駅のベンチで、ホームで

駅のホーム(バス停でも)、ベンチに座り
親子で、こんな会話はいかがですか。

母「あらら、○○行電車がはいってきましたよ。
  さて、この電車は何両編成でしょう。」


電車の客車を数える時は「両」なんだ。
地方では客車が1両のこともある。
客車の数は何で決まるのだろう。
 

物の数え方を体験できます。
いつも当たり前に見ているものを
ちがった視点から見る体験もできます。

(ちょっと道草)
なぜ「客車を1両、2両と数えるのか」

「両」(輛)とは両輪が備わった車体のことをさします。
本来は、電車に限らず両輪を備えた車体は
すべて「両(輌)」で数えるところですが、
車などは台で数えます。

ギザギザ ギザギザ ギザギザ ギザギザ ギザギザ ギザギザ
母「この電車からずいぶんと人が降りてくるね」
「みんな何をしに行ってきたのかな。想像してみない」
「ほら、あのおじさん、大きな荷物をもっているよ」



乗客の様子から、イメージ体験ができます。
自分の使い方だけではなく、
電車を使う様々な目的を知ることもできます。

ギザギザ ギザギザ ギザギザ ギザギザ ギザギザ ギザギザ
母「どのくらいの頻度で電車がホームに入ってくるか調べよう」
「今の時刻は何時だろう」
「電車が何分おきにホームに入ってくるのかな」


時間を体験することができます。

慣れてきたら、時刻表を見て

1時間に〇〇本あることも確認できるといいですね。

(ちょっと道草)
上記でもふれた「ものの数え方」についてです。

この体験では「1時間に〇〇本」と「本」を使います。

船や飛行機は「〇〇行きは1日5便です」のように
「便」を使います。

習うより慣れろで、くり返し体験する中で

自然と身につけられるといいですね。

ギザギザ ギザギザ ギザギザ ギザギザ ギザギザ ギザギザ 
母「あら、あの電車、うしろの電車に抜かされるかも」

前の電車がなぜ、うしろの電車にぬかされるのかを考えます。
速度の差の分だけ、距離が縮まっていくことを体験します。

これは小5の大切な学習項目「速さ」への先行体験になります。


このようにいろんな先行体験ができますね。
疲れているママの休息にもなると思います。
ぜひ、やってみてください。