「情報の8割は視覚から得ている」
「超近視社会で目の病気の発症リスクは高い」
「一度失われた視野は元に戻らない」
「リモートワークの普及、生活習慣の変化、全身疾患の影響」など、パソコン、スマホなどデジタル機器の進展により利便性が高まる一方で、目は酷使し続けている。
早期発見で早期治療を、そして病気予防が肝と思っているため、定期的に眼科の検診をしている。
気をつけるに越したことはない。
後悔しないようこれからも気をつけていくつもりだ。
著者が眼科医の道を選んだ理由は、「一人でも多くの方に見える喜びをかなえる手助けをしたい」。
「失明リスクの高い病気に焦点を当て、40代以降の人が目の病気を加速させない方法、目の健康を維持するための生活習慣や食事のアドバイス、子どもの目に必要なこと」等が書かれてあった。
26P 視覚からの情報が制限されることで、脳への刺激が少なくなり、認知機能の低下やうつ病の発症につながる。
160P 老眼は治る?
適切な治療を行えば、快適に見えるようになります。
166P 眼精疲労と頭痛の関係は?
根本原因となる眼精疲労への対策で頭痛は軽減します。
168P 黄色っぽい白目を白くする方法はある?
歯のホワイトニングのように、白目部分を今より白くする方法はありません。
<目次>
はじめに
第1章 知らないと危険!放置すると怖い目の症状(「失明リスク」が高い4大疾病、目の病気が疑われる13の症状、目の構造と見える仕組み)
第2章 失明リスクを軽減!40歳から知っておくべき隠れた病気と対策(目の老化とうまく付き合っていくために~アイフレイルと白内障~、自覚症状がなくても、40歳を超えたら目の定期検査へ ほか)
第3章 目がみるみる元気になる健康習慣(生活習慣編、食事編)
第4章 目の常識を覆す!よくある疑問と最新知識をQ&Aで解説(目の健康を守るための新常識)
第5章 子どもの「見る力」を最大限に引き出す方法(子どもの弱視治療は10歳がタイムリミット;弱視のタイプと効果的な対処法 ほか)
おわりに
下内昭人さん
旭川医科大学医学部卒業。卒業後は道内の基幹病院で勤務。2016年に博士(医学)と日本眼科学会認定専門医資格を取得する。同年、日本眼科学会総合学術展示優秀賞を受賞。2017年から旭川医科大学眼科学講座の診療助教として、糖尿病網膜症と網膜静脈閉塞症の専門外来を担当し、難症例の白内障手術や網膜剥離などに対する硝子体手術を執刀。その傍ら、出張医として士別市立病院や名寄市立総合病院などの病院で地域医療に携わる。2019年国際眼炎症ワークショップ(GOIW)で眼科医向け教育セミナーにて指名講演を行う。2020年、旭川医科大学眼科同門会長賞受賞。2022年6月にしべつ眼科を開院し、現在に至る
【No1839】目の健康寿命 40代からはじめる後悔しないための生活習慣 下内昭人 講談社(2025/01)









