本の呼吸
分類ラベルをとり、ビニールでおおわれたカバーをカッターで取り外したら、本が呼吸して伸びをしているようにみえた。
そして、装丁した人の思いも見えた気がした。
こどもとコラボ
んで、夜になり、ふと見ると「んん?これは!?」
このにじみ具合といい、自分では出せない色彩といい「使える。」
というわけで、連日の下の子の夜泣きで睡眠不足の回復は後回しにして、エンジンがかかってしまいました。
テーブルに座椅子を乗せ、ライトの明かりがもれないようにしながらお気に入りの食器たちをスケッチし、それをちび作の水彩に転写。はさみでチョキチョキしてノリではがきに貼れば出来上がり~です。
スキャンしてプリントすれば、友人たちに量産してお手紙に使えそうです。
ライフスライススケッチ
とある本でライフスライスカメラなるものを見ました。でもすぐ手に入るものでもなく、カメラは壊(さ)れているし。携帯のセルフタイマーを使って試したところ、発光と音をちびくんがおもしろがり、ボチボチ押して遊ぶので無理。
というわけで、機械はあきらめスケッチで記録してみることにしました。ライフスライスカメラ本来の「客観的視点」にはならないけど、ちょこまかと次々遊びを見つける2歳の生活リズムを観察するのはおもしろいです。
いつもはメモしているノートから記憶を頼りに絵を起こすけど、今回はどんどんスケッチするので枠線を先に作り、そこに時刻とスケッチを描き込むようにしてみました。はじめはインターバルを決めてやろうかと思ったけど、描いてるとおもしろくなり、1分刻みになっていたり。
枠線は簡単きれいに大量生産できるものと考え、古くなったタッパーを利用。ふちにスタンプインクをつけて押すだけです。インクのかすれとにじみ具合が味があります。
こどもの動きに追いつくのに必死で、字はなぐりがきです…。じぶんが絵を意識しないタイミングもどんどん描いたほうが、こういうのおもしろいと思うんで、どんどん試したいと思います。
にしても字がなぐりがき・・・。字の練習しないと。
のりもの
本日のおやつ、かぼちゃマフィン。
まだ好き嫌いがはっきりしない時期らしいのだけど、あまり野菜を食べないので(たまねぎは例外)あれこれ混ぜ込んでは食べさせてます。よく見ると炭水化物の日、たんぱく質の日、ビタミンの日、と食べるテーマが違ってるようなんで本人なりに体が欲するものを食べているのでしょうか。まー一週間でバランスが取れればいいということなんで、あまり気にしてません。が、やっぱりおやつに野菜は混ぜ込みます。
で、こちらの本
チビ君がご多分にもれず乗り物大好きで(正確にはタイヤが付いたもの)、はじめは車のくの字にも興味がなく、ホイールローダーとブルドーザーさえ同じに見えたのに自分だったけど、いまやちょっとした重機や車種については、かなり見分けがつくようになりました。緻密なイラストを楽しむも良し、重機の機能や構造を知るも良し。チビはチビなりに、親は親なりに楽しめる本です。土木工事を見る眼が変わりました。ちなみにわたしの好きな「はたらくのりもの」はローディングショベルです。一度本物を見てみたい・・・。
マームール
本日のお菓子マームール。
エジプトのお菓子だそうです。図書館の児童書コーナーで見つけた本のレシピです。児童書侮れず、意外にコアな内容の本があり「中央アジアの鉄道」など児童書の域を超えているような。
で、このクッキー。干しイチジクとクルミをクッキー生地で包んで焼いたものです。幾重もの味が重なる繊細なケーキも大好きだけど、そういうのはお店で買うことにして、個人的にはお菓子は家庭で手軽にできるものが本来の味ではないかなぁと思います。
生地はバターたっぷりだけど、牛乳はわずかしか入っていないので食べるそばからホロホロくずれてきます。食べる前に掃除機を用意したほうが賢明。そういやトルコのどっかの町で食べたクッキーもこんな感じだったと思いつつ、本物食べたことないんで、こんなもんかな~?もっとこねてもよかったのかしら?と思います。
ちびに食べさせると、だいぶ言葉を理解するようになったのでテーブルのお皿の上でこぼさずに食べるのだけど、口の周りが粉でべとべとに。あと、のどが詰まらないか見張ってなければならず。
風土が違う地域のお菓子なので材料費もかかり…もう一度作るかと聞かれると微妙。でもイチジクの控えめな甘さが紅茶にあいそう。ほかに、イラクのお菓子カターイフとフティラト・ジャザルも気になります。