創業145年【下総屋茶舗】5代目、茶の匠 金久保俊也が伝える◆美味しくて安心な食と健康の関心を見つめ直す【医食同源ブログ】 -80ページ目

食後のお茶は、食中毒予防に最強!

皆さん、こんにちは。


「おいしいお茶で癒しと健康をお届けする」下総屋茶舗五代目 金久保です。


最近、生食の牛肉が世間をにぎわせましたね(汗)

そう、この時期は食中毒が発生しやすい季節なんです。


皆さんは、食後にお茶を飲む習慣がありますか?


この食後のお茶には、健康を守る上で大きな意味があるのです。


ご飯の後にお茶を飲むと、口の中がさっぱりとしますよね。

これは、お茶のカテキンに強い殺菌力があるからです。

だから、口臭予防にもなるし、虫歯予防にもなるのです。


小さいお子さんがいるお母さん、お茶には天然のフッ素があり

それが歯も守ってくれるのです。

ぜひ、食後に愛情込めて入れた温かいお茶の習慣を作って下さいね。


おっと、最も効果的なのは食中毒予防でした。


お寿司屋さんに行くと「あがり」に熱いお茶が出ますよね。

生ものを食べた後に、熱いカテキンたっぷりのお茶を飲むのは

カテキンの強力な殺菌力で食中毒を予防するのに効果的なのです。



これは、昭和59年にカラシレンコンについたボツリヌス菌による食中毒事件をきっかけに

厚生省が動き、缶入り茶にたいする殺菌条件を義務づけた時に研究されました。


その結果、カテキンによりボツリヌス菌が死滅することがわかったのです。

その後の研究で、腸炎ビブリオやブドウ球菌、ウェルシュ菌、セレウス菌、

大腸菌、病原性大腸菌O-157、サルモレラ菌、コレラ菌などの細菌類から

あのノロ・ウィルスまで死滅させることが明らかになっているんですよ。


ただし、牛乳と一緒にするとカテキンが牛乳のタンパク質と結合して

効果がなくなってしまうそうです。

殺菌力を期待するなら、ラテ茶にするのは考え物なんですね。


皆さんも、お茶で美味しく上手に食中毒予防してくださいね。










お茶と放射線

皆さん、こんにちは。


「おいしいお茶で癒しと健康をお届けする」

下総屋茶舗 五代目 金久保俊也です。


ニュースで、お茶から放射線が検出されたと報道があり、

私の店へも、朝から安全性に対するお問い合わせが多数ありました。


報道にあったのは「足柄茶」です。

福島原発からの放射線が「筑波下ろし」の気流に乗り

関東南岸(都内南部~神奈川県)を通り、足柄山にぶつかって

町田市辺りに多く降るという事は聞いていましたが・・・



私の店のお茶は、静岡県菊川市という「深蒸し茶」発祥の地で作っています。


静岡県危機管理局原子力安全対策課の調査・発表によると

この地域の5月7日採取のお茶(飲用茶)では


セシウム134 0.62Bq/kg

セシウム137 1.31Bq/kg

ヨウ素     0.04Bq/kg


と、1kg当たりの数値ではピンときませんが

規制値に比べ、セシウムで115分の1、ヨウ素で1150分の1となっており

公衆の年間被爆線量限度1mSv/年に比べても、茶葉は0.00647mSv/年なので


「健康への影響を心配するレベルではありません。」との事です。


また、5月10日の産経新聞の記事では

「新茶で放射線を迎え撃つ」という記事がありました。


概要は・・・

「お茶の主成分カテキンは、強い殺菌作用と抗酸化作用があり

放射線障害による発ガン予防に効果的である。」


『昭和29年のビキニ環礁での米国核実験による被爆問題の時も

ストロンチウム90が茶葉や土壌に付着したという風評被害に対して

静岡大学放射線化学研究施設の塩川教授が

「茶葉に付いたストロンチウム90は、タンニン(カテキン)と不溶性の化合物を

つくり飲用茶には溶け出ない。」と発表し沈静化した』というエピソードもありましたよ。


『当時、日本医師会のドン、武見太郎氏が「茶経」や「喫茶養生記」を元に

「茶健康論を医学的に立証すること」を研究していた』ともありました。


あくまでもひとつの情報なので、判断は読者のみなさまにお任せします。


僕は、神様は自然の中にちゃんと病気を治したり、

身を守る「種」を用意してくださっているのだと、常々感謝しています。


だから、もっと自然を大切にし共生しなくちゃいけません。


では、安心してお茶を飲んで、もっと健康で元気になってくださいね。









新茶の料理

皆さん、こんにちは。

今、一年で一番お茶が美味しい【新茶】の時期です。


新茶を飲むと、青々とした新鮮な香りとほんのり甘苦い風味が

口の中に広がり、なんとも言えない癒された気分になれますよ~



今年は、4月の気温が低かったため新茶の芽伸びが遅れました。

例年より1週間ほど遅いですが、味は甘味があって美味しいですよ。


新茶は、数分間沸騰させたお湯をf80度位に冷ましてから

急須に移して入れると、新鮮な青みのある香りとほんのり甘苦い風味が楽しめます。


さて、お茶として楽しんだ後に茶殻を使って簡単にできる料理があるのでご紹介しますね。


新茶の茶殻を使った【新茶佃煮】です。創業145年【下総屋茶舗】5代目、茶の匠 金久保俊也が伝える◆美味しくて安心な食と健康の関心を見つめ直す【医食同源ブログ】


茶がらの佃煮の作り方

1:お茶を2~3回入れた後の、茶がら数回分を用意します。

お茶を入れるときに、急須からしっかりお湯を絞り出しておいて下さいね。

最後の一滴にお茶の濃いエキスが凝縮されているから、その方がお茶も美味しくなり次に入れるときに苦味が残らないです。

2:鍋に茶がら、だし汁、砂糖、醤油、ミリンを入れてグツグツ煮ます。

だし汁と酒と醤油だけで辛煮にしても美味です。



3:汁気がほとんどなくなったら、味見して、足りなければみりんと醤油で味を調え、

汁気を飛ばしてツヤを出し、七味唐辛子と白胡麻を加えて混ぜます。


4:炊きたのご飯にのせて、召し上がれ


甘しょっぱさに新茶の柔らかなほろ苦さがマッチして、ご飯が進みますよ。

カテキンたっぷり、健康にもよいエコな一品ですね

是非作ってみてください。