「二人展」~還暦の初挑戦 | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

先日、いとこが学生時代の友人と2人で絵画展を開いたので行ってみた。

いとこは、子供の頃から手先が器用で頭脳明晰で、幼少の頃からプラモデルを上手く組み立てるだけでなく、例えば飛行機だったら自分の部屋から糸で釣ったりまでして、そこらの子供より1つ先の楽しみ方を編み出していたものだった。

高校くらいからか、本格的に絵を描くようになったと思う。

忙しい企業戦士となっても、学費がかかる子らの父親になっても、コツコツ描き溜めていたようだ。

そこで、大学時代の美術部の友人とお互い還暦を迎え、個展(実際は二人でやってるのだが)を開く決意をした。

そのきっかけの1つが、いとこの絵がローカルながらも美術展覧会にて最高賞を取ったことでもあったようだ。

それがこの「家路」という作品。

いとこが住む町ではなく、出張先の富山での1コマを描いたと言う。

技術的なポイントは、手前の自転車に乗ってる人の顔を表情まで出さないことと、路面電車の電線の張り具合らしい。

顔の表情が出てしまうと人物が手前にいる分、そこに見る人の意識が行ってしまうそうだ。

また電線は、真っ直ぐでも曲がっても、線が揺れてもNGという。

なるほどねー、画才が皆無の私からしたら言われないとそこまで気が付かないですわ。

 

昨今、60過ぎても元気な方々が多いが、その1つに仕事以外に“続けられる趣味”があるのは重要だとよく聞く。

そう“続けられる”ことが大事!

いとこ曰く、「絵はお金かからないから楽」だと言う。

でも、絵はたまると保管するのにそれなりのスペースを要するのだから、それなりの家を持ってないと出来ないけど…。(笑)

と、言いつつまだこのいとこの家には行ったことは無い。(苦笑)

それはともかく楽しんで没頭できてお金や体力を使わない趣味を1つ探しておきたいものだ。

自分にとってそれは何になるんだろ?

ん~…、このブログ?いやいや、これは還暦まえからすでに始めたリハビリ。(笑)

何か、探してみようかな?!

 

以下、展覧会場内のいとこの作品群です。