【No1915】眠れなくなるほど面白い 図解天文学の話 渡部潤一 日本文芸社(2025/05) | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
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一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

春夏秋冬時などにときどき夜空を見上げたくなります。

水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星など、天体や星の魅力など天文学の世界を図解しながらわかりやすく紹介しています。

天文学とは、人類最大の謎とも言える宇宙はどうなっているのかを観測によって解明しようとする研究分野。最も歴史のある学問のひとつです。

この世界でわかっていることは一握りで、面白さはまだわかっていないことが非常に多いことです。

宇宙はとてつもなく広大であり、その謎を解き明かす過程には、たくさんのロマンが詰まっていると思います。

 

78P 最新の望遠鏡は地球ではなく宇宙にある

望遠鏡を活用して銀河や超新星爆発などの画像を撮影し宇宙の調査・研究に役立てられています。

宇宙空間には大気が存在しないため、天候に左右されたり光害が影響したりするなどの影響を受けることなく鮮明な状態で宇宙の観測を行うことができます。

1990年NASAの宇宙計画で打ち上げられたハッブル望遠鏡、2021年、ハッブル望遠鏡と比べて100倍の観測能力があるジェイムズ・ウエッブ宇宙望遠鏡も打ち上げられた。さらなる宇宙の解明が期待されています。

 

92P 地動説がキリスト教に正式に認められたのは、平成4年と意外と最近

1992年、ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世がガリレオ裁判を再評価し、当時の誤りを認めたことで正式に歴史的評価を得ることとなったのです。

 

109P ガガーリンの名言「地球は青かった」

1961年に旧ソ連のユーリイ・ガガーリンが人類初の有人宇宙飛行に成功。「空はとても暗く、地球は青みがかかっていた。」

 

110P アームストロングの名言 月面着陸

「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。」

 

114P 国際宇宙ステーション(ISS)

地球は回る軌道上を一日約16回周回している。

宇宙空間という特殊な環境下で長期的・継続的に実験や研究を行い、人類の科学の発展に寄与している。

 

 

 <目次>

はじめに

プロローグ1、プロローグ2

第1章 思わず夜空を見上げたくなる星と天体の話(よく話題になる日食や月食ってどんなもの?何に見える?場所によって月の見え方が違う理由 ほか)

第2章 大人も答えられない宇宙の不思議とギモン(太陽の色は白?オレンジ?見る時間帯で変わるワケ、リキュウ、ホクサイ…水星には日本人の名前がある ほか)

第3章 天体観測のすごすぎる進化(天体の肉眼観測は5000年前から行われていた、望遠鏡の登場で天文学は飛躍的に前進した ほか)

第4章 歴代の天文学者たちの『説』を徹底検証(かつて宇宙=女神と考えられていた、感覚的には納得?地球が止まって天体が動いている「天動説」とは? ほか)

第5章 宇宙へ行きたい!「人×宇宙」のこれまでとこれから(1957年に人工衛星の打ち上げに成功、人類が初めて宇宙に旅立ったのは1961年 ほか)

巻末特集 形と観測時期がわかる!88星座一覧

 

 

渡部潤一さん

1960年福島県生まれ。東京大学理学部卒、同大学院修了。自然科学研究機構国立天文台副台長を経て、同天文情報センター長・上席教授、総合研究大学院大学教授。理学博士。専門は太陽系天文学で、彗星、流星、小惑星、太陽系外縁天体の観測的研究に従事。2006年、国際天文学連合の惑星定義委員として、準惑星という新たなカテゴリーを設け、冥王星をその代表的存在とする決定に関与した。研究のかたわら、最新の天文学の成果を講演や執筆を通じてわかりやすく伝える活動も行う。