
お医者さんがこうおっしゃっておられるから正しいのでしょう。
88P 医者が絶対ではありません。自分独自の健康知識持ちましょう
友人は少なくなったとしても、知り合いが多いとこころが豊かになります。
106P 友だちの数より知り合いの数を大切に。一歩踏み出して新しい人間関係を。
知りたいを増やすために、一歩踏み出して新しいことにチャレンジすることです。老後の生活に安心と豊かさをもたらしてくれるのは気軽な知り合いです。
何か一つでもこういう人になれたらよいかと。
110P 会って楽しい人、話を聞きたい人は、好奇心旺盛、やさしい、誠実、謙虚、フェアという共通する特徴があります。
人生観、宗教観、政治観、社会観など違います。他人とは意見の相違があります。対立は生じます。
136P 意見の対立があっても感情に翻弄されず、相手への敬意を忘れてはいけません。
世間体を気にしない、嫌なことはしない。我慢しないことを、楽しさが最優先です・
146P 行動基準は楽しいかどうかで決める。義務感から解放されよう
お金は、貯めるだけでなく健康なうちに使いたいときに使いましょう。いつか将来使いたくても使えなくなりますから。
166P いまを楽しむ、お金は生きているうちに生かしましょう
和田秀樹さんのように人間の機微を分かっておられお医者さんが近くにおられたら、真っ先に生き方の相談をしに行きますよ。
年齢を重ねてから人生を豊かに生きていくための言葉や、老後を明るく楽しく、より良く生きていくためのコツを、大人気精神科医の著者が語りつくした珠玉の名言集。老いがもたらす生きにくさを解消し、上機嫌で暮らしていくためのメソッドが満載の一冊です。
「年齢を重ねることで誰でも感じる〝生きにくさ〟を少しでも減らすためにはどうすればいいのか。本書は、老いがもたらす生きにくさを解消し、人生後半を楽しく、上機嫌で暮らすための思考法や物事の見方を端的に示す言葉を、コンパクトにわかりやすくまとめたものです。50代、あるいは60代以上の読者の方々にとって、本書がお役に立つことを願ってやみません」(本書内「はじめに」より)
<目次>
はじめに これからの人生は「やりたいこと」「好きなこと」を。
第1章 人生の「質」(セカンドライフでは「人の目」より、「自己満足オーライ」が幸せの秘訣。帽子をかぶってみる、眉毛を整える―ちょっとのおしゃれが行動範囲と出会いを広げる。ほか)
第2章 心と身体の「健康」(「老い」という「変化」は怖いものではありません。変えられないことは、あきらめればいいのです。あなたは闘う派?受け入れる派?ある時期までは闘って、老化スピードを遅くする。ほか)
第3章 まわりとの「つながり」(友だちの数より知り合いの数を大切に。一歩踏み出して、新しい人間関係を。人が集まってくるのは話が面白い人。「おや?」「えっ!?」「へえー!!」で会話上手に。ほか)
第4章 これからの「生き方」(行動基準は「楽しいかどうか」。高齢になったら義務感から解放されよう。将来に不安を感じ、悩みが深くなったときは、かつての「憧れの人」の生き方を思い出してみる。ほか)
和田秀樹 さん
1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長。立命館大学生命科学部特任教授。一橋大学・東京医科歯科大学非常勤講師。高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたり高齢者医療の現場に携わっている
【No1680】老いを楽しむ人生の言葉 和田秀樹 にゃんとまた旅/絵 Gakken(2024/03)