今度は喉がイガイガ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

皮膚のガビガビとヒリヒリ痛痒みの状況はだいぶ良くなった。やはりここ1-2週間どこもかしこも草刈りの時期がきつかったのだろうか?雨が降るとやはり花粉が飛ばないせいか落ち着く。
 
状況に安堵していた中、昨日、日曜日は1日家にいて、夕方ミサに出かけ、その足で買い物に出かけて帰って来てから、なんだか喉がイガイガ。夜咳が少し出た。風邪か?
 
今日は更に喉が変。
 
仕事に出かける際、家の近所では気づかなかったが、地下鉄を降りて地上に出ると、ミラノのチェントロだというので、ピオッポ(ポプラ)の白い綿がフワフワ宙を浮いているではないか!
 
やばっ。これだわ!
 
仕事先で、少し片付けをしてからツインズのお迎え。今日はプールの日。1時間弱家にいてからプールへ連れて行くが、窓を開けっぱなしにしていたので、家にピオッポ発見。ちなみシッター先は、日本でいうアパートの4階であるが、天井が高い分、日本のマンションの4階よりは高いかもしれないが、窓の外はフワフワ白いものが、何かに向かっていくように飛んで進んでいく。
 
それなのに、窓を開けていると吸われるように家の中に入ってくるのだから、生き物のようだ! 何も知らない次男が、うわーっなんだ?と言って白い塊を掌で握りつぶすと、今度はさらに細かくなって、フワーっと彼の掌から飛び出した。やめてー!これが家の中で常にふわふわ捕まらないんだわ。
 
シッター先のパパさんもアレルギーで喉から鼻がおかしいと言っていたし、子供の頃、友人がこのピオッポのせいで入院したこともあると言っていた。
 
私も喉の奥の方が腫れてきたような感覚。だからと言って、喉が痛いとか、鼻が出るわけでもなく、ましてや体がおかしい事もない。ただただ喉が何か反応しているのだ。
 
ところで、「アレルギー」という言葉は20世紀になってから作られた言葉だという。ギリシャ語の「アロス」(奇妙な、変わったという意味)と「エルゴン」(働き、反応という意味)という言葉が組み合わされ、「アレルギー」という言葉になったという。
 
しかし、アレルギー自体は昔からあったようで、エジプトのエーベルス・パピルスやギリシア時代のヒポクラテスの著書、また中国古代の「黄帝内経」にも記載されているようで、また帝政ローマ時代にスエトニウスが、その著書「ローマ皇帝伝」の第2巻で初代皇帝アウグストゥス(オクタヴィアヌス)について、アウグストゥスは、毎年春の始めに鼻炎で悩まされ、いつも体中が痒いためにいつも垢擦り器で烈しく擦っていたために皮膚が厚く堅くなっていたと述べられているという。
 
アレルギーは決して現代病というわけではないのだろう。
 
それにしても、この綿、恐ろしすぎる。風が吹こうものなら一気に宙に舞い上がっていく。
 

 

路肩に溜まった綿。家のテラスや植木にも溜まっていく。しかも、プランタで芽を出されようものなら、大変だ!

 

 

今もRibes nigrum(カシス)の抽出液を飲んでいるが、今週やっとホームドクターの検診がある。まあ抗ヒスタミンと目薬やらクリームを処方されるだけかもしれないが、気休めに...。
 
今日の一句
始まった 綿がフワフワ 喉イガイガ