子どものプライバシ問題+私の自己実現=??と葛藤していた私。


この2つの記事の続きです。
もう息子は小学3年生で、自我も出て、自分の意見も言えるようになってきました。

息子の意見を聴くというのは、説明下手なので親側としては”ゆっくり待つ”そして”確かめる作業”が必要ですが、じっくりと腰を据えて話を聴くと本音が分かってきます。


息子の幼少期については本人に一度も適齢期になってもしゃべられなかった事実を語ったことはありません。

だから、息子を傷つけずにお互いが良好な関係を維持するためにも、事前準備が必要でした。

 

 

どんな状況で話をするのか。

注意散漫で話を聞かないところが息子にはあるので、車の中で話そうと決めました。

当日、久しぶりに私の実家に行ったので、その帰りに。
シートベルトをして、テレビや音声を流さずにいたら、自然に私の話を集中して聴くだろうと予測して。

また、姉妹にも話を聴いてもらえる!!

 


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ドキドキしながら、息子に尋ねてみました。

「〇〇が小さかった頃の話をするから、聞いてくれる?」

「君が小さい時の話なのだけど、しゃべれなかったの覚えてるかな?」

 

 

うわ〜!!滝汗

ついに今まで話していなかったこと、質問できなかったことを私は声に出しました!!
 


そうしたら、振り返った息子は急に話し始めました。

 

 

「覚えているよ!!

ボクは3歳になってもしゃべれなくて、本当につらかったんだ!!

みんなしゃべってるのに、どうしてボクはしゃべれないんだ!!って。

頭の中にしゃべりたいことがいっぱいあるのに、しゃべれなかった。

なんで?だろうと思って、もうココが(胸のあたりをギュッと手で握りしめて)苦しくて、だからワ〜!!ってなって、怒っちゃったんだ」

 

 

え〜!!!ポーンポーン

 


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そして、私は

「自分でしゃべれないって分かってたんだ⁉」

「3歳の頃のこと覚えていたんだ!?」
「だからいつも怒っていたんだね‼」

(この発言には、知的な遅れが当時はあると診断されていたので私達は息子は自分の状況を理解していなかったし、覚えていないと思ってたため)

と同じような質問を繰り返していました。

 


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そんな私の驚きと喜びの表情を見た息子は笑顔になり、興奮気味になって話を続けました。

 

「ボクはね〜しゃべれなくて、イライラしたんだよ。

だから、ママには悪いことしたなって思っている。」

 

そんなふうに思っていたんだねと涙目になる私。

話し終わるまで黙っていることにしました。

 

 

 

 

「それでね、5歳になったときに、や〜っとしゃべれるようになって、本当にうれしかったんだよ〜」

 

 

 

といって、車のシートに座りながらも片手を上下に振って喜びを表現している息子。

私も信じられない!!という喜びが溢れて、息子と同じ動作を思わずしました。

 

 

 


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こんなに喜んでいる理由としてはデカ文字にしている年齢に注目して頂きたい。

まさしく、私が把握している年齢とぴったり合っている!!

 

 

 

 

3歳のときに「なんだかいつまでもしゃべれないな〜」って感じていたし、「5歳になって単語をようやくしゃべれるようになってきたな〜(二語文は×)」と記憶していたので、親の記憶と本人の自覚がピタッと当てはまったのです。

 

 

それに息子のことを主に、姉妹のことも書いているけど、ブログに子育ての様子や、君たちが失敗したこと成功したこと、いろんなことを書いていると伝えました。

姉妹は、「知ってる〜、イイヨ〜」と軽いタッチで、すぐに返事した後に息子が、
 

 

「ぜんぜんイイヨ〜!!もっとボクのことをブログに書くと、誰かの役に立っているんでしょ?だって〇〇くんも〇〇ちゃんもママがボクがやっていることを伝えたから、友達が増えたし、いっぱい笑うようになったんだよ。写真も、バンバン載せても、ぼくは大丈夫だよ〜。ママのお仕事知っていたよ〜」

 

 

なんということだろう、流暢に語っているではないか!!

普段は「説明」するとなるとたどだどしくて、何のことを伝えようとしているのか分からないところがあるというのに、今日の会話はなんとスラスラと言葉がつむぎだされてるのだろうか!!

 

 

 

感動の余韻に浸っていたかったのですが‥。
ちょうど自宅に到着し、翌朝学校だというのに遅い時間になってしまったので、家の中に入ったら、お風呂沸かして〜何時までには寝かせないと!といった脳内シュミレーションが瞬時に作動したら、涙が引っ込みましたニヒヒ

 

 

本当に、子どもの能力、人間の能力というものは素晴らしいですね!!

最後に余談ですが、ワーキングメモリが低い息子は耳からの情報にとくに弱く、すぐ忘れてしまうのですが、親が覚えていない長期記憶(昔の思い出)は鮮明に覚えていたりします。

 

 

 

 

最近、息子から聞いた話の中で2歳の頃に保育園の一時保育に通っていた時の話をしてくれたことがありました。

その内容というのが、結構細かくて、しかもその保育園は近所ではない場所なので、思い出すことはまずないだろうと思っていたので、これもビックリな話です。

 

 

もしかしたら、2歳の頃よりもっと古い記憶も鮮明に覚えているかもしれませんドキドキ

本当、不思議だな〜。

 

 

 

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