
健康な体と心は、日々の食によって育まれます。
必要な栄養素が不足すると、慢性的な低栄養状態を招き、体の機能に影響を及ぼします。
本書は、
「少食でも、もう悩まなくていい。無理せず少ない量でしっかり栄養をとる新しい食べ方の提案書」
として、知恵やレシピ、実例を交えながら、少食でも栄養をきちんと摂る方法を紹介しています。
食べられる量が限られていても、効率よく、そして心から美味しいと感じながら、タンパク質・ビタミン・ミネラルなど体に必要な栄養を摂ることが大切だと教えてくれる一冊です。
印象に残った部分
「空腹状態は、体の内側から整えてくれる、ひそかな恩恵である」と感じました。
52ページ
細胞が生き返る!空腹時間が体にくれるプレゼント
――オートファジーと呼ばれる細胞の修復メカニズムについて。
オートファジーは、少しお腹がすいた程度の空腹時に活発化するとされ、食後12~16時間ほど経つと細胞内で静かに修復モードが働き始めます。
細胞の自浄作用によるメリット
• 細胞の若返り:老化した細胞成分を一掃し、新しい細胞の再生を促進
• 免疫力の維持:細胞環境を清潔に保ち、ウイルスや炎症への対応力を向上
• 生活習慣病の予防:糖尿病やアルツハイマーの予防・改善に寄与する可能性
• 体内デトックス:老廃物や細胞のごみを処理し、体をすっきり整える
目次
はじめに
第1章 たくさん食べられなくても栄養がとれる 少食さんのための7つの黄金法則
第2章 少食だからこそ「栄養を逃さない!」ラクで賢い関口流調理術
第3章 少量なのに高密度栄養!少食さんのための2品献立という提案
第4章 体を内から元気にする微量栄養素の正しいとり方
第5章 衰え続ける腸の吸収力をよみがえらせる食事術
第6章 食が細くなったときのひと工夫
第7章 少食さんのための「量より習慣」の小さな工夫
おわりに
参考文献
著者紹介
関口絢子さん
料理研究家・管理栄養士。東京都生まれ。川村学園短期大学食物学科卒業。
「食とアンチエイジング」の関係が注目されていなかった20年以上前から、インナービューティースペシャリストとして情報を発信。テレビや雑誌などで健康・美容・ダイエットに関するレシピや栄養情報を提供。
2020年に開設したYouTubeチャンネル「管理栄養士:関口絢子のウェルネスキッチン」は登録者60万人を超える人気チャンネル。米国栄養カウンセラー、ヘルスケアプランナー、日本抗加齢医学会認定抗加齢指導士。
澤登雅一さん
1967年東京都生まれ。1992年東京慈恵会医科大学卒業、医学博士。東海大学血液腫瘍内科客員講師。血液内科医として白血病やリンパ腫など血液がんの臨床に従事。
2005年より三番町ごきげんクリニック院長。病気を診る立場から「病気にならないこと」の重要性を痛感し、内面からのアンチエイジング医療を実践。ライフワークとしてがん治療にも力を注ぐ。アンチエイジング診療のパイオニアとして講演活動や著書多数。日本内科学会総合内科専門医、日本抗加齢医学会評議員・専門医。
【No1947】食が細くなってきたら!少食でもちゃんと栄養がとれる食べ方 関口絢子 アスコム(2025/10)