けしそうな食べ易いお味。

スープと麺の相性もよく、スルスル入っていきます。

スルスルと進むペースで食べ終わりそうになるので、揚げネギや海苔をまぶしながら食べると、ちょっとだけ刺激が欲しくなった。

カウンター上に青唐辛子を擦ったものがあったので、ちょっとだけ投入。

おお、これがなかなか良い仕事をします!

爽やかな辛味が加わり、いいバランスになりました。

 

横浜にいながら中華街の麺でなく、鶏白湯麺でしたが、食べ易くてささっと済ましたかった自分としてはラッキーでした。

ちなみに、鶏白湯麵は¥850と今のご時世ではコスパも良かったです!

ご馳走様でした。

 

 

 

 

 

 

 

先週末、仕事で横浜に。

その帰りに関内にある小さなギャラリーに立ち寄った。

「ギャラリー枇杷」という関内ホールに併設されているギャラリー。

過去に、従兄は大学時代の友人と2018年と昨年に「二人展」なる絵画展をやはり横浜で開催した。

今年は初となる個展だ。

一人なので点数は少なく、だがついに今回から絵の下にお値段がついていた!

ざっと、今回の展示作品を。

最後の一点が最新作で地元の小田原の町を描いたそう。

いわゆる油絵の特徴である絵具が厚くキャンバスに乗ってるあんなタッチの作風。

ペインティングのナイフを多用したと言っていた。

 

従兄曰く、「今回から値札着いちゃったんだよね~。」と笑って、「仕事もリタイアして趣味の絵を描いてそれがもし売れたら、こんな楽な事はない。」との事。

そう、通常趣味はお金を費やすだけになるが、それがお金になるなら確かにそんな楽な話はない。

自分の場合、野球やプロレスが好きだけど、観戦費こそかかれど野球やプロレスをするのではないので金にはならない。(笑)

いつか、彼の絵が売れる事を願っております。

 

 

 

 

元来、鼻のどが弱い。

特に鼻は、小学生の頃に「蓄膿症の気があるね」と医者に言われてきた。

このGW直前に疲労から体調を崩し、鼻の奥がやたら腫れて痛い(沁みる?)ので耳鼻科へ行ったら「鼻うがい」を勧められた。

鼻うがいは、自分でも鼻がしんどい時にはやっていた。

「ハナノア」という専用うがい液を持っている。

しかし、この「ハナノア」は上掲画像左に映る専用器具を使い、顔を天井に向け器具内の液体を鼻の中に流し込むので、鼻内の液が喉に流れ落ちてくる。

喉も強くないので、咳込んだり、嘔吐いたり、と結構しんどいのだ。

 

そんな中、ここ何年かCMでよく見かける「サイナスリンス」という鼻うがい器具。

容器内に洗浄粉をいれてぬるま湯で薄めて使用する。

CMで見る限り、上掲画像左側にあるボトルを片方の鼻穴にあて押すと、もう片方の穴から自然と洗浄液が出て来るのだ。

GWも過ぎて腫れや痛みは引いたが、まだ鼻内が詰まったような違和感を感じるので、ネットで安く購入。

そして、初体験!

本当に、苦しくもなくもう片方の鼻穴から洗浄液が流れ出るではないか!

おお、これは楽だ。

だが、どうも詰まってるのは普通の鼻内の通り道でなく、その上?その奥?のあたり。

おそらく副鼻腔という場所な気がする。

前述の「蓄膿症」と言われたのは現在では「副鼻腔炎」と言われている。

この「副鼻腔」を洗浄する方法はないのか検索したものの、どうも一般では出来ないらしい…。

この、妙な鼻の奥が微妙に詰まっている違和感が早く元に戻って欲しい…。

 

 

 

 

 

 

数日前にネットニュースで訃報記事を見つけた。

(デヴィッド・サンボーン氏ではありません。)

おそらくその男の名を知らない人の方が多いと思うが、知ってる人は猛烈に彼を好きな方が多いとも思う。

ダディ竹千代氏である。

ミュージシャンであり、音楽プロデューサーであり、劇場運営者でもある。

ダディ竹千代と東京おとぼけCATS」というカルト的な人気を誇ったエンタメ・バンドのVo.にしてリーダー。

日本のROCK黎明期の伝説的バンド「カルメン・マキ&OZ」のマネジャーでもあった。

東京おとぼけCATS創設期は、OZの春日博文(G)、シンガーソングライター&ピアニストの秦万里子(Key)もいた。

春日氏がOZに入ってからは、後にセッションドラマーとして名高い〝そうる通”が加入する。

ダディ竹千代だ、東京おとぼけCATSだ、なんてネーミングからしてふざけている。(笑)

そう、ふざけた曲やパフォーマンスなのだが、単なるコミックバンドとは違って、音楽好きを納得させてしまうプレイやショーなのだ。

あの、山下達郎・竹内まりや夫妻がレコーディングに参加したほど。

さらには、人気絶頂期の世良公則と桑田佳祐と「竹野屋セントラルヒーティング」というバンドをラジオで結成したことさえあった。

しかし、自身の東京おとぼけCATSのライブは破天荒!

自らのオリジナル曲より余興の方が長かったりするし、客もそれを目当てにライブに行くほど!

はい、わたくしも昔の日本青年館ワンマンに行きました!(笑)

もう捧腹絶倒なパフォーマンスで思いっきり騒いだのを覚えてます。(苦笑)

当時のその余興を一気にまとめたパフォーマンス映像がありました。

始めに言っておきますが、現在のコンプライアンスにおいて全てアウト!なものばかりです。

観る際は心して観て下さい。

ひどいんだけど皆演奏がめちゃ上手い!

「冗談画報」ってのも懐かしい。

 

また人気ラジオの「オールナイトニッポン」のパーソナリティを務めた。

桑田佳祐の後を受け、次のビートたけしの橋渡しで水曜1部を担当していた。

上掲画像はその際のもの。

こちらも破天荒過ぎて、ラジオ局のスタジオをゲストのロックバンドとめちゃくちゃにして降板になったそうである。(苦笑)

とにかく、良くも悪くも無茶苦茶で、でも何故か人の心を惹きつける何かを持つエンタテイナーでした。

 

ダディ竹千代(本名:加治木剛)、去る5月9日に慢性心不全急性増悪のため都内自宅にて死去。

享年70歳…心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

いやぁ、まさか自分でもこの方のライブを観に行くとは全く予想もしなかった!

昨日、渋谷にある劇場SHIBUYA PLEASURE PLEASUREへ足を運んだ。

そのライブは!

そう、超ベテラン女優の梶芽衣子さん。

梶さんライブなんてやるんですね!

しかも新譜発売記念公演ですって!!

1960年代以降、役者さんはほぼ間違いなく歌も歌っていて、梶女史も「恨み節」などのヒット曲を出していたのは認識していたが、今も新作を出してライブをするなんて素晴らしい。

 

新作『7(セッテ)』は、アナログLPと配信のみの発売らしくCD販売は無いようだ。

で、この新作YouYubeに全曲のさわり部分をダイジェスト視聴出来るものがアップされていて、それで聴くと声は出てるし歌謡ロック?演歌ロック?…70年代の宇崎竜童作品~その後の鈴木キサブローあたりが書きそうなチューンでカッコいい!

せっかくなのでまずはそれを聴いてください。

いよいよ開演!

楽団ではなくバンド(Gx2、Ds、B、Key)編成で、まずそのバンドメンバーが登場し、しばらくして梶芽衣子さん登場!!

白いスーツスタイルにインナーも白のクルーネックブラウスに金(?)のネックレスといういでたちで思わず「かっけーー!」と声が出てしまった。(笑)

もう颯爽としていながら存在感が半端ない。

そしてロック色の強い音でまずは新作『7(セッテ)』からMVも作った「愛の剣」からスタート。

その後も新作から披露していくが、MCが饒舌。

話したいことが沢山あるようでかなり早口。(笑)

何でもご本人「7」に縁があるそうでこだわりも持ってるらしい。

1947年生まれで御年77歳。(とてもそうは見えない!)

デビューが17歳だったり、等々…、「7」に思い入れが強くあり、新作タイトルも『7』としてイタリア語のセッテを充てた。

ちなみにチケット代も7700円。(笑)

バンドメンバー30代~40代くらいのメンズで、いかにもBOOWYやGLAY、Xjapanを子供の頃聴いてた感じの子たち。

で、バンマスでGの鈴木慎一郎氏は梶芽衣子の50年ほどまえのプロデューサーだった方のご子息で、生まれてまだ間もない頃に梶女史に紹介され抱っこされていて、その時の写真を今も身に着けているとの事。

いやぁ、あの頃の梶芽衣子に抱かれた写真見たいですわ。(笑)

 

梶芽衣子と言うと、やっぱり「野良猫ロック」シリーズや「女囚さそり」シリーズの女性ながらに既得権益で悪事を働く実力者に立ち向かうダークヒーロー(ヒロイン?)のイメージが強い。

たとえば女博打師を演じた藤純子だと女優さんが演じている感じだが、梶芽衣子は「ホントにこの人そういう経験や性格なのか?」とふと思えるような感じがして、自分が大人になって当時の作品を観ると時代的に無茶苦茶な作りだったりする中で梶女史の存在感は図抜けて凄みがある。

多分、肝は据わっている方なのだろう。

今じゃ間違いなくコンプライアンスに引っかかるだろうが「女囚さそり」でスタジオでなく街中のロケで復讐のため警察署前で下着姿で乳を出しながらガムシャラに男に切りつけて行くシーンは女優としての凄さだけでなく、一個人としても肝が据わってないと出来ないだろうに。

上掲画像はちょうど髪で胸が隠れてます。(おかげで貼れる。苦笑)

そして全体的に陰のある役が多かったのかな?

美人なのに、幸薄い感がありましたね。

テレビだと「大江戸捜査網」や「鬼平犯科帳」で馴染みの多い方もいるでしょう。

個人的には「寺内貫太郎一家」で障害を持つ長女役!

コメディドラマの中でも、やはり陰を背負っている女性でした。

 

さてさて、ライブは前述の通り新作「7(セッテ)」の曲を次々披露し、知らなかったのですが5年前にもシングルをこれまた前述の鈴木氏と出していてそのナンバーも含めて、ロックアンサンブルな歌謡曲が次々プレイされる。

そうそう、今回新譜を出すのは、実はここ何年かイギリスやフランスで梶女史の歌が流行りだしているそうで、海外のプロデューサーから現地でのリリース申し出で話し合っているうちに「新作は無いのか?」と訊かれ、それが1つのトリガーともなって短時間のうちに制作し本日に至ったという。

早いもので本編終了。

アンコールではKeyの酒井ミキオ氏と腕を組んで2人だけで登場。

プロデューサーに「せっかくだからアンコールは人のカバーとかやってみたら?」という助言を貰い、そのプロデューサーは故・八代亜紀にジャズアルバムの企画を持ち込んだ人物だったという事もあり、過去にカバー集を出した際に実は八代女史のヒット曲「舟歌」をレコーディングしたのでピアノと2人だけでそれをやると云う。

実は、自分もこのライブがあるのでYouTubeで梶女史の音楽を色々広い聴きしていたら「舟歌」を見つけ聴いたらすごい良かったので、これを生で聴けて超ラッキー!

歌い終わりに八代女史にお悔やみの言葉を言っていた。

八代亜紀、あと藤圭子と、低音が出てハスキーな声の女性歌手が今なかなかいないので、梶芽衣子の歌はその系統の貴重な歌声ではなかろうか?

そして、再びバンドが揃い「まだ1曲歌ってないのがあるのよ!」と言って、ここでもちろん「恨み節」!

バンドサウンドでやっても様になる。

 

これで、本来全てのプログラムを終えたのだが、バンマス鈴木氏が「あと1曲やりませんか?」と言い出し、オープニングを飾った「愛の剣」をもう一度歌い全公演が終了!

 

ご本人も、またライブをやりたいと、音楽も続けたいと言っていたので、これからも芝居だけでなく歌手としての活動も並行してやっていくのでは?

 

なんか役者さんの歌って、妙に味があっていいもんです。

梶女史もそうだけど、他の役者さんの歌も生で聴いてみたくなりました。

 

 

最後に…ここんとこアメブロがスレッドの中にYouTube画像を埋めれなくしています…。

なので、映像がスレッド内に直接反映出来ず申し訳ございません。

 

 

※追記!

オリコンニュースにこの記事・写真が載ってます!