タイトルから少々気になりました。
生活をしていると日常に様々なトラブルが潜んでいます。明日の私やあなたかもしれない数々の裁判沙汰の事件が書かれてあります。
積水ハウスの地面師事件や、定年後再雇用による基本給6割カットした件、洗剤の試供品を持ち帰ったら窃盗で銀行副店長が解雇された件、中学生の息子をいじめた生徒を父母が140分追及し訴訟合戦の泥沼事件等々。
いつ自分が加害者や被害者になるかも分からない。
だから、雇用関係のトラブルなどは、過去の同様の事例から事前に学び想定しておいたほうがよいのではないかと思います。
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事実はひとつでも、真実は人の数だけある。
ドラマ化もされた人気マンガ「ミステリと言う勿れ」にそんなセリフがありました。
判決が勝ち負けを明確に示していても、単純に「勝訴」「敗訴」と割り切ることが難しい事案は珍しくありません。同じ事実も立場が異なればまったく違って見え、双方の視点に立ってみれば、それぞれの言い分が説得力を持って響いてきます。
どんな争いでも、そこにいるのは紛れもない生身の人々。その切実な訴えと告白に触れたとき、気付かされることでしょう。
これは明日の私やあなたかもしれない。
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「法の不知はこれを許さず」という法諺がある。法律を知らなかった場合でも違法行為は罰せられる、との趣旨だが、本書にある具体的なトラブルを巡る適用法令や法解釈、司法判断を読むにつけ、得られるべき権利を守るためには「法の知」が不可欠であることを実感する。
<目次>
はじめに
第1章 会社員たちの転落劇。小さな慢心が悲劇を呼ぶ
第2章 まさか、あの会社で。有名企業のスキャンダル
第3章 平穏な家庭が壊れていく。溶けていくお金に、ご近所トラブル
第4章 会社員はつらいよ。今どき職場の悲喜こもごも
第5章 パパ活なのか、恋なのか。男女のすれ違いが事件になるとき
第6章 秘密資金に粉飾、脱税…闇落ちする経営者たち
第7章 職場であった本当に怖い話。日常に流れる狂気
第8章 SNSの闇。バズリから生まれる誹謗中傷、毀誉褒貶
第9章 若者たちの心に、司法はどこまで迫れるだろうか
おわりに
初出・執筆者一覧
【No1923】まさか私がクビですか? なぜか裁判沙汰になった人たちの告白 日本経済新聞「揺れた天秤」取材班 日経BPマーケティング(2025/03)










