【かんたんカタカムナ入門】とをの巻

ナンカウマ～(*'▽')♪
今日もお越し下さりありがとうござゐます☆

日本語の源流、カタカムナのことを知ろう♪

カタカムナってなんのこと～?という初心者の方向けの

かんたんカタカムナ入門のおはなしの最終回です。

今までの入門篇を読んでゐない方は、

お読みになってから、この記事を読んでね～(*'▽')

⇒【かんたんカタカムナ入門】ひとつの巻
⇒【かんたんカタカムナ入門】ふたつの巻
⇒【かんたんカタカムナ入門】みっつの巻
⇒【かんたんカタカムナ入門】よっつの巻
⇒【かんたんカタカムナ入門】いつつの巻
⇒【かんたんカタカムナ入門】むっつの巻
⇒【かんたんカタカムナ入門】ななつの巻
⇒【かんたんカタカムナ入門】やっつの巻
⇒【かんたんカタカムナ入門】ここのつの巻

【かんたんカタカムナ入門】とをの巻

〈世界は対で出来てゐる〉

カタカムナウタヒの中心図象ヤタノカカミは、

小さな「〇」の回転の動きから、

生命(いのち)はみえない世界の潜象界、

みえる世界の現象界を経て、統合により誕生し、

再び根源に戻り延々と循環する様子を表してゐます。

その生命の成り立ちが、「ヒフミヨイムナヤコトの宇宙次元」です。

宇宙次元は、世界は陰陽という対のエネルギーが

対の渦を巻いて出来てゐることを示してゐます。

世界は中心核を軸として、らせん状に回転してゐるのです。

わたしたちが生きてゐる地球も、太陽を軸にしてらせん状に公転してゐます。

この中心核を軸とした、らせん状の回転を真正面からみると、

まさに、カタカムナウタヒの形そのものなのです。

〈言靈・コトダマとは〉

カタカムナウタヒは、カタカムナ文字が右回りに

渦を巻きながら外側に広がっていく流れと、

ヤタノカカミ図象の「〇」が左回りに回転する流れで、

陰陽を表してゐます。

カタカムナ文字が表わすモノは「コト(言)」です。

ヤタノカカミをはじめとする中心図象が表すモノは「タマ(靈)」です。

「コト」は言葉のことですから、

わたしたちは実際に音として聴くことが出来ます。

「タマ」はコト(音)に込められてゐる意味のことで、

思念といいます。

これは目にはみえるものではなく、感じるモノのことです。

わたしたちが言葉を発すると同時に、

そのコト(音)に込められてゐる思念も、

振動となってこの世界に響きます。

コト(言葉)とタマ(思念)は、陰陽です。

必ず対となってゐます。

言葉は思念、思念は言葉。

思念である、タマ(〇)は、回りてめぐって、

統合し放出、現象となるのです。

カタカムナがモノ語る世界は、

日本が「言霊の幸はふ国」たる由縁や、

「言」と「事」は同じであることを証してゐます。

言葉は現象化をもたらすのです。

やっつの巻で「創造の御柱」の解説をしましたが、

この創造の御柱というのは、わたしたちの身体でもあります。

「言葉」は、「言の葉」ともいいます。

これは、わたしたちの体は一本の木(氣)であり、

わたしたちが発する言葉が、

わたしという木(氣)に生い茂る葉です。

葉は木に生命力を与えます。

「言の葉(ことのは)」がわたしという身体へ

イノチを吹き込む役割を果たしてゐるのです。

よって、わたしたちは、言葉の使い方で

自分自身の世界を創ることが出来ます。

特に、カタカムナ文字を源流とした日本語は、

すべての音が母音を有してゐることから、

言靈(コトダマ)の振動数がとても高いです。

振動数が高いということは、

現象化へ導くエネルギーが高いということです。

わたしたち日本人は、幸いにも振動数の

高い言靈を持つ日本語が母国語です。

言葉が、自分自身の世界を創造するということを、

先祖代々から受け継がれてきた認識として、

本能的に知ってゐるのです。

〈みえる世界とみえない世界でひとつのこの世界〉

カタカムナ文字を創った日本人の祖先である方々は、

この世界は陰陽、みえる世界とみえない世界の融合で

成り立ってゐることを、直感的に知ってゐました。

この宇宙という世界を理解するには、

みえない世界もちゃんと存在してゐて、

かつ、このみえない世界のほうに

世界の本質が潜んでゐることを感じる必要があります。

表の目にみえる面だけでは、モノゴトの本当の姿はわからないのです。

目にみえる面の裏側にあるコトに氣が付いたとき、

みえてゐない、ないと思ってゐた面に光が当たって、

そのみえない存在に氣が付いたとき、

モノゴトの真実が「みえてくる」のです。

みえる世界、物質の世界がすべてではありません。

みえない世界、精神の世界がすべてでもありません。

が、みえない世界のほうに、真実が隠されてゐることが多いのです。

わたしたちがこれが本当の姿だと思い込んでゐる、

みえる世界が本当は「虚像」で、

みえない世界のほうが「実像」なのです。

カタカムナを知ることは、この実像である、

みえない世界への感受性を高めることにつながります。

カタカムナは、ただ「〇」と縦横の線だけで

宇宙観を表すという、とてもシンプルなものです。

が、そこに語られてゐることは、

宇宙の成り立ちやイノチのしくみ、

などといった、限りなく奥深い世界です。

まずは、わたしたちが使う言葉にも、

「コト(言)」「タマ(靈)」という

みえる世界(陰)、みえない世界(陽)が

存在してゐることを知り、

コトタマを感じとっていくことで、

物事の両面をみる習慣を身につけ、

宇宙の法則に沿った日常を営んでいきましょう。

※10回で連載して参りました『かんたんカタカムナ入門』は、
ココでひとまず一区切りとさせて戴きます～☆
実のところ、今まで連載した分は、カタカムナのほんの導入部分です(笑)
また、いずれ時間が取れるようになりましたら、
初級篇をまとめていきたいなー、と思っております。
今まで読んで下さり、ありがとうござゐました(*'▽')

8月21日表参道ハピ女カレッジ文化祭、参加者募集中☆