【No1710】大人になったら読めない漢字 ことば探求舎 青春出版社(2024/08) | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
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一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

小学校で教わった漢字のなかで、大人になって読めない漢字があります。

読み間違えやすい漢字を少し取りあげてみます。

その言葉の前後につながる文章があれば、前後関係の意味から読みが推測できるかもしれません。

「文る」→かざる、「活る」→よみがえる、「案る」→かんがえる、「利い」→するどい、「動もすると」→ややもすると、「禁める」→とどめる等々。

見たことがあるけれども読むことが難しい漢字を取り上げていました。

なかなか面白い視点から作られた本だと思います。

4P 教育漢字を含む熟語には、複数の読み方があることが多いため、生涯、文脈に応じて、正しく読み分ける判断力が必要になるのです。

漢字の誤読の多くは、簡単と思われがちな教育漢字で発生しています。

「真の難読漢字」は、小学校で習う教育漢字なのです。

 

 <目次>

まえがき

第1章 小学校で習っても読み間違える「熟語」の罠

第2章 なぜか大人が読み間違える「熟語」の罠

第3章 「漢字力」のカギをにぎる言葉の読み方

第4章 「成句」を正しく使いこなすのが、大人の日本語

第5章 「形容詞」「動詞」は、読めない漢字の宝庫です

第6章 人と暮らしをめぐる漢字の話

第7章 身の回りの言葉を読みこなすコツ

第8章 ニッポンの四季と自然にかかわる言葉

第9章 歴史、地理、宗教、文化…教養が試される日本語