岸博幸さんは、経済産業省官僚として竹中平蔵氏の大臣補佐官を務めた経歴を持つ。
政治家に求められる資質は大きく三つ――政策においてクリエイティブな発想や構想を描けること、「伝える技術」として説明能力を備えていること、そしてケンカのように激しい議論を戦わせる胆力を持つこと――だと語る。
岸さんは現在、多発性骨髄腫という血液のがんを患い、余命10年との宣告を受けながらも治療を続けつつ精力的に活動している。本来なら療養に専念すべき状況でありながら、参議院選挙への出馬、テレビ出演、講演活動など、可能な限り「行動」を選び続けている。その姿勢に、私自身も学ぶべきものがあると感じている。
「たとえ明日、人生の終わりがやってくるとしても納得できるように、今日という1日を全力で生きる。僕の取り得る選択肢は、もうそれしかない」
目次
まえがき
第1章 ザイム真理教の真偽
第2章 霞が関に巣食う真理教
第3章 霞が関の問題点
第4章 ザイム真理教と消費税減税
第5章 政治のこと
第6章 人生と仕事
あとがき
著者略歴
岸博幸さん
経済評論家。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授。1962年東京都生まれ。一橋大学経済学部卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。在籍中にコロンビア大学経営大学院へ留学しMBAを取得。資源エネルギー庁長官官房国際資源課などを経て、2001年には小泉純一郎内閣の経済財政政策担当大臣・竹中平蔵氏の大臣補佐官を務める。経産省退官後はテレビや講演など幅広く活躍。2023年1月、多発性骨髄腫の診断を受ける。
【No1931】ザイム真理教と霞が関の真実 余命8年の元官僚が命を賭ける日本再生の処方箋 岸博幸宝島社(2025/07)
