新木鉱泉
別に風呂嫌いというわけではなかったのですが、行きたい温泉があれこれと思いついては交通手段を調べています。道後温泉もいいし、乳頭温泉、草津…本州に住んでいれば陸続きでいけるというメリットにいまさらながら気づきました。いささかババくさい趣味ですが、寒い季節・寒い家ということもあり、しばらくはまりそうです。
そんなわけで、今日は秩父の新木鉱泉
へ。久々の突発思いつきでデイパックに荷物を詰め、電車に乗り込みました。都心に行っても人だらけで狭苦しいし自然はないし、それならと反対方向に進むことにしたのですが、
都心からわずか2時間も電車に揺られれば、こんなに静かで山奥で隣は山梨なんですね。関東の位置関係は把握してきたのですが、距離感はまだつかめていません。町を歩けば昭和で時の止まった化石のような建物が現役で存在していたり。観光案内所で簡単な地図をもらったはいいものの、縮尺がないので距離がさっぱり分からず…温泉に直接電話したところ、歩いて1時間、タクシーで10分ということで後者に決定。
この温泉は100年以上の歴史があるそうで、建物もお風呂も木の重量感を感じるつくり。露天があって、雰囲気があって、秘湯(?)っぽいところを探したらここになったのですが大正解。風呂桶の水を吸った木の重さや、湯船の縁の温かい感触がのびのびさせてくれました。
親子風呂という名前のとおり、露天風呂は2つの湯船があります。大きいほうには先客がいたので、小さいほうに入ったところ家のサイコロ風呂と変わらない…。でも一人で湯船貸切気分は味わえます。大きいほうに入りなおし、ぬるめの湯でゆったり羽を伸ばした一日でした。
私は元気です
今年はめくるめく変化の年で、私自身変わり続ける環境に適応するのは決して楽ではありませんでした。たくさんの皆様、ご心配ありがとうございます。
私は元気です!毎日バリバリ働き、排気ガスを吸いながら星野道夫を読み、流れ続けるはるかな時に思いを馳せ、離れたことではじめて分かる故郷をはじめとする大切なものを感じています。
それがわかっただけでもここに来たことは収穫です。星野道夫の本との出会いは今に始まったことではないのですが、読むべきときは今のような気がします。というより、読みたいと思ったのが今なのですが…。厳しくも暖かい北国回帰の気持ちがそうさせるのでしょうか。
初雪が遅いと空を見上げたかと思えば、いつも花が咲いている「色がある冬」に驚き、さまざまなことに感じながら、毎日の生活を歩いています。そして駅で大きなザックを背負った人を見てはつい立ち止まり…。
そしてまた、これが最後になるかも知れない大きな旅、次の行く先を考えながら電車に揺られ、そのためには何をすべきかを検討し行く先が決定しました。そう、誰の物でもない土地へ…。
ビルの上から
地上28階建てハイテクビルの中、毎日パソコンに向かい
休憩時にふと眼下を見下ろすと一面の建物の波
満員電車に張り付く人と
それを押し込む駅員さん
どこからともなく湧いてくる人たち
隅から隅まで建物と宣伝で埋もれた
あくせくとせわしなく食べ物を体に流し込む人たち
稼いだらどこかに行くと夢を持ちながら
これまでに訪れた土地のことを思い出し
ときに目の前にその光景が浮かび
そしてまた、この不思議な混沌の街を観察しています。
この国はどこへ漂流していくのでしょう?
生きるための道具が多すぎるこの街この国を抜け出して
でっかい風景を見たいです。
しかけ絵本のモト
以前にもアップしましたが、子供の頃に母がそろえてくれた
外国の仕掛け絵本シリーズがずっとモノつくりのベースにあり
いつかこんなのを作りたいと思っていました。
お店で凝ったグリーティングカードを見つけると
どうにかしてそのアイデアを真似しようと
ひっくり返したり、何度も開いて閉じてを繰り返し
イメージは吸収できても
どうにも仕掛けの作り方がわからない箇所が多かったのです。
この本は、一見複雑に見える飛び出す仕掛が
実は基礎的な技術の集まりであることを
実際に手を使うことで、わかりやすく解説してくれる本です。
血となり肉となるものをたくさん食べて
早く治らないかな。
傷
【この記事には怪我に関する記述が含まれております。
お食事中の方、生々しい描写が苦手な方はご遠慮ください。】
毎日雨がつづく中、
旦那の仕事用に
静電気の起きづらい木綿の巾着をせっせと作っていたのですが
昼食にしようとノコギリ状の包丁で
天然酵母の固いパンをゴシゴシ切っていたところ
ブツッと嫌な感触が
パンを押さえる左手と、包丁を持つ右手に走りました。
反射的に左手を見ると
パックリとザックリと指先がめくれ、爪まであわせてスッパリ
と思ったら、温かい血液が後から後からあふれ出し
床も服も水玉に…。
パニックを起こし
「へぇー血が回らないと、皮膚は白くなるんだ☆」と観察していたけど
そんな場合ではなく
止血のために心臓より高い位置に手を持っていくと血がタラタラ
指先は末端のためでしょうか、手の中にはどんどん溢れてきます。
ようやくティッシュを巻き
それでは傷口にくっ付くのでガーゼをゆるく巻き
この時点では不思議なことに痛みがないのです。
そのうち来るであろう痛みと、傷口を見たショックで
誰かに会いたくてもいないし、
なんだかすごく心細い
母に電話、旦那にメール
母の声を聞いてようやく安心したら
痛みが出てきました。
しばらく水仕事はきついです…
絵はかけるけど、工作・縫い物系はきついかも
パソコンはなんとか使えます。
とりあえず、手当てを済ませ、いまこうしてパソコンに向かっていますが
傷口とか、血を見ると動揺するもんなのですね
身をもって感じました。
パンはちょっと気持ち悪いけど
食べました。
コアなパンマニアの間で有名なお店のものなので
天然酵母のしっかりとした歯ごたえと、旨味がおいしかったです。
そして、血の苦手な方
お食事中の方
生々しい話で失礼いたしました。
アイドリング中
今年に入ってから、プロポーズ、退職、引越し、結婚式、そして2人生活と、目くるめく環境が変わりました。
波を次々と超えては一息つき、自分が置かれている状況を客観的に把握することも自分のペースを安定させることもおざなりにになり、その場その場をクリアすることで毎日が過ぎていたのですが
ようやくスタートラインに立った気分です。
求職活動をはじめました。
ガツンと働いて稼いで、どっかにいきます。
ファイトが湧いて来ました。
家でじっとしていると頭が腐りそうなので
じっとしていられないので
もっともっと見たいもの感じたいこと
食べたいものはたくさんあるので
このままでは太りそうなので
文化人類学や、地理、言語もきちんと勉強をしなおして
かなーり鈍った頭を再整理して
ノートとスケッチブックを抱えて
再開です。
挑戦はつづく
新兵器を導入しました。
これまで、作品はデジタルカメラの接写モードで撮影し、
レンズの効果で画面が若干魚眼レンズのようにゆがみ、光の入り方も偏りがあったのですが、旦那の持っていたスキャナーを使うことにより、この問題を解決することができました。これは画期的です。
さて、上がその画像ですが非常に鮮明です。うれしいです。
そしてその表すものは、まぎれもなく結婚式前夜の我が家
北海道からやってきた母を加え
年末の注連縄作りの農家さながらに
必死で作業をしていました。
私の名誉のために断言しますが、べつにサボってこうなったのではありません。
計算を間違えたのです
もともと理系・特に数学には弱いのですが
プリンタの印刷スピードが予想以上に遅く
フルカラー印刷1ページあたり50枚、時間にして180分/ページ
(そしてどんどん減り、どんどん交換するインク)
さらにページの割付等を確認しながらのため
飛び出す仕掛けを作ったため
その他いろいろのため
こういう事態になったのです。
私が原因です。
やりたいことは70%は実現しました。
残りの30%は不完全燃焼です。
種火はまだついているので
また挑戦します。
ご報告 その3
手作り関係が続いたので、この辺でいったん休憩、花嫁衣裳についてです。
結婚するまでは、「披露宴なんか必要ない、挙式だけでいい」と常々言っていた私だけど、いざ準備が始まり、親の意向もあり披露宴をすることになると一番乗り気は私。
豪華よりもアットホームで楽しめる宴にしたいというのが第一希望で、
衣裳はシンプルに、というのが一貫したテーマでした。
ヘッドドレスは、前から決めていたボンネ。シンプルで流行に左右されない感じが好きです。なかなか扱っている店が見つからなくて、探すのに苦労しました。
会場はプロテスタント教会。大正時代に建てられ、関東大震災と空襲を乗り切った建物。内部は厳かな雰囲気がただよう正統派です。幼稚園はプロテスタント系だったため教会の雰囲気は懐かしくもあります。アクセサリーはクリスチャンではないけれど華美な服装は控えて1連のパールのネックレスに。これは退職記念に女性の先輩からいただいたものです。パールは冠婚葬祭に使えるので便利。
ピアスは挙式用に、チョーカーはお色直し用に作ってもらったもの。
ご報告 その2
生まれてから4歳まで、我が家にはテレビがありませんでした
両親の教育方針と、テレビが無くても困らない親の性格があったようです。
おかげで目が覚めると机に向かい、見たものを絵に描きとめる子供になり
はさみを両手で使うなど器用だったようです(両親は離婚していますが、証言は一致していました)
その後、幼稚園で困らないようにテレビを買ってくれましたが
それよりも私の興味を惹いたのは
外国製の飛び出す絵本シリーズでした。
19世紀をモチーフにした絵本シリーズ復刻版で、
水族館や動物園、お屋敷など
大規模で手の込んだもの。本を広げるとそこに別世界が広がり
その不思議な半立体の世界に遊びにいったのを今でも覚えてます。
そこまで凝ったものは資料がないので作れないけど
初歩的な飛び出し仕掛けを作りました。
プリンタでは時間がかかるので、プリントゴッコでペッタンペッタン…
糸を縫い付けてチクチク…
で、表紙はこんな感じです。
金色のロゴマークは、旦那の専門の地質の象徴「ハンマー」と
私の専門美術の「絵筆」、そしてローリエの葉です。
パンフレットについては、ホチキスで留める予定だったのだけど
枚数が多すぎて歯が通らず
横から2人(母&旦那)の冷たい視線が…
(このときすでに深夜1時)
解決策として、赤い毛糸を使い、
飛び出す仕掛けに使う最初の2枚をホチキスで留め
問題は解決しました。
中身を一部紹介すると
当日の進行、メニュー表、席次表に続き
新郎新婦のプロフィール、そしてそれぞれの趣味の世界の紹介です。
上は私のプロフィールのページ。簡単な趣味の説明と、作品集を挟み込みました。ブログに載せた作品がほとんどです。
新婚旅行の写真と、前撮り和装写真の紹介
そしてドレス色当てゲームと、配りものの「工芸茶」の説明
最後にウェルカムボードに使った着せ替えをスキャナで取り込み、
おまけとして載せました。これは親戚の女の子に好評。
で、背表紙。この白黒画像は、撮影後に写真の控えでもらった
コピーの質感が気に入ったので使って見たものです。
もっともっと凝りたかったけど、時間に制限があり、これで完成としました。
まだまだアイデアや、使いたいイラストもあったのだけどな…。
切羽詰まらないと火がつかない性は、直さないといかんですね。
ともあれ、内容は全体で10ページを超え、出席の皆様に楽しんでいただけたようなので、よしとします。




















