ウーピー続報
直前の記事のつけたしです。
「ウーピー」ということばについて、
アメリカのキノコ・デラックスさんからコメントをいただきました。
「ウーピー」という言葉が、昭和初期、
アメリカから来た流行語だったそうです。
「休みに郊外で楽しむ」みたいな意味だそうです。
新世界の「ウーピー」はどうかわからないですけどね。
直接店に電話して問い合わせは、無理ですか?
ということでした。
デラックスさんに調べさせていては、申し訳がないと思い、
自分でも調べてみることにしました。
英語としては
woopie(woopy)で「お金に余裕のある老人」という言葉や
whoopeeで「わーい」とか「バカ騒ぎ」とかはあるようですね。
昭和初期の流行語については確認できませんでした。
飛田本通商店街の「ウーピー」は何か、
勇気をふるってお店に電話してみました。
なぜか「ウーピー理容室」と「神戸屋ウーピー」は
電話番号が同じです。
とにかく、そちらにかけてみました。
「英語のupを、ドイツ語風にもじってつけた名前で、
昭和3年から使っている」
ということでした。
でもどうしてup(アップ)なのか、どうしてドイツ語なのかは、
しつこくなるので伺えませんでした。
ウーペーならドイツ語発音でしょうけど、
念のためドイツ語も見てみると、
üppig(ユッピヒ)「繁茂した、豊満な」ということばはありました。
関係ないかな?
とにかく昭和初期のことらしいので、
正確なことは、きっとはっきりしませんね。
やっぱりちょっとした「謎」のまま残しておくことにします。
ウーピー!
このまえの土曜日、日本計算尺協会の送別会のため、
新世界に行ってきました。
串かつブームで、大にぎわい。
信じられないことに通天閣にあがるのも長蛇の列。
そんなメジャーになった新世界のもうちょっと南、
JRの下をくぐって、道路をわたると、
そこから本当にディープな大阪がはじまります。
動物園前1番街、飛田本通、新開筋と、
ズーッとアーケードが続きます。
ところが、この商店街には、
なぜか、「ウーピー」が点在しています。
「ヘアーサロン・ウーピー」だけでも、
3店舗ほどあります。
まあ、これはチェーン展開したのでしょうが…、
パンと喫茶も「神戸屋ウーピー」
マンションも「ウーピー」です。
20年ほど前に気になって、
当時「月刊きのこ」というリーフレットの記事にもしました。
でも、今でも謎のままです。
「ウーピー」って何?
ディープ大阪、ぼくは大好きです。
ペタはありませんが、お気軽にコメントをどうぞ。
デンマークにないもの
デンマークには英語のpleaseにあたることばがありません。
ないんだから、しょうがないんです。
café(kafe)カフェと呼ばれるパブでは、
「ビールおかわりください」
"Another beer please."
のデンマーク語は、
"Må jeg få en mere øl?"
モー・ヤイ・フォー・イン・メア・ウル
(ビールおかわりいただけますか?)
みたいなバカ丁寧な表現もありますが、
だれも使ってませんね。せいぜい、
"Bede om en mere øl!"
ベオム・イン・ウル
(ビールもう一丁おくれ!)
くらいでしょうか。
一番正しいのは、
"En øl!"
イン・ウール
(ビール!)
と叫ぶことだと聞いたことがあります。
要はどんだけ飲みたいかという気持ち。
まぁ、どれにしても、
pleaseにあたることばは、ないんです。
"Beer, please!"(ビールお願い)
の代わりにデンマーク人は、
"En øl, tak!"
イン・ウル・タック
(ビールありがとう!)
って、使いますね。
「お願いする」ってことは、聞き入れられるのが前提。
だから、「ありがとう」っていうのと同然、
というところかも知れませんね。
「お願いする」ということばがないのは、
ひょっとして、すごいことなんじゃないかと
思うんです。
ペタ受付はやめております。そのかわりどうぞお気軽にコメント(ひとこと「ペタ」だけでも結構です)をお書き下さい。 それから、今日の記事は文字ばかりで面白くなくてすみません。明日はなんとかしますので、明日もぜひご訪問ください。TAK!
これは面白い。
このあいだ29@eightyfivemotion さんの
ブログ「昭和残飯伝 」で、
こんなもの見つけました。
おもしろいと思うので、ご紹介します。
2010-02-27 00:08:21
国母安売り
たったこれだけですが、いいセンスですね。
ぼくもこういう発想、みならいたいものです。
北欧の本のご案内
北欧の入門書としては最適だと思います。
一冊で北欧各国のことが書かれていて、
歴史・文化・言語などひととおり概説されています。
それだけでなく、
「なぜ『北欧』というくくりでまとめられるのか。
なぜ『北欧』に学ぶものが多いのか。
『北欧』的なものとは何なのか。」
といったことも、ざっと理解できるように書かれています。
けっしてムズかしい本ではありません。
北欧のこと、ひととおり、たった一冊で学べます。
「北欧学のすすめ」東海大学出版会 2010年 です。
こちら で詳しい目次も見れます。
ホビット
「指輪物語」の中に出てくる
ゴラムって、もとはホビットですね。
そのときの名前はスメアゴルSméagol。
ぼくは彼の名前はデンマーク語の
Smage godt.
(スメーア・ゴーッ「おいしい」の意)
からきていると勝手に思っています。
ホビット庄Shireを離れた彼は、
生魚にかぶりついて飢えをしのぎます。
普通嫌われることの多い生魚を、
「おいしい、おいしい」と言って
食べているうちに、姿形もすっかり
醜くなり果ててしまいます。
「ゴラムGollum、ゴラム」とのどを変に鳴らせて、
それが新しい呼び名になります。
ゴクリと邦訳表記されたのは、
ゴラムが唾を呑み込む音だからですが、
それも「おいしい」と共通する発想ですね。
彼はまだホビットだったとき、
友人のデアゴルDeagolと共に釣りに出かけ、
デアゴルがたまたま発見した指輪を
強奪します。
このデアゴルという名前も
ぼくはかってにデンマーク語の
Det er godt!
(デ・エア・ゴーッ「こりゃいいや」の意)
から来ていると思っています。
初めて指輪をみつけ、
「これはいい」と思って持ち帰ったのが
彼だからです。
作者JRRトールキンが、
北欧神話や北欧語を相当研究したことは
明らかですから、
デンマーク語の音から着想を得たとしても
不思議はありません。
ついでながら、北欧神話の世界観は、
中心世界はアスゴーAsgårdと言われます。
そこにはオーディンOdinなどの神々が住んでいます。
外の世界はウッゴーUdgårdと言われます。
暗くて寒い世界で、
巨人族が住んでいます。
その中間世界がミッゴーMidgårdと言われ、
われわれ人間の住む世界です。
指輪物語の「中つ国Middle-earth」は、
ミッゴーと同じ発想と言えますね。
「指輪」では、西方の天上界アマンは、
エルフ(小神族)たちが永遠の生命を保つ世界です。
東方は未知の世界であるとともに、
邪悪な印象も強い。
神々の住む世界と
邪悪な世界の中間、
それが人間の住む「中つ国」、
つまりミッゴーなのです。
このほかにも、「指輪物語」の中にデンマーク語が
ちょこちょこ見つけられて面白いです。




















