菅野貴夫の野球電鉄 -16ページ目

菅野貴夫の野球電鉄

俳優・菅野貴夫のブログです。
「どこ鉄」とは、友人から送られてきた鉄道写真を、それがどこで撮られたものかを推理・検索・悪戦苦闘しながら解いていくシリーズです。

こんにちは。どこ野鉄夫です。


すっかり冬になってきましたね。

私は12月の予定が大きく白紙になった上、住んでいるマンションでオートロック門扉の新設工事が始まり、入口すぐにある我が部屋には容赦のない工事音と振動が響き渡っております。皆様いかがお過ごしでしょうか。



それでは今回もやっていきましょう。



まずは加瀬さんシリーズから4枚。

だいぶ溜まってきましたので、ここらで一気に向き合っていきたいと思います。

まずこちら。

細長い。だいぶ左右をトリミングしたんだろうな。


さて東京メトロ千代田線は一目瞭然。

特定できそうな要素は…壁の模様くらいか?


そしてホーム→線路→壁という構成、少なくとも2面2線の対向式ホームではない。


まずは配線略図大先生で確認。

地下区間(北千住〜代々木公園)すべての駅が該当。

全く絞り切れず。



あんな細い写真のために一駅一駅見ていくなど面倒すぎるので、こちらもお世話になっているたわたわのぺーじさんを召喚。



このように駅構内の様子をスイスイ観察できる素晴らしいページ!

赤坂駅も、色味は若干明るいもののレンガ調の壁。


全駅を見た結果、レンガ調の壁を擁しているのは


明治神宮前 赤坂 霞ヶ関 日比谷 二重橋前 大手町 湯島 西日暮里 北千住


この9駅。


捜索開始、まずは北千住から。

非常に良い壁だっ!!

しかし該当しそうな6号車付近の壁に、銀色の部品が見当たらない。

 


西日暮里。

銀色の部品発見!!

……しかし、上部の形状が若干違うか……?


(ここで問題写真の右側天井部分にわずかな段差があることを認識)



二重橋前。

綺麗に改装済!

さすが「実は千代田線で一番東京駅に近い駅」!



日比谷。

はい、これです。

右側天井の段差も一致。

やっぱり本物の場所は一味違いますね。


東京メトロ千代田線・日比谷駅、頼れるデータ班を駆使して確保!





2枚目。

これもねえ、東京メトロ東西線がJR中央・総武線(各駅停車)に乗り入れている駅のどれかってのは一瞬で分かるんだけど。

情緒がないので放置していましたが、しぶしぶ捜索開始。


該当する区間は中野〜三鷹間。

(西船橋〜津田沼は後回し)


見たところ高架駅っぽいので、吉祥寺・西荻窪・阿佐ヶ谷・高円寺あたりか。


まずは吉祥寺。

どこを見分ければ、、と色々眺めて気づいたのが柱の色。

吉祥寺は灰色。


問題写真は、、焦げ茶っぽいか?



次の駅、西荻窪。

焦げ茶。きた。


西荻をロックオンしたまま、一応次の阿佐ヶ谷へ。

ブルー系。



高円寺の柱はエメラルドグリーンだと思い出したので、西荻窪で決定。



では元の写真↓


探し出した写真↓

JR中央総武線・西荻窪駅、確保。



特に言うこともありませんね!




次!

これは、、、新基軸を打ち出してきたな…!!


車掌さんがドアを閉める時に確認するモニターですね。


画面上の数字はおそらく号車番号、10まであるのは10両編成が走る区間という事か。


モニターを拡大。

1〜4両目あたり、ホームの先端がカーブしている。

そして、左側のほうにも線路が見える……。

線路が何本あるかまでは分からない。


ホーム柱にはオレンジ色の帯。



オレンジ色で10両編成といえば中央線快速。

しかし快速線にホームがあれば緩行線(各駅停車)にも必ずホームがあり、隣を線路がスルーしている場所はどこにもない。



快速ではないけれど、まずはホームがカーブしている一点で中央総武線(各駅停車)の大久保駅へ。

ちょっと違うか。。



ハッと思いついたのが、横須賀線・湘南新宿ラインの武蔵小杉駅。

ほら、ホームの先端がカーブしていて後ろが直線なのもピッタリ!

埼京線・相鉄線直通の10両編成が走るうえに、隣には東海道新幹線が並走!


条件は揃った。


マップやあらゆる画像・動画を駆使して駅構内を細かく確認。

(ayokoiさんの動画より↓)

ところが、どんなに確認をしても武蔵小杉駅の10両編成停止位置にあるモニターは横2画面。

(最後尾の15両用も横3画面)


この4画面はどこにも見当たらず。。



うーむ。



この際、引き続きオレンジ色のことは考えずに複々線区間の駅を当たってみよう。



加瀬さんがよく出題してくる常磐線界隈、綾瀬駅へ。

ここもモニターは2画面!


あと屋根の傾きも真逆!ちっ!!!



他にすがることの出来る要素もないのでひたすらモニターの4画面を凝視。動かない画面を眺め続けるのも何なんだか。

すると。

おや?…向こう側にも人が並んでるように見えてきた。


これは、、左側にはホームドア付きのホームがあったって事か!?

そう考えると、こちらも壁などではなくホームドアがずらりと並んでいるようにも見える!



なるほど…ホームドア付きの路線と並走するオレンジ色の路線で、10両編成があって、ホームがカーブしている……


この駅か。


この駅だ。


4画面モニター、オレンジ色の柱、隣にずらりと並ぶ京浜東北線のホームドア。


JR赤羽駅・高崎&宇都宮線(上野東京ライン)ホーム、画像の中の画面に苦労しながらも確保!!!



上野東京ラインは大半が15両編成ですが、一部に短い10両編成も走っていて停止位置も若干違うので、あのようなモニターがあったんだろう!


これは手の込んだ問題だった!




流れに乗って、もう1枚こちらも片付けておきましょう。

みなとみらい線。見りゃわかる。


2面2線の対向式ホーム。


大先生

一択。

新高島駅、秒で処理。



お話になりませんね!



これでやっと加瀬さんからの写真が残り5枚くらいになりました。あとは気が向いたらやろう。すぐまた増えそうだけど……





さて気分を切り替えて。

お次はコンクリート宮本社長からの1枚。

またエグいのを。


最大の特徴は線路の幅が広い(標準軌)こと。

そして左右に大きな分岐。


社長は関西によく出張しているイメージがあるので、関西私鉄から捜索開始。関西は言わずもがな標準軌私鉄の宝庫。



まずは阪神電鉄の2大路線・本線となんば線が合流する尼崎へ。


違った!

それにしても分岐の多い、素晴らしい景色。

やっぱり標準軌の分岐は一味違いますね!



京阪電鉄の枚方市駅は、

ホームの途中から分かれている構造。



近鉄の奈良線と大阪線が分岐する要塞・布施駅。

違ったか!


ここは2つの大動脈が分岐する駅ゆえ二層構造になっているから↓

線路のアップダウンもありそうで、いい目付けだと思ったんだけどな……!



うーむ。

他にも関西に分岐駅なんぞは無数にあるし、関東にも京急・京成と標準軌私鉄はある……



奥の手を使っちゃおう。

……クラブ ルネサンス。


利用しない手はない。



大阪の適当な地点で検索。

スポーツクラブと判明。


ホームページへ。

しかし、関西エリア標準軌私鉄の分岐駅近くには、該当しそうな店舗はなく。



関東は?

こっちの方が多いのか、知らなかった!


そして「路線図から探す」マップを見ていると。

分かったっ!!!



青砥!!!



青砥(あおと)駅は京成電鉄の本線と押上線が分岐合流する重要駅で、近鉄の布施駅と同じく二層構造になっている「要塞駅」なのです。



では元の写真↓


ようやく探し出した写真↓

ルネサンスも中央に君臨!



京成電鉄・青砥駅、結局はスポーツクラブの力を100%借りて確保!!



無料で利用させて頂きありがとうございました!身体は1ミリも動かしてないので勘弁して下さい!





さあ今回ラストは、名古屋在住の大学同期・ヒデさんからの1枚。

一切の飾り気ない踏切。


架線柱の感じからJRではなく、名鉄だろうか。


恐る恐る、まずは名鉄の架線柱を見学。

この形だ。

やはり名鉄で間違いないだろう。



ここで確信よりはるかに大きく広がる不安。



名鉄(名古屋鉄道)。

(路線図ドットコムさんより)

路線長440キロを超える、日本で3番目に大きな私鉄です。


一度も乗ったことがない大手私鉄、さらに土地鑑も皆無な大都市・名古屋都市圏で、あんな飾り気のない踏切を探し出すことができるのか?




名古屋本線・犬山線・小牧線・常滑線などの主要路線をつぶさに捜索することもチラッと考えたけど、、、メンタル爆死決定だろう。


かくなる上は基本「名鉄 踏切」検索。

なりふり構ってられません!


ここで注目するのが、

道路が茶色いこと。


これは経年劣化とか錆びではなく、塗装なのか?



検索に戻って、道路が茶色い踏切に注目。

2車線分以上ありそうな、そこそこ広い道路との交差だろう。


素晴らしいページに遭遇。

よし、このページで茶色くて幅のありそうな踏切を探すぞ……


あやしい。



素晴らしいページには地図もついているので確認。

ここか。ありがとうございます!



では元の写真↓


見つけ出した写真↓

完璧。



名鉄名古屋本線・富士松駅前の一ツ木10号踏切、確保!!!



いやー名鉄の大迷宮に入り込む前に見つかってよかった!踏切のページさんのおかげです!




(おまけ)

大学同期のヒデ氏そしてサンゴ氏と7月に久しぶりに呑んだのですが、最終的には狭い我が家に男3人雑魚寝という残念な光景が展開されました。

学生じゃないんだから!

全員40過ぎですぞ!



大変楽しゅうございました。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


今回は以上です。



おかげさまで海外編もどっさり届いていますので、次回取り組んでいきたいと思います。




さあ、次の写真へ行こう。


こんにちは。


私が出演しておりました舞台

明後日の方向『長い墓標の列』

おかげさまで無事に全公演が終了しました。


ご来場くださったお客様、関係者の皆様、本当にありがとうございました。



配信チケットは12月14日までご覧いただけますので(2000円)、よろしければ是非。


ご購入はこちら


今回は男女逆転のキャスティングだったわけですが、主人公の大学教授・山名庄策(辻村優子さん)の妻・久子役を僕、娘の弘子をホリユウキ君が演じました。

さらに僕ら2人は舞台上で開演から終演まで全ての照明操作をやるという前代未聞の演出。



個人的には面白かったです。

台本を見ながらキュー(照明を変えるタイミング)を叩いて立ち上がってすぐセリフを言ったり「僕は今誰を演じているんだろう」みたいな不思議な経験でした。


まあこれはあくまで枝葉の部分で、この作品が持つ力というのはもっともっと大きいわけです。

気になりましたらぜひ配信を……(笑)




さあそれでは、公演も終わったので本気を出していきましょう。



まずは今回の作品で弘子役を演じたホリくんからの2枚。

これを貰ったのは千秋楽の開演20分前。

楽屋でスタンバイしている時「そういえば貴夫さん、鉄道の写真をどこだか当てられるんですよね、これはどうですか?」と見せてくれました。



問答無用で本番直前鉄道モード突入。



1枚目。

青梅線。

そんなのは一目でわかる。


右側が山ということは左側には多摩川が流れているはず。そして左カーブ。


ここ。

JR青梅線・川井駅。



2枚目。

北海道・札幌近郊区間の高架駅。


写真奥の線路の規模感から札幌ではないと判断。まず探す西側では、

桑園・琴似の2駅が高架。

JR函館本線・琴似駅。



2駅合わせて3分で確保。

無事、本番前に仕留めました。

そしてドヤってしまいました。




多少の種明かしをすると、川井駅は以前にも瞬殺したことがあるのと、琴似駅近くにはコンカリーニョという劇場があって時間堂時代にお世話になった(もちろん駅も利用した)という事ですね。



運が良かったのか悪かったのか!




ここからは終演後の捜索。

ガクちゃんからの1枚。

非電化の単線と高架道路。



東京近郊の貨物線と推定。



まずは京浜工業地帯を走る貨物線を物色。

以前にもこのあたりは捜索して、貨物線が非電化であることは確認済。どうだ?


違ったか!!

でも雰囲気は悪くない。



さらに横浜方面へ貨物線(と高速道路)を追うも、

この区間は複線。



貨物線はマップの実線で表示されないため、捜索も手間がかかる。



よし、ガクちゃんに以前もらった資料を頼りにしてみよう。


京浜工業地帯の貨物線をあらかた捜索、当たりなし。


もう少し範囲を広げて、

横浜の本牧(ほんもく)のほうにも貨物線があるのか。



出発。

非常に都合の良いことに、貨物線に沿って高速道路が通っている。



接近して調査。

おや?


この踏切、オレンジの斜線。


コレじゃね???



すかさずストリートビュー。

合致。


しかしこれでは少々分かりづらいか……



そこで奥技・サイドミラーの景色合わせ。

ウム。

ENEOS根岸製造所から出たところの神奈川臨海鉄道本牧線踏切、ガッチリ確保。



「いつかヘルプ要請が来ると思ってたのに」とのコメントを頂きましたが、貴方がくれた資料のおかげでスムーズに辿り着けたのですよ!




続きまして、ふな蔵さんからの1枚。

「久しぶりに画像を送ります。鉄道を離れて十数年経ちますが、ホーム上に入り切り標があるのを見るのが初めてなので撮りました。

時間が無くてき電線の断路器までは探しませんでした。」



はい!

ちょっと何を言っているのか分かりません!



「入り切り標」というのは架線柱ビームにある「入」という電光表示のことでしょう。

普通は電車の車庫(留置線)にしか掛かってないものが、駅のホームにあるというのが珍しかったんでしょうかね。(ちょっと理解してる)



ともかくこの写真をくれた9月あたり、SNSの投稿でふな蔵さんは兵庫県の豊岡のほうに行っていたことを何となく記憶している。


この車両なんて、どう見てもJR西日本の223系ですからね。やはりそちら方面の駅だろう。



豊岡から捜索開始。

ほう、駅構内が非常に広い。

これは入り切り標もあるんじゃないか?


では元の写真↓


探し出した写真↓

JR山陰本線・豊岡駅、一発で確保。


ああまた人様にSNS制限をかけてしまった!!
 

2代目N会長も眉をひそめている事だろう!




お次はありぴーさんからの1枚。

一時期メンタルをやられかけた赤いCPラインが目を引きますが、架線柱の感じからJRではないと即断。

写真左側は高原リゾートっぽい雰囲気。


ひし形の停止位置目標が、いくつも並んでいる。


思い浮かぶのは東武鉄道の鬼怒川あたり。

このあたりはローカル列車に浅草直通の特急、会津まで直通する快速、さらにはSL大樹も走っている。

そんなバラエティに富んだ列車群それぞれの停止位置目標ではないか?


さらに拡大すると、

ああ……見えちゃった。

ぼやけていても、頭がそっち方面に向いてるから読める。



あとは沿線で左カーブした駅を探すのみ。

そう、君のようなね。



では元の写真↓


探し出した写真↓

東武鬼怒川線・東武ワールドスクウェア駅、難なく確保。



「情報をなるべく排除したのに…精進します!」と言ってくれたありぴーさんからは早速奥の手・海外編が届きました。

ヒィーがんばります!





さて今回ラストは、コンクリート仕事に最近加わった新戦力・ゆきさんからの2枚。

まさつぐ師匠とともに全国を飛び回っています。

「これでわかるの?」と聞かれましたが、、、とりあえずこれだけではメンタルが危なそうです!


2枚目は、

斜めの橋と川。景色が見えて助かる。


「これでわかったら超能力者のレベルだよ」

と素敵なお言葉。


……そうか、超能力者か……



ちょうど今回の写真群をザクザク解いている時に届いたので、鉄道モード高速運転中のまま捜索開始。


まず1枚目を拡大。

この乗車位置案内はJR西日本で確定。


いちばん注目するのは右上の「4○」。

すなわち4両編成の列車が走る路線。

(表記の多さから他にも数種類の列車が走っていそう)


橋の写真もチェック。


複線の鉄橋。

景色は市街地の広がる平野部か。川もそこそこの大きさ。


4両・市街地・川……



京都から奈良へ向かうJR奈良線の普通列車が4両編成だったような。



それに京都盆地には鴨川・桂川・宇治川など多くの川が流れている……(注:最終的に全部まとまって淀川となり大阪湾に注ぎます)


よし奈良線から見てみよう。



京都駅から奈良方面へ、そこそこ大きな川を渡る場所を探そうか、、

というか京都駅出てすぐ橋。


ここはどうだ?



では元の写真(拡大)↓


探し出した写真↓

右側のアーチ橋(東山橋)の形状、左側ビルも一致。


JR奈良線・京都〜東福寺間、鴨川橋梁からの景色、10分で確保!



こっちはさすがに苦労しましたが、徹底的に調べあげました。


京都の隣駅・東福寺駅のこのあたり、下がアミアミした場所だろう!



ゆきさんからの返信↓

完璧。



ところがこの後「東福寺駅は撮影に失敗したので(問題写真は)その次の駅なの」と返信が。



マジですか……?

ガッチリ掴んだはずの自信が全面決壊しそうになります。



そんなはずは……他の駅も調べ尽くした上での東福寺だったのに……?



ゆきさんのデータでは、問題写真は14時35分に撮影。



そして。

ほらきた。



流れがこちらに傾いたところですかさず最終兵器投入。

JR奈良線・東福寺駅、完全にアリバイを崩して確保!!!




あーよかった!


たまに出題者の方が問題の場所を勘違いされることもありますが、真実はいつもひとつ!




余談ですが、以前にも東福寺駅の問題を頂いたことがありまして(この時は隣接した京阪電鉄の駅)、集中線アプリはこの時に初めて使いました。

つい集中線を使いたくなる東福寺駅です。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


今回は以上です。



舞台も終わったことだし(12月と来年1月〜4月までの舞台予定が最近なくなって時間ができました泣)、ペースを上げて取り組んでいきたいと思います。



ではまた!




こんにちは。



明後日の方向『長い墓標の列』、プレビュー公演が無事終了しました。

(撮影・松本一歩さん)


(こっちは本番にないシーン) 

ご来場くださった皆様、ありがとうございました。

いよいよ28日から本公演。

ご来場お待ちしております!



さて本日は休演日ということで、気分転換に欠かせないコチラをやっていきましょう。




まずはコンクリート仕事の師匠まさつぐさんからの1枚。

相変わらず容赦のないローカル線。



2年以上もやっていると、出題者の方との間にそれぞれの関係性というか流儀が出来てきます。

簡単に言いますと全国を駆け回る師匠の写真に一から取り組んでいては私の身が持たないという事。


というわけでグループメッセンジャーの現場報告をストーキング開始。

写真をくれた時期に師匠が行っていた現場はと、、、

このあたりか。青森か岡山。



すごい行動範囲。お疲れ様です!



さて。

これが青森の平野部か岡山の山間部かと問われれば、断然岡山ぽい。

まずは岡山県美作(みまさか)市から当たろう。



写真を拡大。

……これは書いてある標語からして、警察署かな?



美作市へ向かい「警察署」入力。

なるほど。


カーブした線路の脇に警察署がありますねえ。



では元の写真(拡大)↓


探し出した写真↓

姫新線・林野(はやしの)駅、容赦のないネットストーキングにより確保!


なお全国を飛び回りすぎて疲労蓄積の師匠からはこんな写真も届きました。

……富士急のジェットコースターを線路と?

と返すと「線路じゃなかったなら何なんですか」と逆ギレのような返答。


僕にできるのはここまでです!



ジェットコースターは管轄外ですから!




さあ次。

おなじみ中山さんからの挑戦。

この1枚だけでは極悪写真ですが、


2枚目でthe end。



目白。


このへんでしょうな。



どんなに工夫して送っても山手線の駅など無駄です。





続きまして、こちらもおなじみ日下さんからの1枚。

ほう、ローカルで構内の広い駅。


右奥を見ると、

線路の敷地に沿うようにソーラーパネル。



……パッと頭に浮かぶのは、東武佐野線の葛生(くずう)駅。



とりあえず行ってみよう。


こんなに思惑が当たることもあるんだな。



では元の写真↓


探し出した写真↓

東武佐野線・葛生駅(栃木県)、一発確保。



すぐに分かった理由はこちら。


(我が家の蔵書・鉄道ジャーナル2019年5月号)


右下の葛生駅全盛期の写真と、線を引いた部分の文言が何となく頭に浮かんだという事ですね。

私の脳内にはこのような無駄知識が膨大に詰め込まれています。



それにしても、よくこんな終着駅まで行かれたものだ!





続きまして、今回『長い墓標の列』で共演している、静岡のひさえさんからの1枚。

毎回シビアな写真なんだよな……


この絶妙な車両の入れ方、絶対狙ってるだろ!!



クーッ、黄色っぽく見えるから西武鉄道の車両かな?と思ったけど、

(Wikipediaより)

この2000系には車体裾部に出っ張りがない。スカートの長さも違う。



それに西武鉄道にこんな草ボーボーの線路があるとも思えないし………ん?

↑1番上に見える線路(ホームに接している)とその下の線路は、ちょっと斜めになっている……



これは、あれだな!



では元の写真↓


見つけ出した写真↓

同じ角度は見つけられなかったけども、ホームの縞々、複数の線路と間に立つ信号機、そしてホームの途中から分岐する線路。

左端のスロープのあたりから撮ったんだろう!


というわけで東海道本線&伊豆箱根鉄道駿豆線・三島駅、画角ギリギリのラインで確保。



この駅にはコンクリート仕事の関係で僕も月イチ以上訪れるんですが、

最大の特徴的がこれ、JRからいずっぱこへの連絡線がホームの途中で分岐している事です。

分岐の際に車両の端がホームに接触しないよう、わずかに削り取られてカーブを描いてるんですね。



ふーっ、土地鑑があったから何とか解けたけど危ない写真だった!





続いては、稽古場の休憩時間に↑を解いたところ、その場で写真を提供してくれた白石花子さんからの1枚。時間堂『ゾーヤ・ペーリツのアパート』以来の共演で嬉しい。

ほう、小湊鐵道ね。

やっぱり素敵な車両。


駅構内の広さから瞬時に「五井」と喉まで出かかりますが、ここは慎重に捜査しなければ。


まずは拡大。

車両の窓に映ったビルに文字が。



フコク生命かな?



五井駅周辺へ赴き、「フコク生命」入力。

あるねえ。



では元の写真(拡大)↓


窓に映ったビルはこちら↓

小湊鐵道(&JR内房線)五井駅、慎重を期して5分かけて確保!


気持ち悪がられても気にしませんよ!




さあ今回ラストは、透水ディレクター奥川さんからの1枚。

またすごいのが来た。



こんな写真がフォルダに残ってたら、間違えてシャッター切ってしまったんだろうと即削除するレベルですよ普通!



しかし文句を言っても仕方がない。



拡大。

電話番号発見。


「ヒントはある」と言っていたのはコレのことか?



すかさず検索、広告会社の番号と判明。03だから東京だな。



まずは会社のある場所を捜索。

しかし渋谷駅からは結構離れていて、間に幾重にもビルが林立している。

そもそも白看板に広告会社の電話番号って「広告主募集中」だろうから、本社の場所とは全く関係ないよな……。



うーむ。

両側のビルにも目立った手掛かりなし。



解決の糸口を見失い数週間放置。



コンクリート動画撮影で集まった時に、改めて捜索再開。やはり本人が目の前にいると解いてやろうという気持ちが高まります。




改めて古川広告社さんを検索。

Wikipediaという方法もあったな。


なに、関西が地盤?



奥川さんは大阪在住。

この閉塞感漂う写真が関西のどこかの駅だとすると、、相当敗色が濃くなるぞ……



先ほどのWikipediaに戻ってすがりつく文言。

東海道・山陽新幹線沿線、ここに重点を置いて調べよう。

(近年では…以降の文言は僕にとって都合が悪いので一旦無視)



まずは、、新大阪駅。

地下鉄御堂筋線の駅が、たしか新幹線の真下で高架なのに地下駅みたいな構造になっていたはず!

どこかに隙間から外が見える場所があるんじゃないか?



現地へ。

違ったか!

隙間というよりは完全に窓になっている。



うーむ、看板の電話番号が03だったから、やはり首都圏と考えたほうが良いか。大阪だったら06だよな。。




東京あたりだと、、、新幹線の品川駅。

ここも地下のような構造だけど所々で景色が見えてたはず……!



出発。

……いい感じの隙間感はあるかな。。



とにかく品川に照準を定めよう。


新幹線品川駅の西側にはJR東日本と京急の広大な敷地があるため、ビル群のある東側を捜索開始。



では元の写真↓


ようやく探し出した写真↓

左右のビルに、手前の白看板の角度。



完璧。



というわけで東海道新幹線・品川駅からの閉塞感漂う景色、確保!!!


この5つ並んでいる隙間のどれかから撮ったんだろう!



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


今回は以上です。



楽しんで頂けていたら幸いですが、私個人としてはこれで心置きなく本番に臨めます。



ではまた!

12月4日((日)まで王子小劇場にてお待ちしております!



こんにちは。どこ野鉄夫です。



次回出演舞台『長い墓標の列』の対面稽古がいよいよ始まりまして、頭も身体もフル回転な日々を送っております。



それでは貴重な稽古休みを、どうしようもないコチラの趣味に使っていきましょう。



前回の記事の最後にも触れましたが、2代目N会長からの抗議文。



抗議文


貴君に告ぐ。

貴君の執筆されたる「どこ鉄」というブログに対し、断固として抗議するものである。

申し遅れたが、私は「楽しい鉄道旅行を取り戻す会」2代目会長Nである。初代会長Nは貴君との論争の果て、あろうことか「撮り鉄」化してしまい、鉄道旅行において駅に停車するたび、降りては画角をあーだこーだ言いながら線路を撮影するという愚挙をするまでに精神を破壊されてしまった。すべては貴君の悪書のせいであると糾弾する。そこで初代会長Nのような廃人を二度とつくってはならないと私は立ち上がったのである。


言うまでもなく「楽しい鉄道旅行」とは線路の画角をあれこれ考えることに時間を浪費する旅ではない。青空を、美しい自然を、飛ぶ鳥を見ながら、つまり目線を上にあげて楽しむ旅である。断じて目線を下にさげる旅ではない。そういう日本人の卑屈な俯き行為を推し進めんとする「どこ鉄」を即刻廃止されたし。

聞き入れられなければ木村武雄先生に陳情し、厳罰を処すよう訴える所存である。

貴君の英断を期待する。


20228

楽しい鉄道旅行を取り戻す会 2代目会長N




とうとう犠牲者を出してしまったか!


それにしても2代目も圧の強そうな人物ですね!


また木村武雄先生……来年現れそうだな……



そして届いた写真群がこちら。



どの写真にも綺麗な青空。

「目線を上に」という会長の矜持がありありと感じられますね。



それにしても会長の論旨には、深く頷かれる方も多いでしょう。


「遠出するとつい鉄道写真を送りたくなる」

「どの要素をどのくらい入れるか、画角に大変苦労した」

そういった声は私の耳にも頻繁に届いております。


もしかしたら新たな、いや既に数多くの犠牲者が出ているのかも知れません。




しかし。

何と言われようとも、私には送られてきた鉄道写真をどこで撮られたのか当てる使命があるのです。

廃人になってしまった初代N会長には心よりお見舞い申し上げる気持ちでいっぱいですが、それでも何も写っていない写真に呻きながら、地面や山をひたすら眺めてメンタルを崩しながら、ただのエスカレーターを見させられながら、時には鉄道と関係ない海上にまでおびき出されながらも、皆様からの限られた画角をもとに現地へ辿り着かねばならぬ運命なのです。それが、どこ鉄道なのです。




大層なことを言いましたが、とにかく「廃止しろ」と言っておきながら楽しそうな写真を送ってくれるものですからね、やるしかありませんね。



まずはこちら。

夕暮れ前のローカル線。

ゆったりとした時間の流れが想像できます。旅先でのこういう時間って良いですよね。



最大の注目点。

架線が直接吊架式。


(Wikipediaより)


通常の架線は↑このように電気が通っている線(トロリー線)を他の線で支えているわけですが、直接吊架式では拡大写真のようにトロリー線がそのまま張られています。


この方式が採用されている路線といえば、路面電車を別にすると日本では非常に数が少なく、真っ先に銚子電鉄が浮かんできます。



写真に戻って。

カーブしている。

そしてホームには特徴的なタイル。



とりあえず検索。

あっ………!!!


一発で出てきちゃった!



では元の写真↓


どこ野鉄夫的写真↓

銚子電鉄・犬吠駅、一瞬で確保。



ちょっとやり方が無粋だったな!




さあ次。

モノレールですね。


青空と日差しの感じが、なんか暑そう。



まずは沖縄の、ゆいレールへ。

けっこうビル(マンション)が密集してるから都市部だろう。


前にも出てきた、この駅はどうだ?いい感じにビルも建ってるぞ?


あ、島式ホームだったか。。



問題写真では上下線のホームが線路を挟む対向式↓



改めてゆいレールの対向式ホーム駅を捜索、当たりなし。



じゃあ……多摩都市モノレールまで戻ってみよう。

ビルが建っているのは立川駅周辺。

ちょっと違うか……ん?


あっち側のホームにある、何やら運行に関係ありそうな機械。



問題写真↓

こちらは防犯カメラとランプが1つずつとシンプル。



念のため多摩都市モノレールの他の駅。

やはり機械が大きい。


多摩都市モノレールではないなら、、大阪モノレールに行ってみよう。


この駅は島式ホームか、、というか大阪モノレールは島式ホームの駅ばかりが目立つ。



そういえばモノレールの配線図ってあったかな?

そこから対向式ホームの駅を探し出せたらありがたい。


検索してみよう。


ありましたっ!


(モノレール・ジャパンさんより)


↑最初に目に飛び込んできたのは北九州モノレール。しかも対向式ホームの宝庫。



北九州モノレールを捜索開始だ。

まずはターミナル・小倉駅から最も近い対向式ホームの旦過(たんが)駅へ。


あっ!


防犯カメラと小さなランプ!


同じだ。



北九州モノレールで決定だな。



そこから終点まで全線を捜索。



では元の写真↓



探し出した写真↓

北九州モノレール・旦過駅、一周回ってからの確保。



というか↑↑最初にカメラとランプを確認した写真がまさに正解の位置だったと後で気づいた!




さあ3枚目。

こんどは路面電車。


背後に見える塔が最大の特徴。



ここまでの2枚では検索を駆使して確保したけど、この写真はノー検索で辿り着きたいと思います。



さて、日本で路面電車が走っている都市は、、

札幌、函館、東北は無いので一気にとんで東京、北陸は富山、高岡、福井、あと豊橋、京都も一応、西は岡山、広島、四国は高知、松山、九州は熊本、長崎、鹿児島、、ざっとこんなもんでしょう。

(抜け落ちてたらごめんなさい←誰に)



まずは、、なんとなく富山から行ってみよう。

幸先よく塔を発見!



では元の写真↓


探し出した写真↓

ンンーーーーーー????



違いました!こんな似た景色あります???



よくよく見ると。

問題写真では真ん中に、装飾された架線柱が建っている。


富山には無かった。



ここからは全国の路面電車・架線柱見分けの旅へ。


まずは札幌。

ランプもいい感じだけど、、若干違うか?



岡山。

こちらもデザインが違うかな……


お、丸い建物発見!


ここはどうだ?

丸けりゃいいってもんでもない!



路線規模の大きい広島電鉄。

富山と同じく架線柱がない(これぞ直接吊架式)。



高知。

いろんなデザインがあるんだな。



鹿児島。

これだ。



鹿児島市電に確定。


鹿児島最大の繁華街・天文館周辺から捜索開始。


うーむ。


ん?


この丸いの、実は高い塔じゃない?



では元の写真↓


やっと探し出した写真↓

というわけで鹿児島市電・高見馬場停留所付近の景色、確保!




いやー、千葉・北九州・鹿児島と、さすが旅を愛する会長のラインナップでした。



なお現在、2代目N会長(正確には間を取り次いでくださるJACROW代表ノブさん)が多忙のため、今後の動向には引き続き注意したいと思います。

JACROWの新作公演はこちら。

私も観に行きます。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


今回は以上です。



もう既に、他の犠せ間違えた出題者の方からの写真も5枚ほど解いておりますので(稽古で頭フル回転するおかげでつい写真に手を出しちゃう。冴えてるから解けるのなんの。台本読めって感じ)、また近いうちに記事にできたらと思います。そんなことしてる暇あったら芝居のこと考えなさいと僕の中の学級委員が申しておりますが。




ではまた!






こんにちは。菅野貴夫です。
本名を言うのは久しぶりですね。
というわけで、11月末に出演する舞台の告知をさせて頂きます。

昨年の『赤目』に続きまして、演出家・黒澤世莉氏の掲げた演劇サークル「明後日の方向」の公演です。

------------------------------------

明後日の方向:行き先を探すための公演#2

『長い墓標の列』



20221122()~124()
@
王子小劇場
*
オンライン配信あり
 
作=福田善之
演出=黒澤世莉



【出演者】
小川結子
蔭山ひさ枝(from 静岡)
菅野貴夫
白石花子
白井風菜(from 静岡)
辻村優子
奈良悠加
灘波愛
野崎詩乃
ばばゆりな
ホリユウキ


長い墓標の列とは】
作、福田善之。

初出は『新日本文学』19577-8月号。「河合栄治郎事件」「平賀粛学」などと言われる実際の事件をモチーフにしたフィクション。
 
舞台は1938年の日本。大学教授の山名は、自身の理想主義的自由主義という思想に基づき、日本そして大学の多数派を占めつつある全体主義にあらがっていた。山名は著書の発禁を受け強い辞職勧告を告げられるが、城崎たち信頼する教え子の協力を支えに、言論による戦争の回避への戦いを続ける。やがて、山名は大学当局に辞職させられるが、共に辞表を提出した城崎が山名の元を訪れ、大学に戻ると告げる。山名の理想主義と城崎の理論が激しく対立するクライマックスを経て、山名の奮闘もむなしく、日本は太平洋戦争に突入する。



【公演タイムテーブル】

プレビュー公演(ワークインプログレス)

11/22()14:00→17:00

23()14:00→17:00

24()14:00→17:00

25()14:00→17:00

26()14:00→17:00


(27日は休演日)


本公演

28()19:00

29()19:00

30()19:00

12/1()13:00

2()19:00

3()13:00

4()13:00


(上演時間は3時間・休憩あり)


【チケット料金】
プレビュー公演(ワークインプログレス)(1122日~26日) 
[全席自由・当日精算]2,000
  
本公演(1128日~124日)
[全席自由・当日精算]
一般[前売・当日] 4,000円 
23
歳以下[前売・当日] 1,000
行き先探し応援チケット[前売・当日]8,000


【チケットご予約】

https://ticket.corich.jp/apply/189813/013/


《行き先探し応援チケット》一般チケットとの差額で「明後日の方向」の活動を支援できるチケットです。内容は一般チケットと同じです。ご無理のない範囲で応援していただけましたら嬉しいです。


【スタッフ】
ムーブメント=小林真梨恵、音楽=後藤浩明、舞台監督=服部寛隆、演出助手=植田望裕、ドラマターグ=ヒザイミズキ、照明=小林愛子、舞台美術=袴田長武、衣裳=とわづくり株式会社、宣伝美術=デザイン太陽と雲、WEB制作=ブラン・ニュー・トーン(小林タクシー・阿波屋鮎美)、スチール撮影=村山恒平、制作=三國谷花、松本一歩 座長=辻村優子
協力=アトリエクロイハコ、waqu:iraz、青年団、平泳ぎ本店、劇団晴天、人宿町やどりぎ座、株式会社MC企画、ドナルカ・パッカーン
企画制作・主催=合同会社Level19
 
文化庁「ARTS for the future!2」補助対象事業


【会場】
王子小劇場
東京都北区王子1-14-4 地下1F
ロビー直通番号|03-3911-8142(公演期間中のみ)
王子駅より徒歩5


【お問い合わせ】
合同会社Level19
MAIL
info@level19.net
Twitter
@AsattenoEngeki


公演ホームページ

https://asattenohoukou.com/bohyou/



というわけでゴリゴリの演劇をお届けしますが、今回は男性役を女性キャストが、女性役を男性キャストが演じます。

ただ性別を逆転するわけではありません。

ここの意図に関しては、演出家・黒澤世莉氏のことばをぜひご覧いただければと思います。


オンライン稽古でも、皆で相当話し合ってやってきました。


いよいよ対面稽古も始まります。

果たしてどんな作品に立ち上がるのか。

ぜひ劇場にて、ご覧くださいませ。