これまでの日記シリーズは、ほぼ著者が仮名でした。しかし、この著者の清水さんは、ネットで照会してみると列記とした本名であり元市長さんでした。
外務省に務めインドに駐在していた清水さんは、投票日の1カ月半前に急遽帰国して鎌ケ谷市市長選に出馬した、そのときの決意。5期務めた鎌ケ谷市市長を辞して衆議院選挙に日本維新の会の公認で挑んだ、そのときの決意など、それぞれの結果はともあれ、ぼくは、いずれも彼の覚悟を持った次への行動であったと思いました。
これまでの顛末も含めて、学歴詐称の話題もあって政治家としての日常の大変さや、日本ハムファイターズ対応での彼の人間味があふれ出る行動などがリアルに描かれていました。
これも面白い日記(読み物)でした。
<目次>
まえがき 政治家の本が面白くないわけ
第1章 これが市長の日常です
第2章 落下傘候補、舞い降りる
第3章 市長を出せ!
第4章 終わり悪ければすべて悪し
あとがき 先行きの見えない日々
清水聖士さん
1960年、広島県生まれ。麗澤大学客員教授。早稲田大学卒業後、米ウォートンスクールMBA、伊藤忠商事を経て、外務省へ。2002年、前市長逮捕により行なわれた鎌ケ谷市長選挙に選挙権もないままインドから落下傘候補として出馬。763票差という大激戦を制し、市長に就任。以来、5期19年にわたって同市市長、千葉県市長会会長も務める。2021年、任期途中で市長を辞し、衆院選に出馬するものの…
【No1916】市長たじたじ日記 落下傘候補から、5期19年、市長務めました 清水聖士 三五館シンシャ フォレスト出版(2025/07)
