フルタイムの仕事をしながら

子育てをしていると、
おどろくほど処理能力が高くなります!

 

処理を終えて、ホッとすると

疲れと一緒に
達成感のようなものを感じられます。

 

 

そんな自分とは裏腹に

我が子の処理能力は

一向に進歩しない。

 

母が味わっている達成感を

我が子にも味わってほしい。

 

こんな思いを言葉で伝えようとしても

なかなか伝わりませんね。

 

これまでの試行錯誤の中での

成果を得た例を

いくつかをご紹介します。

 

テストやご褒美を活用する

何ごとも、

子ども自身が

やる気にならないと

一歩前に踏み出せないものだと

わかっているんですが、

子育ての中には

「気づくまで放っておく」

というわけにはいかないことが

たくさんあります。

 

学習への取り組み方

そのひとつです。

 

 

 

そこで、こんな方法はどうでしょう。
 

お子さんが
幼児や低学年の場合は

「ご褒美」を

用意してあげる

 

【たとえば…】

シール

約束をしてあげる
(お母さんと一緒に何かをする)

(夕食の献立)
などなどです。

 

お子さんが
中学年、高学年の場合は

テストを活用する

 

テストのために
勉強をしているわけではない
のですが

やはり点数が取れるとうれしいですよね。

 

まだ欲のない子どもたちなので

「点数を取る」ということや

やったことがテストに出たときの

あのうれしさを体験させてあげることが

よいようです。

 

テスト対策として

手を付けるところについては

あれもこれもと

欲張りたいところですが、

まずは、

テストまでの短い期間を使って、

あまり無理をさせないようにしながら

くり返すようにします。

 

次回は「処理」に近い学習と遠い学習についてです。

6月テスト対策に
先行体験に

中国四国地方編 香川県

香川県といえば、

「さぬきうどん」で有名です。

 

 

香川県では古くから栽培されてきた

小麦と瀬戸内海でとれる塩などを原材料に

うどんがつくれてきました。

 

 

兵庫県の赤穂、愛媛県の伯方と

瀬戸内海は塩づくりで有名ですね。

 

漢字で書けるかチェック!
*香川県の旧国名…讃岐

 

満濃池と香川用水

「水不足」に悩まされてきた香川県。

ため池をつくって農業用水を確保してきた

歴史があります。

 

Wikipediaより

満濃池の位置を確認。

 

また、満濃池の形もチェックしておきましょう。

 

 

 

そして、満濃池といえば

821年、満濃池を修復した際、

力を貸したといわれる空海。

 

 

雨が少ない瀬戸内地方

 

ちびむすドリルより
こちらからダウンロードできます

 

【雨(降水量)が少ない理由】

湿った空気が山脈をのぼっていくときに

ひやされて、雲ができ雨が降りやすくなります。


しかし、瀬戸内地方は

冬は、中国大陸の方からふく

季節風が中国山地でさえぎられます。

夏は、太平洋の方からふく季節風が

四国山地でさえぎられるため。
漢字で書けるかチェック!


*満濃池

*香川用水

*空海

*弘法大師

*真言宗

中国山地と四国山地

(大山国立公園近くから室戸岬近くを

結んだ線で切断した図)

 

中国地方最高峰…大山

四国地方最高峰…石鎚山

 

香川用水

四国三郎とよばれる吉野川の中流(徳島県)から
トンネルを通して香川県へ水を流しています。

 


↓↓↓↓↓

香川用水ができるまで

「水土里(みどり)ネット」香川用水

 

実際の問題に挑戦!

導水トンネルと香川用水の位置として正しいものを選ぶ問題

 


 

 

正解…う

 

子どもと万能ネギの「再生栽培」に挑戦

小5で光合成や蒸散について

小6では「見かけの光合成速度」「真の光合成速度」を学びます。

植物関連の学習は受験には必須ですね。

また、そこから人体に意識を向ける橋渡しのきっかけもつくれますね。

 

AIを活用する機会がどんどん増える社会になっていく中でも、まだまだ基礎概念は必要でしょうし、植物関連の体験は「統計学的概念」にもつながると思っています。

 

成長点を体験する

 

今回のネギの再生栽培からはたくさんの体験が可能ですが
まずは単子葉植物の「成長点」についてです。

 

キャベツを保存する際、
成長点を壊して保存すると長持ちする。と
お聞きになったことはあるでしょう。

野菜は収穫後したあとも成長しているんですね。
成長には栄養や水分が必要です。
そこで、その成長を止めてしまうと鮮度が保てるということです。

単子葉植物の成長点

単子葉植物の成長点は広葉植物より下にあります。
(これにも理由があります。模擬試験や実力判定テストで出る可能性があるので
次回取り上げますね)

 

植物が成長点から葉を出し、
成長していく様子を体験してほしいので

 

料理にネギを使った際に

根元から少し上までを残し、

水につけて栽培します。

成長点が残っているので

新たに芽が出てくる様子や

成長点を体験することができます。

 

 

ネギ(単子葉植物)の場合、
根と葉の間に成長点とよばれる部分があります。
成長点から葉が生えてくるので

成長点を残していれば

葉を切っても肥料や水、光などを
与えればまた、生えてきます。



ただし、何度か繰り返しているうちに

栄養分がなくなってしまうと生えてこなくなります。

また、光の当たり方でも変化があるようです。

 

この単子葉植物が進化の過程で
成長点を根元ギリギリにしたことには
理由があります。
次回は、それについてご紹介します。

お買い物の帰り道
子どもの目の高さに

花が咲き始めていました。

子どもは花に駆け寄ります。

その背中に

「今ごろ開花するのはツツジかな」と

声をかけました。

 

ツツジといえば

「筒ジ」なので

花びらは合弁花です。


合弁花の仲間

 

でも、合弁花といっても

まだ体験の少ないわが子には

わかりにくいので、「

「まるで筒のようなかたちだよ」

「まるでラッパのようなかたちだよ」

と比喩を使って表現します。

 

比喩と同時に副詞の呼応(まるで~のように)も
ちょっと隠し味に加えます。

その花は大ぶりで豪華です。
 おしべの数は5~約10本

 花が咲いてから新葉がでます。

開花→新葉の順です。

 

その様子は

ほんの2週間前に愛でたソメイヨシノのようです。

 

子どもがじっと見つめるツツジの花の上には
葉桜になったソメイヨシノが風にゆれ、

ソヨソヨと波のような音を立てています。




ツツジとサツキはよく似ていると言われますね。
でも、サツキはツツジの開花時期には新葉を出し、
ツツジの花が終わること、
それを待っていたかのように
ツツジとは小ぶりの花を咲かせます。
新葉→開花の順ですね。
何だか、ツツジの開花を応援しているような、
見届けているように思えるのは

わたしだけでしょうか。
 

*ツツジには毒をもつものもあります。
お子さんが手にふれたりしないように
してあげてくださいね。

東京では桜も葉桜が目立つようになりました。

 

満開の桜の花が咲き終わり

ひらひらと散るのを見届けて

サクラの葉は現れます。

 

葉芽も花芽も冬の間に準備されているのに、

桜の葉は花が満開になり散り始めるまで

じっと待っています。

 

 

 

 

私の勝手な想像ですが

 

人々がどんなに
満開の桜の花を前に

感嘆し、癒されていても

母である桜の木は、

ホッとしながらも

どこかで、その成長を

案じているんではないでしょうか。

 

 

 

そして、花の散るのを見届けたら

葉芽を開かせ、つぎの年の準備を始めるのでしょう。

 

ソメイヨシノのそんな姿に

わが子の成長を

見守る母の姿を重ねてしまうのは

わたしだけでしょうか。

 

追記:

若手スタッフたちがスタッフが

インスタグラム(花マルちゃんねる)
始めてくれました。

受験で役立つ知識をご紹介しています。

よろしかったら一度お立ち寄りください。