私の住む千葉市では、振込詐欺や重大犯罪情報などを、緊急防犯情報というメールで発信するサービスを行っています。
ところが、緊急性が高い情報が送られてきたからとメールを読んでみると、時には数日前に起きたひったくりや不審者情報まで、同じように緊急防犯情報として一律に送られてくるところがやや難点なのですが、それでもTVや新聞だけではわからないローカル情報の発信は少しでも多い方が防犯上は大事なので、そこは大目に見なければとは思います。
そんな千葉界隈でも最近になってまた復活してきたのが、ATMと携帯電話を利用して遠隔操作をさせる振り込み詐欺です。
ところが、メール発信を一番届けたいお年寄りには、その情報がなかなか届かないという防犯情報の発信と受信のミスマッチが起きているのです。
被害者に声が届かないのか、聞く耳を持たないのかは知る由もありませんが、そもそも家族や親族を騙る思い込みから始まって起きている詐欺ですから、家族間で日頃連絡を取り合うコミュニケーションが一番の防犯対策になるのですけど、皆さんは親や祖父母とは時々連絡を取っていますか?
被害が起きてからでは遅いのですよ。
ただ健康状態を聞くだけとか、家族の近況報告を話したり聞いたりするだけ、それをたった月に数回電話するだけで十分に有効な振り込み詐欺対策になるのですから、すぐに行動して欲しいですね。
最近では、銀行窓口の職員が店舗内にあるATMで携帯電話やスマートホンを持って会話しながらATM操作をしている場合に気付き、警察と連携した上で振り込み依頼者が家族かどうかなどを確認するように促すなどして、振り込む直前に防止できた事例もありますが、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、またはその駐車場内に設置してある無人ATMだと、そのような不審に思える行動が気づかれず行われてしまいます。
特に地方や郊外では、金融機関の支店や出張所がどんどん減って、無人ATMに置き替わってきているので、より事件が発覚しにくいような状況です。
だとすれば、人の目が届かない無人ATMでも、操作中の見えやすい位置に、ATMを利用した振り込め詐欺の手口や還付金詐欺情報を掲示するなど、少しでも被害を未然に防ぐためになる可能性を高める工夫や対策を取って欲しいですね。
ATMに近づいたら、センサーが入って自動で還付金詐欺やふろ込み詐欺の被害を受ける前に確認するなど、防犯情報を音声で案内するとか、ATMの機能では還付金の手続きはできませんとか、役所が電話で還付金の案内や手続きは行わないなど、大きなコストを掛けなくてもできる注意喚起や防犯対策はあると思います。
高齢の被害者の中には、失ったお金が数十万円単位だと、被害に遭った事自体を恥だと思い口外しない、しかも被害届も出さないなんていう事例も少なからず起きています。
家族の為に良かれと思ってお金を渡したはずが、詐欺師にお金を渡していたとしたら、これほど悔しい思いはないでしょうが、被害を訴えない事が次の被害者を生む事にもなりかねないので少なくとも被害届は出してほしいですね。
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