ネタ回なの草。

 

・物語

ネタ回ですね。今回主軸となるケミーは誰の悪意に触れていない点、今までに無いケミーで良いと思うし、比較的穏やかな話だよなぁって思いました。
 
ズキュンパイアがやろうとしていることは平和な計画に見えて、実を言えば人間そのものを滅ぼそうとしているらしい。まあ人間の活力そのものが失われたら仏のような存在になりかわるし、しょうがないよなぁ。しかもケミーの掟で言う「ケミーと人間は交わってはいけない」という点からしても厄介な存在だし、とっとと捕獲したいのも登場人物たちが焦るのもそうだし。
 
そこにマルガムがつけ込む動機が成り立つし、邪魔をすればズキュンパイアの思惑通りになり得る。てか、ズキュンパイアの思惑って何がしたいんだろ。人々をズキュンさせたいそうだけど……。
 
書き足しでもう一個だけ。
ズキュンパイアが宝太郎、錆丸、りんねの順に憑依していったんだけど……その中で一番おっと来たのはりんねでした。憑依って演技力や観察力が試される場面の一つでもあるから、こうして三人特に主人公とヒロインの二人の演技が見れて良かったです。特に憑依されたりんねの演技が良かったかな。男らしさもありつつ、女らしさもある感じ。
 
そこにもう一つ書き足し。
この憑依シーン、演出上の都合も含まれているけど、敢えて言うならりんねが特にズキュンパイアと思いが偶然にして重なったという感じで他の二人より長くなった、そしてより多くのハートを集めることが出来たと言って良いと思う。
 
レスラーGの時もそうなんだけど、ケミーが人間に憑依するときは同じ思いを抱く人間と共鳴することが絶対条件。この条件を元に今回の件を考えてみれば、宝太郎や錆丸に憑依する時間は秒数で数えられる程であり、ハートもまちまち。恐らくこの2人は本心では少しモテたいと思っているけど、大してそこまでモテたくないということかな。
 
対してりんねは憑依時間が比較的長かった。他の2人と比べて吸収する量が多かったし、その動作を続けて行ったことも彼女の本心を表しているのかな、と。バーニングレオでマルガムを叩き起こしたことがちょっとした伏線になるんだけど、どうやらりんねの本心はドSキャラらしく、誰かをチヤホヤさせたいという強い想いが今回で明白になった感じ。
 
 

・まとめ

あんまり述べることはなく、滔々と物語が進んだ感じ。ネタ回だったので面白かったです。