・物語

「零落の王墓」が難攻不落である訳──それは完璧な複製体があるから。心は無くとも、ダンジョンに入った人そのものを完璧に読み取り、何もかも真似て立ちはだかるという。「零落の王墓」の構造が複雑ならまだマシかも知れないけど、複製体……しかも完璧なる複製体が居るとなればそりゃ難攻不落になるよねって。
 
で、その複製体についてまだ明らかになっていない情報が多い。まだ誰も踏破したことのないダンジョンを選ぶゼンゼって「鬼なの?」って思えるぐらい鬼かも知れないけど、この完璧な複製体をどう攻略するのかが第二次試験の最大の糸口になる。複雑な構造体を攻略することも一級魔法使いで必要なことかも知れないけど、それ以上に必要なのは完璧な複製体と対峙した際、どう「自分に対処できるのか」。そして、その自己分析がどう活かせるのか。ここら辺だよね、求められてるのは。
 
他の複製体はまだマシ、フリーレンの複製体は誰にも勝てるわけがない。そう踏み込んだデンケンは賢かった。以前一戦を交えたこともあると思うけど、自分よりはるかに格上の人と戦ったら勝ち目なんてないからね。当たり前の判断だと思いますし、冷静に自己分析が出来ている証拠だと思います。
 
それで、フリーレンたちがデンケンたちと策を練っている時に自ら手を挙げたフェルン。先の一次試験で奇襲を完璧に防いだ彼女なら、恐らくフリーレンの模倣体に勝てると思うものの……まあそれでも勝率は少ないって感じ。フリーレンでさえ自分の模倣体に勝てない可能性があると言っているけど、果して勝てる見込みはあるのだろうかね……。
 

・まとめ

次回が楽しみです。多分2クールの間で一番楽しみにしちゃってるかも。

 

 

当時社会的に流行していたものをなぜか今の時期に見てしまいました。昨年放送されたものですけど、現代社会を風刺するかのような内容でズバズバと突き刺さるような内容でした。その内容は大体シリアル要素に当てはまるんだけど、そのシリアスとコミカルのバランスが丁度良く絡み合っていてとても面白かったです。これが映画だとしたら大満足の内容。

 

・あらすじ

大まかな内容として、公式サイトから引用です。
 

「この芸能界せかいにおいて嘘は武器だ」

天才アイドル・アイは死んだ。
遺された双子の妹・ルビーは母に憧れ芸能界へ。
兄・アクアはアイ殺害の協力者であろう実の父親への復讐を誓う。
『アイの隠し子であること』
『前世の記憶を持つこと』
2つの大きな秘密を抱えた兄妹の、新たな物語が動き出す────。

 

 

 

あらすじからしてよくある「転生もの」のあらすじに見えるかも知れませんが、実際は異なる内容。転生ものは確かにファンタジー要素としてありがちな内容だけど、そこに現代……しかもそこに芸能界を入れてくることが斬新な設定だと感じる。一見、ルビーとアクアは違う目的の為に芸能界という世界に入るように見えて、実を言えば全く同じ目的なんだよね。

 

その目的とは、「母親と同じような立ち位置になりたい」。ただこれだけ。

ルビーは確かにそのように感じるかも知れないけど、アクアはそのように感じられないかもしれない。けど、誰よりもアイ……母親のことを好きだったのがアクアであり、慕っていたのが彼。当時人気絶頂中の母親と同じ立ち位置になれば、どんな感じの気持ちになれたのかが分かるし、その目線から見下ろせば誰が母親を殺したのかも分かる。

 

そしてルビーも実を言えばアクアと同じような目的を持っていると言わざるを得ない。ルビーは扉越しに母親の死に際を立ち会っただけであり、死に顔を見たことはない。そんな彼女が母親を殺した犯人を憎んでいないかと思えば……無論憎んでいるはずである。誰だって恩師など世話になった人がある日突然殺されたとなれば、殺した人を憎むと思う。そりゃアクアとルビーを見れば一目瞭然だし、アクアの復讐劇をも見れば尚更。

 

けどルビーだって同じような想いを抱いていることは確実。だからルビーは敢えて母親と同じ道を進んでいき、母親=アイを殺した人間を捜し出す。これが彼女の本当の目的なんだろう……と思うとゾクッとする。それに、前世で叶うことも出来なかった願いや夢を叶えることも彼女のもう一つの目的だと思う。

 

ルビーの前世は寝たきりの少女であり、何一つも楽しいコトなんてなかった人生を送ってきた少女。そんなときにアイというアイドルが自分の人生を輝かせた結果、彼女の人生はみるみる変えていった。そんなアイをルビーは慕うはずがない。つまるところ、ルビーとアクアのアイに対する愛情というものは全く同じでありながら、全然異なる。

 

こんな感じ。あらすじ紹介が長くなるとは思わなかったです。構成考えよ。

 

・物語

で、内容としてはめちゃめちゃ面白い。文句の言いようのない程面白い。まじ、これ傑作レベルなのではないか? と思わせるほどのレベルの高さだった。この面白さを形容する語彙力が足らなくなるほどの面白さでした。
 
特に印象的に残った話を二つまとめる。一つ目は恋愛リアリティーショー。二つ目はルビー。
 

・恋愛リアリティーショー

この話には触れずには居られないと誰もが思った話だと思います。この話を簡単にまとめると、アクアが出演する『今ガチ』という昨今流行りつつある恋愛リアリティーショーの形式を採ったドラマの話。アクアも云っていたことだけど、このドラマはリアリティーに追求されたドラマでもあるため、まず普通用意されるであろう脚本がない。この脚本が無いとドラマはどうしようもなく動かないものになってしまうものの、その代わりに全てキャスト陣の動きだけでドラマを作り上げていく……というもの。
 
触れずには居られないと思ったのは、その話で展開される「誹謗中傷」というテーマ。恋愛リアリティーショーで誹謗中傷となれば、忘れない方も多いであろう某局のドラマに出ていた出演者が自殺したという件。(デリカシーのない人だと思われたくないし、該当の名前を挙げるだけでフラッシュバックして気分を悪くさせる方もいると思うので……ここは伏せておきます。)
 
この話で展開される「誹謗中傷」というのは、人間の黒い部分が滲み出るは滲み出て、頗る気分が悪くなるような演出だったので鮮明に記憶が蘇ってくる。これが尚更、当時のことを思い返せばより鮮明だしタイムリーな話題になってたよねってこと。
 
恋愛リアリティーショーは確かにリアリティーがあり、誰かの恋愛を応援したくなるような作品でもある。だがその一方、人間は誰かを蹴落とすような一面も把握した方が良い。それで誰かが傷つくことを決して忘れないでくれって思いたいが……まあ、人間は忘れる生き物であるから、数ヶ月も経てばケロッと普通に生きる。そして、また誰かを蹴落としたり、知らない誰かを易々と言葉で傷つける。
 
その誹謗中傷を受けた人間は誰にとっても辛いものになるし、衝動的に……まるで糸がプツンときれたような行動を取りかねない。その意味合いをこの作品は見事な演出や洗練された脚本で描ききってた。
 
標的にされたのは黒川あかねという人物なんだけど、歩道橋から飛び降りようとしたところをアクアが助けたところが特にこの話では印象的。アクアはアイが亡くなった後にズタボロに民衆から云われているところを見てきた訳だし、「よくもまあ知らない人に向かってポンポンと云えたものだなぁ」って感じてたと思う。
 
その想いをもう誰にも背負わせたくないが為に、黒川あかねの元に向かったんだと思う。言葉という武器に何度か打ち負かされている姿を見たくない……から、仲間意識があったから。
 

・ルビー(B小町)

ルビーについて。彼女はただ単純にアイドルという道を突き進んでいるように見えて、実は策略家。
 
あらすじのところでも触れたと思うけど、ルビーは母親の死に際を直接見ることが出来なかった人物。そんな彼女がアクア以上に犯人を憎んでいないかと思えば違うはず。アイドルという職業に夢中になっていた母親をいつも傍で見てきた彼女が、前世でも母親の姿を見てきた彼女が復讐心を抱かせるのは何ら不自然なことはない。それどころか、アクア以上に憎しみの心を抱いていることは一目瞭然。
 
が、その気持ちを誰にも見せていないことがこの作品で一番の重要となる。
ルビーは周囲にいつも明るく見せ、まるでお人好しのような性格を見せているけど……まああれは彼女のほんの計画の一部だろうと思う。本当は母親=アイを殺した人間を捜しだし、そしてその人間に誰よりも近づいてゆくゆくは殺していく算段なのだろうと感じるし、アクアを出し抜いてさっさと殺したいという気持ちが山々なんだろうなぁって。
 
けどそんな彼女でももう一つの目的が秘められている。その目的こそ、前世の記憶が鍵となる。
云われての通り、ルビーの前世は病弱で寝たきりの少女。何も出来ないことを負い目として感じ、暗い人生を送ってきたことを自らのコンプレックスとして捉えていた前世。そんなときに出会ったのがアイであり、そのアイの子どもとして生まれ変わったことがルビーの一番の幸せだろう。
 
そしてアイと同じような道を辿れば、きっと同じような輝きを得ることが出来るかも知れない。今度は嘘なんてつかない、真っ白な自分を見せるためにアイドルという道を選んだ……と考えれば、恐らくそれはアイを反面教師としても捉えているかも知れない。アイは自らを嘘と嘘と嘘で重ね塗り、まるで本当の自分が何者なのか分からないほどにまで黒く塗りつぶしてきた。そんなアイをどこかルビーは負い目として感じていたと思うし、「そんな母親とは逆の真っ白な姿を描ききりたい」というのがルビーの本望なんだろうと考える。
 
だから「B小町」というアイが昔所属していたグループ名をつけたと思うし、そうすれば別の目的=復讐を遂げることも可能になる。ま、一石二鳥ってやつ。
 

・まとめ

内容としてはこういう感じ。長すぎると「どんだけスクロールさせる気なんだ」と怒られてしまいそうなので、この辺にしておきます。まだまだ語りたいところもあるけど、一応このぐらいにしておきます。本編はNetflixやAmazon Prime Videoなどで見られるみたいなので是非。
 
おまけで加筆しておきます。
このアニメ、何やら実写化すると言われて揉めているみたいだけど……まず、現実がアニメを超えることはないです。だけど、それはビジュアルに限った話であり、脚本構成で変態じみていればアニメを超えることは可能。
 
何よりこのアニメの題材は「芸能界」でもあるし、シリアスな描写が結構的を得てくることもあるから、そこを中心に描かれていれば何の問題も無く作品の質が下がることはない。が、間違えて不必要なところをかいつまんだ場合、一気に質が下がる。
 
要はバランスなんだよね。どこを中心にして話を作っているか、どこを中心にして見せたいのかという制作陣の思惑が垣間見ることができれば良いんだけど、その思惑を見せることなく、ギャグ映画として成り下がってしまったらそれはもう日本映画の終わりであり、この先脚光を浴びることは二度と無いと思った方が良い。

https://7sins-4knights.net/story/

 

・物語

まだまだ揃いそうにありませんねぇ。この話の後はペルガルドの素顔が明かされるのですけど、そのことも次回に後回しにされたようで……何だろ、サプライズ的なことを考えているのかなぁって。
 
ていうわけで、今回の話はあまり場面展開はありませんでした。一つの場面で展開される話だから見やすかったし、これから起こる前触れが次回どのように引き起こされるのかが楽しみでしかなりませぬ。
 
前半戦はトリスタンと暴走したパーシバルの戦い。まあここで初めて黙示録の四騎士同士が競い合った戦いでもあるんだけど、まだ子どもだからかあまり迫力は無かった感じかな。多分見劣りはした感じだと思うけど、ここでパーシバルの闇の部分を描く上では最適解なのではないかと思う。
 
パーシバルの魔力の一つ、〈希望〉(ホープ)というものがあるんだけど、この魔力は仲間たちが居るからこそ発動することができるもの。ということは、希望の反対である絶望も当然あるわけであり……今回その魔力が初めて出てきた感じ。パーシバルの危険性が今後恐らくどこかで出てくると思うし、それが故に伏線になり得るかも知れない。
 
その相手でもあったトリスタン。メリオダスとエリザベスの子どもということもあり、リオネス王国の王子様らしい。そんな人が黙示録の四騎士ってどういうこと……って思わずツッコみたくなりますが、あまり深掘りをしないでおきます。彼が戦う姿はやはり幾度か戦いを切り抜いてきただけあって動きが早かったし、頭の動きも速かった。でも仲間を信頼しているところを見ていると、万一裏切り者が潜んでいても見抜ききれない可能性がある。
 

・まとめ

こんな感じ。場面展開少なめだから見やすかったです。

 

 

・物語

単発回の続き。特に場面は入れ替わることなく進んだは良いものの、話の深みとしてはあんまりない感じかな。面白いには面白いけど、物足りなさが残った感じ。
 
前半戦はズキュンパイアがエネルギーを集める理由と、ズキュンパイアとユアの過去について。ズキュンパイアがエネルギーを集める理由についてはさほど驚くことじゃないし、予想出来た展開だからあまり見応えはない。ユアとの過去もよくある失恋から助けてたというだけのエピソードだったし、あまり深みはないんじゃないかなと。
 
ただ、場面転換がほぼ皆無だったのが功を奏したのか、それともマジェードの新フォームが初めて登場したからか、それなりに面白かった。多分内田氏や長谷川氏の二人と比較して、まだ担当話が少ないこともあるし経験も浅いから言えなくはないんだけど、話の組み立て方=構成の仕方がまだ若干慣れていないような気がする。一応ドラマもテレビ番組の範疇だから、どこか盛り上がるような場面を入れておかないとダメなんだけど、そのような場面が戦闘描写しかなかったのは少し痛い。まあ、仕方ないけどね。
 
ちなみに、ガッチャードとマジェードの共闘は熱かったです。これまでの二人の絆を見ていれば連携が上手く取れていたし、効率よく敵を倒していたのは良かったと思います。W主人公だけあって良き。
 
あとはそのぐらい。ラストシーンのユアが元カレを振ったところが印象的。確かにあのような元カレは振った方が自分の人生に影響しないからね。
 

・まとめ

普通かなーーと。次回は新フォームの登場で、禁断と紹介されている限りだと暴走フォームのような気がします。

 

 

・物語

なるほどなるほど……、羅漢が今まで壬氏を介して猫猫に謎を解かしていたのはそういうことだったのか……。てか、そういうことは直接はっきりと言ってくださいよ(笑)

 

てなわけで、今回の話はボヤ騒ぎの謎から続いたものが一気に繋がるという話でした。多分この作品は最初からこういうことをやりたがっていると思うんだけど、その意図が1クール目は全然見えなくて分からなかったんだよね。でもこの話を通して見て、改めて見直した感じがあったかな。

 

前半戦はそれらの事件が全て企図されたものではないか? と李白から話を受けられた時のことから始まる。実際、ボヤ騒ぎとかの騒ぎはそれ単体、つまり単発で引き起こされたものだと思っていたし、まさかここで全部繋がってくるとは思わなかった。ボヤ騒ぎはまだ何とかなったんだけど、一番関係性のない三兄弟の話まで繋がってくることが何より驚いた。

 

で、猫猫が調べていくうちに祭事を執り行う=止ん事無き御方が危ないことに気がつき、前半戦が終了。その点に気がついた猫猫はやはり推理力に長けてるなって思ったし、それを止める行動力も勇ましくて良かったです。

 

後半戦はその続き。門番に止められて怪我をした後、猫猫の実父である羅漢が登場したのは全然意外ではなかったし、逆に想定していた通りです。何せこれらの謎を解いてくれって言ってきたの、全部羅漢ですし。彼が一連の動きを全て把握した上、祭事を執り行うであろう壬氏、そして猫猫に間接的ではあるものの伝えてきたのは相当な切れ者であることは明白ではなかろうか……。

 

あと、羅漢が猫猫の後ろに来た時の態度。絶対に振り向きたくない態度からするに、それに前回の壬氏が思わず後ずさってしまう程の表情からして、相当羅漢のことを恨んでいる様子。羅漢を実父だと内心認めたくないけど、認めざるを得ない。そんな態度が猫猫の中で如実に表われているのかなって思う。

 

で、その祭事を執り行っていた人物はまさかの壬氏。なぜ壬氏がそこに居たのかは作中取り上げられていなかったんだけど、これで益々壬氏に対する疑心が深まったと言っても良いと思う。命を狙われている程の地位ってことは、相当位が高い人物じゃなかろうか。でもなぜそのような人物が皇帝の傍に居ないかが気になる。

 

・まとめ

面白かったです。はてはて、次回が気になるぞ。

 

 

・物語

二次試験編が始まりました。でもまあ一次試験編と比べてそんなに時間が割かれることはないと思うし、この話を見る限りはスイスイとテンポ良く話が進んでいく感じかなぁって思いました。
 
前半で気になったところで言えば、フェルンが魔法使いを続けている理由。
ここでフェルンが魔法使いを続けている理由を入れてくること自体良かったと思うし、フェルンのフリーレンに対する思いとやらが変化しているところが見られて良かったです。
 
確かに彼女が言うように、大切な人=ハイターの為に魔法使いになってそれで一心不乱に魔法使いになったものの、一時的な理由にしかならなかった。大人になったフェルンがここで再度立ち位置を確かめ、新たにフェルンが魔法使いになる理由を模索していったのは面白かったし、とても良かった。フリーレンの傍に長く居るからね、絆とやらが芽生えていたと言っても良いんじゃないかなって思う。
 
で、最後はフリーレンがミミックに喰われるところで終わりという。何ですかそのシュールな終わり方。
 
後半戦は特にないかな。完璧な複製態が受験生たちに襲いかかっているところを見る限り、如何に難攻不落であるかが分かる。どんな敵を想定しているんだ……。
ちなみに、フリーレンの完璧な複製態が現れた時少しラスボス感があって良かったです。
 

・まとめ

面白かったです。

 

 

・物語

メリオダス来たーーーー!!
 
前シリーズから見ている人からしたら歓喜の瞬間なんだろうなぁ……って思うし、原作読んでる人からしてもワクワクが止まらない瞬間の今回の話。いつメリオダスがパーシバルに紹介するのかなぁってワクワクしてたし、その絡み合いも期待してた。
 
恐らくメリオダスの顔をすぐに出さずにしたのはサプライズ的な意味合いが込められていると思うし、新たな制作会社(テレコム)が魅せるメリオダスの作画をお披露目するという点において本当良かったと思う。メリオダスはメリオダスで相変わらずだし、料理の腕前もお察しの通りだったし。
 
その料理を食べたパーシバルもお察しの通りで倒れたし、その演出の仕方も面白かった。星空が見える~~って倒れていったの、パーシバルらしさが出てて良かった。
 
まあお遊びはそこまでにしておいて。その後のパーシバルの発言からして、ずっと悩んでいたんだなぁって思った。こうして仲間たちと旅をしてきた訳だけど、バルギスがなぜ死ななければならなかったのか、そして自分はなぜ『黙示録の四騎士』なのか、なぜリオネスに呼ばれたのか。それらの疑問がずっと彼の頭の中を駆け巡っていたのかなぁって思ったらそりゃ吐露したくもなる。
 
でもそれらの疑問を一気に出さずに、『黙示録の四騎士』が集まったらという理由で今は明らかにせず、ただパーシバルの頭を撫で撫でするメリオダスは優しいなぁって。この話で一気に情報を流したらパーシバルは明らかに混乱すると思うし、逆に神の指(自分が元いた場所)に帰ってしまう可能性もあるし。『黙示録の四騎士』が集まったらという理由は面目しかないと思うけど、そこはなかなかの配慮かもなぁって。
 
終盤の戦いは混乱に乗した戦いですね。後々の伏線になると思うし、仲間が誰か一人傷つけられたら、或いは亡くなったら彼は暴走を起こして敵を殺してしまう可能性……だって幾分あるわけもないし、闇落ちしてもおかしくはないよなぁ。故に、メリオダスと同じような行動を取る可能性が十分ある。
 

・まとめ

トリスタン登場ですね。次回が楽しみ。

 

 

ネタ回なの草。

 

・物語

ネタ回ですね。今回主軸となるケミーは誰の悪意に触れていない点、今までに無いケミーで良いと思うし、比較的穏やかな話だよなぁって思いました。
 
ズキュンパイアがやろうとしていることは平和な計画に見えて、実を言えば人間そのものを滅ぼそうとしているらしい。まあ人間の活力そのものが失われたら仏のような存在になりかわるし、しょうがないよなぁ。しかもケミーの掟で言う「ケミーと人間は交わってはいけない」という点からしても厄介な存在だし、とっとと捕獲したいのも登場人物たちが焦るのもそうだし。
 
そこにマルガムがつけ込む動機が成り立つし、邪魔をすればズキュンパイアの思惑通りになり得る。てか、ズキュンパイアの思惑って何がしたいんだろ。人々をズキュンさせたいそうだけど……。
 
書き足しでもう一個だけ。
ズキュンパイアが宝太郎、錆丸、りんねの順に憑依していったんだけど……その中で一番おっと来たのはりんねでした。憑依って演技力や観察力が試される場面の一つでもあるから、こうして三人特に主人公とヒロインの二人の演技が見れて良かったです。特に憑依されたりんねの演技が良かったかな。男らしさもありつつ、女らしさもある感じ。
 
そこにもう一つ書き足し。
この憑依シーン、演出上の都合も含まれているけど、敢えて言うならりんねが特にズキュンパイアと思いが偶然にして重なったという感じで他の二人より長くなった、そしてより多くのハートを集めることが出来たと言って良いと思う。
 
レスラーGの時もそうなんだけど、ケミーが人間に憑依するときは同じ思いを抱く人間と共鳴することが絶対条件。この条件を元に今回の件を考えてみれば、宝太郎や錆丸に憑依する時間は秒数で数えられる程であり、ハートもまちまち。恐らくこの2人は本心では少しモテたいと思っているけど、大してそこまでモテたくないということかな。
 
対してりんねは憑依時間が比較的長かった。他の2人と比べて吸収する量が多かったし、その動作を続けて行ったことも彼女の本心を表しているのかな、と。バーニングレオでマルガムを叩き起こしたことがちょっとした伏線になるんだけど、どうやらりんねの本心はドSキャラらしく、誰かをチヤホヤさせたいという強い想いが今回で明白になった感じ。
 
 

・まとめ

あんまり述べることはなく、滔々と物語が進んだ感じ。ネタ回だったので面白かったです。

 

 

・物語

ちょっと……また不穏な展開で終わるの止めて下さいよ……。心臓が持たない……。
 
前半は特に語ることはないんだけど、この話では猫猫について少し語られた印象。前半に登場した猫猫の母親は梅毒に冒されて、今は六娼館の離れにいるらしい。まあ、娼館に務める女性達は自らの身体を男性に売り、かつ男性と性行為をするものだから仕方ないよなぁって思うし、そこに潜む性病なんて防ぎようがない。現代はその性病、特に梅毒について適切な対策をしっかりと取っていれば感染することはないんだけど、取っていなければ感染するし、早期での発見がなければ完治は難しい。
 
それはあくまで現代に限った話。猫猫のいるような時代はまだ治療法が確立されていないと思うし、感染したらもうそこまでだと思われかねないし、猫猫の云うとおり溝に捨てられる人生を辿ってしまうことになる。その意味では、この女性は離れにいるだけまだマシだし、自分の娘(薬師)から治療が継続されているとなれば、結構幸運なのではないかな……? と思う。
 
あとは子を孕ますことも決してやってはいけないことだね。子を孕ました時点、その妓女は「売り物」としての価値が低くなるわけだし……猫猫が正しく云うとおりだと思います。
 
だから、猫猫の母親は自分の娘──猫猫を殺そうとした。猫猫が居なければ、猫猫を孕ませなければ自分は梅毒に感染することはなく、妓女を続けることも出来た。が、現実は異なり……自分は梅毒に感染し、猫猫も居る。そんな自分に嫌気が差し、猫猫を殺そうとした。まあ、絶望に落ちた人がやりそうなことです。
 
じゃあ、当然母親を孕ませた人物(男性)は誰かと言えば、羅漢という。彼については前半は言葉でしか出てきてないし、後半は壬氏と会う形で登場してきてないし。これまでの話からもそうなんだけど、猫猫に会いたがっていそうだけど実際に会えないって感じがして……関係的に悪そうだなぁって薄々感じてた。その関係性が少し明るみに出たことで「あぁやっぱり……」って思ったし、猫猫は羅漢を良く思っていないそうだし。
 
羅漢の猫猫に対する執着心は相当なものだと思うから、いつしか羅漢は猫猫と会いそうだよなぁって思ったりしてるけど、会った瞬間に猫猫はこれまでにない表情を表に出しそう。そんな気がする。
 

・まとめ

羅漢は猫猫の父親だそう。何を企んでいるんだろうか……。

 

 

平和ァァァァァァァーーーー!!!

 

・物語

今回の話は二次試験編へ繋げる、謂わば中継的な話。この次の話から血みどろな話がずっと続くとなれば、何だか今回の話は癒やし的な要素が詰め込まれててほっこりしました。平和って重要だよね。
 
フリーレンとシュタルクはフェルンの機嫌を損ねるし、カンネとラヴィーネはいつも通りの仲の良さだし……まあ、それぞれのキャラがバランス良く保たれてて面白かったです。時々挟まれるコミカル要素もクスクス笑えるやつだったし、謎に飯テロ要素もあったし。あの要素は間違いなく狙ってきてる。リアタイ勢は無事だったのかしら。
 
とはいえ、この話は中継ぎの役割でしかないからあんまり情報量は無かったかな。当然っちゃ当然だし、二次試験へ話を繋げるとなると箸休め的な話も必要になってくるし。上手く作られている感じがして良いなぁ。
 

・まとめ

次回から二次試験編。試験官が合格者を出さない超難関の人物だと言われてますけど、さてさてどうなることのやら。