井上あきこです。
 


ご卒業・ご卒園・ご卒所
桜おめでとうございます桜


我が家の息子も
今週水曜日に卒所となります。

(保育なので、卒といいます)
 

もうず〜っと、

私がそわそわショックあせる

ソワソワガーンあせる

 

 

 

いや〜だって、

この4年間濃すぎました!

 

 

 

 

 

 

息子が3歳前から

 

”なんかおかしい”

 

と気がつき始め、

3歳児検診の時にことばの遅れを

相談してから始まった、

これまでの道のり。

 

 

 

 

3歳児検診で、

越谷市発達支援センターで月2回の

母子一緒の集団療育が始まり、

そこから越谷市外の松伏町にある、

入院施設も整っている中川の郷療育センターでの

医師の初回診察を受けるために

なんと7ヶ月待ちビックリマーク

 

 

(ギャ〜ラブどの子もかわいすぎっ)

 

 

 

 

7ヶ月待って、

慣れない道をちびっこ2人を乗せて

慣れない運転をして、

初回診察をやっと受けられた!

と思ったら、

 

 

 

 

 

 

「あなたの息子さんは、1歳半の発達の遅れがあります」

 

「診断名は、知的障害です」

 

 

 

 

と伝えられて、

息子と赤ちゃんだった末っ子を乗せて

泣きながら帰宅しました。

 

 

 

 

 

 

 

涙が止まらなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

妊娠中もっとこうしていればよかった

 

 

障害は治らないの?

 

 

 

ずっと一生?

 

 

 

この子の人生はこれからどうなっちゃうの?

 

 

 

母親なのに、こんな風に生んでしまって…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後1年間、

中川の郷で月1のOT(作業訓練)、

発達支援センターに月2で集団療育、

民間の児童発達支援に月の半分以上通い

幼稚園に入園。

 

 

 

 

 

幼稚園では、

人より遅れて…

 

 

というよりも、

その場にいるだけが精一杯で、

毎月ある幼稚園イベントについていけず、

マイクを向けられてもことばを発することもできず、

先生に質問されている内容の意味すら分からず、

息子の幼稚園生活はストレスが多かったように思います。

 

 

 

 

 

でも、

ことばでコミュニケーションが取れなくても、

友達には寄り添えた。

 

 

 

 

 

困っている子がいると、

そっとそばに行って寄り添う。

 

 

 

つたない単語を駆使して、

単語のみを発する。

(年少さんだけど1歳半の子と同じレベルの発語)

 

 

 

 

そんな優しさのある息子は、

同じクラスの登園しぶりを

していた女の子を勇気づけ、
その子が元気に登園できるようになり

お母さんから感謝のことばを頂いたこともある。

 

 

 

 

ことばを話せないけれど、

息子は人とは違ったコミュニケーションをとる手段を

獲得していき、

人よりも多くの観察力を養っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしは、

幼稚園もいいけれど、

この子にはもっとゆったりとした環境が必要だ

と思い、

末っ子が公立の保育所に通っていたこともあり、

年中からは保育所に移行した。

 

 

 

 

長女が3年間お世話になった幼稚園でもあるから、

息子がたった1年で幼稚園をやめることに、

とても迷ったし、

思い入れも強かった。

 

 

 

 

真新しいかわいい幼稚園の制服を見るたびに、

迷った。

 

 

 

1年間とはいえ、

やっと慣れてきたのに、

また新しい環境に移り、

先生や友達、

場所すらも違うのに、

この子は耐えられるだろうか?

 

 

いくら子どもは順応性があるとはいえ、

ものすごくストレスがかかるのではないか?

 

 

 

 

そもそも、

ストレスをなるべくかけないほうがいいと

言われているのに、

幼稚園から保育所に移行すること自体

間違っているのではないのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

息子の発達の遅れに気がついてからの、

約2年間をわたしは思い出した。

 

 

 

 

たくさんの専門家に親子で出会い、

支えられ、

前に進んできた。

 

 

 

 

こんなにもこの短期間に、

各機関に行き、

たくさんの人に出会えるのは、

なかなかないぞ!!

 

 

 

と。

普通に成長している子ならば、

せいぜい幼稚園の往復と、

習い事くらいだ。

 

 

 

 

確かに息子にストレスはかかるかもしれないが、

それをフォローできる力をわたしがつければいい

 

 

 

 

いったい

何のためにわたしは

アドラー心理学を学び続けているのか?

 

 

 

 

 

 

 

楽しいから!

 

 

 

 

 

 

一番の原動力は

息子が成長する上で

必要なフォローできる力がほしい!!

 

 

 

 

 

そうして、

幼稚園の先生やクラスの子たちに、

本当に盛大に見送って頂いた。

クラスの子のお母さんたちにも、

温かい言葉も。

(今でも手作りのアルバムやお手紙は大切に残している)

 

 

 

幼稚園をやめ、

年中からは、

家から一番近い保育所に

入ることができた。

 

 

末っ子が通っている保育所とは違うけれど、

それぞれにそれぞれの場所があっていい。

 

 

この年から、

長女は小学2年生。

 

息子は、近所の公立保育所。

 

次女は、少し離れた保育所。

 

 

3人3箇所に通っていたから

運動会も3回あった。

 

 

行事は全く重ならず、

3人それぞれの行事に

全部参加できたのがうれしい。

 

 

 

 

 

息子の保育所生活1年目は、

結構苦労した。

 

 

 

 

 

幼稚園は学校みたいに、

カリキュラムが決めれれているために、

時間ごとにやることがある。

 

 

でも、

保育所は朝と夕方は

自由時間。

 

 

そして、

教育ではなく保育なので、

生活に密着したことを

行うので、

自分の身支度などは全て

自分で行わなければいけない。

 

 

 

 

分からないことがあれば、

自分から発信しなければいけない。

 

 

 

 

息子には加配といって、

担任の先生が一人ついてくれるのだが、

わたしは始めら、

「この子が助けを求めたら手伝ってください」

 

「話が来なくても他の子と同じようにいろいろやらせてください」

 

「行事は全て参加させてください」

 

 

先生方が困ったことがある場合は、

いつでも面談できますと。

 

 

 

 

 

熱心な先生で、

もともと発達支援センターで
保育士をされていた方でもあったので、

(普通の靴ではなくハイカットの靴)靴の履き方も知っていて、

極力手を出さないように見守ってくださり、

きめ細かい保育をしてくださりました。

 

 

この先生、

実は年長になっても担任の先生に

なってくださいました!

 

 

 

 

もう最近は、

息子への愛がすごくて、

きっと水曜日の卒所は

先生も泣いてしまうだろうえーん

(泣くと卒所式でこどもたちの名前を読み上げられなくなるから絶対泣かない!っておっしゃっています。)

 

 

 

 

年中時は、

息子自身のやることが増えて

慣れるまで大変だったようですが、

着実にできることが増えてきました。

 

 

 

 

また、年中になってから

言葉の数が増え、

2語文がやっと話せるようになったので、

中川の郷療育センターで、

OT(作業療法)の他にST(言語聴覚)の

訓練も始まりました。

 

 

 

ちなみに、

靴(足底板)を作るためには、

PT(理学療法士)の指示も必要となります。

 

 

 

無事に年中も終わりにかけ、

今度は小学校のことも気になりだし、

3ヶ月に1度の医師の診察時には、

”普通級”についても毎度質問するようになりました。

 

 

 

 

 

希望が見えてきた頃に、

医師から言われました。

 

 

 

 

 

 

「1年半の遅れがあるので、

お母さん普通級は絶対に無理です」

 

 

「特別支援学校や支援学級の見学会が

春と秋にあるので、見に行ってください」

 

 

 

 

 

脳天に雷が直撃したかのように、

ショックをまた受けたわたし。

 

 

 

 

 

 

しばらく放心状態でした…

 

 

 

 

長くなったので、

続きます。

 

 

 

3月に第1期が終了した

”愛と勇気づけの親子関係セミナーSMILE”

 

このSMILE講座があったからこそ、

いまのわたしがいます。

 

 

母親ができることは、

こどもを支えて見守る力をもち、

潜在能力を伸ばすための工夫をし続けることだと思います。

 

 

そのためには私たちが新しい子育て法を学び、

家庭の中で実践し続けることだと思います。

 

また、

子ども自身が、

自分のことが好きで、

自分には能力があると思える自信が必要です。

 

 

自信を持てる子に育てるためには、

お母さんからの勇気づけが一番。

 

image

 

お読みいただきありがとうございます。

 


 

 愛と勇気づけの親子関係セミナーSMILE  

宝石紫5/16・30 、6/13・27 全て木曜日
宝石紫10:00~14:30 全4回
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 1週間ごとに開催(未就園児に限りお子様連れOK)

 

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アドラー心理学の理論と実践をワークを通して楽しく学べるコミュニケーション講座。
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宝石紫5/23 、6/6・20 全て木曜日
宝石紫10:00~13:15 全3回
★FB or LINEグループにて
 講座中はもちろん終了後もフォローつき

 

★勇気づけELM講座:アドラー心理学基本のコミュニケーション講座
★勇気づけELMリーダー養成講座:ELM講座のリーダーになれます
SMILE講座:アドラー心理学の親子講座

 


息子が3歳の時に知的障害中度(IQ35~49)と

判定を受け、子育てが苦しくて育児ノイローゼ気味に。

そんな時にアドラー心理学によって

生きる希望を見つける。
同年、勇気づけ親子心理学講師になり、

勇気づけの子育てを実践し続け3年、

息子のIQや心が飛躍的に育ち「知的障害」の

診断が外れた。

私が子供への接し方を学んで変えたら、

子供が変わった!
現在、越谷市市民団体「勇気のhana子育ての会」代表として、

子育てがhappyになるようなイベントを開催中。

 



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