コピーとペーストの2キーだけのキーボードです。
主な材料は、
4連キースイッチと自作用USBスイッチケーブルの2つ。
4連キースイッチ 4-Key Cherry MX Switch Tester
自作用USBスイッチケーブル(3ボタン用) RI-SWCB3
最低、この2つだけあればできます。
まず、スイッチのほうの加工…。
今回は、コピーとペーストの2つのキーだけあれば良いので、4連キースイッチを二つに分断し、キー2つだけを使うようにします。
配線はこんな感じ。
実際に線を取り付けるとこのようになります。
機能的には、これで動作させられますが、スイッチの裏側が電極や凸部があるので、安定するように何か工作が必要です。
キースイッチのベースとなる小さなケースを探したところ、MINTIAという清涼菓子の黒いのがあったので、これを使うことにしました。
本当は、もう少し小さくて厚みのあるフリスクのケースを使おうと思ったけど、近くの店になかったので、このMINTIAで間に合わせることにしました。
開封して中身のミント菓子を取り出します。
キースイッチが入る四角の穴を開けます。薄いのでカッターでカンタンに加工可能。
下部ケースに載せて、リード線が当たるところをカットなど、必要な加工を行います。
四角の穴をあけた上カバーのほうに取り付け、ホットボンドなどで接着、固めていきます。
フタができることを確認しながら、たっぷり多めに塗布。
閉じれば、ハードの工作はおしまい。
あとは、USBスイッチケーブルに付属の設定ソフトを立ち上げて、二つのキーに、Copy と Past の機能を割り当てるだけ。今回の場合は、Key2にCopy(Ctrl+C)、Key3にCtrl+Vを設定します。
これで、コピペキーボードのできあがり。
USBキーボードと同じ扱いなので、パソコンのUSBポートに差し込むだけで、気軽にコピー&ペーストを行うことができます。(^_^)v