昨年の秋からアレルギーがひどくなり、間を置いて今年の4月末からいまだに肌の調子が悪い。その間、声が3週間ほどでなくなり、色がない痰や鼻も1ヶ月ほど続いた。
騙し騙しやって来ていたが、もう耐えられない!
過去のブログを読み返したら、11年前(2013年)と同じ症状で、行き当たりばったり医師にかかり翌年2014年1月に検査を受けた。その先生にやはり10年ぶりに診て頂いた。
過去のデータもあった。「何ですぐに僕のところ来なかったの?」
おっしゃる通り!恥ずかしながら思いつかなかったのだ。ネットで調べたら、そのドクターはミラノでも有名な公立病院のアレルギー科と免疫科の責任者となられていた。年内はミラノ市及び近郊の公立病院のアレルギー科は予約がいっぱい。初診は取れても検査が出来るところがいっぱいで、12月に郊外の病院なら一か所あると近所の病院で調べてもらった結果がそうだったので、ここ数年は検査は2ヶ所のクリニークを利用しており、例のドクターがプライベートで所属しているクリニークを思い出せなかった。もちろん上記2ヶ所より料金高め。
30分ほど診察を受け、10年前に受けた検査のアレルゲンよりも数がきっと増えているだろうし、先月状況が酷かった時の画像を見せると、ほぼほぼアトピー性皮膚炎で、単なる花粉症であれば、なるべくそのアレルゲンを避ける生活と抗ヒスタミンを服用する必要があるが、アトピーとなると様々な免疫問題も出てくるので、場合によってはワクチンを7ヶ月間服用、そして5ヶ月間休む、それを3年続けるとかなり変わるというものだった。10年前と医療もかなり変わっているという。
この10年間で、主に健康面で何か変わったことはありますか?と聞かれた。年齢的にごくごく普通に閉経を迎えたが、老眼、白髪、しわ、たるみもこれまたごくごく普通だろうが、更年期障害的なものもほとんどなく、強いて言えば2015年から空手を始め、横開脚、ブリッジは健在。最近縄跳びで二重飛びを飛んだら、それは1、2回しか出来ず悔しかった。この夏、また出来るようにしておきたい!
10年前は子供の思春期に立ち向かいながらも主婦だったし、ボランティアに明け暮れていたが、今や体を張って仕事が出来るのは健康な証拠であろう。
しかし、皮膚がボロボロ(とツルツルの時の差が大きい)になるのは、体が悲鳴をあげているのか?
とは言え、ドクターに強調されたのは、アトピーであれば、遺伝的素因(子供たちがそうだったのだから、私がなっても不思議ではない)に加え、様々な内的、外的悪化要因を持った皮膚病なので、現時点でも病気そのものを完全に治す薬物療法はないようだ。 従って対症療法が治療の原則となるのだと...。
出来れば海に行きなさい!海!と言われたが、9月に検査。余談だが、5日以上抗ヒスタミンを服用していなければ、少なくともパッチテストは出来たようだが、残念ながら2日前に服用していた。
あーまたまた忍耐を持って長い付き合いになりそうだ。
今日の一句
アレルギー 「アロス」と「エロゴン」 辛い辛い