朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~ -7ページ目

朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

タイトルから少々気になりました。

生活をしていると日常に様々なトラブルが潜んでいます。明日の私やあなたかもしれない数々の裁判沙汰の事件が書かれてあります。

積水ハウスの地面師事件や、定年後再雇用による基本給6割カットした件、洗剤の試供品を持ち帰ったら窃盗で銀行副店長が解雇された件、中学生の息子をいじめた生徒を父母が140分追及し訴訟合戦の泥沼事件等々。

いつ自分が加害者や被害者になるかも分からない。

だから、雇用関係のトラブルなどは、過去の同様の事例から事前に学び想定しておいたほうがよいのではないかと思います。

 

4P

事実はひとつでも、真実は人の数だけある。

ドラマ化もされた人気マンガ「ミステリと言う勿れ」にそんなセリフがありました。

判決が勝ち負けを明確に示していても、単純に「勝訴」「敗訴」と割り切ることが難しい事案は珍しくありません。同じ事実も立場が異なればまったく違って見え、双方の視点に立ってみれば、それぞれの言い分が説得力を持って響いてきます。

どんな争いでも、そこにいるのは紛れもない生身の人々。その切実な訴えと告白に触れたとき、気付かされることでしょう。

これは明日の私やあなたかもしれない。

 

314P

「法の不知はこれを許さず」という法諺がある。法律を知らなかった場合でも違法行為は罰せられる、との趣旨だが、本書にある具体的なトラブルを巡る適用法令や法解釈、司法判断を読むにつけ、得られるべき権利を守るためには「法の知」が不可欠であることを実感する。

 

 

 

 <目次>

はじめに 

第1章 会社員たちの転落劇。小さな慢心が悲劇を呼ぶ

第2章 まさか、あの会社で。有名企業のスキャンダル

第3章 平穏な家庭が壊れていく。溶けていくお金に、ご近所トラブル

第4章 会社員はつらいよ。今どき職場の悲喜こもごも

第5章 パパ活なのか、恋なのか。男女のすれ違いが事件になるとき

第6章 秘密資金に粉飾、脱税…闇落ちする経営者たち

第7章 職場であった本当に怖い話。日常に流れる狂気

第8章 SNSの闇。バズリから生まれる誹謗中傷、毀誉褒貶

第9章 若者たちの心に、司法はどこまで迫れるだろうか

おわりに 

初出・執筆者一覧

 

 

【No1923】まさか私がクビですか? なぜか裁判沙汰になった人たちの告白 日本経済新聞「揺れた天秤」取材班 日経BPマーケティング(2025/03)

この作品を読むのは、5年前の初読に続き、今回が二度目となる。

再読によって、文と更紗の関係性に対する理解が深まるかと思ったが、やはり彼らの感情に完全に寄り添うことはできなかった。

「幼い少女を連れていく」という行為の重さを知りながら、それでもそうしてしまう文の心情は、彼の立場に立たなければ分からない。

本能が湧き上がったとき、人はそれを理性で抑えられるのか──そんな問いが浮かんだ。

この物語が描く「事実」と「真実」の隔たりは、まるで月と地球ほどに遠く、曖昧で脆い絆の中に、愛とも恋とも呼びきれない感情が揺れている。

彼らの関係にぴたりと当てはまる言葉が見つからない。運命というにはあまりに不確かで、ただ「名づけ得ぬ何か」としか言いようがない。

 

十五年の歳月を経て、ふたりは再び出会う。

その間に現れた梨花という存在は、ふたりの間に静かに接着剤のような役割を果たしていた。

理解してくれる人がいることの幸福、そして、無為のようでいて有意義な時間を共に過ごすことの意味──梨花がもたらしたものは、救いであり、再生だったのだと思う。

 

読み終えたとき、私は願っていた。

文と更紗、そして時々梨花。三人で穏やかな日々を紡ぎながら、静かな幸せを育んでほしいと。

 

251P

「あ、あの、家内さん、もしでたらめだったとしたら、ぼくは抗議したほうがいいと思う。つらい思いをした人をさらに傷つけるなんて、そんなの許されないよ」

わたしはなにも答えられない。事実と真実の間には、月と地球ほどの隔たりがある。その距離を言葉で埋められる気がしない。黙って頭を下げているしかできなかった。

「ご迷惑をおかけしました」

謝罪しながら、頭の中が混乱していた。

一体わたしは、なんの罪で、誰に対して、なにを謝っているのだろう。

 

308P

これだけインターネットが発達した世の中で、ぼくと更紗が完全に忘れ去られることはないのだろう。生きている限り、ぼくたちは過去の亡霊から解き放たれることはない。それはもうあきらめた。あきらめることは苦しいけれど得意だ。

けれど悔し泣きをしている梨花と、その梨花を抱きしめている更紗を見たとき、そんな苦しさも、吐き出した息と一緒に空へと放たれていくように感じた。

事実と真実はちがう。そのことを、ぼくという当事者以外でわかってくれる人がふたりもいる。最初に更紗、次に梨花、ぼくは一時期関わった幼い少女ふたりの、今ではそれぞれ大人びた横顔を、ぼくは言葉にできない気持ちで見つめていた。

-もういいだろう?

-これ以上、なにを望むことがある?

 

 

 <目次>

一章 少女のはなし

二章 彼女のはなしⅠ

三章 彼女のはなしⅡ

四章 彼のはなしⅠ

五章 彼女のはなしⅢ

終章 彼のはなしⅡ

 

 

凪良ゆうさん

滋賀県生まれ。“小説花丸”2006年冬の号に中編「恋するエゴイスト」が掲載される。翌年、長編『花嫁はマリッジブルー』で本格的にデビュー

 

豊富な図表とビジュアルにより、日本の経済の気になる疑問にQ&Aでわかりやすく答えていました。

日本経済、企業や業界の動き、政策や世界の動向等々ある程度常識として知っておきたいものだ。

世の中を見るときには、人の目だけではなく、例えば、宇宙から眺める目、空の鳥からの目や、川の魚の目、虫の目などで、マクロやミクロで、客観的、多角的に俯瞰した冷静な視野・視座・視点を持って、物事を判断していく必要があるのではないかと思います。

 

こんな人におすすめです。

・就活や面接に備えて、この1年のニュースを手早く復習したい人

・おすすめニュースだけでなく、社会全体の流れをつかみたい人

・毎日ニュースを見ているけれど、説明してと言われたらとまどう人 など

 

35P Q:賃上げはこの先も続くのか

A:トランプ関税の影響で企業の業績は不透明感がありますが、人手不足やインフレの継続を背景に、引き続き賃上げのトレンドが続くと考えられます。企業はよりよい労働条件を提示することが人材確保で重要となります。

 

44P Q:金利はどのように変化していくのか

A:米国のトランプ大統領による関税政策の不透明さが重荷となりますが、消費の強さや物価の上がり度合いを見ながら金利を緩やかに引き上げていく方向です。

 

64P Q:外国人人口はどれくらい増えているのか

A:国の想定の2倍超のペースで増えており、10年前の1.8倍になりました。

 

69P Q:日本の労働力人口の現状と課題は

A:労働力人口は2024年平均で6957万人と、前年に比べ

32万人増加しました。働く女性や高齢者が増えたことで労働力を維持してきましたが、今後は減少に転じると見られています。

 

147P Q:日本の人口はどこまで減ってしますのか

A:国の推計では日本の総人口は2070年に8700万人と、現在より3割減ります。2120年には4123万人まで減ると予想されています。

 

156P Q:消費税は減税すべきなのか

A:政治の最重要の争点になっていますが、恒久減税となると代わりの財源がなければ社会保障に影響が出る恐れがあります。

 

 

 <目次>

今がわかる3Graphics

第1章 日本経済の「今」を知る(日本の景気は今どうなのか、物価の高騰はこの先も続くのか ほか)

第2章 企業と業界の動きをつかむ(日本の半導体産業は復活できるのか、日本企業の倒産件数は増えているのか ほか)

第3章 政策から日本を考える(日本の人口はどこまで減ってしまうのか、国の予算は100兆円を超え、過去最大級が続いているが大丈夫なのか ほか)

第4章 世界の動向を捉える(アジアの軍事バランスはどう変わったのか、中国経済の現状はどうなのか ほか)

用語索引

 

 

【No1921】Q&A日本経済のニュースがわかる!2026年版 日本経済新聞社 日経BP日本経済新聞出版(2025/09)

255P「メンデスの罪を告発するとき、必ず、人差し指を突き付けてこう言うのよ『あなたの犯罪計画は、どうしてそんなに杜撰なの?』―ってね」 名セリフだな。

 

赤ずきんがいろいろな国に立ち寄るとそこで事件に巻き込まれてしまいます。

赤ずきんは事件(死体)に出会わないといけないのだ。

殺人!?事件が起きると、赤ずきんが上手く謎を解き明かして解決するのです。

たいていいつもこうなることがわかっちゃいるけれども読んでいくのが楽しい!

 

ウサギとカメ、キツネとブドウ、オオカミ少年、アリとキリギリス、町のねずみと田舎のねずみ、北風と太陽など教訓あふれるイソップ童話がたくさん出てきます。

 

イソップが北風と太陽で伏線が回収される。

分かっているキャラクターたちが登場すると、一々説明することなく自然と脳にプロットされてストーリーの展開がしやすくなるのではないかと薄々かんずいていますよ。

 

 

 <目次>

うさぎとかめは移動する  

信用できないアリの穴

オオカミ少年ゲーム

幕間1 よくばった子犬    

幕間2 町のねずみと田舎のねずみ  

北風と太陽

 

青柳碧人さん

1980年千葉県生まれ。早稲田大学卒業。2009年『浜村渚の計算ノート』で第三回「講談社Birth」小説部門を受賞してデビュー。19年刊行の『むかしむかしあるところに、死体がありました。』は多くの年間ミステリーランキングに入り、本屋大賞にノミネートされた。

脳トレの第一人者川島隆太さんが65歳を迎えて、加齢研究成果をまとめた本です。

予期せぬ出会いが脳を活性化する。目標を立てることを習慣化すれば脳が若返る。

わからないことがあれば紙の辞書で調べるなど、人とコミュニケーションをとるにはスマホのメッセージではなく電話をかけて話をする、電話をするより実際に会いに行くなどのあえてのちょっと面倒な不便を選んで脳の老化を防ぐのです。

 

勉強になったことが2つありました。

飲酒の量に関係なく酒を飲んだら脳が委縮するということがわかってきたそうです。

124P 飲酒は適量ならいいのか?

お酒を飲み過ぎた後に、記憶が飛んでしまう状態は、アルコールによって引き起こされるアルコール使用障害というものですが、アルコールを過剰に摂取することは、恒常的になるとアルコール使用障害だけでなく、認知症のリスクも高まってしまいます。

「酒は百薬の長」という説は、近年の研究では残念ながら否定すべきものと言えるでしょう。

アルコール摂取は脳血管障害のリスク因子となることや、生涯におけるアルコール量が多くなるほど脳容量が少なくなる事も確認されています。

つまり、一度にではなくても、飲めば飲んだだけ脳は萎縮するということです。

 

脳が、まるで宝くじが当たったかのようになれますから、お互いに褒めましょう。褒められましょう。

154P 褒め言葉は宝くじ当せんと同じくらいの衝撃

褒めることが上手になると。脳が活性化するということです。

人を褒めるというのは、状況を理解して、かつ、その人の今の在り方や気持ちを理解した上で言葉を選んだり、自分の行動も鑑みながら発言したりするということですから、非常に高度な脳の活動です。人を褒めると前頭前野が強く活性化します。人の気持ちは置かれている状況によって揺れ動くものであるので。今この瞬間どうやって相手を褒められるか見つけ出すためにすごく脳を使っているのです。

言葉で褒められたときに、脳の中で何が起こるかというと、面白いことに、宝くじ当たってお金をもらえた時と同じ反応をしているのです。脳にとってのご褒美は、言葉であろうとお金だろうと何だろうと全部同じで、報酬系という回路が活発に働くということが分っています。

「日常のその服、よく似合うね」「このシチュー、すごくうまい」そんな何気ない一言が、相手の脳に宝くじで大金が当たったぐらいのインパクトを与えているのかもしれません。

 

 

 <目次>

はじめに

第1章 60代以降に老ける人と老けない人の差

第2章 続けると大きな差がつく毎日の習慣

第3章 脳と身体が健康になる運動習慣

第4章 「老けない脳」をつくる食事と睡眠の習慣

第5章 人とつながる習慣が人生を楽しくする

第6章 私、川島隆太流が実践する老後のための習慣

特別付録

おわりに 

 

 

川島隆太さん

1959年千葉県生まれ。医学博士。東北大学医学部卒業、同大学院医学研究科修了。スウェーデン王国カロリンスカ研究所客員研究員、東北大学加齢医学研究所助手、講師、所長を経て、現在は同研究所の教授を務める。脳活動のしくみを研究する「脳機能イメージング」のパイオニアであり、脳機能研究の第一人者。著書、監修書多数。認知症高齢者や健常者の認知機能を向上させるシステムの開発や、「脳を鍛える」をコンセプトとする産学連携活動に尽力している。2024年より宮城県蔵王町観光大使に就任。

喜久雄の父、立花権五郎が庭の雪を赤く染めてしまう冒頭のワンシーンが印象に強く残っていた。

読み始めた途端にその映画の場面が頭に蘇ってきた。

 

立花喜久雄は、任侠の家に生まれながらも歌舞伎の名門・花井家に引き取られて女形として芸の道に人生を捧げる。

普通に見ていると(読んでいると)その複雑な生い立ちと芸への情熱に胸が打たれてしまうだろう。

 

喜久雄役の俳優吉沢亮さん。「藤娘」など彼の美貌と演技力がある艶姿が頭から離れない。

先に映像を見てから本を読むのも、先に本を読んでから映画を見てもよい。どちらひとつでも両方でも楽しめたらそれでよいと思った。

 

337-338P

「いや、自分でも分かっちゃいるんですけどね、ここ最近ずっと、なんかこう探してるものが見つからねえっつか、無理に他のこととしてても、それが気になって仕方がねえっていうか」

「なんだい、その探してるものって」

「ほんとに、なんなんだろうねえ」

「え?自分で何探してるのかもわかってねえのかよ」

「景色は景色なんだけどね」

「景色?」

「そう景色。……そりゃあ、きれいな景色でさ。この世のものとは思えねえんだ。あれを舞台でやりてえなって。あんなかで踊れたら、俺はもう役者やめたっていいなって」

「だから、どんあ景色だよ?」

「だから、それがわからねえから困ってんじゃないですか」

 

378P

立ち尽くす喜久雄の耳に聞こえてくるのは、男たちの叫びでも、ましてや雪の静寂でもございません。ドロドロドロとさらに鳴り響く大太鼓、と同時に二階席の瓦屋根に現れたものが、怒りで頭から湯気を立たせ、大襖を頭上に掲げた父、権五郎。右に左に睨みを利かせ、「喜久雄!よう見とけ!しっかりその目で見とけよ!」

と、叫んだのは先か後か、諸肌脱いだその胸から噴き出した血潮が、庭の雪を、池の氷を、そして喜久雄の白い頬を、ぱっと赤く染めたのでございます。

 

 

 <目次>

上 青春篇

第一章 料亭花丸の場

第二章 喜久雄の錆刀

第三章 大阪初段

第四章 大阪二段目

第五章 スタア誕生

第六章 曽根崎の森の道行

第七章 出世魚

第八章 風狂無頼

第九章 伽羅枕

第十章 怪猫

 

下 花道篇

第十一章 悪の華

第十二章 反魂香

第十三章 Sagi Musume

第十四章 泡の湯

第十五章 韃靼の夢

第十六章 巨星墜つ

第十七章 五代目花井白虎

第十八章 孤独落日

第十九章 錦鯉

第二十章 国宝

解説 瀧 晴巳

 

吉田修一さん

1968年長崎県生まれ。97年に『最後の息子』で文學界新人賞を受賞し、デビュー。2002年に『パレード』で山本周五郎賞、『パーク・ライフ』で芥川賞を受賞。純文学と大衆小説の文学賞を合わせて受賞し話題となる。07年『悪人』で毎日出版文化賞と大佛次郎賞、10年『横道世之介』で柴田錬三郎賞、19年『国宝』で芸術選奨文部科学大臣賞と中央公論文芸賞を受賞

住宅団地の建設から時間が経ってくると、そこに住んでいる人が必然的に高齢化してくる。部屋を所有し誰かほかの人に貸し出すこともあるだろう。

平均年齢60歳!?

管理人がいない。リフォームされていない。バカという文字が書かれた落書きがある。放置された自転車等々。

この猿山団地は、高齢化も含めて諸問題が山積。生死や身寄りの有無など切実さも伝わってくる。

 

管理人となった桐子と孫のような雪菜とのコンビが好い感じで時間を進めていく。このふたりの人柄からとても好感が持てた。

久々の団地住民の名簿づくりから始めてみると、次々と住人の闇が明らかになっていく。

団地でのアウトリーチ活動により閉ざされた住人たちの心を徐々にほどいていく。

彼らが住む「管理人室」から、誰もが気軽に立ち寄れるような「相談室」へと変化していく過程は読んでいて気持ちがよかった。

またこれからも相談室日記が続いていくような終わり方はそれで良かったと思う。

 

 <目次>

第一章 老朽

第二章 病気

第三章 借金

第四章 結婚

第五章 孤独死

最終章 暴力

 

原田ひ香さん

1970年神奈川県生まれ。「リトルプリンセス2号」で第34回NHK創作ラジオドラマ大賞受賞。2007年「はじまらないティータイム」で第31回すばる文学賞を受賞

これまでの日記シリーズは、ほぼ著者が仮名でした。しかし、この著者の清水さんは、ネットで照会してみると列記とした本名であり元市長さんでした。

外務省に務めインドに駐在していた清水さんは、投票日の1カ月半前に急遽帰国して鎌ケ谷市市長選に出馬した、そのときの決意。5期務めた鎌ケ谷市市長を辞して衆議院選挙に日本維新の会の公認で挑んだ、そのときの決意など、それぞれの結果はともあれ、ぼくは、いずれも彼の覚悟を持った次への行動であったと思いました。

これまでの顛末も含めて、学歴詐称の話題もあって政治家としての日常の大変さや、日本ハムファイターズ対応での彼の人間味があふれ出る行動などがリアルに描かれていました。

これも面白い日記(読み物)でした。

 

 

 <目次>

まえがき 政治家の本が面白くないわけ

第1章 これが市長の日常です

第2章 落下傘候補、舞い降りる

第3章 市長を出せ!

第4章 終わり悪ければすべて悪し

あとがき 先行きの見えない日々

 

清水聖士さん

1960年、広島県生まれ。麗澤大学客員教授。早稲田大学卒業後、米ウォートンスクールMBA、伊藤忠商事を経て、外務省へ。2002年、前市長逮捕により行なわれた鎌ケ谷市長選挙に選挙権もないままインドから落下傘候補として出馬。763票差という大激戦を制し、市長に就任。以来、5期19年にわたって同市市長、千葉県市長会会長も務める。2021年、任期途中で市長を辞し、衆院選に出馬するものの…

 

【No1916】市長たじたじ日記 落下傘候補から、5期19年、市長務めました 清水聖士 三五館シンシャ フォレスト出版(2025/07)

春夏秋冬時などにときどき夜空を見上げたくなります。

水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星など、天体や星の魅力など天文学の世界を図解しながらわかりやすく紹介しています。

天文学とは、人類最大の謎とも言える宇宙はどうなっているのかを観測によって解明しようとする研究分野。最も歴史のある学問のひとつです。

この世界でわかっていることは一握りで、面白さはまだわかっていないことが非常に多いことです。

宇宙はとてつもなく広大であり、その謎を解き明かす過程には、たくさんのロマンが詰まっていると思います。

 

78P 最新の望遠鏡は地球ではなく宇宙にある

望遠鏡を活用して銀河や超新星爆発などの画像を撮影し宇宙の調査・研究に役立てられています。

宇宙空間には大気が存在しないため、天候に左右されたり光害が影響したりするなどの影響を受けることなく鮮明な状態で宇宙の観測を行うことができます。

1990年NASAの宇宙計画で打ち上げられたハッブル望遠鏡、2021年、ハッブル望遠鏡と比べて100倍の観測能力があるジェイムズ・ウエッブ宇宙望遠鏡も打ち上げられた。さらなる宇宙の解明が期待されています。

 

92P 地動説がキリスト教に正式に認められたのは、平成4年と意外と最近

1992年、ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世がガリレオ裁判を再評価し、当時の誤りを認めたことで正式に歴史的評価を得ることとなったのです。

 

109P ガガーリンの名言「地球は青かった」

1961年に旧ソ連のユーリイ・ガガーリンが人類初の有人宇宙飛行に成功。「空はとても暗く、地球は青みがかかっていた。」

 

110P アームストロングの名言 月面着陸

「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。」

 

114P 国際宇宙ステーション(ISS)

地球は回る軌道上を一日約16回周回している。

宇宙空間という特殊な環境下で長期的・継続的に実験や研究を行い、人類の科学の発展に寄与している。

 

 

 <目次>

はじめに

プロローグ1、プロローグ2

第1章 思わず夜空を見上げたくなる星と天体の話(よく話題になる日食や月食ってどんなもの?何に見える?場所によって月の見え方が違う理由 ほか)

第2章 大人も答えられない宇宙の不思議とギモン(太陽の色は白?オレンジ?見る時間帯で変わるワケ、リキュウ、ホクサイ…水星には日本人の名前がある ほか)

第3章 天体観測のすごすぎる進化(天体の肉眼観測は5000年前から行われていた、望遠鏡の登場で天文学は飛躍的に前進した ほか)

第4章 歴代の天文学者たちの『説』を徹底検証(かつて宇宙=女神と考えられていた、感覚的には納得?地球が止まって天体が動いている「天動説」とは? ほか)

第5章 宇宙へ行きたい!「人×宇宙」のこれまでとこれから(1957年に人工衛星の打ち上げに成功、人類が初めて宇宙に旅立ったのは1961年 ほか)

巻末特集 形と観測時期がわかる!88星座一覧

 

 

渡部潤一さん

1960年福島県生まれ。東京大学理学部卒、同大学院修了。自然科学研究機構国立天文台副台長を経て、同天文情報センター長・上席教授、総合研究大学院大学教授。理学博士。専門は太陽系天文学で、彗星、流星、小惑星、太陽系外縁天体の観測的研究に従事。2006年、国際天文学連合の惑星定義委員として、準惑星という新たなカテゴリーを設け、冥王星をその代表的存在とする決定に関与した。研究のかたわら、最新の天文学の成果を講演や執筆を通じてわかりやすく伝える活動も行う。

人生を賢く生きていきたいものだ。そのために、独身時、結婚後、働き盛り時、老年期など一生のうちの節目節目に関わるいろいろな税金や各種の所得控除を知っておきたいと。

モノを買う時には、消費税がかかります。例えば、車の場合は、消費税のほか自動車税種別割、自動車税環境性能割、自動車重量税などがかかります。

相続や贈与、不動産にかかわる税金に関し疑義があり知識が不確かであれば、豊富な実務経験を持つ専門家の税理士さんに問い合わることが大切です。

実生活で必要となる所得控除、医療費控除、配偶者控除、扶養控除、ひとり親控除や、生活に密接に関係がある相続、贈与、住宅、株式、年金などに関する各種税金のしくみを図解しながらわかりやすく解説しています。

そのときたとえ詳細な知識がなかったとしても、こんな税金がかかってくるのではないか、なにか控除することができるのではという視点を持っておくとよいのです。

こうしてプロの税理士さんらといっしょに自分事としてしっかりと意見を交わしながら税金対策していくことができれば、節税にもつながり有意義で豊かな人生の計画をたて易くなるのではないかと思うのです。

 

 <目次>

はじめに 

1 くらしと税金(なぜ税金を納めるのか、税金の種類 ほか)

2 サラリーマンの税金(サラリーマンの給与所得、必要経費として認められるのは ほか)

3 不動産にかかる税金(不動産を取得したときにかかる不動産取得税、不動産取得税の軽減の特例 ほか)

4 相続・贈与にかかわる税金(相続のあらまし、相続税のしくみ ほか)

5 さまざまな税金(自動車を所有するとかかるさまざまな税金、酒とたばこに含まれる税金 ほか)

 

 

芥川靖彦さん

東京生まれ。早稲田大学法学部中退。1986年芥川税理士事務所設立。2004年税理士法人元(GEN)設立。2012年から23年に早稲田大学にて相続税の講義を務める。日本税理士会連合会元理事。日本税理士会連合会の全国統一研修会、税理士登録時研修会において講師を務める

 

篠﨑雄二さん

茨城生まれ。駒沢大学経済学部卒業。1992年篠﨑税理士事務所を設立。中小企業の税務コンサルティングや、相続・不動産に関する税務指導にあたる。簡単・親切・丁寧な指導がモットー

 

【No1914】図解わかる税金2025-2026年版 芥川靖彦 篠﨑雄二 新星出版社(2025/05)