【日本建国史の大真実】番外編 〜其の弐〜 | 螢源氏の言霊

【日本建国史の大真実】番外編 〜其の弐〜

 

 

 


目次

【日本建国史の大真実】第1章 〜アマ族の渡来とスサノオのオロチ退治〜

【日本建国史の大真実】第2章 〜スサノオの九州進攻とアマテラスとの和合〜

【日本建国史の大真実】第3章 〜裏天皇・タカミムスビの正体と忌部氏の呪い〜

【日本建国史の大真実】第4章 〜消された初代天皇・ニギハヤヒの日本建国〜

【日本建国史の大真実】第5章 〜オオクニヌシの不断と出雲・日向の暗雲〜

【日本建国史の大真実】第6章 〜継承者・タケミナカタの反骨と国譲りの真相〜

【日本建国史の大真実】第7章 〜次代天皇・イワレヒコの受難と第二次連合の成立〜

【日本建国史の大真実】第8章 〜真の日本人の条件と出雲族の封印解除〜

【日本建国史の大真実】番外編 〜其の壱〜







■肖像画2



スセリ姫

(須世理姫、須勢理毘売命)



モデル:長澤まさみ



選定理由:気の強い女役が似合いそうだから。
共通点:特になし。

備考:「スセリ姫」という名は、積極的な様を表しているらしいが、それは彼女が気が強く、嫉妬深かったことを意味している。


オオクニヌシが、日向の後妻にゾッコンだったことへの嫉妬心もあっただろうが、長澤まさみならそういう役が似合いそうだと思った。



これも現代的な装束だが、ピアス(耳飾り)のモデルは古墳から出土したもので、ひっつめの髪型も当時は女性の髪型として主流だった。




ニギハヤヒ(オオトシ)

(天照国照彦天火明櫛玉饒速日尊、邇藝速日命、布留御魂、大歳尊、大物主)



モデル:三船敏郎みふねとしろう



選定理由:生まれ変わりかもしれないから。
共通点:全て。

備考:前作と同モデル。とにかく今から三船とニギハヤヒの共通点を列挙するので、覚悟しておいていただきたい。



①三と八を冠している。


・ニギハヤヒ=三(日向族の象徴数)と八(出雲族の象徴数)を統合した。

・三船=名前に三と八(船=舟+八+口)がある。



②名前に「トシ」が含まれる。


・ニギハヤヒの本名は「オオトシ」。

・ミフネ〝トシ〟ロウ。



③スサノオに縁がある。


・ニギハヤヒの父はスサノオ。

・三船は映画『日本誕生』でスサノオを演じた。





④天皇と関係がある。


・ニギハヤヒは初代天皇。

・三船は天皇や皇族を何度か演じている。



⑤武勇に優れた武人である。


・ニギハヤヒは屈強な騎馬隊を率いた武将である。末裔には朝廷の軍事を司った物部もののべ氏がいる。モノノベが「モノノフ」(=武士の語源)に転じた。

・三船は元軍人であり、殺陣の腕前は凄まじいことで知られる。また武士役が多く、海外から「将軍」と呼ばれるほどサムライの代表格となった。



⑥日本の代表者である。


・ニギハヤヒは日本の建国者。

・三船は「世界のミフネ」と呼ばれるほど、世界で最も有名な日本人の一人。



⑦親族の名前に「ミカ」が含まれる。


・ニギハヤヒの妻はミカシキヤ姫。

・三船の妾の芸名は喜多川美佳、娘の名前は三船美佳。



どうだろうか、初めは印象だけで選んだモデルだったが、ここまでのシンクロが続いたなら、もはや生まれ変わりとしか言いようがない。


三船は無頼者な印象に反して、非常に気遣いができる人物であり、スターなのに誰に対しても偉ぶることがなかったそうだ。



きっとニギハヤヒもそのような人物で、人徳に溢れた人格者だったのだろう。


しかし、老後の没落という意味でも、両者とも共通しているのは皮肉なことである。



前作。



別に前作を続用しても良かったが、他の肖像と比べると写実性に差がありすぎたので、改めて描くことになった(笑)



記述の通り、ニギハヤヒが真の太陽神なので、一般的にはアマテラスがよく被っている日輪の金冠を描き加えている。



このようにパソコンでモデリングして描いた。





ミカシキヤ姫

(三炊屋媛、鳥見屋媛、長髄媛)



モデル:橋本愛



選定理由:なんとなく。
共通点:特になし。

備考:前作と同モデル。肖像は西洋風な印象を受けるが、頭の月桂冠は古墳時代の時代考証に基づいてのアイテムである。







ナガスネヒコ

(長髄彦、登美能那賀須泥毘古)



モデル:佐藤一彦さとうかずひこ吉水よしみず神社 宮司)



選定理由:生まれ変わりかもしれないから。
共通点:多数。

備考:唯一、モデルが芸能人ではないが、この佐藤一彦という人物は、過激な右翼発言をする宮司としては有名である。


本人のブログでは、中国人と韓国人は日本から出て行け的な発言が多いことで知られており、排外的な思想を持っているようだ。



実際に会ってみると、かなり気さくなじいさんだったが、本物の保守派はそういう人が多い。


ナガスネヒコのモデルを探している時に、ふと佐藤氏のことを思い出し、共通点が多いことに気がついた。



①奈良県の人物である。


・ナガスネヒコは大和国の豪族。

・佐藤は奈良県の在住。



②名前の最後が「…ヒコ」である。


・ナガスネ〝ヒコ〟

・佐藤一〝彦〟



②過激で排外的な保守派である。


・ナガスネヒコは、第一次連合とニギハヤヒの皇統を護持するため、イワレヒコ達を襲撃して東遷を妨害した。

・佐藤は、日本を守るために中国や韓国などの敵対国や、それに迎合する左翼を猛批判した。



③武人でもある。


・ナガスネヒコは武人。

・佐藤は、元警察機動隊の指揮官である。



④天皇と国に極めて忠実である。


・ナガスネヒコは、初代天皇ことニギハヤヒの忠臣であり、彼の皇統と王朝を護持するため、命を賭してイワレヒコ東遷を妨害した。

・佐藤は宮司という職業柄、天皇への忠誠心があること、そして個人的にも、日本のためなら志士のように戦って死にたいと発言している。



ナガスネヒコは、逆賊のイメージがあるので、佐藤氏本人がモデルにされていることを知れば怒るかもしれない。


だが、古代においてナガスネヒコほどの忠臣はおらず、彼のような生き方は、まさに佐藤氏が理想としている報国烈士像そのものである。




イワレヒコ(後の神武天皇)

(狭野尊、磐余彦尊、神倭伊波礼毘古命)



モデル:木村拓哉(元 SMAP)



選定理由:演じそうだから。
共通点:担ぎ上げられた人物である。

備考:前作と同モデル。もしも、神話における神武東征がエンタメ映画化されたら、神武役を演じるのはキムタクかもしれない。



前作。



嵐寛寿郎のような歌舞伎役者が神武を演じても陳腐すぎて面白くないので、古代人っぽくないキムタクなら逆に面白い。


彼は演技に幅はないが、リーダーシップのある歴史上の人物役は意外と似合う。



イワレヒコの肖像は、即位前、つまり東遷中の若き日の姿を想定していたので、23歳の時のキムタクをモデルとした。


また、キムタクはアイドル、つまり偶像として初めは権力者に担ぎ上げられた存在だったが、それなりに主体性を発揮している。


そういうところも、もしかしたらイワレヒコと共通しているのかもしれない。



東遷中のイワレヒコという設定なので、高貴さよりもワイルド感を演出するため、ざんばらの髪と毛皮の服をチョイスした。


髪型や服装は、おそらくイワレヒコの絵の中でもっともリアリティのある安達吟光の浮世絵を参考にしている。







コトシロヌシ(イビシツヌ)

(事代主、言代主神、伊毘志都幣)



モデル:田中悠太たなかゆうた



選定理由:幼い皇族役を演じていたから。
共通点:特になし。

備考:大河ドラマ『平清盛』にて、安徳天皇を演じていた子役の画像が、幼きコトシロヌシに合いそうだったのでそのまま使った。




タカヒコネ(タケツノミ)

(阿遅鉏高日子根神、賀茂建角身命、八咫烏)



モデル:yasuヤス(Janne Da Arc、Acid Black Cherry)



選定理由:カラスっぽいから。
共通点:名前が「ヤ」から始まって、「ス」で終わる。

備考:前作と同モデル。タカヒコネは神話では八咫烏(ヤタガラス)として知られている。


yasuもヤタガラスも、名前が「ヤ」で始まり「ス」で終わるという、しょうもない共通点を執筆しながら気づいた(笑)


肖像のタカヒコネの髪型のシルエットが、妙にカラスのシルエットと似ている(笑)







タケミナカタ

(建御名方神、南方刀美神)



モデル:金城武かねしろたけし



選定理由:なんとなく。
共通点:名前に「タケ」が含まれる。

備考:モデルの選定に迷ったら、名前の一部が被っている人物を探すという手法をとる。


金城はアクション俳優なので、武人役を演じることが多く、武勇に優れていたタケミナカタのモデルとしては役不足ではない。



肖像は、映画『LOVERS』にて捕吏役を演じた金城の写真をそのまま参考にしている。




イスケヨリ姫

(伊須気余理比売命、媛蹈鞴五十鈴媛命)



モデル:宮本笑里みやもとえみり(ヴァイオリニスト)



選定理由:なんとなく。
共通点:特になし。

備考:前作と同モデル。




タカクラジ(アメノカグヤマ)

(高倉下尊、天香語山命)



モデル:SUGIZOスギゾー(LUNA SEA、X JAPAN)



選定理由:なんとなく。
共通点:偉大な人物の継承者である。

備考:前作と同モデル。継承者に最も相応しい人物でありながらそうなれなかった人物の象徴として、北斗の拳のトキも意識している。





また、SUGIZOは、X JAPANのギタリストの故・hideの後継者だが、タカクラジの子孫のアマツミカボシのモデルがhideである。



すなわち、先代と後継者が逆転しているという仕掛けをしているのである。


SUGIZOはhideという偉人の継承者であり、タカクラジはニギハヤヒという偉人の継承者。




ウマシマジ

(宇摩志麻遅命、可美真手命)



モデル:河塚篤史かわつかあつし(元 陰陽座おんみょうざ



選定理由:ウマシマジっぽいから。
共通点:特になし。

備考:未制作に終わったが、2013年当時からウマシマジのモデルは、陰陽座の元ドラマーの河塚篤史(斗羅とら)にしようと決めていた。


それがやっと実現した訳だが、これまでの絵を見て分かるが、だいたいモデルは私の音楽的な好みで決まることが多い。




時代考証としては、日向族の男性は「みずら」という髪型にしている。


いかにも古代人という感じの髪型だが、これを日向族のみの髪型としているのが、私の独自の見解である。





神話を描いた絵画でも、日向族の男性はみずらであることが多く、出雲族の男性はそうでなく普通のロン毛になっている。


実は、みずらの起源は古代ユダヤで、現代でもユダヤ人はみずらに似ている髪型をしている。





そして、日向族はイスラエル2支族のユダ族の末裔なので、純粋なユダヤ人である。


しかも、古代までは天皇や皇子の髪型はみずらだったので、みずらが日向族の髪型という線はほぼ確実だろう。





そして、みずらの髪型を風習にしていた地域と日向族の渡来ルートは大体一致している。








タカヒコネとイワレヒコだけは、旅をしている途中の絵という設定なので、ほどいた髪型だという例外はある。


忌部いんべ氏もユダヤ人といえばユダヤ人だが、少し例外なので、絵画等を参考にして普通の長髪の垂髪にしている。





古代人の肖像画に関しては、男女ともに勾玉を描き加え、日向族の男性はみずら、それ以外の男性はロン毛にして人によっては髭を生やす。


それさえしておけば、それっぽくなるので割と楽なのだ(笑)





古代の後期や中世なら比較的、史料が多いので厳格に時代考証を徹底する必要がある。


しかし、古代の前期(弥生時代〜古墳時代)は史料が埴輪ぐらいしかないので、オーパーツにならない程度なら問題ない。




■紋章・国旗



出雲族の紋章・八光星




日向族の紋章・三日月



これらは、アーリオーンの証言に基づいているエンブレムであり、バビロニアの彫刻にも同じものが彫られている。






出雲・日向連盟の国旗



これについては推測の域を超えないが、純粋に星が陽、月が陰を表すので太極図になるだろうということで、古太極図をあしらった。



出雲・日向連合王朝(日本国)の国旗



これもアーリオーンの「月と星が合わさると、太陽となる」という言葉に基づく。


連盟の太極図はまだ未完成だったが、八光星と三日月が融合することで、日の丸になる。



忌部氏の家紋



まさに日本版・イルミナティという感じ。


もちろん、上記の紋章や国旗は、当時から使用されていたかは不明だが、何もないよりよほどわかりやすい。




■古代日本勢力図



157年頃〜177年頃




177年頃〜181年頃




181年頃〜185年頃




185年頃〜215年頃




215年頃〜220年頃




220年頃〜241年




241年〜247年頃




247年頃〜292年頃




292年頃




古代西日本王朝対照年表





■地図



大橋川の戦い(国譲り)




イワレヒコ東遷(神武東征)





■年表



日本建国史年表





■系図



出雲・日向・大和一族系図

中矢伸一『神々が明かす日本古代史の秘密―抹殺された国津神と封印された日本建国の謎を解く!」(1993年、日本文芸社)



大和朝時代の天皇家と勢力者系図

原田常治『上代日本正史―神武天皇から応神天皇まで』(1977年、婦人生活社)




■相関図



裏天皇による歴史・祭祀改竄の陰謀




出雲・日向連盟 盟主後継問題




九州王朝軍




第二次 出雲・日向連合王朝 組織図




古代天皇家相関図





■参考文献



原田常治『古代日本正史―記紀以前の資料による』(1976年、同志社)

原田常治『上代日本正史―神武天皇から応神天皇まで』(1977年、婦人生活社)

中矢伸一『神々が明かす日本古代史の秘密―抹殺された国津神と封印された日本建国の謎を解く!」(1993年、日本文芸社)

アートラインプロジェクト『アーリオーン・メッセージ―来たるべき地球大変動の真相(「超知」ライブラリー)』(1996年、徳間書店)





なお、当シリーズに掲載した、肖像画や図表の高画質バージョンをseesaaブログのほうにも載せてあるのでご参照あれ。


【日本建国史の大真実】高画質図表