戦争をしないように、過去の歴史からなにか大事なことを学ばないのかと。
たとえ歴史を学んでいても、宗教、民族、領土など簡単に理解できない難しい問題があるのだ。
イスラエルの国是は「われわれは全世界に同情されながら滅亡するよりも、全世界を敵に回してでも戦い生き残る」。
ガザのハマスの内在的論理はどうなのか。またロシアやウクライナはどうなのか。
それぞれにはそれぞれに至った理由や大義があるものだろう。
ある一方だけの偏ったニュースや情報から物事の良し悪しを判断する危うさを知った。
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オルテガ・イ・ガセット「大衆は政治家を評価する際、誰かの意見を参考に賛成か反対かを述べる」
ジグムント・フロイト「人間から攻撃的性格を取り除くことなどできない」
アルベルト・アインシュタイン「教養のない人より知識人のほうが、致命的な行動に走りやすい」
<目次>
序章 なぜ人間は戦争をやめられないのか?(戦争を煽るのは大衆ではなく知識人、戦争は外交で回避できるのか? ほ)
第1章 ロシア・ウクライナ紛争の行方(ロシアの内在的論理とは何か?ウクライナ側の内在的論理 ほか)
第2章 ガザ戦争にひそむ殉教と報復の論理(パレスチナ問題のそもそもの発端とは?イスラエルの内在的論理 ほか)
第3章 東アジアの有事の可能性を読む(アジアのパワーバランスの行方、台湾有事にアメリカはどう動くか? ほか)
第4章 戦争と平和―日本の国防と未来(自由・平等・平和をめぐる寓話、相互主義がギリギリの平和を保つ? ほか)
引用・参考文献・ウェブサイト一覧
「戦争と有事」を理解するための10冊の推薦図書 佐藤優選
「戦争と有事」あとがき
佐藤優さん
1960年、東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。1985年、同志社大学大学院神学研究科修了。外務省に入省し、在ロシア連邦日本国大使館に勤務。その後、本省国際情報局分析第一課で、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕、起訴され、2009年6月に執行猶予付き有罪確定。2013年6月、執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社)で毎日出版文化賞特別賞受賞。『自壊する帝国』(新潮社)で新潮ドキュメント賞。大宅壮一ノンフィクション賞受賞
【No1711】戦争と有事(学び直しの時間)ウクライナ戦争、ガザ戦争、台湾危機の深層 佐藤 優 Gakken(2024/10)
